5030.~探求学習?

5030.~探求学習?

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「ネコ科!?」(5月27日)

おはようございます。Elephas 国立北口教室の鵜澤です。

小4のNくんは、今年度から積極的にSEOLEOのオリジナルテキストに取り組んでいます。

今日は「ライオンはネコ科」という表現に目が止まりました。

Nくんが「科?」と首をかしげたのは、学習のチャンス!

講師と一緒に図鑑を広げ「ネコのグループ」という意味であることや、

「ネコ科の動物にはトラ、ヒョウ、チーターなどたくさんいること」を調べました。

SEOLEOテキストは取り上げるテーマが幅広く、生徒さんの興味も広がります。

さて、来週はどのテキストに取り組みましょうか。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

このSEOLEOテキストは国語の読解ワークのスタイルを採っていますが、探求学習の一環としても活用されています。疑問を持ちながら読み進めているNくんはこのテキストの目的に適い、嬉しいことです。文字面を追うことから更に進んで、読み込み、探求の段階へ。Nくん、大いに楽しんでくださいね。

 

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5029.~努力?

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 ~今日のElephasブログ:「自習・反復」(5月26日)

おはようございます。Elephas 国立北口教室の八箇です。

この春から職能開発科に通っているR君。

授業が始まる前に来て自習している姿をよく目にしていました。

昨年度3月から担当しはじめましたが、自習してから授業に臨むというスタイルは変わっていません。

そして、授業にも宿題にもとても真面目に取り組んでいます。

今は、漢字検定7級に向けての対策を中心に行っています。

初めて行うプリントでは、正答率が7割に満たない単元もありますが、反復練習をすることで8割9割と正答率を上げて行くことができています。

自習する習慣と反復練習する習慣は、今後もR君の大きな武器になることと思います。

R君、これからも一緒に勉強を頑張って行きましょう。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

R君、入学からそろそろ2か月が経ちますね。変わらずに努力されているとのこと、すばらしいですね。職能開発科受検、追い込みの時期の頑張りをよく覚えています。努力はきっと実ります。坦々と、この努力を積み重ねていきましょう。日々の充実、清々しく、気持ちの良いものですね。

 

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5028.~思いを描く?

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 ~今日のElephasブログ:「画題:沖縄の思い出」(5月24日)

おはようございます。Elephas 国立北口教室の今村です。

先月、第10 回Elephas絵画展が行われました。

Kさんは、『沖縄の思い出』というテーマで昨年の小学校の修学旅行で行った沖縄のことを描きました。

絵画展当日、講師も会場におりましたところ、多くのお客様から「素晴らしい作品ですね」とお褒めの言葉をいただきました。

Kさんは修学旅行前から沖縄を楽しみにしていて、沖縄らしいモチーフのイラストを検索しては描き写し、

授業前に見せてくれることもありました。

飛行機に乗ったことがないのに、いきなり修学旅行では心配だと、飛行機の練習でご家族と大阪まで日帰りで飛行機に乗ってみる等、準備万端でお出かけになりました。

制作にあたり、描きたいものをリストにし、優先順位を付けました。

首里城は復元工事中で見学できなかったもののKさんはリストのトップに挙げ、細部まで観察して描きこみました。

シーサー、ジンベイザメ、サーターアンダギー、紅芋タルト、ヤシの木、ハイビスカス、海、ひと目で沖縄と分かるKさんの思いがぎゅっと詰まった作品が仕上がりました。

タイトル通り、素晴らしい沖縄の思い出が残せたと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

ほんとうに、すばらしい作品でしたね。沖縄への思いや気持ちが、指先からあふれ出てきたような作品でした。それにしましても、事前に飛行機体験をなさるなど、親御様のKさんへの思いとそのご努力はすばらしいですね。頭が下がります。

 

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5027.~サインを感じ取る?

5027.~サインを感じ取る?

