3570.~一歩、踏み出す~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「あきらめない」(9月17日)
統括本部の福沢です。
2学期が始まり、今年は一息つく暇もなく中間テストが始まります。
「英語は無理ですよ、あきらめましょう」と言い始めたN君。
そんなM君に、
「あきらめない。N君、作戦を立てよう。並べ替えて点をとろう」と声をかけました。
「そこだけ?点数はあんまりないよ。」
「まずはそれだけやろう。時間があったら、訳もやろうか?」
「わかった。それならできるかもしれない」
少しだけ、N君が前を向いたように感じました。
「あきらめない」、SEOLEOの大切な心がN君に伝わったように感じ、あたたかな気持ちで、M君と授業を始めることができました。
結果をM君と楽しみに、これからも頑張っていきたいと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
「あきらめない」ことと「作戦を立てる」こととは、表裏の関係にあります。「あきらめない」と言いつつも何もしないのでは、ただの掛け声か空振りの気合になってしまいます。現時点での状況を分析して、そこから目標に向かって一歩踏み出すこと、それができてこそ本物の「あきらめない」となります。受験当日が近づくにつれ、「もうだめかも」と何もかも諦めたくなってしまうこともあるでしょう。そんな時こそ、「あきらめない」⇒「作戦」を思い出してほしいものですね。