4285.学習は、本来・・・~

4285.学習は、本来・・・~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「運転シミレーションゲームで英語を」(1月10日)

おはようございます。花小金井教室の鹿間です。

小学6年生のRくん。

電車が大好きで、運転のシミレーションゲームをすることがあるそうです。

お気に入りのゲームは外国で開発されたもので、音声がほとんど英語だそうです。

驚いたことにRくん、そのゲーム内の英語を耳で聞いて覚え、

「This train is bound for …」、「The next station is …」など、その通りに再現することができます。

講師がRくんの英語を聞き取って、

「〇〇行きの電車です、って言ってるね」というと、

「じゃあ、これは?」と次々に英文が出てきます。

「何を言っているのかが分かると、ゲームが進めやすいし、楽しい!!」と言うRくん。

4月からは中学生です。

一緒に英語の学習を始めましょう。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

学習は、本来こうでなくてはならないですね。大好きなものでの英語との出会い、初めての体験で、理解に至らなくても繰り返し耳にしているうちに、身に付いてしまう。そして、意味はその後から伴われてくる。実は私たちは、そうやって母語を獲得してきました。中学の英語学習の一つの契機になれば、それはそれで良いことですが、従来の教科書英語で、英語嫌いにならないよう、進め方には留意が必要ですね。

 

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4284.~成績、向上~

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 ~今日のElephasブログ:「先生、算数と国語が上がったよぉ!」(1月9日)

おはようございます。花小金井教室の山下です。

Tくんは普段の授業でも算数や国語を頑張っています。

算数はドリルの計算問題の答などをノートに自分の字で一所懸命に書いています。

国語は教科書単元の文をデジタル教材を活用して一所懸命に音読しています。

頑張った甲斐あって2学期は1学期より算数、国語の成績が良くなりました。

12月最後の授業(冬期講習初回でもある)で嬉しそうに通知票のコピーを渡してくれました。

「先生、算数と国語が上がったよぉ!」

それを見て担当講師の嬉しさも一入。

「頑張ったもんねぇ!」Tくんの頑張りを労います。

そんないい状態から入っていけた冬期講習で彼の光るものをまた一つ確認しました。

今回、初めて本格的に取り組んでみたプログラミング授業。

Scratchのプログラムを嬉々として作っていくのです。

そして、またそれがちゃんと動作して更にはユニークで面白い。

頑張りを見せてくれたあとに、好きなものでは才能の片鱗を覗かせてくれるTくん。

担当講師も更なる指導の質向上を誓うのでした。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

Tくんの2学期の成績、驚きの目を見張る向上ぶりです。数値をお見せできるものなら、と思う程です。生徒さんの心理を把握し、できるところから、無理なく、学習を進めていく、SEOLEO の教育方法の正に成功ケースですね。

 

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4283.~日々坦々と~

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 ~今日のElephasブログ:「生徒さんから教わることも」(1月7日)

新年おめでとうございます。所沢教室の塚田です。

講師は物事を教える立場ではありますが、生徒さんから教わることも多々あります。

先日こんなことがありました。冬期講習を担当することになり、2回目の日。

中学1年生の明るくて柔らかい印象のKさんと、初回に出した宿題の確認をしながらこんなやり取りがありました。

「Kさん、前回は宿題沢山出したけど、ちゃんとできていますね。偉いですね。お家ではいつ頃やるの?」

「家に帰ったら直ぐにやります。私、面倒なことはとにかく先にやっちゃうタイプなんです。

 自分の時間は楽しく過ごしたいしね」。

講師にはこの言葉がとても響きました。ストレートに胸に刺さる言葉でした。

若干13歳で自分を律することが出来るKさん。

既に自分を律する事が出来る、理性的な生徒さんなんだと驚かされました。

自分を高めることに於いて、重要な要素が既に身についているKさんの未来は素敵なものになるに違いありません。

分かってはいるけれど、日常に追われ、つい煩わしいことは後回しにしてしまうことがあります。

講師も折目正しく生活しなければと思わされる言葉でした。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

「面倒なことは、とにかく先に」、Kさんのこの姿勢、本当にすばらしいですね。だからこそ、“明るく柔らかく”いられるのでしょう。多くの学校の冬休み明けは、来週10日からでしょうか。やるべきことは先に行い、追われる生活ではなく、ゆとりをもって、課題を坦々と行っていけるよう、多くの皆さんも、今から気持ちの準備をしておかれるいいですね。

 

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4282.~就労に向けて~

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 ~今日のElephasブログ:「N君、職能開発科」(1月6日)

新年おめでとうございます。所沢教室の吉住です。

特別支援学校の職能開発科に通っているN君。

4月から3年生になります。

最近、「時間が過ぎるのが早いですね」と話すことが増えてきました。

来年卒業したら、社会人となるN君。

その自覚から時が過ぎるのが早いと感じるのでしょうか。

先日は自ら「面接練習をしたいです」との申し出がありました。

すぐに練習を行ってみたところ、部屋への入り方から、姿勢、受け答えなど、

キリリと緊張感を持って対応することができていました。

学校の課題にも、いつも真面目に取り組んでいるN君。

最終学年も充実した学校生活となりますように。

応援しています!

