4113.~「分からない」から「分かる」へ~

4113.~「分からない」から「分かる」へ~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「やる気が何より」(6月23日)

おはようございます。東中野教室の吉野です。

中3のH君、部活動をがんばっています。

少し眠そうな時もありますが、そんな時は計算問題でウォーミングアップをしてから、単元学習しています。

先日、テスト範囲の乗法公式、因数分解について取り組んだ際、手応えを感じたようでした。

授業終了2、3分前に

「もう少し問題を解きたい」との発言がありました。

また、帰り際に

「今日は帰ったら寝る前に学校のワークもやってから寝ようかなあ」とつぶやいていました。

本人のやる気が何よりです。

講師としても、嬉しくなりました。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

H君、“やる気”の芽生えですね。「分かる」という手応えは、本当に大きな意欲をもたらすものです。逆に言えば、やる気が出ないのは、「分からない」から。頑張ろうと思っても、分からなければ手も足も出ません。教科書やノート、問題集を開く気にもなれません。講師は、そんな生徒さんの気持ちを理解できることがとっても大切です。H君、そのやる気がテストの数字に反映されると良いですね。やる気は更に確実なものとなります。

 

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4112.~直観的!~

4112.~直観的!~

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 ~今日のElephasブログ:「スペシャル ひらがなだ!」(6月22日)

“を”の練習中、Aくんはハッとした様子で顔を挙げました。

「先生、新幹線だ!“ち”に新幹線がつっこんでる!」と嬉しそうです。

3画目が新幹線の顔に見えたようです。

「スペシャル ひらがなだ!」とのこと。

その後、音読でも、ことさら丁寧に“を”を読んでいました。

実は“と”も「スペシャル ひらがな」なのではないか…

次回、Aくんに尋ねてみようと思います。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

Aくん、スゴイ感性ですね、「“を” ちに新幹線がつっこんでる!」。この感性!“を”の三筆目は、まさに新幹線の頭の形、というよりAくんにとってそれは新幹線そのものなのですね。直観的!面白いですね。

 

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4111.~ときに先生、ときに探偵?~

4111.~ときに先生、ときに探偵?~

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 ~今日のElephasブログ:「マルつけ」(6月21日)

おはようございます。武蔵境教室の西岡です。

とても元気でお話し上手な生徒さん。よく学校やご兄弟のお話をしてくれます。質問すると直ぐに答えが返ってきます。

計算問題を解くのも早く、急ぎすぎてしまうときは、こちらから

「慌てなくて大丈夫だよ」、「見直してみよう」と声をかけています。

ある日の授業でわり算の計算練習の後、「(間違いを含む)計算の答え合わせをする」という問題に移りました。

学校で隣の友達と解答を交換してお互いにマルつけをすることがあり、生徒さんはその要領で採点までをしました。

注意深く答えをチェックして、間違いを見つけると小声で、「あ、ここ違うよね」。

鉛筆の色を変え、横に正答をゆっくり丁寧に書いていきます。

「間違えないのって難しいよね」、

「全部見直すのはたいへんだから、ひとつずつたしかめだな」、

「おっと。読みやすい字で書かないと」と話しながら。

生徒さんの慎重な一面と、日頃の優しい気遣いが伝わってくるひと幕でした。

正直な感想もうれしく、次に繋げていきたいと思いました。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

マル付けには、ときに魔法のような効果がありますね。先生の立場になると、間違えに対して客観的になれるようです。一つひとつ確認して間違えを正していく呟きや想像されるその仕草は、探偵のようでもあります。実におもしろい、今度問題を解く時は、もっと慎重になれるのかな?

 

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4106.~成長~

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 ~今日のElephasブログ:「名前、きれいに書くことができたんです!」(6月14日)

おはようございます。武蔵境教室の小泉です。

小学1年生のAちゃん、小学校生活を楽しくスタートすることができました。

学校で板書を写すことに課題があるとお母様から伺ったので、

毎回授業の時間割を写してから学習を始めることにしています。

眼前の透明パーテーションに講師が書いた時間割を貼り、Aちゃんが写しています。

机の上にある紙から写すより難しいはずですが、短時間でほぼまちがいなく書き写すことができます。

そして、回を追うごとに誤字脱字が減るだけでなく、文字を枠に収めることができるようになってきました。

先日お母様が

「今日学校で名前をきれいに書くことができたんです」と写真を見せてくださいました。

そこには、名前の枠に大きすぎず小さすぎずの文字が均等に収まっていました。

しかもとても丁寧に書かれていました。

名前の書字は就学前から取り組んでいましたが、こんなに急成長なさるのかと驚きました。

生徒さんはゆるやかな傾斜で成長されるときと、急な傾斜で成長されるときがあるのだと知らされました。

そしてその急成長には、ゆるやかな成長の積み重ねが不可欠であるのだとも感じました。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

