3539.~自身が主体となって~

3539.~自身が主体となって~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「テスト前対策」(8月12日)

おはようございます。津田沼教室の酒巻です。

今年は学校の夏休み期間も半分以下となり、定期テストの実施時期も様々のようです。

中2になったKくん、テスト2週間前からはやる気と適度な緊張感を持てるように、

いつもと少し雰囲気を変えて授業をしていました。

まず授業前にテストまであと何日かを聞きます。

テスト範囲はきちんと把握できているかどうかの確認もします。

そして目標点を自身で設定し、やるべきこと、苦手箇所などを明確化していきます。

“自信をもってテストに臨み、力を発揮できた”とテストを終えられるように。

そして、今回定期テストを終えたKくんが、

「数学も英語もできた!結構自信ある!」と良い表情で報告してきました。

テスト前に「この問題はできない、無理だ・・・」と言っていたKくん自らが、

その課題を指定してきて授業で取り組み、できなかった問題をできるようにした成果でしょう。

達成感があったに違いありません。

定期テスト前のこうした対策で、今後の自信にもつながることと思います。

テスト返却が楽しみです。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

テストの日程と範囲、テスト対策には不可欠の2大要素ですね。同時に、テスト当日の時間割も大切です。それによって、テスト前2週間の対策計画も変わってきます。暗記物は、前日に時間が取れるのであれば、前々から覚えこむ必要はありません。また翌日はテストが2教科なのか、3教科なのかによっても対策計画は変わってきます。翌日2教科であるなら、前日に各教科ともある程度時間が取れます。であれば、その教科の仕上げは、前日でも可能です。対策は、量と時間と自身の理解度によって変わってきます。自らが主体となってテスト対策を計画し、実践すること、すばらしい意識変革ですね。

 

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3538.~方策を積み重ね~

3538.~方策を積み重ね~

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 ~今日のElephasブログ:「ちょっと魔法みたいに見えるかも…」(8月11日)

おはようございます。津田沼教室の堀です。

Aさん、支援校に通う小学5年生の女の子はエレファースに通って2年です。

彼女はまだ発語がありません。

こちらの話すことは理解しています。

ひらがなやカタカナも読めていると思います。

だいたいは間違えずに書くことが出来ます。

通い始めるとすぐに絵を描くことがとても楽しくなり、毎回笑顔で教室に飛び込んで来るようになりました。

ただ、思いが上手く伝わらない時に癇癪を起こしてしまうことが多く、「もっと描きたい」という気持ちから授業を終わりに出来ずに怒り、泣いて帰ることが多くありました。

その後、授業では筆談での会話練習をしたり、最初に授業内容を相談して決定したり、時計で終わりの時間を確認したりしました。

様々な授業を経て少しずつ落ち着いて終了できる日が増えていきました。

先日、Aさんの入会時に体験授業をした講師が授業を見学することがありました。

その時にAさんがとても落ち着いて授業をして、終了時間できちんと挨拶をして終わりにする様子を見て、

その成長ぶりや変化に大変驚き感動していました。

2年の月日が少しずつ成長させてくれたのですが、その違いは歴然としたものだったようです。

とても嬉しくなりました。

成長記録をビデオ録画して早送りで見てみたいようです。

もしかしたら、ちょっと魔法みたいに見えるかもしれません。

そして、今もその魔法が続いていると思うとワクワクします。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

そうですね。「魔法みたい」、そんな感じかもしれません。しかし、成長のためには、講師はしっかりとした方策を積み重ねているのです。①筆談での会話練習をしたり、②最初に授業内容を相談して決定したり、③時計で終わりの時間を確認したり・・・。講師の経験則から試みられた方策、それは、「あきらめない、あせらない、あまやかさない:3つのあい(愛)」に裏打ちされたものです。何れにしても、Aさんの成長はとても嬉しいものですね。

 

 

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3537.~言葉がけひとつで~

3537.~言葉がけひとつで~

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 ~今日のElephasブログ:「言葉ひとつひとつを大切に」(8月10日)