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 ~今日のElephasブログ:「気持ちを察して」(5月23日)

おはようございます。Elephas西国分寺教室の髙須です。

Kちゃんの授業は、主に学校の授業の先取りです。

予習することで安心して学校の授業に臨めるからです。

その日のプログラムの順番はKちゃんの意向によって決めます。

これもまた安心して授業に臨むためです。

「来週テストがある」と言えば、一番に単元の復習に取り組み、テストに対する不安を和らげていきます。

学校の進み具合が判断基準になっていますが、Kちゃんの気持ちを優先します。

その「気持ち」は、「来月のカレンダーは何描くのかな?」といったようなひと言で察することができます。

そういうときは、迷わず「最初にカレンダーの絵を描きましょうか」と提案します。

すると、顔がぱっと輝きます。

Kちゃんの表情を見ていると、

納得がいった上での授業進行が学習に対するモチベーションを上げていることが分かります。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

そうですね、生徒さんの表情やしぐさ、言葉から、いろいろなサインを感じ取ることができますね。講師には、そんな感性を持ち合わせることが求められます。講師の気づきで、生徒さんが安心して学べることは何よりも大切です。

 

 

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5026.~気持ちを育てる?

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 ~今日のElephasブログ:「ある日変化が」(5月22日)

おはようございます。Elephas中野坂上の梶谷です。

Kくんはこの春、小学校に入学したばかり。

文字を書くことにはなかなか興味を持てず、まずは自分の名前をきちんと書けるようになることが、最初の目標でした。

アプリ教材の楽しさには夢中になるKくんでしたが、プリントに向かう時間はどうしても短くなりがちでした。

そんなKくんに、ある日変化が訪れます。

「お父さんにプレゼントを作ろう!」 その何気ない一言が、Kくんの心を動かしました。

自分の意思で紙に鉛筆を走らせ、たどたどしいながらも一生懸命、自分の名前を書き上げました。

そして驚いたことに、その手紙は丁寧に折り畳まれ、開ける時のための小さな矢印まで描かれていたのです。

次の週、「お父さん、お母さんに手紙を書くんだ」と、Kくんは前回と同じように、一文字ずつ丁寧に書き進めていました。

折り目には剥がれないようにと、真剣な表情でテープを貼る姿も。

夢中になっていたアプリ教材はそっちのけで、伝えたい相手への想いに、心を寄せているのです。

「誰かに気持ちを伝えたい」「喜んでもらいたい」――Kくんの純粋な気持ちが、文字を書くことへの意欲を引き出しました。

ともすれば「文字を書く」ということを、単なる読み書きの練習や訓練として捉えてしまいがちです。

しかし、その根源には、きっと「誰かに何かを伝えたい」という、温かい気持ちがあるはず。

Kくんの姿は、その大切な原点を改めて講師に教えてくれました。

このような子どもたちの「純粋な気持ち」をどれだけ引き出せているだろうか――。

自身の指導を振り返る、貴重な機会となりました。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

「誰かに気持ちを伝えたい」「喜んでもらいたい」、子どもは自身の中に動機づけがある時に意欲的になります。「~しましょう」「~しなさい」という外からの促しには応じにくいことがあっても、自身の気持ちが動く時に子どもは力を発揮します。Kくんは、その好例ですね。きっと、お父さん、お母さんのことが大好きなのでしょう。それなくしては、ことは始まりません。大好きなお父さんお母さんだからこそ、お手紙を書きたい気持ちが、すーっと現れ、書字へとつながったのでしょう。すばらしいきっかけとなりましたね。

 

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5025.~歌唱造形?

5025.~歌唱造形?

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 ~今日のElephasブログ:「絵画展に初出品」(5月21日)

おはようございます、中野坂上教室の小田です。

4月に開催された第10回エレファース絵画展。

担当している生徒さんの作品だけでなく、他のたくさんの生徒さんの作品に触れることができる貴重な機会でした。

そこで、今回は絵画展に初めて出展されたTさんについてのお話をご紹介したいと思います。

Tさんはとても大人しい生徒さんです。

授業中、自分の気持ちを積極的に口にすることはほとんどありません。

普段の様子からすると、絵画展への出展をお勧めしたら、きっと嫌がるのだろうな・・・と思っていました。

それでも、日頃から歌唱造形に取り組んでいますし、かねてから「色使いがとてもお上手!」と思っていたので、

“本人のお気持ちを最優先に”と気を配りながら声を掛けたところ、

予想に反して迷うことなく「うん!」のお返事。

お休みの日もあり、締め切りの日までに完成できるのだろうか・・・と気をもみましたが、

なんとかTさんの好きな世界が完成しました。

以前新任研修の際に、「テレビから流れる絵かき歌をご覧になった子どもたちに好ましい変化が表れ、

大きな反響があったことが教室を開くきっかけになった」と学びました。

歌唱造形に取り組むことで、Tさんの能力が開花していきますように・・と思いながら、帰宅の途につきました。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

Tさん、初めての出品だったのですね。歌唱造形のもつ聴覚的要素と絵画のもつ視覚的要素が統合されることによって、機能への大きな働きかけが生じます。子ども達の興味は、そんな刺激によって引き出されているようです。Tさんも歌唱造形を大いに楽しんで、また出品なさってくださいね。

 

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5024.~自身にチャレンジ?

