3720.~成長~

3720.~成長~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「マスクの下には?」(3月24日)

おはようございます。東中野教室の新野です。

桜開花の声がちらほらと聞こえ、また今年も進級、進学の季節となりました。

コロナ禍でのこの1年、本当に時間の流れが早く感じたせいか、新年度からの学年を聞いて驚くばかりです。

マスクで表情があまり分からない中、言葉遣いや言い回し、会話のやりとりなどから、生徒さんたちの成長を感じ、マスクの下に大人びた顔をうかがい知る事が出来ました。

4月からはどんな1年になるのでしょう。

予想はつきませんが、生徒さんたちにとって実り多い1年となるよう、講師も全力でサポートしていきたいと強く思うこの季節です。

 

◇ワンポイント・メッセージ

マスクで半分しか見えないお顔からは、表情も半分しかうかがえないはず。しかし、マスクで見えない分、これまでは見逃していたところから、私たちは相手を読み取り、感じ取ることができます。気持ち次第で、いろいろな発見がありますね。先日日曜日の春の嵐にも散らず、桜はますますきれいに花を開いてきています。コロナ禍のさまざまな制約の中で、私たちも強くなってきているのかもしれませんね。

 

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3718.~主体としての一貫性が~

3718.~主体としての一貫性が~

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 ~今日のElephasブログ:「大好きな絵画で」(3月22日)

おはようございます。武蔵境教室の井上です。

Hくんはいつも席に着くと、その日に描きたい動物を講師に伝えます。

「牛!」

「今日は牛を描きますか?」

「牛を描きます」。

学習のスケジュールは、算数→造形リトミック→国語の順番にしています。

算数が終わったら大好きな絵が描けるので、算数への意欲があがります。

そして、絵を描いた後の国語は、満足感、納得感を持ちながら取り組めるのです。

コツコツと時間を積み重ねたことで、半年ほど前に比べて、

解ける問題数や集中して取り組める時間が増えてきました。

宿題も毎回しっかり取り組み、ほんとうに良く努力なさっています。

描いた絵は、ご自宅でファイルに入れて保管しているそうです。

Hくんは、よく家で自分が描いた絵を見ている、とお母さまが教えてくださいました。

自主的に何かをしたい、という気持ちを大事にすることで、集中力を養い興味の幅を広げ、学習意欲につなげています。

 

◇ワンポイント・メッセージ

お楽しみの絵画が、1時間の学習時間を充実させているようですね。順番が分かるということは、時間の流れが分かるということ、待つことができるということ。そして、お楽しみによって満足感や達成感を得て、次のプログラムを充実させられるとは、主体としての態勢に一貫性が形成されているということ。Elephasでだけでなく、他の場所においてもふさわし態勢がとれていることでしょう。

 

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3717.~新生活に向けて~

3717.~新生活に向けて~

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 ~今日のElephasブログ:「」(3月20日)

おはようございます、武蔵境教室の萩谷です。

春を迎え、卒業シーズンとなりました。

「卒業式はね、卒業生と保護者だけなんだよ、在校生は入れないんだ・・」と、少し残念そうに話す生徒さん。

まだまだコロナの心配な日々が続きますが、それでも時は過ぎ、節目の時期はやってきます。

卒業、進学、就労、就職・・・。

それぞれの生徒さんにとって、どれほど環境が変化していくのでしょう。

その置かれた環境で、生徒さん方が、笑顔で活躍されることを願います。

教室で講師とやり取りしながら学習したこと、苦手なことにもチャレンジしたこと、その頑張りは、

きっと次のステージで実を結ぶことでしょう。

 

◇ワンポイント・メッセージ

コロナの収束がなかなか見えない不安の中、その上に就学、進学、就労・就職などによる環境の変化、親御様にとっても生徒さんにとっても、不安が重なります。“いよいよ就学”というまだまだ幼い生徒さん方には、親御様への後追いや甘えなど、行動面に不安が表れることが少なくありません。年齢の高い生徒さんにおいても、明らかな行動の変化が見られなくても、心理的には大きな不安を抱えていることがあります。本人にとって、不安の要素が明らかな場合もあれば、それが定まらずに何となく気持ちが落ち着かない、という状況もあります。この時期、お子さんの抱える心理的不安を慮り、新しい生活についてできる範囲で情報を与え不安を緩和してあげましょう。

 

