3096.~三月~

3096.~三月~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

 ~今日のElephasブログ:「華やかに明るく」(3月12日)~

おはようございます。西国分寺教室の大滝です。

三月、ひな祭りも終わりました。教室では、お内裏様とお雛様の紙人形を作りました。色画用紙と折り紙を切ったり折ったり貼ったり丸めたりして作ります。大きさは手のひらサイズで、とてもかわいらしいものができます。

社会人の女性の生徒さんとも一緒に作りました。切るところは講師が準備して、生徒さんは顔や髪、えぼし、笏(しゃく)、扇をのりで貼りました。目と鼻、口はマジックで点々と描きました。

出来上がると生徒さんの表情が華やかに明るくなります。講師も幸せな気持ちになりました。

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

お雛様は女の子を生涯守り、時に身代わりになってくれるもの、と聞きました。

春の光、ぼんぼりの灯り、ほのかな明るさを感じます。そして、

「草の戸も住み替わる代ぞ雛の家」と芭蕉の句が思い浮かび、そこにも新しく灯ったあかりが感じられます。

更にそこに生徒さんの“華やかに明るい”表情が重なります。すばらしい、春のひと日でしたね。

 

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3080.~聞く・読む・理解する~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「あれ?何か簡単!」(2月21日)~

おはようございます。東中野教室の藤生です。

小3のMちゃんは、毎週教室で言葉の勉強と作文を頑張っています。

その中で、「文と文をつなぐ言葉」に悩んでしまったことがありました。

だから、けれども、それから、それとも…、ここにはどんな言葉を入れたら意味がつながるかな?迷っているMちゃんと一緒に、一つずつ言葉を入れて考えてみます。じっくり考えることを何度も繰り返していくうちに、ここにこの言葉はおかしいね、ここは反対のことを言っているから「けれども」かな、と少しずつ考えられるようになってきました。

そして先週、つなぎ言葉を選ぶ問題をやったところ、すらすらと全問正解です。

あれ?何か簡単!前は全然できなかったのに!と、Mちゃんもびっくりです。

言葉は普段何気なく使っていますが、いざ文章に書こうとすると難しいものです。

よく考えて言葉を選ぶ作業を繰り返していくことで、読み書きの力がついていくのだと思います。

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

Mちゃん、全問正解とはがんばりましたね。

私たちは、接続詞をどのようにして取得してきたのでしょう。

話し言葉(聞く・話す)を体験する中で、また書き言葉(読む・書く)体験する中で、

習得してきたのでしょう。

生徒さん方は、そのいずれもが不足しがちです。聞く力、読む力、意味を理解する力、

日々の会話や教科学習の中で、それらを意識的に育てていくことが大切ですね。

 

 

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3079.~言葉を育てる~

3079.~言葉を育てる~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「“た”書く!」(2月20日)~

おはようございます。東中野教室の北本です。

4か月前にご入会のRちゃん。想像力が豊かで、造形の大好きな女の子です。

いつもやりたいことがあふれ出ているのにうまく伝えられず、

時々いらだつような姿が見られます。

先日、ぞうを描いている時でした。Rちゃんは「“た”書く!」の一点張り。講師の“「た”って何?

先生に教えて」の一言がRちゃんには、「書いちゃダメ」と聞こえたようで、Rちゃんの“た”探しが始まりました。

“た“とは「縦線すーい」のことで、そこからスカートにしてぞうさんにはかせたいということでした。

思い描いていた絵が完成したことと、それ以上に伝わったことへの喜び、

そして「上手にお話ができたね」と認め褒められたことが、Rちゃんの中で満足感につながったのでしょう。

授業後、講師の頭を撫でてご機嫌な「またね!」でした。

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

言葉は、こんなふうにして獲得されていくものですね。

うまく伝えられない時、周りの者の「わかってあげよう」とする態勢が言葉を育てます。

それにしてもRちゃんの“た”、よくスカートをはいたぞうさんにまでたどり着きましたね!

