3290.~基礎は強み~

3290.~基礎は強み~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「スラスラ、嬉しい!」(10月28日)~

おはようございます。所沢教室の佐藤です。

先日、「基本の大切さ」を実感した場面がありました。

Yくんと、十の位、百の位の繰り上がり・繰り下がりがある筆算をしていた時のことです。

久しぶりに筆算をしているのを見ましたが、これまでの積み重ねの成果なのでしょう、

以前よりも格段にスラスラと計算していました。

そして何よりはっとしたことには、少し微笑んでいて表情が生き生きとしていたのです。

「スラスラできて、嬉しい!」という気持ちが伝わってきました。

今のYくんにとっては簡単な一の位の繰り上がり・繰り下がり。

でも、習得するまでは 大変な苦労をしていました。 

それを乗り越え努力を続けていくことで、

より難しい計算も自信を持って出来るようになったのですね。

Yくんの微笑みが心に残りました。

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◇ワンポイント・メッセージ◇

一の位の繰り上がりが分かれば、十の位の繰り上がりも、百の位の繰り上がりも分かる。そうですね、その通りですね。基礎ができていることは、本当の強さとなります。基礎があってこそ、上に積み重ねていくことができます。Yくんの微笑み、「できること」が本当にうれしかったのでしょうね。

 

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3287.~中学受験~

3287.~中学受験~

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 ~今日のElephasブログ:「学習、集中!」(10月24日)~

おはようございます。所沢教室の小山です。

5年生のS君。

国語、算数の教科学習を中心に、平日の夜、2時間続きの授業に取り組んでいます。

ご自宅から一時間かけて来室されるので、

夕飯は9時近くになってしまうそうですが、集中して学習しています。

5年生になって内容が難しくなってきたこともあり、時々「もうやだ!」と嘆くこともありますが、

そんな時は、折り紙やブロックなど具体物を使って、理解を促します。

作業は、行き詰まった時の気分転換にもなります。

途中、トイレに立つことさえ拒否して、没頭するS君。

中学受験まであと一年以上ありますが、

息切れしないように準備を進めていきたいと思います。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

S君、すばらしい集中とがんばりですね。難しい問題に閉口した時は、誰でも「もうやだ!」と嘆きたくもなりますよね。でもそこでの、気分転換がすばらしい。その後に、また課題に没頭できるとは。適度に楽しみながら、息を抜きながら、中学受験の長丁場を乗り切っていきましょう。

 

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3286.~作業に取り組む~

3286.~作業に取り組む~

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 ~今日のElephasブログ:「何でも描けるよう」(10月23日)~

おはようございます。所沢教室の増原です。

社会人のD君。

制作では、線を意識しながら、長い直線と曲線を切ることができました。

以前は、1度切りでもパーツの絵柄が切れてしまうことがありました。

自ら机の上の工作ゴミを集め、卓上ゴミ入れに入れます。

以前はゴミ入れを机の上で逆さにし、ゴミを出してしまうことがありました。

視線を外さずに課題に取り組めるようになったため、30個のシールマッチングも

あっという間にやり終えるようになりました。

終わりの時間になり「今日はこれでおしまいです。さようなら。」とあいさつをすると、

壁の時計を見て時間を確認してから席を立ちます。

但し、リュックを背負ってから名残惜しそうに再び席に座ろうとすることもあります。

 

小学生のころから長い期間エレファースに通われ、ゆっくりでも着実に理解が深まっていることを

とても嬉しく思います。

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◇ワンポイント・メッセージ◇

D君、作業性が随分高まりましたね。作業の目的と順序性を体得出来てきたのでしょう。それと共に、作業技術も向上されたようですね。時間への意識も、すばらしいですね。集中して行った授業の後でもまだ”名残惜しそう“とは、楽しんで取り組んでいらっしゃるようで何よりです。

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3286.~作業に取り組む~

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 ~今日のElephasブログ:「何でも描けるよう」(10月23日)~

