5364.~信じて待つ〜

5364.~信じて待つ〜

 

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室Elephas(エレファース)・朗豊ゼミナール・オンライン個別学習塾「積塾」・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 

今日のElephasブログ:「根気強くアプローチ」(7月29日)

おはようございます。 Elephas 中野坂上教室の梶谷です。

Sくんは小学2年生の男の子です。

彼を担当させていただくようになってから、およそ1年が経過しました。

最初のころは、「プリントやらない」「字を書きたくない」といった様子で、なかなか思うように学習が進まない時期もありました。

「彼が少しでも興味を持ってくれることは何だろう」と、

大好きなポケモンを使った文字の読み書き、積み木を使った算数の勉強、単語カードを使った神経衰弱など、

いろいろな方法を試しました。

「学習」と「遊び」の境界線を行ったり来たりするような日々、根気強くアプローチを続けました。

変化が見え始めたのは、彼が2年生になる頃でした。

少しずつ、学習への姿勢が変わってきたのです。

「自分で読むから黙っていてね」 「自分でやるから、ヒントは言わないで」 「もうわかりました!(すごいでしょ)」 「もっとやりたい!」

そんな頼もしい言葉が、自然と彼の口から増えていきました。

それと呼応するように、「漢字を書く」「音読をする」「計算問題に取り組む」といった学習にも自ら積極的に取り組むようになり、知識の吸収力もどんどん向上していきました。

最近では、元気に「おはようございます!」と教室に入ってくる姿にも、確かな成長と頼もしさを感じています。

彼と向き合う日々の中で、「あきらめないこと」「あせらないこと」の大切さを改めて教えてもらいました。

そして、この言葉の根底には、「生徒を信じて待つ」という意味が込められているのだと感じています。

子どもたちが成長するスピードやタイミングは、一人ひとり異なります。

その「成長のタイミング」が訪れたとき、彼らを深く理解し、適切な働きかけができる準備を常に整えておくこと。

これからも、そのような指導を心掛けていきたいと思います。

 

◇ワンポイント アドバイス◇

Sくん、大きく成長されましたね。「生徒を信じて待つ」、講師としてすばらしい態勢です。“信じて”、待つことが大切です。しかも、創意工夫しながら。手をこまねいて待っていたのでは、次の地平は現れません。講師は、ひとケースのこのような経験によって成長します。これから出会う他のケースにおいても、“信じて”待つことができるようになります。この心の片隅のゆとりが生徒さんにも伝わり、学習に柔らかさを与えていきます。

発達支援教室Elephas(エレファース)

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