 

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3076.~感じ取る~

3076.~感じ取る~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「誉め言葉・励まし言葉」(2月16日)~

おはようございます。武蔵境教室の柿沼です。

「褒めて育てる」、そう云う言葉を良く耳にします。しかし褒めましょうと言われても、いざ褒めようとするとネガティブなことはすぐに目に付くのに、どこをどの様に褒めてよいか分からない、ということもあるでしょう。テレビや育児書では、「具体的に褒める。結果ではなく過程を褒める」とありますが、褒めたことで子どもを怒らせたり、傷つけてしまうこともあります。

「そんなことで褒めないでよ!」と。

また、励ます言葉においても同様です。ある日、ふと掛けた「ドンマイ!」で表情が険しくなり、固まってしまった生徒さんがいらっしゃいました。もしかしたら、あちこちで頻繁に掛けられている言葉なのかもしれません。その言葉はその生徒さんにとっては励ましではなく、プレッシャーを感じる言葉だったのかもしれません。

この経験から生徒さんとの会話では、誉め言葉はタイミングを、励ます言葉はプレッシャーにならないようにと心掛けています。

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

そうですね。同じ言葉でも、かけられた人のその時の状況や状態によって、とらえられ方は異なりますね。講師には、その時その場での生徒さんの心理状況を感じ取ることや、学校でのこと家庭でのことなど背景を把握することが求められます。また一方生徒さんには、言葉をかけた人の思いを感じとる力が少しずつ育っていくとよいですね。言葉以前の気持ちのやり取り、コミュニケーションの基本となるところですね。

 

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3048.~気持ちを表す~

3048.~気持ちを表す~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「笑顔でお話し」(1月15日)~

おはようございます。越谷教室の田中です。

小6のKさんは、♪「春夏秋冬」の夏場面の絵を見ると

「海に行った、これはパパでこれが自分」と話してくれます。

「楽しかった?」と聞くと「忘れた」というので

「水は冷たかった? パパが水をかけたのかな?」と尋ねると、

思い出しながら少しずつ笑顔になり、お話をしてくれました。

 

前の恩師の話を思い出しました。

人は誰でも心の中にいろいろな感情の詰まった瓶を持っている。

瓶の蓋を開けて嬉しさ楽しさ等、快の気持ちを取り出した時には

素晴らしい笑顔になれる。自分一人で蓋を開閉しにくい時には

周りが開けやすいようにお手伝いをしてあげれば良い。

 

Kさんの楽しそうな笑顔を見て、こちらの瓶の蓋もいつの間にか開いて笑顔になっていることに

気付きました。

 

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

「楽しかった?」と問われも、楽しかったかどうか答えられない。しかし「忘れた」のではなく、「楽しい」とまとめて一言でくくることがまだKさんにしっくりと来ていないのでしょう。楽しかったかどうかは、Kさんの笑顔が答えてくれています。

楽しさは、決まり文句のように「楽しかった」とまとめ上げるものではないのですね。あんなことした、こんなことした、誰かがああ言った、こう言った、という一つひとつの行動や言葉や会話ややりとりの陳述(話し言葉・書き言葉)から楽しさを感じ取ることができます。嬉しさや悲しさ、悔しさ、残念さ、・・・他のもろもろの感情においても同様です。

出来事を具体的に連ねていくお話しや作文の方が、小ぎれいにまとめられたものよりもよほど気持ちが伝わってくるものです。「気持ちを表現する(話す・書く)ことができないんです」というご相談をしばしば受けますが、連なる具体を通して、実は子どもたちは気持ちを大いに語っている、ということもよくあるのです。

 

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3046.~言葉を繰る~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「報告文や作文を」(1月12日)~

おはようございます、越谷教室の菊地です。

日々の授業によく取り組み、テストでも高得点を取り続けているK君。

成績も多くの教科で5段階中4を取り、流石と思うところがあります。

K君にとっての課題は実習の報告や作文など、その時に応じた文章作成です。その対策の一つとして、最近は授業前後の「会話」にも気を付けています。「主語」と「述語」、それに「時間」も含めて話すことで、話の骨組みと時系列をしっかりとさせていきます。

最近は、「中学の時は…」と話が膨らんできました。

こうしたことも学習の一環として、指導を続けていきたいと思います。

 

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

K君、高等部に合格して後、更に学習が充実してこられたようですね。中学生の頃より、学習課題を記憶し、再生する力は良好でした。学習への興味も高かったのでしょう。

今後は、あらかじめテキストのないこと、自身の中から一つずつ言葉を繰り出していく、そんな力をつけていかれることが課題ですね。高等部で優秀な成績を得ていることからの自信や安心できる講師や環境での学習によって、その分野でも少しずつ変化がみられることでしょう。期待できますね。

 

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3045.~言葉~

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 ~今日のElephasブログ:「マスにぴったり!」(1月11日)~

おはようございます。越谷教室の御供です。

12月、クリスマス前のことです。

「だれがプレゼントをとどけてくれるの」というテキストの問いに

Mさんは「サンタさん」と答えましたが、解答欄は7マス。

「サンタさんね。サンタクロースっていうわね」と、絵かき歌での歌詞も確認しました。

こんどは「サンタさんクロース」と言いながらマスを数えましたが、マスがたりません。

「先生、”さん”はどこ(に書くの)ですか?」

「お名前の最後に書きましょう。」

 