おはようございます。所沢教室の増原です。

社会人のD君。

制作では、線を意識しながら、長い直線と曲線を切ることができました。

以前は、1度切りでもパーツの絵柄が切れてしまうことがありました。

自ら机の上の工作ゴミを集め、卓上ゴミ入れに入れます。

以前はゴミ入れを机の上で逆さにし、ゴミを出してしまうことがありました。

視線を外さずに課題に取り組めるようになったため、30個のシールマッチングも

あっという間にやり終えるようになりました。

終わりの時間になり「今日はこれでおしまいです。さようなら。」とあいさつをすると、

壁の時計を見て時間を確認してから席を立ちます。

但し、リュックを背負ってから名残惜しそうに再び席に座ろうとすることもあります。

 

小学生のころから長い期間エレファースに通われ、ゆっくりでも着実に理解が深まっていることを

とても嬉しく思います。

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◇ワンポイント・メッセージ◇

D君、作業性が随分高まりましたね。作業の目的と順序性が体得出来てきたのでしょう。それと共に、作業技術も向上されたようですね。時間への意識も、すばらしいことですね。集中して行った授業の後でもまだ”名残惜しそう“とは、楽しんで取り組んでいらっしゃるようで何よりです。

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3285.~「直角」を経験~

3285.~「直角」を経験~

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 ~今日のElephasブログ:「直角隊長!」(10月21日)~

おはようございます。東中野教室の渡邉です。

2年生のAさん、ブースや教室の中で直角の探検をします。

パーテーションの角、プリントの角、上を見上げて天井の正方形の模様など

講師の手を引き、いろいろなところに直角を発見。

「直角探すの名人ね。Aちゃんは直角隊長だわ」、隊長の任命に嬉しそうです。

それから講師が隊員の役になり角を探して、直角かどうか隊長が調べるという

ごっこ遊びに発展します。

PCのディスプレイ枠の角を指し、「隊長!直角見つけました。」

ところが、「ブッブー違う。 これは直角ではない。」

「どうしてですか?」

「よく見て、角が丸いだろう。」

「なるほど~ さすがですね隊長!」

言葉遣いも隊長になりきっています。

探検は終わりにして、5つの四角形のなかから長方形をさがすプリント学習をします。

隊長と隊員の立場は継続、ものさしを使って、直角と辺の長さを真剣な表情で調べます。

そして一つずつ、長方形か違うのか理由を隊長の生徒さんに説明してもらう形式で進めます。

学習したことを言葉で説明することで、より理解が深まります。

いつもと立場を変えた学習、生徒さんのワクワク感が伝わる授業でした。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

「立場を変えてのワクワク感」、本当にAさん、楽しそうでしたね。この学習の中で、「直角」という言葉を何回も使えたことでしょう。このブログの中でさえ、「直角」の言葉が7回は出てきていますから。生徒さんにとっては、「直角」という言葉さえ多くは初めての経験です。まずは言葉に親しみ、その上で「直角」を感覚的にたくさん経験していく、…とても良い学習ができましたね。

 

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3284.~それぞれの視点から~

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 ~今日のElephasブログ:「成長」(10月19日)~

おはようございます。東中野教室の新野です。

時折、季節講習や代行授業などで、以前担当していた生徒さんとお会いすることがあります。

久しぶりに授業をしてみると、その成長ぶりにいつも驚かされます。

小学生の時に担当だったHちゃん。

字や文章を書くことが少し苦手だったのですが、半年ぶりに授業をしてみると、

とても丁寧にしっかりと書けるようになっていました。

「Hちゃん、字がとても上手になったね!」

「そりゃそうですよ?中学生なんですからね!」

「すごいな?すっかりお姉さんだね。」

「先生もしっかりして下さいね!」とHちゃん。

受け答えや身のこなしも何となく大人びて…

当時は受験期の担当だったので、なかなか余裕のある会話は出来ず。

中学校生活の話を楽しそうにするHちゃんの成長を感じ、話が盛り上がった楽しいひと時でした。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

