2050.~”時”を待つ~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
~Elephasブログ「得見守る」(11月10日)
・・・「左手でtabを、右手で数字を押す」。そう声をかけた直後は左手を使っていても、やはりどちらも使い慣れている右手に。
でもせっかく楽しんで入力しているので、見守ることにしています・・・。
「見守る」、良い言葉ですね。
左手で押すべきTabキーを右手で押しても、ことごとく注意をせずに、見守る。
これは決して、あきらめてしまったのではありません。
一つひとつの課題をクリアすることを期待しているからこそ、
その時は黙って見守るのです。
良い気持ちで楽しく取り組んでいれば、他の機能は上達していきます。
他の機能が上達していけば、指示されている課題にも気を配る余裕ができ、それをクリアできるのです。
まだその段階に達していないのに、ことごとく注意されては、やる気が削がれてしまいます。
その課題をクリアするどころか、伸びるべき力も伸びずに終わってしまいます。
見守るとは、期待して待つことですね。あせらず、あきらめず、
講師は工夫を加えながら、その”時”を待っているのです。
造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/
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