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3716.~気づく~

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 ~今日のElephasブログ:「小さな変化を」(3月19日)

おはようございます。武蔵境教室の柿沼です。

春は卒業や入学など変化の多い季節です。生徒さんの中にも、入学という大きな変化を迎えられる方もいらっしゃいます。

一方、エレファースに長年お通いの生徒さんの中には、社会人として働いている方もおられ、

安定した日々を送っていらっしゃいます。

そうなると、あたかも変化がないように思えますが、そうではありません。

学業を終えられ、興味のあることを中心とした学習を続けている中で、素晴らしい成長を続けていらっしゃいます。

ある生徒さんは、絵画の色の塗り方で、輪郭を取って塗る方法を行った翌週には自ら輪郭を塗り、線で塗る方法を行った翌週には見事な長い横線で色を塗っていきました。

色の選び方にも意思を示すことが多くなっていらっしゃいます。

また別の生徒さんは、最初はWEBサイトを写すだけだったものが、教室のPCとご自身のスマートフォンを使い分け、複数の情報を編集するようになりました。

更に書くだけでなく、持参の雑誌の情報を織り交ぜながら講師に説明をするようになり、

今では講師の理解する様子を見ながら、分かりやすい説明を考えるようになっています。

このような小さな変化を続けていくことによる成長が、大きな成果となり驚かされています。

 

◇ワンポイント・メッセージ

小さな変化に気づく力をもつこと。学習プログラムにおいて「スモールステップ」ということが云われますが、通常のステップをさらに細分化してハードルを下げ、目標に到達させるための手法です。しかし、いかにスモールステップであっても、これは予め用意されたものであり、実際にはさらにそれが細分化されることもあります。またそれだけでなく、予期しないあらたなステップが現れることもあります。新たなステップの創出、これはとてもクリエイティブなものです。生徒さん自らの行動として出現することもあれば、講師や親御様の気づきによって確認できることもあります。そうして、その小さな成長を共に喜ぶ、それは学習や生活に潤いをもたらすものでもあります。

 

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3715.~リフレッシュ~

3715.~リフレッシュ~

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 ~今日のElephasブログ:「自信につなげて」(3月18日)

おはようございます。武蔵境教室の塩谷です。

ようやく春らしい日が増えてきました。

暖かくなるとお出かけをしたくなりますが、コロナのことを考えると少しその気持ちを抑えつつ、

感染予防に気をつけなくてはと思います。

さて、受験シーズンが終わろうとしています。

今年の生徒さん方も、過去問、面接練習等、本当に毎回真剣に取り組まれました。

半年前のことを考えると、飛躍的に学力も伸びました。受験を体験して精神的にも成長されたと思います。

自分自身の経験からも、受験生をもつご家庭は、体調管理も含めさぞかし大変だったろうと思います。

これからも、生徒さんはもちろんですが、ご両親のお気持ちに少しでも添えるように努力していきたいと思います。

受験を終えられた生徒さんには、この体験を前向きにとらえて、自信につなげてほしいと願っています。

本当によくがんばりました。

 

◇ワンポイント・メッセージ

2021年度の入試がほぼ終わりました。受験年度はお子さんだけではなく、親御様にとっても特別な一年だったことでしょう。家族の出来事として頑張られた分、今はほっと一息といったところですね。入学まで後ほぼ2週間。いよいよ、新しい生活がスタートします。教室では、ひとり一人の生徒さんにおいて、入学後の教科学習対策を着々と進めていますので、ご家庭では気持ちも体も休め、リフレッシュして入学式を迎えましょう。

 

 

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3714.~就学を前に~

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 ~今日のElephasブログ:「」(3月17日)