口頭で楽しく取り組んで、「口答」を積み重ねてきましたが、「書く」ことも楽しめてきたMさん。解答欄にぴったりに書くことが楽しい様子です。

平仮名全部を書けるように、とご入会なさったMさん、片仮名も書けるようになりました。

今は漢字にも積極的取り組み中です。焦らずに、でも着実に進んでいきましょう。

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

解答のマスに言葉や文がぴったり当てはまると、すっきりしますね。「答えが合っていた」という安心感と、ある種の快の感覚です。それを楽しみに、国語のワークがますます進みそうですね。

それにしてもMさん、Mさんには「サンタさん」という言葉が長年なじんできた言葉なのですね。ですから、どうしても”さん”が必要。Mさんの言葉「サンタさん」には、クリスマスを楽しみに待つ気持ち、これまでのクリスマスのいろいろな思い出が込められているのでしょう。呼び名は、その人とその対象との関係性を表します。呼び名に限らず、意味を持つ言葉とはそういうものですね。

 

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3042.~鬼のお話~

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 ~今日のElephasブログ:「優しい鬼に」(1月8日)~

おはようございます。西国分寺教室の原です。

連日厳しい冷え込みです。

新年、教室はもちろん講師の気持ちも温めてお待ちしております。

学習面では総まとめの大事な時期ではありますが

絵画や工作を楽しみにしている生徒さん方の気持ちを大切にしています。

2月3日の節分を前に、鬼の造形。

赤、青、黄、緑、と色も表情も様々です。

描いている本人に似ていて、とても優しそうな鬼もいます。

笑顔あふれる仕上がりに、節分の豆まきが楽しみになりました。

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

「描いている本人に似ていて、とても優しそうな鬼も・・・」、本当にそうですね。

生徒さん方の描く鬼、作る鬼は、本当に何故か、優しいのです。

「優しい鬼」といえば、新見南吉の傑作、「泣いた赤鬼」のお話を思い出します。

心の優しい赤鬼と青鬼のふれあい、ぜひお子さんとご一緒に本を手に取っていただけたらと思います。「鬼は外」の声が、今年は優しくなるかもしれません。

 

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3031.~ものにも命~

3031.~ものにも命~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「工作の力」(12月26日)~

おはようございます。所沢教室の吉住です。

お金の支払い方を主に学習している社会人のSさん。

毎授業、真剣なまなざしで取り組んでいます。

その日は、来年の干支のイノシシの置き物も作りました。

色画用紙に丁寧にハサミを入れ、折り目もキリリ。

集中して作業を行います。

ほぼ完成に近づき尻尾を折り曲げたその時、一瞬にしてほころんだ顔に。

とても明るい笑顔に引き込まれ、一緒に笑い、完成を楽しみました。

一枚の画用紙からイノシシが仕上がった時、Sさんにどの様な景色が見えたのでしょうか。

工作の力に新たに気付く時間となりました。

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

画用紙工作が単なる”対象“から“生き物”になる、そんな瞬間がありますね。生物に限らず、家も車も、椅子もテーブルも、扉の開く冷蔵庫も、・・・。

そこに自身の思いや生活感やイメージが吹き込まれると、工作は“ものの命”を得ます。形と色、手に乗せた時の触感と存在感、工作の楽しみはそんなところにあります。

来年の干支の工作「いのしし」が、「今年は、わたしの年」と誇らしげにするのもあと数日です。♪「もういくつ寝ると・・・」と数えているかもしれません。

 

 

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3030.~おみやげ話~

3030.~おみやげ話~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「バス旅行」(12月25日)~

おはようございます。所沢教室の小山です。

Hさんは高等部を卒業し、作業所に通い始めてもうすぐ1年になります。

先日は、バス旅行に行ってきたそうです。

翌日の授業時に旅行の日程表を持ってきてくれました。

水族館や、展望台、行った場所を指差して 、楽しかったことを話しました。

「バスにのりました。」

「イルカをみました。」

「おんせんにはいりました。」

「おみやげをかいました。」

文作りの授業もパンフレットを見ながら楽しく行うことが出来ました。

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

H君、バス旅行がとても楽しかったようですね。

旅行の翌日に教室の授業があったとは、グッド・タイミングでした。

体験したことを誰かに伝えることで体験が再び思い起され、言葉にすることでいっそう記憶は定着します。H君のように日程表をたどりながら、かんたんに伝えるだけで良いのです。聞き手は頷いて聞き、どう答えて分からないような質問は控え、旅行の行程を一緒に楽しみましょう。

こんなひと時、旅行のもう一つの楽しみですね。

 

 

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