岡目八目、碁を打っている本人よりも傍から見ている人の方が八目先を見ることができるという意味ですが、子どもの成長や変化、学習の成果においてもそれは云えます。場所的にも時間的にも間を置いた方がよく見えることがあります。毎日お子さんと接している親御さまよりも、一週間毎に接している講師の方が見えるものもあります。またHちゃんの例のように、半年ぶりであるからこそ見えるものもあります。それぞれの視点から見られる、子どもの小さな成長、大きな成長を大切にしていきましょう。

 

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「成長」(10月19日)~

おはようございます。東中野教室の新野です。

時折、季節講習や代行授業などで、以前担当していた生徒さんとお会いすることがあります。

久しぶりに授業をしてみると、その成長ぶりにいつも驚かされます。

 

小学生の時に担当だったHちゃん。

字や文章を書くことが少し苦手だったのですが、半年ぶりに授業をしてみると、

とても丁寧にしっかりと書けるようになっていました。

「Hちゃん、字がとても上手になったね!」

「そりゃそうですよ?中学生なんですからね!」

「すごいな?すっかりお姉さんだね。」

「先生もしっかりして下さいね!」とHちゃん。

受け答えや身のこなしも何となく大人びて…

当時は受験期の担当だったので、なかなか余裕のある会話は出来ず。

中学校生活の話を楽しそうにするHちゃんの成長を感じ、話が盛り上がった楽しいひと時でした。

 

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

岡目八目、碁を打っている本人よりも傍から見ている方が八目先を見ることができるという意味ですが、子どもの成長や変化、学習の成果においてもそれは云えます。場所的にも時間的にも間を置いた方がよく見えることがあります。毎日お子さんと接している親御さまよりも、一週間毎に接している講師の方が見えるものもあります。またHちゃんの例のように、半年ぶりであるからこそ見えるものもあります。それぞれの視点から見られる、子どもの小さな成長、大きな成長を大切にしていきましょう。

 

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 ~今日のElephasブログ:「成長」(10月19日)~

おはようございます。東中野教室の新野です。

時折、季節講習や代行授業などで、以前担当していた生徒さんとお会いすることがあります。

久しぶりに授業をしてみると、その成長ぶりにいつも驚かされます。

 

小学生の時に担当だったHちゃん。

字や文章を書くことが少し苦手だったのですが、半年ぶりに授業をしてみると、

とても丁寧にしっかりと書けるようになっていました。

「Hちゃん、字がとても上手になったね!」

「そりゃそうですよ?中学生なんですからね!」

「すごいな?すっかりお姉さんだね。」

「先生もしっかりして下さいね!」とHちゃん。

受け答えや身のこなしも何となく大人びて…

当時は受験期の担当だったので、なかなか余裕のある会話は出来ず。

中学校生活の話を楽しそうにするHちゃんの成長を感じ、話が盛り上がった楽しいひと時でした。

 

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

岡目八目、碁を打っている本人よりも傍から見ている方が八目先を見ることができるという意味ですが、子どもの成長や変化、学習の成果においてもそれは云えます。場所的にも時間的にも間を置いた方がよく見えることがあります。毎日お子さんと接している親御さまよりも、一週間毎に接している講師の方が見えるものもあります。またHちゃんの例のように、半年ぶりであるからこそ見えるものもあります。それぞれの視点から見られる、子どもの小さな成長、大きな成長を大切にしていきましょう。

 

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3282.~急がば回れ~

3282.~急がば回れ~

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 ~今日のElephasブログ:「“自分から”」(10月17日)~

おはようございます、東中野教室の北本です。

Hくんは入会当初、色々なものに興味があって、集中力が短く、離席も目立つ生徒さんでした。

そこで、先ずは安心感を与えることとコミュニケーションをとることにフォーカスしてきました。

ひとりで対面で座るのは不安そうでしたので、90°の位置に着席してみました。が、まだソワソワしています。講師の膝に促すと、居心地が良かったのでしょう、短い時間でしたが、次週は自分から膝に着席しに来ました。

