5142.~受験意識が〜

5142.~受験意識が〜

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース、

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

今日のElephasブログ:「課題に対して前向きに」(10月4日)

おはようございます。Elephas相模原教室の小口です。

2学期が始まり1ヶ月が過ぎ、受験生にとっては、だんだんと「受験」の文字が現実的なことになってきました。

新年度時は、

「受験するんだよ」といってもあまりピンと来ないようで、

対策課題や練習問題を進めていても受験生という意識は感じられませんでした。

夏休みを迎えた頃から、志望校の見学や面接、体験授業等に参加する中で

少しずつ受験生であるという意識が出始めてきました。

学習態勢や取り組み方に変化がみられるようになり、課題に対して前向きになりました。

もちろん、今でも問題を見ては、

「わからない、わからない、全然わからない」と、初めからあきらめてしまうようなことを言うときもあります。

けれども、分かりそうな問題から一つ一つ解いていくという耐性も育ってきています。

今後は、受験が近づく中で更に受験生であるという認識が出てくると思います。

目標達成に向けて最後まで、意欲ややる気が損なわれないように支えていきます。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

そうですね。4月、5月の頃は、「誰の受験?」というような雰囲気でしたね。それが夏休みを越える頃から変化が現れ、作文や面接練習を行う中で自己認識が高まり、自己省察を通して受験直前には表情が凛々しく、姿態にも神経が行き届いている、といった変化が見られるようになります。毎年、この変容には感動があります。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

>>お問い合せ

5141.~待つ〜

5141.~待つ〜

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)、

 

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 

今日のElephasブログ:「「成長してるな~」(10月3日)

おはようございます。Elephas西国分寺教室の小川です。

以前ご紹介したYくんは、今でも教室の入口自動ドアが開く音と同時に、

「こんにちはぁ~!」という元気な挨拶と笑顔での入室を継続中です!

当然に講師もその声に呼応した、

「こんにちは~!」で迎えるルーティーンは変わらず実践中です!

そんなYくんの当面の課題は、

「授業開始時の態勢を整えること」ことでした。

授業ブースに入り席につくと、元気と笑顔が消えて、しばらくの間は泣きながら取り組む状況が続いていましたが、

初回の授業から5カ月が過ぎた頃から徐々に改善傾向に向かい始めました。

それまでは落ち着くまで待ったり、プログラムの順番を変更したり、

毎回様子をみながらペース配分を調整して授業を進めていました。

夏休みに入ると通常授業に加えて、期間限定の「特別講習」も受講し、

しっかりと学校の宿題や復習に取り組むことができました。

この夏の酷暑の中、汗だくで来室しても頑張って取り組む姿に、講師も、

「成長してるな~」と思わず笑顔になりました。

新学期が始まったYくんは、大きなランドセルを背負って、元気に通室しています。

たまに少しお疲れモードのときもありますが、一緒に頑張ろうね、Yくん!

講師として、改善傾向にあるYくんの態勢をしっかりと安定できるようにサポートしていきます。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

入会されて5カ月を要しましたが、ここが安心できるところ、楽しいところ、ということをKくんが体得できたのでしょう。この間の、講師の“待つ”態勢が功を奏しましたね。しかも、ただ手をこまねいて待つのではなく、さまざまに工夫しながら。講師は「どうしたらよいのか」「なにが問題なのか」と模索、分析しながら、方法を講じます。講師の中の焦りはゼロではないかもしれませんが、楽しく、穏やかに生徒さんに対応を続けます。ブースの中のそんな空気が、「だいじょうぶだよ」「それでいいんだよ」・・・とKくんに伝わっていったのでしょう。

 

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

>>お問い合せ

 

5140.~個別指導だからこそ〜

5140.~個別指導だからこそ〜

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

今日のElephasブログ:「これならできる!」(10月2日)