おはようございます。武蔵境教室の伊藤です。

プリントに一頭のゾウのイラストが描いてあります。

「これはなんですか?」、すこし前まで講師の質問にすぐ答えていたSくん。

けれども最近は、答えではなく質問が返ってきます。・・・「これはなに?」

「そうだね、ゾウだね。じゃあゾウをかぞえてみよう」、・・・「1」

丸いシールに1から5までの数字が書いてあります。

ここでもSくんから質問があります、「1はどれ?」

「1は、いまSくんの指についているよ」

Sくんは1を知っています。すでに1のシールを選んでいます。けれども質問をして確認しています。

「すごいねSくん。もう1を持っていたね。正解だね」

講師は拍手をし、Sくんはゾウの横に1のシールを貼ります。

「2はどれ?」「5はどこ?」、Sくんの質問はつづきます。

講師も答えつづけます。拍手をします。

Sくんといっしょに3羽のペンギンをかぞえました。

そしてSくんは3のシールをさがしはじめました。

「3はどこ?」また質問です。

けれどもすぐに、今度はもう少し大きな声でおなじ質問がありました。

「3はどこ!」、どこをさがしても数字シールの中に3はありません。

講師が3のシールを作り忘れていたのです。

「3がない!」、Sくんはもっと大きな声で言いました。

講師の質問にまたSくんが答えてくれる日も遠くないかもしれない、そう思いながら、大急ぎで3のシールを作りました。

 

◇ワンポイント・メッセージ

Sくん、分かっているのだけれど、質問せずにはいられない。そして、そこにあるべきもの(3のシール)がないと、気持ちが少々動揺してしまう。Sくんは、年長さん。もうじき、就学です。学校選び、学級選びで、この一年間は少々落ち着かない年であったのでしょう。Sくんのようすがこれまでとは、ちょっと異なります。そんな時、そっと寄り添ってあげることが大切です。Sくんの質問に答え、できたことを拍手で褒める。さりげない対応が、Sくんを安心させることでしょう。

 

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3713.~ほんの少しのリードで~

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 ~今日のElephasブログ:「なーんだ、できちゃった」(3月16日)

おはようございます。武蔵境教室の小泉です。

中学入学を間近に控えた6年生と、数学の予習をしています。

「中学校の数学を少しやってみましょう」

講師の声掛けに、最初は身構えたように、難しい顔をしていました。

しかし、数直線を使って負の数を理解した後は、表情も柔らかくなって学習を続けてきました。

混乱してきたら数直線に戻って、ゆっくり、同じところを繰り返し取り組みました。

その後、ワークの問題にもチャレンジしました。

すると、中間テストの予想問題や、高校受験の過去問も解いてしまいました。

「小6なのに、高校受験の問題解けちゃったね」と興奮している講師に、おだやかな笑顔を見せてくれました。

「なーんだ、できちゃった、簡単」という経験は、学年が上がるごとに減っていくかもしれませんが、

生徒さん一人ひとりに合った授業を心がけていきたいと思わされました。

 

◇ワンポイント・メッセージ

ほんの少しのリードで、大きな自信が付いたようですね。入学して初めて数学の教科書を開き、「正負の数?」とびっくりしてからでは、慌ててしまうばかりです。ゆとりのあるときなら分かることも、慌てると混乱してしまいます。良いスタートを切るためには、まさに“今”が大切ですね。

 

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3712.~個性を生かし~

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 ~今日のElephasブログ:「独自の世界間で、ストーリー構築」(3月15日)

おはようございます。西国分寺教室の山下です。

A君、独自の世界観でキャラクターを創造し、物語世界を構築しストーリーを紡いでいきます。

仮に『伽羅くん』としましょう。

次々とA君の中で伽羅くんのストーリーが出来ていったようです。

こちらとしては、何か渡りに船といった感じで、M君に授業の課題により集中してもらうために伽羅くんを借用して各教科の解説を進めました。

「伽羅くんのお小遣いの75%が弟のお小遣いの金額で二人で協力してお母さんの誕生日プレゼントにバッグを買ったらお釣りが5000円でした。さて・・・」

「伽羅くんが寒い夜に冬の大三角をみつけようと夜空を仰ぎました。先ず探すのは南東の空にオリオン座を・・・」

普段から素直に課題に取り組めるA君ですが、解説の話中に伽羅くんを登場させると、彼の集中力は俄然上がりました。

比や百分率の計算も文字式を解く(つまり方程式)も確実に最後まで解答を書き上げます。

彼曰く「伽羅くんの世界は完璧じゃないといけないからね」

その後、学校の宿題ノートに描かれ続けていた伽羅くんはストーリー仕立てとなり、担任の先生とやり取りする中で登場人物も増え、家族や友人、はたまた敵や味方まで入り乱れ波乱万丈のストーリー展開を見せて一大ドラマが完結したようです。