おはようございます。津田沼教室の織戸です。

Hちゃんとの会話の中で最近気になることがあります。

「~する?」と問いかけると、

「しない」と高い頻度で問いかけと反対の返事をします。

まるで、そのやり取りを楽しんでいる様子。

ご自宅でも同じ様子が見受けられると親御さまからもお話がありました。

このことが気になり始めた頃、Hちゃんはトイレット・トレーニングを頑張り始めました。

授業の中でも音楽が大好きなHちゃんとトイレの歌を聞いています。

元気よく楽しそうにトイレの歌を歌いますが、まだ自分から意思表示ができません。

トイレに行きたそうに少し身体をモジモジし、椅子から腰をフワッとあげる仕草もあったので、

「トイレに行く?」と声をかけると

「行かないの!」との返事が返ってきます。

そこで、「トイレに行ってみようか?行ってみよう!」と声掛けすると

スッとトイレへ行くことが出来ました。

当たり前のような何気ない会話ですが、

かける言葉の少しの変化で受け止め方が変わるのだと改めて感じた出来事でした。

学習においても同じことです。

成功体験を積み重ねていくことが自信へ、そしてやる気に繋がります。

言葉ひとつひとつを大切にしていきたいと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

小さな反抗期と言葉遊び(パターン化)が、重なっているのかもしれません。その上、Hちゃんは今年度就学、しかも休校状況からのスタートでした。いろいろな背景があるので、要因の特定は難しいところがありますが、講師の「~してみようか?~してみよう!」の声掛けがヒットしたのは何よりでした。自分のいつもの行動(言語も含め)パターンと異なる声掛けで、こだわりなくスッと適切な行動がとれたのですね。いい意味で、パターンを変化させる(崩す)ことができたことが良かったですね。

 

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3536.~基礎力を培う~

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 ~今日のElephasブログ:「エレファース模擬」(8月8日)

おはようございます。国立北口教室の鵜澤です。

エレファース模擬を受検した中2のHくん。判定を大変気にされていました。

確かに結果は気になるものです。でも、一緒に解きなおしをしながら

「なぜ間違えたのか」、「これからどんなことに気を付ければ良いか」について、

じっくり話し合うことができました。

また、得意の面接をさらに頑張ろうという意欲にもつながりました。

エレファース模擬の受検は、貴重な経験になりました。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

中1、中2、と早めに受検され、自身の課題を明確にした上で学習を進める、受検対策としてベストですね。小学校高学年から受検され、今回いよいよ受検年度生として成果をあげられた生徒さんもいらっしゃいます。都立就業技術科及び職能開発科の適性検査の問題は大変よく練られ、厳選された優れた問題です。本当に理解できるように計画的に準備を進めることによって、将来にもつながる本当の実力をつけることができます。受検技術だけではなく、基礎力をしっかりと培っていきましょう。

 

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3534.~夏休み、目標をもって~

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 ~今日のElephasブログ:「夏休みに九九」(8月6日)

おはようございます。国立教室の御供です。

小2のKくんは、先取り学習で九九に取り組んでいます。

九九の歌を一緒に歌っていくことから始めました。

初めて取り組むのにちょうど良いテンポの歌です。

九九カードを使って、かるたのようにカード取りもしました。

また100マス計算ならぬ、25マス計算で陣取り風のゲームも。

高得点を狙うには、大きな数字の九九を答えなくてはなりません。

そして正解した分だけ、たし算で勝負です。

勝敗がかかると2桁のたし算も真剣です。

「もう、先生のたし算、おそいよ。ぼくが計算するよ」

「やった!ぼくの勝ちだ!」

この調子でこの夏休み中に全部の九九をマスターして、

自信を持って新学期を迎えて欲しいと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

今年の夏休み、学校によってその期間はまちまちのようですね。8月1日から中旬までのところもあれば、今週末から始まるところもあるようです。それにしてもKくん、夏休み中に九九をマスターとは、すばらしい計画ですね。今年は短めの夏休みですが、その分集中して目標達成を目指しましょう。目標を達成出来たら、それはもう2学期が楽しみですね。学校で九九を学ぶときは、もうゆとりですね。楽しく学んで、勢いを増していきましょう。