おはようございます。Elephas Elephas東中野教室の松村です。

Elephasには、‘勉強するのが苦手‘、 ‘勉強が嫌い‘と感じている生徒さんがいらっしゃいます。

Iさん(小学校5年生)もその一人です。

当初よりIさんは、

「勉強はあんまり好きじゃない。算数より国語のほうが好き」と語っており、全般的に苦手意識を算数にお持ちでした。

算数のどの部分が苦手なのか、より詳しく把握するため、原点である「たし算・ひき算」まで遡りました。

2桁までのたし算、ひき算はOK。筆算も出来ます。

出来ない要因は、「くり上がり回数」にあったようです。

くり上がりが2回以上あった時、次の桁へのくり上がりが完璧に理解出来ていませんでした。

これについて、ホワイトボードに筆算のかたちで3桁+3桁を。

「くり上がった数」にはいろいろな色のマーカーを使って強調して示しました。

総仕上げとしてPCアプリを使い説明しながら進めました。

すると、「これならできる!」と言って、その後、黙々とたし算プリントを進めることができました。

◇ワンポイント・メッセージ◇

生徒さんの躓きのポイントを講師が把握し、そこに焦点を当てて講師がひと工夫することによって解法を獲得することのできた好例ですね。これも、完全な個別指導ならではのメリットです。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

>>お問い合せ

5139.~分数であそぶ〜

5139.~分数であそぶ〜

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース、

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

今日のElephasブログ:「分数 チーズを食べます!」(10月1日)

おはようございます。Elephas中野坂上教室の近藤です。

O君は、非常に良く話し、多様な知識をお持ちの生徒さんです。

ただ数学が少々苦手です。

彼は新しいことを吸収する力はあるのですが、小学校時代に習得し切れていない分数などの単元があやふやなことから、中学で習う方程式を理解しても、最後の計算ができていないことがありました。

彼の性格から、物事を自分の感覚で理解できないと前に進めないのです。

たとえば、1/6+1/3=3/6(1/2)。

これを分母も足してしまい、2/9と計算するのです。

そこで、「6ピース入りチーズを1箱取り出して、それを食べます。

まずは1/6だから、1ピース。

次に1/3=2/6だから、2ピース食べます。全部で何ピース?」と聞くと

「3ピース」と答えます。

「ね。3/6で分母は足さないよね」

「分母は足さずに分子だけだなあ!理解できました!」と言った彼は、以後、分数の質問はなくなりました。

そして、分数を使った中学の方程式等についてもできるようになりました。

やはり、「理解する」という体感を持つことは非常に大切だと思いました。

O君、少しずつでよいので、理解できる喜びを味わいながら今後も一緒に勉強していきましょうね。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

6ピース入りのチーズの箱をイメージすることによって、1/6 が一気に具体化しましたね。次の1/3=2/6 は、いかがでしょう?もう一度6ピース入ったチーズをイメージさせてあげると、1/3は2/6であり、チーズ2ピースであることが分かりやすくなるかもしれませんね。・・・このチーズ1箱で、いろいろな分数の等式が作れそうですね。分数で大いに遊びましょう。

5085.~母子分離へ?

5085.~母子分離へ?

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース、

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「内心では、“やったぁ!”」(7月30日)

おはようございます。エレファース西国分寺教室の小川です。

以前にも紹介いたしましたSさんはご入会以来、リズム造形の点描「とんとん・てんてん」がお気に入りで、

授業導入に欠かせないプログラムとなっており、いつも笑顔で楽しそうに取り組む、元気な生徒さんです。

そのSさんは授業の際、お母さまが同席されることが必須で、現状での唯一の課題が、

「生徒さんと講師の1対1(母子分離)」で授業を成立させることです。

先日、久しぶりにお父さまの送迎で来室される機会があり、いつもと違って静かに待合室で座って待っていました。

その様子から講師は「親子分離」できるチャンスではないかと考えました。

そして、「さあ、とんとん・てんてんを始めるよ。今日はね・・・」と声掛けし、そのまま授業ブースの椅子に誘導してみました。

すると、少しだけお父さまの方を気にする素振りを見せましたが、そのまま予定のプログラムに最後まで取り組んだのです。

講師は、念願の「親子分離授業」に平常心を装いながらも、内心では「やったぁ!」。

その1週間後にお母さまと来室した際にも「母子分離」で楽しく授業に取り組み、お母さまも嬉しそうな様子でした。

講師としては、“Sさんにはもう少し時間が必要”と考えて、「あせらず」「楽しく」授業を進めながら態勢を整えていこうとしたことが良かったのではないかと、これまでを振り返りました。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

Sちゃん、お父さまとの来室が、ちょうど良いきっかけになったようですね。“あせらず、楽しく、授業を進めながら態勢を整えていこう”、そうですね、講師のこの対応が功を奏した好例です。「あまやかさない・あせらない・あきらめない」、この「3つの愛(あい)」は、創設以来のElephasの教育理念です。これまでの期間に、Sちゃんには、講師と安心して課題に取り組める基盤がしっかりできていたのですね。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

>>お問い合せ

 

 

 

5084.~子どもの力?

