2038.~寛ぐ~

2038.~寛ぐ~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
 

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「音楽止めて、プリント集中」(10月27日)
・・・Y君はいつも授業で、教室の好きな歌を流します。ある時初めて学習する筆算のプリントを見たところ、興味津々。
音楽を自分で止めて問題に向かい、すばらしい集中力でした・・・。

Y君は小学生のころから教室に通われ、今はもう社会人です。
教室のオリジナルの音楽には、なつかしさと安心感があるのでしょう。

一週間のいろいろな出来事や思いをもって、週に一度、音楽で寛ぐ、
とても良いサイクルですね。

生徒さんには、教室に共にいる1時間~数時間を含め、毎日24時間×7日間という
過ごしているたくさんの時間があります。そこに、思いを馳せましょう。

共に音楽を楽しみ、プリント学習に取り組むべき時は取りくむ。

それが自ら自然に行えるようになってきたことは、すばらしい成長ですね。

造形リトミック研究所
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公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

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2037.~学力を伸ばすには~

2037.~学力を伸ばすには~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
 

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「もっとやるーー」(10月26日)
・・・Kくんは、3才の男の子です。エレファースに通うようになって、ずいぶん言葉が増えてきました。
   授業の終わりに「また来週」の画面にすると、・・・。

Kくんは、授業が楽しくてたまらないようですね。
これが学習の本来の形。

・安心できる環境。
・整えられた環境。
・一目で興味を引く教材と学習課題。
・わかる、という手応え。
・できた、という達成感(笑顔、ほめられる)。

Kくんはまだ年少クラスですが、就学が近くなってくると焦ったり、慌てたりすることもあります。
しかしそんな時こそ、この本来の学習の形を実感をもって思い起こしましょう。

就学直前も就学後も、こんな学習が継続しますように。
”学習ぎらい”にさえならなければ、必ず学力は伸びます。

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2036.Elephas サタデーブログ ~「10月第4週:今週の心に残ったE・Blog」~

2036.Elephas サタデーブログ ~「10月第4週:今週の心に残ったE・Blog」~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

10月第4週のE・Blogは、「応援したくなる」(10月21日up)。
みなさまは、いかがでしたでしょうか。

模擬試験で真剣に取り組む生徒さんの姿に、思わず「応援したくなった」という気持。
自然な気持ちの動きがいいですね。

とんと、心に響く感覚。
熱過ぎず、力み過ぎず、ウエットでなく。

日常の会話やコミュニケーションでは、かすかな気持ちの動きが自然な流れを作り出します。
如何にも”学習”っぽくなく、また大げさでない自然な会話の成立が、生徒さんのコミュニケーションの力を育てます。

それを可能にするのは、ささやかなことにも感じることのできる、細やかな感覚とイメージする力です。

さあ、今日土曜日はことにさくさんの生徒さん方が教室に訪れます。
どんなお話しがでてくるか、楽しみです。

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2035.~お金から、数理解へ~

2035.~お金から、数理解へ~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
 

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「お金の取り出し、できた!」(10月23日)
・・・好きな物を買う時、お財布の中からその金額が出せることを目標にお金の勉強を続けていました。
   ある日、「それ わかるよ」と言わんばかりに、正確に出せました・・・。

お金を種類ごとに分ける学習からはじめ、
次はゼロの数を見定めながら、金額(数字)とお金を合わせる学習を積み重ねていたそうです。
そんなある日、まずは教室で成功。今度は、実践ですね

ここまで机上での学習が進んだら、積極的にどんどん使ってみることです。
しかし注意すべきは、なるべく失敗させないように、
金額の決まっているものを買うことから始め、財布には予めぴったりの金額を用意しておくこと。
財布は、お金が見やすく、指が何本か入るくらいの大きさが適当です。

実際にお金を使用することにより、「10円」「100円」という言葉や数字が
物の価値と一致して感覚的に備わってきます。
初めは、「10円」「100円」という言葉が単に名称であったとしても、
次第にそこに”数感覚”が伴ってきます。

そしてやがて、「1、2、3、・・・」と数えてたどり着く「10」と、「10円」の「10」とが
共通の意味を持つものとして結びついてくることでしょう。数唱とお金とは別物ではないのです。

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2031.~”本当に理解”するとは~

2031.~”本当に理解”するとは~
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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「粘土で満月」(10月19日)
・・・「月の表面はデコボコになっていて、へこんだところは黒く見えます」。
    S君と、実際に粘土でお団子状の月を作り、クレータもつけて、テキストを読み進めました・・・。

読解ワークを前に、とにかく早く答えを出そうといつも一生懸命なS君だそうですが、
内容を本当にしっかりと理解することができるようにと、粘土で月を作ることから始めたとのこと。

全てのワークについてここまで行うことは少なくても、テーマによって、時に図を描きながら、
時に実物を見ながら、時に実例を挙げながら、”本当の理解”をめざして読解の学習を進めていきます。

S君、結構楽しめたようですね。
この経験で、”本当に分かる”とはどういうことか、ということが感覚的に把握されたことでしょう。
自身が理解しているかどうか判別できること、それができてこそ本当の学習です。

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2030.Elephas サタデーブログ ~「10月第3週:今週の心に残ったE・Blog」~

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10月第3週のE・Blogは、「伝統や自然を」(10月12日up)。
みなさまは、いかがでしたでしょうか。