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

N君の発言、大きな成長が感じられます。学習に、目的意識や計画性を持つようになられましたね。春からは3年生、学校でも就労への準備が本格的になってきているのでしょう。就業技術科や職能開発科におけるひとり一人の生徒さんの成長には、いつも目を見張るものがあります。教科教育、職業教育、インターンシップ、日々の教育の充実度の高さを感じます。今年も両科へ多くの生徒さんが合格されましたが、受検期の成長から、また更に大きく成長されることは本当に楽しみです。

 

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4281.~計画的に、着実に~

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 ~今日のElephasブログ:「高校でも、成績キープ」(1月5日)

新年おめでとうございます。所沢教室の増原です。

高校1年生のN君。学習内容もどんどん難しくなってきましたが、定期テストでも順調に良い点数をキープしています。

N君の学習に取り組む一つひとつの姿勢が結果につながっているのだと思います。

・エレファースでの授業はもちろん、学校の教科書にも書き込みや印が多くあり、

しっかり集中できていること。

・グラフを描いて確かめる、図形を描き換えて考えるなど、

ミスを減らす工夫を説明するとすぐにその方法でやり直せること。

・季節講習にも毎回参加され、宿題やテスト前課題にもきちんと取り組めること。

・それ以外にも自主的に単語練習などを継続していること。

今後とも努力を続け、更に前へ進んでいくことを期待しています。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

N君、頑張っていますね。集中力、受容性、計画性、反復性、学習にとって大切な要素を兼ね供えていますね。既に、りっぱな学習者です。春からは、高校2年生。卒後の具体的な目標をもって計画を立て、このまま着実に進んでいきましょう。

 

 

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4280.~数字の力~

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 ~今日のElephasブログ:「驚くほどの急成長で」(1月4日)

新年おめでとうございます。所沢教室の榎戸です。

「明日テストだから 小数をもう一回やった方がいいと思うよ」、Hくんが言いました。

Hくんは小学4年生です。

「今日から算数は面積です」と説明し、学習スケジュール表に書き込もうとした時のことです。

翌日小数のテストがあること、

宿題のプリントで小数点の位置を間違えてお母さまにチェックされたことを伝えてくれました。

夏休み前までは、テストがあることを講師に伝えたり、点数を気にしたりすることはありませんでした。

Hくんに変化が現れたのは、夏休み明けの漢字テストで初めて100点を取ってからです。

実は夏休みは、漢字テストに向けて計画を立てて取り組んだのです。

それ以来、“テスト”を意識して学習することができるようになりました。

お母さまも講師も驚くほどの急成長、

学習する態勢がしっかり整った2学期でした。

さあ3学期、そして迎える5年生。

Hくんの「わかった!」を増やしていけるように進めていきたいと思います。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

点数(=数字)の力は、大きいですね。頑張ったことの成果は、数字が最も如実に示してくれます。100点がとれたなんて、Hくんにとって大きな出来事であり、自己意識がガラッと変わったようですね。自身の力への信頼を得ることができた上に、“頑張れば出来る”という事実は、とても面白いことです。自分の働きかけで、対象が、また世界が変わるのですから。3学期、本当に楽しみですね。

 

 

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4279.~励ます、静かに穏やかに~

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 ~今日のElephasブログ:「大丈夫。わかってたんだね」(1月3日)

新年おめでとうございます。西国分寺教室の高須です。

小2のKさんは、九九を勉強中です。

Kさんはいつも明るく積極的に授業に取り組んでいます。

5の段までは、あっという間に覚え、6の段からペースダウンしたものの、気落ちすることなく学習し、6の段も無事クリア。

現在、7、8、9の段を覚えるために奮闘中です。

毎回、『歌唱数量法』で口ずさんだり、プリント教材をこなしたりしているうちに、徐々に躓く箇所も限られてきて、

あと一歩というところまできました。

あと一歩というのが、こんな感じです。

「7×6=42・・・?」、一瞬、戸惑ったり、戸惑うことで答えられなくなったりするのです。

講師が、

「正解!合っているよ」と返すと、ほっとしたように、

「あってた~」とつぶやいて、次に進みます。

また、空欄になった箇所の答えを講師が告げると、

「やっぱりそうかぁ」とつぶやきます。

その都度、

「大丈夫。わかってたんだね」と励まします。

ゴールはすぐそこです。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

生徒さんは、分からないことや間違えることをとても恐れたり、嫌うことがあります。「まちがえることは、許せない」「絶対にまちがえたくない」「ちがう、といわれたくない」・・・、という自分自身のともすれば規範的にすらなっている強い思いであることもあれば、間違えを強く指摘されたり、叱られたりする経験から、そうなることもあります。また、このKさんがそうなのだと思われますが、穏やかではあるけれど「まちがえたら、こまる・・・」という、不安のやや強いケースもあります。ですから、生徒さんが分からなかったり間違えたりした時の講師の対応の仕方は、とても重要です。“こう対応すれば良い”という紋切り型では、対応しきれません。生徒さんの特徴を知り、心を感じながら対応することです。Kさんへの対応は、とても良かったですね、だから、Kさんは、ほっとしたり、安心してつぶやいたりできるのです。Kさんには、励ますときも、静かに、穏やかに。

