1219.Elephas ホリデーブログ ~「5月第5週:今週の心に残ったE・Blog」~

1219.Elephas ホリデーブログ ~「5月第5週:今週の心に残ったE・Blog」~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

第5週のE・Blogは「デッサン力」(5月30日up)。みなさまは、いかがでしょう。

 歌唱造形は「絵かきうた」としてスタートしました。
 当時は、”絵かきうたは子どもの絵が画一化する”という非難もあったようですが、
同時に”これまで絵の描けなかった子どもが描けるようになった”、という声も上がったそうです。

 そこで、絵が描けるためにはとその条件を分析し方法論化したのが、『歌唱造形』です。
数十年の実践を経、現在に至っています。

 機会がなければ絵筆を持つことも少なかったのではと思われる生徒さんも毎週絵を楽しみ、
 中には造形リトミックの歴史とほぼ年数も同じほどに描き続けられている方もいらっしゃいます。

Tくんもそのお一人。年数はまだ5~6年ですが、絵かきうたを見事に昇華させて、
今では写実的なデッサンに入ってきているとのこと。

 ・対象の図形的把握
 ・部分の構成
 ・全体の配置(構成)
 ・対象についての知識
 ・対象についての感性

 さらにそこに絵と音楽との融合がある。

描く生徒さんもアドバイスする講師も、ともに絵画、描くこと、その時間、その場を楽しんでいるようです。
その様子がリアルに伝わって、音楽まで聞こえてきそうな、印象に残るブログでした。

発達支援教室Elephas・造形リトミック研究所
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公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

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1061. ~歌で季節を~

1061. ~歌で季節を~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」
: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、
本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『クリスマス気分』(12月20日)~クリスマスの歌が教室に流れると、いっそうクリスマス気分になれます・・・~

最近は童謡や唱歌が子ども達にあまり親しみのあるものではなくなってきているようです。
歌を通して季節を感じる、・・・今はクリスマスの時期のジングルベルやキャロルくらいでしょうか?

「さくら」「こいのぼり」「あめふりくまのこ」「七夕」「われは海の子」「うさぎ」「まっかだな」「たきび」
「お正月」「雪」「ひなまつり」「早春賦」

 どうにかひと月にひとつずつ歌を思い出してみました。

これらも本来は共有の文化ですね。日本人として、同じ感覚を同じ時期に持つ。
共有できることを音楽を通して楽しめることはすばらしいことです。

Elephas での四季折々の歌に加えて、日本の伝統的な歌も伝えていきたいものです。

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1058.Elephas ホリデーブログ ~絵画展の作品に~

1058.Elephas ホリデーブログ ~絵画展の作品に~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」
: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

秋の絵画展作品の写真を現像しました。

描かれている作品の人物や世界に、”再会”したような思いを持ちました。

表情や構図をさほど意識して描いたのではないのに、
無意識の制作の中に生きた表現があります。
無意識というより”無心”というのでしょうか。

たとえば、作品「ピンクのカチューシャの私」。
ちょっとした首の傾げ方、眉、口元、首の細さ、肌の色合い。
作者とは別の、もう一人の少女が現れたようです。

字は体を表すと言われますが、絵にしてもそうですね。
絵には絵としてもう一つの存在を生み出す力があります。

芸術家という限られた人だけにではなく、誰もにそれが可能です。

生徒さんの作品からは、そんな風に感じられます。

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1012. ~絵の中であそぶ~

1012. ~絵の中であそぶ~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リ

トミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースホームページでアップし、教室での生き生きとした生徒さんのご様子や講師の創意工夫をお伝えしています。広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログについてのワンポイントメッセージを加えさせていただきます。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『今度は、12色の観覧車を』(10月30日)~色が大好きなTくん、「遊園地」のテーマでカラフルな作品が・・・

「遊園地」、この言葉を聞いただけで楽しくなる方もたくさんいらっしゃるでしょう。
さらに「観覧車」「ジェットコースタ」「コーヒーカップ」「かたつむりの乗り物」「お城」「風船」・・・ときたら、
頭の中では遊園地がぐるぐると回り始めてしまいそうですね。

対話も詩も作文も、もちろん絵も、そこでいかに感じるか、です。

『メリーポピンズ』の映画に、主人公と子どもたちが絵の中に入り込んで楽しく流れるような空気の中、遊園地であそぶシーンがありました。実写とディズニーのアニメが相まって、実に豊かに表現されていました。

きょうのブログ、生徒さんも講師も遊園地をとっても楽しめたようですね。
皆さんもElephasブログを開いて、どうぞ遊園地をお楽しみください。

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1010.Elephas ホリデーブログ ~すきなものは?~

1010.Elephas ホリデーブログ ~すきなものは?~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リ

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今日は、曇りから雨。取り置いていた新聞の切り抜きを整理していたら、
「わたしのすきなもの」という題の子どもの詩が出てきました。

やさい、くだもの、むしのそれぞれから好きなものがあげられています。

それでだけで詩になってしまうのですね。

これならば、かんたん。
だれでも詩が書けそうです。
かんたんなのに、個性も表れます。

まずは、自身が書いてみましょう。
自己分析にも、自己発見にもなります。

そうしたら、生徒さんとも楽しんでみましょう。
生徒さんひとりひとりの新しい発見ができそうです。

生徒さんの楽しむ心も、表現する力も、育ってくれればと思います。

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1007. ~だれかに伝えましょう~

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 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースホームページでアップし、教室での生き生きとした生徒さんのご様子や講師の創意工夫をお伝えしています。広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログについてのワンポイントメッセージを加えさせていただきます。