5084.~子どもの力?

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース、

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「大好きなタワーでリズム造形」(7月29日)

おはようございます。エレファース中野坂上教室の小田です。

Nくんは年長さん。

エレファースにはご兄弟で、長く通っていらっしゃいます。

時に、ブースを脱走することもあるNくん。

今日は、予定していたプログラムのリズム造形に取り組むことより、大好きなタワーの絵を描くのに夢中です。

でもそんな時に、

「一つでも良いから、何かを学んで帰れるように!」という恩師の言葉が頭に浮かんできました。

タワーの中には、リズム造形で学ぶべき、“たて線”、“よこ線”、“ななめ線”、“ぎざぎざ”など、基本線描の要素がいっぱいです。

自ら好んで学ぶことほど、力となるものはありません。

夢中でタワーを描く行為こそ、まさにリズム造形。講師は、Nくんの描画作業に造形言語を乗せていきます。

作業+言語+形態、正にリズム造形の三要素です。

Nくん、大いに満足です。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

Nくんの満足した笑顔が目に浮かびます。子どもが熱中していることを大いに活用しましょう。そこには、子どもにとって大切な課題が含まれているはずです。Nくんは何に興味を持っているのか、Nくんの志向を探るきっかけにもなります。Nくんはこんなこともできるんだと、Nくんの力を改めて発見することもできます。もちろん、プログラムに沿って講師の指示に従う態勢を育てる必要性もあります。それはそれで、また別の形で行いましょう。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

>>お問い合せ

 

 

 

5083.~夏期講習 ”分かる“体験を?

5083.~夏期講習 ”分かる“体験を?

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース、

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「ちょっと待って、ひらめいた!」(7月28日)

おはようございます。エレファース中野坂上教室の梶谷です。

Iくんは小学5年生の元気な男の子。

正直なところ、勉強はあまり好きではありません。

特に算数は苦手で、なかなか自分から積極的に取り組むことはありませんでした。

そんなIくんとの「割合」の授業で、嬉しい出来事がありました。

「割合」を身近に感じてもらおうと、「何割引きならいくら?」「何%引きならいくら?」といった、

日常生活でよく使うシチュエーションから学び始めました。

最初は「%」や「歩合」の関係等いろいろと戸惑っていたIくんですが、少しずつ理解が深まってきました。

すると突然、「先生、ちょっと待って、ひらめいた!」とIくんが声を上げ、

「50%が〇〇円の場合、100%はいくら?」と、なんと彼から講師に質問を投げかけてきたのです!

これには本当に驚きました。

自分から問いかけてくるなんて、初めてのことでした。

さらに、「割合」と並行して学習していた「角度」の学習でのこと。

角度の教材(2つの円を組み合わせて角度を表すもの)を使いながら、

「勉強やりたい気持ちはこのくらい…」と、自分の「やる気」を角度で表現したのです。

まさに「気持ちの割合」を円グラフで表したようで、彼のユニークな発想に感心しました。

「わかった!」という喜びの体験が、Iくんの秘めていた積極性を引き出し、また講師との距離を縮めてくれたように感じます。

生徒さん方の一人ひとりの「わかった!」という瞬間を大切に、工夫しながら指導に取り組んでいます。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

I君、分かる楽しみを得たようですね。今、Elephasは夏期講習の真っ最中です。この夏は、どの生徒さんにもそんな体験をしていただきたいものですね。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

>>お問い合せ

 

 

 

 

5082.~成績アップ?

5082.~成績アップ?