「ゆるやかな成長と、急な傾斜での成長がある。急成長にも、ゆるやかな成長の積み重ねが不可欠」、その通りですね。Aちゃんの順調な成長。無理なく、楽しそうに成長され、Aちゃんの笑顔が目に浮かびます。

 

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4105.~私立中学校ならではの~

4105.~私立中学校ならではの~

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 ~今日のElephasブログ:「先生、うちの学校を勧めてね!」(6月13日)

おはようございます。武蔵境教室の丸山です。

私立中学に通う1年生のNさん。

受験後は少し学習ペースをセーブしながらも、さっそく進学後の準備を整えていきました。

入学されたNさんいわく、

「中学の授業は小学校の時と比べて書く量がとても少ないし、みんなと同じレベルまで追い付かないといけない、というプレッシャーがないから、安心できます!」とのこと。

一斉授業というより各々のペースで学習が進むようです。

教室でも学校の教材を用意して、学校の進度を考慮しながら進めていくことにしました。

分数の復習、単語の練習も、無理のないペースで行えそうです。

「先生、今度中学受験する小学生に、うちの学校を勧めてね!」と

アピールする笑顔はすっかり中学生らしいものでした。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

Nさん、前向きに中学校生活を過ごしていらっしゃるそうです。お友達との小さなトラブルで3日間学校を欠席し気持ちを落ち着かせたということもあったと聞いておりますが、そんな時も学校の先生が穏やかに介入してくださったとのこと。今、「この学校に入って良かった」と心から感じているそうです。学習面でも、コミュニケーション面でも私立中学校ならではの良さが感じられます。

 

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4092.~変化を楽しむ~

4092.~変化を楽しむ~

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 ~今日のElephasブログ:「“高学年”なんだよ」(5月25日)

おはようございます。相模原教室の安倍です。 

5年生になったKくん、実は3月頃から、

「先生、僕は4月から5年生になるでしょう。高学年なんだよ。お兄さんになるってこと」と、

進級をとても楽しみにしていたのです。

“高学年”という言葉が魅力的だったのでしょう。

エレファースのお教室では今、規則のある計算の学習を行っています。

「高学年だから難しい算数になった?」

「高学年だから新しいこと、たくさんチャレンジしないと」、

“高学年”のKくんは、毎週元気に頑張っています。

 

◇ワンポイント・メッセージ

生活環境や学校環境が変わることに対して誰しも不安を感じることがありますが、Kくん、頼もしいですね。進級という変化を楽しみ、喜び、難しいことへの挑戦にも意欲的。この安定性はどのように育まれたのでしょう。言葉がけ、事に対する捉え方と対処の仕方、周囲の人々との関わり方、これら日々の生活様相によって心理的構造は形成されていきます。

 

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4091.~計画的に~

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 ~今日のElephasブログ:「基礎を積み上げて」(5月24日)

おはようございます。相模原教室の北村です。

中学3年生のN君。

中学に入って勉強が難しくなりましたが、英語や数学に着いていけるようにとElephasに通っていらっしゃいます。

去年は、授業とテストの対策を目標に頑張りましたが、

今の中学3年生というのはコロナの拡大と同時に中学生になり、

突然の休校やリモート授業で学校生活が始まった子ども達です。

学校の中でじっくり授業を受けることもできず、きっとたくさんのことが駆け抜けていったのではないでしょうか。

どの子どもにとっても、中学校の授業の難しさと理解、定着の難しさを感じる日々であることでしょう。

そこでN君の英語の学習では、今一度1年の基礎からやり直そうと考え、

学年末試験が落ち着いた春休み前から始めることにしました。

大文字小文字の読み書き、単語や短文を見たり声に出したり、1からのスタートでした。

でも一緒に書いたり読んだりしていると、確かにN君が理解してくれていることが増えています。

少し遠回りになるかもしれませんが基礎を積み上げながら、しっかりと学校の授業の補習をしていきましょう。

 

◇ワンポイント・メッセージ

3年生になるに向け、前学年の学年末試験後からのスタートとは、すばらしい計画でしたね。春休みは短いのですが、学年末試験後から次学年の始業式までとすると、その間はひと月近くあります。きっと有効に基礎固めができたことでしょう。ちょうど今、1学期の中間テスト中かその結果が出るころですが、成果はいかがでしょうか?一息入れたら、そこからまた期末テストへとつなげていきましょう。