 

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3533.~遊びを通して~

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 ~今日のElephasブログ:「言葉で伝える」(8月5日)

おはようございます。東中野教室の渡邉です。

オンライン授業で大切だと感じているのは言葉です。

対面のコミュニケーションでは、言葉だけではなく表情や様子、空気感で伝えること、伝わることも沢山あります。

オンラインでは言葉が主で進めていくので授業ではわかりやすく、簡潔に伝わるよう心掛けています。

小学3生のHさんとの授業では課題の合間に言葉でわかりやすく伝えることを目的にクイズをしています。

初めは動物をテーマに「私は誰でしょう」クイズをしました。

しかし、頭に思い浮かべるものの特徴の何を選んでどんな言葉で伝えるのかを考えるのは難しいことです。

そこで少し変えて、次の回は「3ヒントクイズ」にしました。

テーマを果物に決め3つのヒントは色・形・味(どうやってたべるか、料理名など)。これを書いたものを画面に提示してそれに沿って相手が正解できるヒントを考えます。

まずは講師から・・

「色は赤です。 三角で小さいブツブツの種があります。 甘くて、よくケーキの上にのっています。」

即答で「いちご!」、見事正解!

今度はHさんの番です

「色は黄色です。 ゴツゴツしています。 味は酸っぱいし、甘いです」

「黄色くて酸っぱいだとあの果物・・でも、ゴツゴツしてるものは・・パイナップル!」

「正解!」

「レモンと思ったけどゴツゴツしてないものね。形のヒント出し方がとても上手だったわ。」

言葉で伝えることができた嬉しさは画面からも伝わりました。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

クイズとなると、がぜん集中力が高まりますね。Hさんの、パイナップルについての3ヒントは見事でした。聞くにしても語るにしても、両方向のやり取りで言語力が磨かれますね。楽しく、続けてみて下さい。

 

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3530.~会話が、詩に~

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 ~今日のElephasブログ:「いいことあるといいな」(8月1日)

おはようございます。武蔵境教室の丸山です。

就業技術科、職能開発科の入学をめざしている生徒さん方は、面接に、作文に、一生懸命です。

T君と面接練習をしていたときのことです。

「中学校へはどのように通っていますか?」の問に

「今日もいいことあるといいなあ、と思って、期待しながら通っています。」と答えが返ってきました。

講師は、この前練習した通りに「徒歩」と答えられるかな。

「歩いて」と答えるかな、と待ち構えていたのですが、虚をつかれました。

でも、「いいことあるといいな」と楽しく思えるのは素敵なことだと思います。

でも、「いいこと」を待つだけなんて、もったいないです。

これからは待ってるだけでなく、自分でいいことを起こしていけますように。

T君なら、たくさん「いいこと」が作れるし、周りを幸せにすることで、進路も開かれてくいくイメージが湧きました。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

中学ヘは、どのように通っていますか?

今日もいいことあるといいなあ、と思って、

期待しながら通っています。

 

これだけで、もう、詩ですね。これだけで、すばらしい。

 

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3528.~プラスを見出す~

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 ~今日のElephasブログ:「マスクの下から、笑顔」(7月30日)

おはようございます、武蔵境教室の萩谷です。

長かった休校が終わり、学校が再開され、新しい生活が始まりました。

生徒さんたちにとっても、さらに講師にとっても、初めての経験に戸惑う日々です。

いろいろな心配事も、ストレスになるようなことも、数多くあるかもしれません。

そのような状況でも、マスクの下から垣間見える生徒さんの笑顔に、たくましさや、前に進む力を感じます。

だからこそ、かつてない事態であったとしても、その前に進む力を、止めることのないよう、さらに強くしてあげたい、と、生徒さんの笑顔が、そう思わせてくれました。

これからも、生徒さんと共に学習し、前を向いて進んで行きたいと思います。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