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「3者がWIN WIN」(7月26日)

おはようございます。エレファース東中野教室の近藤です。

中学3年のN君はサッカーチームに所属していて日々部活に勉強にと頑張っている生徒さんです。

今回地理のテスト対策として、N君と一緒に問題を予想しました。

北海道・東北地方の範囲で出題されるとのこと。

地図上に表される「川」「山」「半島」「海流」などに絞って問題集からピックアップしました。

テスト実施後、親御さまから我々講師にとって一番の言葉をいただきました。

「最近本人のやる気が伝わってきて、成長を感じます。ありがとうございます」。

結果、なんと社会は71点と大きくアップ、それに伴い数学も88点と予想以上に得点できていました。

目標以上の得点で、本人も「主要教科だけでなく、他の教科も頑張ろうかな」と。 

本人、親御様、我々講師達の3者がWIN WINになれれば本当にうれしいことです。

 

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

N君、快挙ですね。目標達成、いや目標以上とは、学習に弾みがつきますね。受験年度の1学期末、この夏休みをこの勢いで充実させましょう。志望校を何ランクかアップさせることも可能ですね。

 

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

>>お問い合せ

 

 

 

 

5081.~遊び歌として?

5081.~遊び歌として?

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース、

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「九九は、魔法の言葉!」(7月25日)

おはようございます。エレファース東中野教室の秋笹です。

夏まっさかり。

「あつ~い!」と言いながらも、いつもニコニコ元気いっぱいにお教室に入ってくるのは小学3年生のMさんです。

お母さまから「掛け算がなかなか覚えられなくて…」というご相談があり、今は一緒にかけ算の練習に取り組んでいます。

歌唱数量法の♪「かけ算の歌」を取り入れてみると、

「わーい!」と声をあげて、楽しそうに歌います。

そこで「お皿にクッキーを入れていくね」と言いながら、積み木を使って、1枚のお皿に3個ずつ、5皿並べました。

「3個のクッキーが入ったお皿が5つあるね。全部でクッキーはいくつになるかな?」すると、目をキラキラさせながら、

「いーち、にぃ、さーん、しー、ご、ろーく……」と楽しそうに数え始め、

「15個ある!」と元気いっぱいに答えました。

「正解!じゃあ、先生が特別な魔法をかけるよ。“さん・ご・じゅうご(3×5=15)!”」

お皿を指さしながら歌にのせて言うと、

「ええー!」と驚きながらも、すぐに一緒に3の段を歌い始めます。

「かけ算を使えば、何個あるかすぐにわかっちゃうね!」

「さん・し・じゅうに、さん・ご・じゅうご!」と、魔法のようなかけ算の世界に夢中です。

数える楽しさとわかる喜びがいっぱい詰まった、そんな楽しい授業のひととき。

生徒さんの小さな成長を見るたびに、講師の心はあたたかくなります。

 

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

テンポよく、楽しそうに授業が進行されていますね。学習は、楽しいのが一番!楽しければ、“やってみたいな”と気持ちが動きますし、何回も繰りかえしたくもなります。九九を追われて覚えるのではなく、遊び歌のように体得しましょう。“魔法の言葉である、九九”は、日本人の知恵です。大いに楽しみましょう!

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

>>お問い合せ

 

5080.~計算でコミュニケーション?

5080.~計算でコミュニケーション?

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース、

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「笑顔、強力」(7月24日)

おはようございます。エレファース東中野教室の安齋です。

今年社会人になられたM君は、長く通われており、エレファースに来る土曜日を心待ちにしてくれています。

最近は、6桁のたし算に挑戦しています。

例えば、654306+657698 のような筆算ですね。

空中で鉛筆をまわしながら、1桁1桁解いていきます。

「答えあわせ」の時間も楽しみなやりとりのひとつです。

1桁目から答え合わせをしていきます。

講師が指をさすとM君が「4」、講師が指をさすとMくんが「0」というように答えていきます。

間違った答えの時には、講師が指でその箇所をトントントンとし「5?」と復唱します。

M君は講師の顔を見てから、消しゴムでその箇所を消して、答えを書き直します。

このやりとりは、いつの間にか出来上がったM君とのルールみたいなものです。

全部出来た時には、パーテーション越しではありますが両手でハイタッチをします。

その時のM君の笑顔は、1週間の疲れを吹き飛ばしてくれるくらい強力なのです。

 

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

6桁のたし算操作が、自然な流れの中でできているのですね。阿吽の呼吸と云いますか、生徒さんと講師の息がピッタリですね。安心感の中での達成感、正答できた時の共感。計算でさえ、コミュニケーションのツールの一つとなり得る、という好例ですね。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

>>お問い合せ