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日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『大井、新幹線車庫』(10月24日)~N700系が何台も整然と並んでいて・・・

百聞は一見に如かず、本物の迫力はそれは相当なものでしょう。
テキストで学んだだけでも、驚くことがたくさんだったのですから。

きのうの生徒さんは、車庫で整備を終えた新幹線の車両はトレーラに乗せて、
夜から早朝にかけて一般道で運ばれるということ、また

遠いところや線路のないところには海路で運ぶということにもイメージを膨らませ、感心していました。

一度見てみたいものです、道路を通る新幹線を。

親御さんにもそんなご報告をしていますので、ぜひ再びご家庭でも話題にしていただければと思います。
学んだことを記憶し、今度は自分の言葉で再生することによって、記憶はグッと深まります。
一般にも、よく話す人は記憶量が増します。自身の経験としても、自分が話したことことについては
記憶の度合いが高まるように感じます。

ご家庭でもそんな話題がちりばめられている生活にはゆとりも出てくることでしょう。

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1006. ~”作る”ということ~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『絵画、観察して確認して』(10月23日)~絵画展への出品作品、仕上げに入ってきました・・・

絵画制作。幼稚園でのお絵かきに始まり、学校での図工や美術でみなさんも経験がおありでしょう。

描きたいものや、こんな風に描いてみたいという思いがあればどんどん筆が進むでしょうが、
そうでない場合はとんと困ってしまったこともあるのではないでしょうか。

教室ではテーマが自ら決まる生徒さんもいらっしゃれば、こちらから提案することもあります。
テーマが決まってからも、黙々と描きはじめる生徒さんもいらっしゃれば、そこに何を感じ何を表現したいかを
対話を通して引き出していくこともあります。

いずれの場合も、それぞれの生徒さんの普段は見えにくい面が見えてきます。

黙々と描き続ける生徒さん、口数は少なくてもたくさんの言葉を持っていることに驚かされます。
たとえば獣医さんの治療室を描いた生徒さん。さまざまな治療の道具から大小の薬瓶まで次々に描いていきます。
相当な興味と観察眼、記憶力、表現力が伺えます。

対話を進めながら描いていく生徒さん。ひとつのモチーフからたとえば、どんぐり、りす、葉っぱ、木・・・とイメージが広がっていきます。「秋のお山は・・・」とこちらが促すだけで、「きゃはは・・」と声を立てて笑います。

作品。出来上がってひとつの形になると、大きな達成感を得ます。絵画だけではなく、工作でも作文でもなんでもそうです。

誰もがポジティブに”作る人”になれること、これは Elephasの自慢のひとつかもしれません。

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998.Elephas ホリデーブログ ~さわやか~

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きょうはうす曇りですが、きのう土曜日は見事な秋晴れ。
凛とした空気が感じられ、”さわやか”という言葉がぴったりな日でした。

もう少ししたら、”!さわやか”を通りこして肌寒くなりそうです。
ですから、今のうち。

天気のよい朝、窓を開けて外の空気に触れ、
”さわやかね”と声をかけてあげましょう。
暑くなく寒くなく、肌に心地よい冷たさ、でも言いましょうか。
秋の白い日の光もさわやかさを演出しているのかもしれません。

絵カードでは説明のできない言葉です。
生活の中で言葉を育みましょう。

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991. ~描く楽しみ~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『今年も絵画展(3)』(10月5日)~大きい四つ切サイズに描く絵に講師も生徒さんもワクワク・・・

ひとりのある生徒さん、ひらがなや漢字が描けるようになりましたが、ノートのマスよりも大きな紙面を見渡して絵を構成することにはまだ少々補助を必要とします。

このような段階ですと、通常は絵に苦手意識を持ちがちですが、この生徒さんは絵が大好きです。
あひる、わに、かえる、・・・「描きたい、描きたい」と言ってきます。

テーマへの興味、描くこと、彩色することのプロセス、そして歌が絵への意欲をかき立てているようです。
特に彩色は大好きです。

丁寧に塗っていても枠からはみ出すような、また縦塗りすべきところも横塗りするようなところがまだあるのですが、
にこにこ、にこにことても楽しそうに絵筆を動かします。ものをしっかりと注視することが課題ですが、塗っているときはバツグンの注視力です。

純真に、本当に楽しそうに塗る姿からは、彩色も含め描くことの本来的な楽しみをあらめて感じさせられます。

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990. ~まるから生まれる絵~

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日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『今年も絵画展(2)』(10月4日)~それぞれの持ち味を活かした作品、すばらしい絵が完成しそうです・・・

”まる”だけでも、絵が描けます。
ぐるぐるまるになりそうな生徒さんには、ぐるぐるまるになる前に手を止めてあげます。

どれも大きな”まる”になってしまう生徒さんには、手の回転の範囲をセーブして加減してあげます。

まんまる、ほそながまる、それも言葉のバリエーションで誘導します。
造形リトミックには、本来「言葉と動きの同調」という理論があります。

描き始めの生徒さんには、ことにそんな働きかけが作品作りには有効です。

”まる”から生まれた、かお、ねこ、うさぎ、お花、ライオン、・・・、
どれもほのぼのとやわらかい作品です。

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