ネットニュースに、聴覚障害を持つ女児がオンライン授業を体験し手ごたえを感じたという記事がありました。オンライン授業のメリットとして、先生がその児童本人に語りかけるようなスタイルであること、また通常以上に大きく口を開けてはっきり話していること、更にほとんどの映像に字幕がついていることなどが挙げられていました。でも、女児ご本人は学校でお友達と一緒の対面授業が好きとのこと。その両方のメリットを生かすために、今は学校での対面授業と動画授業の併用を考えているとのことでした。どんな状況でもプラス思考であること、すばらしいですね。

 

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3525.~漢字学習、ひた向きに~

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 ~今日のElephasブログ:「3枚すべて100点!」(7月27日)

おはようございます。武蔵境教室の伊藤です。

「あのう、見せたいものがあるんです」

授業開始の挨拶をするとすぐに、T君が口を開きました。

講師よりも先にT君が話し始めることは、とても珍しいことです。

T君はカバンからプリントを取り出し、机の上にひろげました。

それは3枚の、小学校の漢字テストでした。

小テストではありません。

学校で習ったばかりの漢字が20問、あるいは50問のとても大きなプリントです。

「次のテストはわかりませんが、これはできました」。

3枚すべて100点でした。

講師から戻された3枚の漢字テストを丁寧にたたむと、T君は講師のわきにあるプリントを指さして言いました、

「これがやりたいです」。

予定していた読解問題は後回しにし、T君が希望した漢字プリントを行うことにしました。

T君はぼそぼそと書き順を声に出しながら、一文字一文字、大切に書いていきます。

ひらがなで解答して構わないところでも積極的に漢字を使っています。

どちらかと言えば漢字を書くことに消極的だったT君。

けれども長い休校を利用して、ご家庭でも教室でも漢字学習に割く時間を増やしました。

T君はいま、新出漢字だけではなく、小学校で習ったすべての漢字の習得に取り組んでいます。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

T君、快挙ですね。どれほど嬉しく、自信になったことでしょう。ご家庭や教室での休校中の蓄積が、さっそく目に見える成果となりましたね。「T君はぼそぼそと書き順を声に出しながら、一文字一文字、大切に書いていきます」、T君の漢字学習に向かうひた向きな姿勢が窺えます。また「ぼそぼそと書き順を声に出しながら」、実はこれは漢字習得の効果を上げるポイントです。言葉が書字(行為)を引っ張り、ひいてはその両者が記憶を高めます。「次のテストはわかりませんが…」とT君極めて謙虚ですが、この姿勢で取り組んでいけば漢字力は確実に伸びていきます。

 

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3524.~時刻、経過を実感~

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 ~今日のElephasブログ:「70分は“おかしい”!」(7月25日)

おはようございます。武蔵境教室の小泉です。

「時刻と時間」、苦戦する生徒さんが多い算数の単元です。

春期講習で「時間」の学習にオンライン授業で取り組んだ生徒さんと、対面授業で「時間」の問題に取り組みました。

「○○さんは午前9時40分に家を出て、30分歩いて駅につきました。駅についたのは何時何分でしょう」

ひっ算で足し算をします。答えは9時70分。

生徒さんは、70分がこのままでは答えにならないことに気づきました。

この後の「70-60」の処理はまだ自力では難しいのですが、

70分のままでは“おかしい”ということをマスターしていました。大きな成果だと思います。

オンライン授業での「時間」の学習、生徒さんも講習担当のⅠ講師も諦めずににコツコツと学習を重ねました。

「70-60」も繰り返し学習し、習得を目指します。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

「70分は“おかしい”」、とよく気づきましたね。でも、どうしてそう気づいたのでしょう?「70分では、おかしいよ」と繰り返し先生に言われていたからでしょうか。それとも、時刻の分は60までと理解していたからでしょうか。「どうして、おかしいの?」と尋ねてみたいものですね。どんな答えが返ってくるか、とても楽しみです。その上で、ではどのようにしたら良いのかと学習は進んでいきますが、60進法の学習と並行して、ぜひアナログの時計で実際に30分経過するプロセスを見せてあげてください。そして、9時が10時になる瞬間を一緒に確認してあげてください。その瞬間の後に、10時1分、2分、3分・・・、10時10分に至ります。数字の処理だけではなく、時刻の変化するプロセスを実感していくことができると良いですね。

 

 

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