お月見や七五三といった行事、またそのほか諸々についての幼児との会話の中で、
5才のYくんは答えがわからないとき、
「うーん。今考えてるから待っててね。わからないから今度教えるね」と答えられます、とありました。

分からないときに慌てない対応できることは、すばらしいことです。

よく見受けるのは、分からないと、
・困ってしまう
・たじろいでしまう
・逆に怒ってしまう
・パニックになる
・怖いから会話を避けるようになる、…こんな反応が時折見られます。

Yくんはきっと、日頃からゆったりと対応してもらっているのでしょう。
「待ってるから、考えていいよ」「じゃ、こんど教えてね」と。

子どもの言葉は、大人の言葉の裏返しです。
「待ってるよ」「待っててね」、「こんど教えてね」「こんど教えるね」。

幼児の時に根づかせたい、言葉と気持ちの優しいやり取りですね。

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2028.~家庭学習へ~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「勉強場所」(10月15日)
・・・高1のF君はカフェで、中3のS君はゲームセンターの休憩場で。
   家で全く勉強しないという彼らが初めて自主的に勉強できたわけですから、これは大きな一歩ではあります・・・

その後、家庭での学習へと定着し、宿題も学校への課題の提出もしっかりと出来るようになったそうです。

どの生徒さんも、「勉強しなくては」という気持ちは持っています。
ことに、中学生、高校生となりますと、自身の進路や将来のことも頭によぎりますので、もやもやとであっても、
いっそうその意識は強まります。

そこで選んだ勉強場所が、カフェやゲームセンターの休憩場だったとのこと。
図書館、自習室、…と、もっとふさわしい選択はあったのではと思われますが、
彼らにしっくりきたのは、そういった場所だったのですね。
まさに、彼らにとっての”第3の場所”なのでしょう。

日頃「勉強しなさい、しなさい」と言われ、親御さんの目も気になる、
しかも学習にまつわるこれまでのすべてを引きずっている自分の勉強部屋(場合によっては、散らかっているかも)では、やりにくい。

ましてや、学校の図書室や自習室、街の図書館のように、
「学習」「勉強」「模範生」のような言葉と雰囲気がカチッとはまるようなところでもやりにくい。

そこで、行き着いたのが、”第3の場所”。

驚くようなことが起きますが、周りはしばし待つことも必要ですね。

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2024.Elephas サタデーブログ ~「10月第2週:今週の心に残ったE・Blog」~

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10月第2週のE・Blogは、「変装…!?」(10月9日up)。
みなさまは、いかがでしたでしょうか。

きのうのElephasブログからです。
国語の教科書に出てきた、「変装」という言葉。
ちょうどハロウィンの「仮装」にからめて、言葉の意味を学習したというお話でした。

体育の授業のために体操服を着るのと、ハロウィンで例えば魔女の衣装を着るのとでは、
同じ「着る」でも目的が異なります。小学校1年生のSちゃんは、
「変装」という言葉に含まれる「着る+α」の意味合いの理解がまだあいまいだっとのことです。
変装する・・・、つまり「○○に見せかける」という作用についての理解。

しかし、直後の会話の中で、
「○○みたいになれるよ」という言葉が自然に出てきていますので、
服装を変えること(=何かを着ること)で、”見かけを変える”、という内容的なことは理解していると言えます。

Sちゃんには、その内容と「変装」という新しく出会った言葉とを結びつけることが必要だったのですね。
ちょうどハロウィンの季節、好例で楽しく言葉の学習ができましたね。

もう少し学習の進んだ方は、”変装する”と”化ける”の違いなど感じ取っていくと、
いっそう言葉の面白さを楽しめます。

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2023.~ことばのニュアンスまで~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「変装…!?」(10月9日)
・・・小学校1年生のSさん。教科書でいろいろな言葉に出会います。たとえば、「変装」という言葉。
   Sさんにとってハロウィンの”変装”は「何か衣装を着る」ことで、「化ける」という意識はない様子・・・。

そこで、”プリンセスに変装する”という設定で衣装をイメージしていたら、お話しが盛り上がったそうです。
会話の中で、

「○○になりたいんだけど」
「・・・なれるとおもうよ」
「○○みたいに」
「変装、できる、できる!私のほうが、上手に変装できる!」と、
Sさん、「変装」という言葉のニュアンスをつかめてきたようですね。

言葉は、実際に意識して使ってみると、つまり口に出してみること(体験)で、
感覚的に意味とニュアンスが身についてきます。

Sさんにしてもこれからは、「変装」という言葉が聞き流されることなく、
意味とニュアンスをもった情報として入ってくることでしょう。

そして次第に、「変装する」と「化ける」との違いも感じ取れるようになることでしょう。

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2017.~生き生きと~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『湧きる想像力』(10月1日)
・・・歌唱造形のリズムに合わせて「城」を描き進めていると、
   白い画用紙にはあっという間に幻想的な世界が広がりました・・・。

城の背景には、満月、竜。雲隠れの月の色もグレー、金、銀。そして、サムライや殿様。
子どもの絵には、たくさんの言葉やストーリーがあります。

講師が「泉のごとく湧き出てくる」と書いていますが、本当にすばらしいパワーですね。

何かがきっかけとなり、パワーが生まれ、それを存分に発揮する。
Yくんにおいては、描くことがパワーの源となっているようですね。

毎週、何を描くのか楽しみにされているそうですが、歌唱造形ではメロディやリズム、楽器の構成が
いっそう子どもの中に躍動を生じさせます。

生き生きと取り組み、楽しむ、理想の姿ですね。

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