“自分から”、此処に意味があります。

決して強制はせず、気持ちを言葉にし、表情が視覚に入って柔らかく伝わるように、寄り添うことに徹底してみました。

その後、Hくんは教室に来ることを毎日楽しみにしていると、お母さまからのご報告がありました。

しばらくするとHくんは、靴を脱いで下駄箱に入れ、自分から講師用の椅子に着席。

ニコニコと笑顔で目が輝いています。授業中一度も離席することがなくなり、今では、講師の声掛けに促された指示行動も見られ、手ぶり身振りで要求を表現し、時には、講師の頭をいい子いい子となでたり、笑顔が見られ笑い声も聞かれます。

授業中の態勢は安定し、学習課題にも取り組めるようになりました。

大事にされている、認められている、褒められている、その思いがあふれているのだと思います。

今日も パタパタと走ってくる音が聞こえてきました。

さあ、楽しい時間の始まりです。

発達支援教室Elephas(エレファース)

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

「急がば回れ」、ですね。本来はこうあるべき、という形を強要せずに、生徒さんの気持ちを解し、そこに寄り添う、…できそうでなかなかできないことです。しかし、教室の講師は、その成功例をこれまでに経験しているので、回り道をすることによって、却って無理なく確実に本来求める形に到達することを信じられるのです。生徒さんにすぐに求めず、待つこと。Hくん、親御さまのご理解もあり、一歩一歩、学習態勢が形成されつつありますね。

 

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3282.~かわいい子には…~

3282.~かわいい子には…~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「他講師との授業を通して」(10月16日)~

おはようございます、武蔵境教室の萩谷です。

講習で担当講師以外の授業を受けた生徒さん方、

通常授業でいつものように授業を進めていると、

「あれ?何だか以前と違う、大人びた口調・・・」というような印象を持ちました。

しっかりしていて、ていねいで、甘えたところが少なくなっているように感じました。

いろいろな講師との授業でしっかりと受け答えができたことが、背景にあるのかな、と考えました。

生徒さん方は講習や授業を通じて、学習はもちろん、

コミュニケーション力も大きく伸ばしているのだと、改めて実感することができました。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

「かわいい子には旅を」ではありませんが、いろいろなことを知っていてくれる講師とのいつもと同じ環境での授業とは異なり、初めての講師との授業の経験では多くを学ぶことができたのでしょう。いい意味での緊張もあり、ちょっと“よそ行きの自分”で対応していたのかもしれません。そのよそ行きが、自己認識を高め、成長を促したようですね。

 

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3277.~他者性~

3277.~他者性~

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 ~今日のElephasブログ:「喜ばせる喜び」(10月10日)~

おはようございます。武蔵境教室の小泉です。

病欠のМ講師の代行授業をしました。

慣れない講師に緊張しつつも、ご自宅では気が重くて取りかかれなかったプリントに自ら手を伸ばした生徒さん。

ささっと仕上げて全問正解。その後も快調に課題に取り組んでいきました。

途中疲労が少し見えましたが、

「これすごくよくできたからМ先生に見せてもいい?」と尋ねると、またもや力が出ました。

授業の最後に「ぼくМ先生にお手紙を書く」とのことで、紙を手渡すと迷いなく書き上げました。

「М先生、いつもべんきょうおしえてくれてありがとう。これからもおしえてください。ちなみにびょうきはだいじょうぶですか?」

お母さまからも「いいお手紙」とほめられました。

生徒さんにはよく、「お母さまに見ていただきましょうね」と声がけします。

お母さまに喜んでもらえるということは、生徒さんにとって、学習における大きなモチベーションになります。

今回それに加えて感じたことは、講師を喜ばせることも生徒さんの大きな喜び、モチベーションであるということです。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

環境の変化への対応が難しい生徒さん方が、緊張しながらもよく学習に取り組まれましたね。その意味では、今回とても良い経験をなさいました。その上に、先生を喜ばせたいと思いからの頑張り、さらに加えて、先生へのお礼とお見舞いのお手紙、心がよく育っていらっしゃいますね。褒められることで、子どもは育ちます。しかし“誰かが喜ぶことを自身が心から喜べること”は、“褒められたい”という気持ちよりもより上位の感情(在り方)です。そんな在り方が、自然に育っていることは本当にすばらしいことです。

 

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3273.~アレンジ、工夫~

3273.~アレンジ、工夫~

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 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「喜んで楽しそうに」(10月5日)~

おはようございます。国立教室の山下です。

「けいおうせん」,「けいようせん」…何となく似ている発音だと思いませんか?