 

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4278.~読む力~

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 ~今日のElephasブログ:「読み書き、目を見張る成長が」(1月2日)

新年おめでとうございます。西国分寺教室の小川です。

小学1年生のAさん、とても明るく、少しシャイな生徒です。

親御様からのご要望である「ひらがな学習(特に読み)」に取り組み、数カ月が経過しました。

当初は曲に合わせて描画学習を行うリズム造形に取り組みましたが、

Aさんは図形も文字も上手に書くことができ、あっという間に書字の課題はクリアしました。

最近では音韻処理の課題である、ひらがなの読みを習得することに重点的に取り組んでいます。

この点でも成長がみられ、当初の歌唱言語法による一文字読みの学習から、

現在は言葉カードによる単語読みへと進みました。

「カルタ遊びするよ」と声をかけ、「うさぎはどれ?」などと質問すると、

Aさんは少し考えながらも、しっかりと正しいカードを取り出すことができるようになりました。

「さ行」と「は行」に少しだけ課題が残りますが、この数カ月での成長には目を見張るものがあります。

学校でも担任の先生からひらがなの読みが上達したことをほめられたそうです。

これからもAさんの成長がとても楽しみです。

今後もあせらず、少しずつ進んでいけるようフォローしていきたいと思っています。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

Aさん、学校の先生にも褒めていただけたのですね。どんなにか、嬉しかったことでしょう。ますます、学習への意欲が湧いてくることでしょう。療育は、課題の所在を適切に把握して、生徒さんにとって無理のない方法で、穏やかに進めること。Aさんは、その成功例ですね。一音読みから、単語読みへ、そして文読みへ。Aさんの歩み、ほんとうに楽しみですね。

 

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4276.~焦らず、諦めず、穏やかに~

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 ~今日のElephasブログ:「習慣を変える」(12月31日)

おはようございます。津田沼教室の鶴巻です。

新しいことを覚えることや癖や習慣を正すのはなかなか難しいことです。

学習においてもそうです。

中学1年生になり、新しい問題の解き方を覚え、今までよりも解答工程の多い問題も増えたS君。

S君は計算が得意なため、途中式を省略し頭の中で計算することが多かったのです。

それゆえ、問題が複雑になるにつれ、計算ミスもありました。

途中式を書くことで計算や符号の整理ができることを伝えましたが、初めからそう簡単に今までの習慣は抜けません。

しかし、計算問題を何度も繰り返し行うことで徐々に身についてきました。

大人でさえ、意識して習慣を変えるのは難しいことです。

スポンジのように吸収できる今の時期、それぞれのこだわりはありますが、

何度も取り組み、より良くしてこうと努力する姿がすばらしいと感じました。

これからもそんな良い姿を一緒に増やしていこうと思います。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

S君も講師も、根気よく努力していますね。これまでの習慣を変えるには、まず学習態勢の安定性、講師への信頼性が求められます。その上で、少しずつ手ごたえや結果が伴われることによって、新しいことの獲得がなされていきます。この間の講師の対応の仕方こそが重要です。焦らないこと、諦めないこと、しかも穏やかに対応し続けること。S君、もう良いところまで来ていますね。新年から、また新たな気持ちで頑張りましょう。

 

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4275.~受験まで 坦々と~

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 ~今日のElephasブログ:「受験 まだ時間はあります」(12月30日)

おはようございます。津田沼教室の有藤です。

本格的な受験のシーズン、真っただ中です。

津田沼教室も沢山の受験生がいます。

講師は、授業準備と共にエアコンをつけて部屋を暖めて、加湿器に水を入れてスイッチを入れます。

体調を崩さないように環境を整えて、生徒さんをお待ちします。

1月に本番の生徒さん、2月に本番の生徒さんもいらっしゃいます。

できる問題は完璧に、そしてもう少しでできる問題は、何度も練習します。

まだ時間はあります。

1問ずつ確実に解いていきましょう。

講師は、良い結果が出るように、最後まで生徒さんと向き合っていきます。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

Elephas、朗豊ゼミナール、今日から冬休みです。でも受験生には、冬休みもないかもしれません。しかし、“焦る”気持ちは、ここでしばし休ませて、リフレッシュしましょう。そして、「まだ、時間はあります」、それぞれの受験日に向け、ゆったりと坦々と仕上げの学習を進めて行きましょう。

 

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