5024.~自身にチャレンジ?

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース

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 ~今日のElephasブログ:「…それ以上に嬉しいです」(5月20日)

おはようございます。Elephas エレファース 中野坂上教室の福沢です。

高校1年生になって、1か月が経ったK君。

「こんな授業があった、こんな楽しい先生がいたよ、苦手な先生もいたよ、

でも単位を取るためにがんばるよ」、と笑顔で話してくれます。

そんなK君が、講師にとってうれしい報告を持ってきてくれました。

授業がある日でもないのに、学校帰りに教室に寄ってこんな報告をしてくれました。

「学力テストの結果が出たから、伝えようと思って来たよ。英・国・数全部8割を超えたよ!」

「すごいじゃない!さすがだね」と、講師の声も喜びできらきらしていました。

学力テストのための勉強をしているときは、「やりたくないな」とつぶやきながらやっていました。

でも結果が出たら、「だれかに自分のやった!という気持ちを聞いてほしい」、「だれかに一緒に喜んでほしい」、

そんな気持ちが湧いてきたのではないかと思います。

講師は、それを教室に真っ先に伝えに来てくれたK君の気持ちが嬉しくてたまりませんでした。

K君、ありがとう。K君のその気持ちが、良い成績をとれたことも嬉しいけれど、それ以上に嬉しいです。

これからも、K君の成長を見守っていきたいと思います。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

K君、入学早々、すばらしい成果でしたね。“やればできる!“という手応えをしっかりと得ることができましたね。自信と達成感、この2つを両輪に高校生活では、自分自身にチャレンジしていきましょう。

 

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5023.~個の視点を?

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 ~今日のElephasブログ:「一生役立つ学びの力を」(5月19日)

おはようございます。Elephas エレファース東中野教室の近藤です。

通称タヌキ先生と呼ばれています。

閑話休題。

灘中の伝説の国語教師「橋本武先生」をご存じでしょうか?

橋本先生は「一生役立つ学ぶ力」を掲げ、「スローリーデイング」に取り組んできました。

中勘助の小説「銀の匙」1冊だけを教科書として、中学3年間をかけて教える。

1日1~2ページのこともある。とにかく横道にそれることも多く、生徒はいろいろな経験を重ねて人生の様々なことを学ぶ授業を行っていました。

たとえば、「銀の匙」の一節に「ぺんぺん草」とあれば、横道にそれ、ぺんぺん草とはナズナのことだと話す。

そこからナズナは春の七草で、「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」、さらに図鑑で花を調べ、食用の内容まで話す。

また、ついでに秋の七草「ハギ、ススキ、クズ、キキョウ,ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ」、そしてまた花の色など。

また野外学習として春の七草を生徒と一緒に採集にいく。

このようにして橋本武先生の「スローリーディング」は1冊の小説「銀の匙」一つで3年間を通して、生徒の一生に役立つ無限の学びの授業を行ないました。

SEOLEOには個性のあるかわいい生徒さん方が集まります。

それこそ無限の可能性を秘めた生徒さん方。

塾である以上、もちろん教科書対応の課題で正解率を上げることも指導いたします。

しかし、本当に教えたいのは、寄り道しながらも、「一生役立つ学びの力」を授けたいということです。

タヌキ先生 「何か質問のある人?」

K君     「はーい、先生」 

タヌキ先生 「K君どうぞ・・・」

K君     「春の七草、秋の七草わかりました。ではタヌキ先生の七草は?」

タヌキ先生 「・・・・・・・」

今日も楽しい学び舎です!