「え? そう言えば、宿題ノートに描いた伽羅くんの一大ドラマ、めでたく完結したんだね! 担任の先生が『凄い! 感動した!』って書いてるじゃない。」

「これも先生がお勉強の話の中でアイデアいろいろくれたからだよ。」

「ん?!」

聞いてみると授業で解説に伽羅くんを引き合いに出して、算数や国語や理科や歴史の解説をしていた中にM君のストーリー世界構築に刺激を与える要素が多々あったとのこと。

確かに集中してくれるA君に楽しく聞いてもらえるよう力は入れてましたが・・・。

担当講師として、A君からのこの嬉しい一言に喜び一入なのでした。

 

◇ワンポイント・メッセージ

A君、担当の講師と相性ピッタリですね。個性が損なわれることなく、むしろ伸び伸びと成長され、成績も手応えの感じられるものとなり、今春はいよいよ中学進学です。小学校入学の時と比べ、見違えるようです。親御様もご本人も、次なるステップへと夢を膨らませていらっしゃいます。

 

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3711.~小5 英検3級合格~

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 ~今日のElephasブログ:「繰り返し学習」(3月13日)

おはようございます。東中野教室の福沢です。

とてもうれしい報告を受けました。

zoomで学習を続けているAさんが、授業を始める前に、

「先生、英検3級に合格しました!」と報告してくれたのです。

Aさんは、小学校5年生です。

zoomではありましたが、

「よかったね、おめでとう!」と大きな声で本人以上にはしゃいでいる、自分がいました。

Aさんの表情は、自信に満ち溢れていて、「やったね」、というような表情でした。

小学校卒業までに受かれば、とお母さまは考えていらっしゃいましたが、

3級の学習を始めて半年で合格したのです。

昨年9月から今年の1月まで、Aさんとライティングの練習とヒアリングの練習を繰り返しました。

Aさんは、お母さまと一緒に過去問も繰り返し練習していました。

そんなAさんの努力と合格したいという思いが実を結び、今回の英検3級合格となったのです。

Aさんの頑張りと今回の合格という結果を見て、繰り返し行う学習の大切さを痛感しました。

同じ問題でも、単語や答え方を変えながら練習することで、単語力も応用力もついていきました。

今回の合格は、次に待っている中学受験にも、きっと良い影響を与えてくれると思います。

来年の春にも、Aさんからうれしい報告を受け取れるように、「繰り返し学習」を続けていこうと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ

Aさん、英検3級合格、おめでとうございます!小学校低学年の時から、家庭学習と教室での学習を地道に積み上げられてこられた生徒さんです。学校の進度に合わせた学習と、将来の受検に向けての学習、それに加えて英検対策、・・・時には学習がストレスになった時があったかもしれませんが、今回の合格で、スッキリと次への意欲も湧いてきたことでしょう。「自信に満ち溢れた、“やったね”というような表情」、この合格はこれまでの努力への大きなご褒美ですね。

 

 

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3710.~安心感~

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 ~今日のElephasブログ:「学校にも行けると思う」(3月12日)

おはようございます。西国分寺教室の丸山です。

高校受験にはいろいろな受験があります。

Sさんは中3、地域の中学校に在籍し、通信制の学校でオンライン授業を受けていました。

毎日通学することの不安、勉強についていくことの不安、友人関係の不安等があったようですが、

学習を進めていくにつれ、

「オンライン授業より対面授業をうけたい」。

会話をするうちに、

「学校に行ったら、趣味の合う友達にも会えるのではないか」、そんな思いを強くしていきました。

通信制の学校の内進が決まったこと、それがきっかけになったようでした。

「私やっぱり、○○高校を受けたい。学校にも行けると思う」。

もう受験期間は終わっていましたが、学校に問い合わせ、準備し、挑戦することができることになりました。

内進という「合格」、そして不安を覆す自分への自信が、本人の表情を明るくしています。

「学校に毎日登校しなきゃいけないと思うけれど、行けない」と言っていた入会当初とは、お顔が違います。

よい春が訪れるように、準備中です。

 

◇ワンポイント・メッセージ

Sさんの心理的変化のプロセスが、読み取れます。安心できる関係での、安定した学習環境において、

学習がルーティーンで進められることによって、不安は少しずつ解消されていったようですね。そこに内進合格という事実がさらに後押しして、通学制の高校へと気持ちが向いていったとのこと。受験期間終了後であっても受験対応をしてくださるという高校、今、高校の門戸は随分開かれてきています。ですから、来年度の受験生の皆さんも慌てることなく高校選びを行い、目標を定めてゆったりと準備をしていきましょう。安心感が、成功へとつながります。

 

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