 

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4088.~集中~

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 ~今日のElephasブログ:「隠れている可能性を」(5月20日)

おはようございます。所沢教室の佐藤です。

工作が得意なFくんが、ある時、

「立体が作ってみたい」と話していたので、サイコロを作ってみることにしました。

展開図は11種類ありますが、まずは取りつきやすいと感じたT字型から作ってみようと思い、準備した見本を見せると、

「もっと大きいのが作りたい、できるよ」とFくんが言います。

画用紙を渡すと、定規で一辺12センチの正方形を描いていきます。

のりしろは後付けにして・・・と心配しつつ、講師は予定どおりに展開図から作っていきました。

別々のやり方で作っていることに気づいたFくんは、

「競争しようよ、どちらが早く作れるか!」と挑戦してきました。

そして、熱中するあまり思わず椅子から立ち上がって測ったり、

「考えろ!考えろ!」と自分に言い聞かせたり。

普段は、

「算数って考えるのが面倒だから嫌いなんだよね」と言っていたFくんの、その様な一生懸命な姿を見たのは初めてした。

結果、その時は展開図からの方が早くできたのですが、Fくんは大きなサイコロに満足した様子でニコニコしながら転がしていました。

講師は、Fくんが見せてくれた集中力と努力を思い出して感心し、隠れている可能性を見た思いがしていました。

 

◇ワンポイント・メッセージ

「考えろ!考えろ!と自分に言い聞かせたり」、良いですね、すばらしいですね。興味のあること、好きなことに取り組む時、集中力も思考力も探求力も養われます。まさに、このFくんはその例です。どのお子さんにも、そんな時間を大切にしてあげたいものですね。

 

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4086.~ルールを決めて~

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 ~今日のElephasブログ:「数か月、たくさんの成長が」(5月18日)

おはようございます。所沢教室の鹿間です。

1月に入会したRくんは4月から小学2年生になりました。

工作が大好きで、「今日は何を作るの?」と聞いてきます。

Rくんとは、「工作は勉強が終わってから」、

「作業がとちゅうでも決めた時間になったら片づけを始め、続きは次回にする」と約束をしています。

これまでは、時間になっても気持ちの切り替えができず、

「もう少し」を繰り返して作業を終えるのが難しいことがありました。

しかし、前回は自分で時計を見て、講師が声をかけなくても、

「時間だ」と言って片づけを始めました。素晴らしいです。

学習のほうでは、以前は国語の少し長い文章を見ただけで、

「ぼくにはできないよ」とつぶやいていましたが、

「文章は先生も一緒に読むよ」、

「問題は5つだけ考えよう」などの声掛けで頑張って取り組めるようになってきました。

一緒に勉強を始めて数か月。たくさんの成長が見られてうれしいです。

 

ワンポイント・メッセージ

Rくん、着実に成長されていますね。約束事をあらかじめ決めておくこと。苦手意識のあることは一緒に行ってあげること。課題の量を定めておくこと。「まだやりたい!」「できないよ!」「もうやだよ!」となったその時は、さらっと対応しましょう。そしてその対策を練って、落ち着いている時にどうするべきかを短く的確に伝えましょう。Rくんは、その成功例ですね。

 

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4083.~小さな努力から~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「授業のはじめに計算練習」(5月14日)

おはようございます。津田沼教室の有藤です。

素直な明るい性格故に、好きなこと、得意なことは、進んで行えるYちゃん。

前学年の成績をアップして終了することができ、新学年も良いスタートがきれました。

しかし、苦手なこと、新しいことには、少し尻込みをしてしまうこともあります。

計算問題がその一つです。

そこで授業の最初に足し算・引き算・かけ算を毎回続けています。

最初は1,2問解くのが精一杯でしたが、今ではスムーズに解いて次の課題に入れます。

問題を解くことで集中力もつきました。自信にもつながりました。

講師にとって、生徒さんの『分かった』や『にこにこ顔』が、とても嬉しく励みになります。

 

◇ワンポイント・メッセージ

Yちゃん、計算問題には苦手意識を持ってしまっていたのですね。でも、たとえ1~2問でも計算練習を続けたことが良かったですね。最初から、5問、6問、10問と無理をさせなかったところが成功のポイントです。小さな努力も褒め、積み重ねていきましょう。

 

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