電車が好きで度々お友達と遠方へ乗りに出かけるUさんは毎週エレファースへ通うことを楽しみにしてくださっています。

教室へ入ると一番に日記のHWを提出されます。

そこには何曜日に誰とどの路線で,どこまで行ったかが記録されています。

そして授業プログラムの一つとして、電車の駅名リストアップを行います。

漢字書字,漢字音読,社会科など幾つかの目的を含む複合課題です。

中央線,京王線…講師と一緒に勉強するようになった最初の頃はこの2つでした。

ある日,Uさんが

「けいおうせん」と言ったのを講師が「けいようせん」と聞き間違え,思わず「Uさん,京葉線はないんだよ」と言いかけた途端ふと思いました。

「そうだ,なければ作ればいいんだ!」

その日の授業の最後にUさんに聞いてみました。

「Uさん,次回は京葉線を新しく作ってこようかと思うんだけど,あったらやる?」

Uさんはにっこり、首を縦に振りました。

早速,次の回に新作「京葉線」を行ってみた所,Uさんは喜んで,張り切って取り組まれました。

今では「中央・総武線」「武蔵野線」…と増えていってます。

授業でこればかりではもちろんないのですが,喜んで楽しそうに新作に取り組まれるUさんの姿を見て、他の課題の新作についても「あぁしてちょっと変えてみようか」とか「あそこ少し変えればやりやすくなるんじゃないかな」といろいろ考える今日この頃です。

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◇ワンポイント・メッセージ◇

教材を工夫しアレンジすることは、講師にとってとても楽しいことです。教材用意を楽しめてこそElephasや朗豊の講師である、と云ってもよい程です。講師が楽しめれば、生徒さんも楽しめます。初代の所長も申しておりました、「良い教材ができた時は、生徒さんが来るのがとっても楽しみだ!」と。“喜んで楽しそうに”、Elephasと朗豊の教室はいつもこうありたいものです。

 

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3272.~穏やかに~

3272.~穏やかに~

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 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「3桁計算に挑戦中」(10月4日)~

おはようございます。越谷教室の菊地です。

Fくんは、楽しく教室に通っていらっしゃいます。

1時間の授業をしっかりと聴き、解答のミスもほとんどなく、字もきれいに書こうという意識を持っています。

今、3桁になる計算に挑戦しています。

Fくんはいつもと同じようにスラスラと解いていますが、ここでめずらしく間違いをしました。

それは、「繰り下がりをした後に、1を引く」ことを忘れてしまうことです。

たとえば「13-9」の時、「4」ではなく「14」となってしまうのです。

借りてきたこと、借りてなくなったことを忘れてしまうようです。

 

繰り下がりには加減などの計算の手順もありますが、計算のミスがないFくんは、単純に「書き忘れた」ことによるミスだと講師は判断し、ブロックを使い、補助線を必ず書くことを一緒に確認しました。

個別指導では、「出来ない」ことや「間違えた」ことについて「なぜこの答えなのか」を判断し、それに応じた対策をすることができます。いつもアンテナを張って、本人の学習の手立てを探しています。

 発達支援教室Elephas(エレファース)

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

Fくんは、小学2年生です。すばらしい学習態勢ですね。幼児や小学校低学年の生徒さんの課題の半分は学習態勢の形成にあると言っても過言ではありませんが、Fくんのご家庭ではお子さんのペースに合わせて穏やかに家庭学習を進めてこられたのでしょう。教室での1時間を学習態勢作りにではなく、学習内容に集中できているようですね。理想的です。お子さんの躓きや遅れを感じると親御さんはついつい慌てて子どもに無理をさせてしまいがちですが、無理は子どもの学習嫌いへと直結してしまいます。急がば周れ、焦らずに、家庭学習は穏やかに坦々と進めていきましょう。

 

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