 

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

生徒さん方に何を伝え、何を身に付けさせたいか、どのような方向性を持って授業を行うか?講師の思いと情熱はとても大切です。そこに生徒さんの特性や心理、学力、学校や生活の状況、ご本人や親御様のご希望を加味して、少し先の方向性を見定めた上で、日々の授業プロがラムを組んでいきます。Elephasでは、個別指導ならではの対応を基本としています。ひとり一人の講師がもつ自身の教育への思いと生徒さんへの個の視点とを程よく調和させて、日々取り組んでいます。

 

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5022.~このペースで一歩ずつ?

5022.~このペースで一歩ずつ?

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 ~今日のElephasブログ:「ちょっとは勉強頑張るんだ…」(5月17日)

おはようございます。Elephas エレファース東中野教室の秋笹です。

4月からご入会のU君。中学1年生。

初回の授業時に漢字問題集を持ってこられました。

「ここに通うって決めてから、ちょっとは勉強頑張るんだ」と、はにかんだ笑顔で決意表明。

エレファースに入会すると決めてから漢字の問題集を購入して、家で少しずつ勉強を進めてきたそうです。

それから1か月、1時間で漢字・英単語・数学と大忙しですが、目をキラキラさせて頑張っています。

英語はアルファベットから。

「英語は好き、将来外国に行きたい」と積極的に学びます。

SEOLEOワークを使用し、大文字小文字のマッチングや書くことをしっかりと練習。

本人もわかりやすく取り組みやすかったようで、最初はおぼつかなかった小文字も今は完璧です。

好きな言葉や興味のある言葉(特にスポーツ)を英単語にしてPC入力をしながら、楽しく学んでいます。

学校ではラグビー部に入って大活躍のU君。

「思わず学校の授業中寝てしまうこともある」とこっそり話してくれました。

講師は「たまにはそういうこともあるよね。大事なのはメリハリをつけることですね」とアドバイス。

まずは中学最初のテストに向けて一緒に頑張りましょう。

好きなことを伸ばして、苦手なことは少しでも興味を持もてるよう、講師も工夫して授業に臨んでいます。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

U君、中学に入学され、また同時にElephasにも入会され、気持ちは学習へとしっかり準備されているようですね。「ちょっとは勉強頑張る」どころではなく、講師曰く「最初はおぼつかなかった小文字も今は完璧です」とのこと。すばらしい成果ですね。これでイイのです!このペースで一歩ずつ積み上げていきましょう。

 

 

 

5021.~ヒント さりげなく?

5021.~ヒント さりげなく?

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「わっわっわっ」(5月16日)

おはようございます。Elephas 東中野教室の安齋です。

小4支援級のSくんは計算が得意で、計算手順や規則性を理解すると、

基本的にはひとりでどんどん進めていける生徒さんです。

また、新しいことには興味津々で、自分自身で納得するまで深く見ます。

言い方を変えれば「講師を観察」しています。

例えば、Sくんと「わり算の筆算」について勉強をした時のこと。

講師はホワイトボードで説明をし、そのあと生徒さんは同じ問題を解きます。

その時、Sくんは商のたて方や次の数の下ろし方などに自信が無いと顔をあげてこちらを見て来ます。

講師は、正しい手順の場合「うなずく」ことをします。

間違っている場合は、ホワイトボードに該当手順の所までを書き説明していくのですが、

Sくんは、講師がホワイトボードに書こうとすると、

「わっわっわっ」と小さい声で別の答えを書き始めます。

もう一度自分自身でやり直したいという気持ちが強く、その姿勢には感心させられます。

その中で講師がヒントを与えながら問題を解いていきます。

最後に講師は電卓を使ってたしかめ算をしてみせます。

【わる数×商+あまり=わられる数】…「おっ、合っていますよ」

Sくんはプリント1枚分の問題が終わった後、講師から電卓を借りて、講師と同じように「たしかめ算」をします。

確かめることで、自分で解いた問題の答えに満足し楽しんでいるかのようです。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

Sくん、先生の説明をよく聞き、よく考え、決して間違えないように、注意を傾け、慎重に問題に当たっていますね。「わっわっわっ」には、Sくんの気持ちがよく表れています。「ちがうね、ちがうんだね、でも、ぼくが自分でやるよ、できるよ、できるから大丈夫だよ・・・」と、決して間違えないように。講師もその気持ちを解し、さりげなくヒントを与えているのもすばらしいですね。「おっ、合っていますよ」、の講師の声にSくん、どれだけ安堵したことでしょう。「絶対にまちがえたくない!」、この傾向はElephasの生徒さんに多く見られます。

 

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