3729.~音楽でリフレッシュ~

3729.~音楽でリフレッシュ~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「満面の笑顔でからだを揺らし」(4月3日)

おはようございます。越谷教室の西です。 

歌唱造形の曲に気持ちを乗せながら学習することが好きな生徒さんは多くいらっしゃいます。

Kさんも毎回あいさつが終わると、ご自分でPCから聞きたい曲を選択され、

そのメロディーに合わせてからだを揺らし、楽しみながら学習をしていらっしゃいます。

満面の笑顔でからだを揺らし、時には目を閉じてメロディーを楽しんでいます。

しかもその選出する曲は季節に合ったもので、年間の季節感、また行事の理解が完璧なのに驚きます。

充分音楽を聴きながらの学習が終わって帰られる時は、落ち着いた表情で

「また来週、さようなら」と言って帰られます。

こちらも「また来週、音楽を楽しみましょう」という気持ちで次回の授業を約束しています。

 

◇ワンポイント・メッセージ

Kさんは、社会人です。週に2回教室に通い、それぞれの曜日にそれぞれの講師との授業を楽しんでいます。しかし何れの時間も共通に、歌唱造形を楽しみ、満喫して帰られるとのことです。日々の生活や仕事で頑張っているKさんにとってElephasの時間は、気持ちを整理し、安定させ、大好きなものを楽しんでリフレッシュする時間となっているようです。満面の笑顔、落ち着いた表情、音楽で穏やかになれるとは、すばらしいことですね。

 

 

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3728.~就労に向けて~

3728.~就労に向けて~

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 ~今日のElephasブログ:「メモ学習」(4月2日)

おはようございます。越谷教室の菊地です。

普段何気なくしている“メモ”ですが、聞き取る内容によっては、「何」をメモすべきか変わります。

今日はそれについて勉強している生徒さんについてお話ししたいと思います。

2月より職業教育コースへコース変更され、就労に向け本格的に勉強を始めたK君。

午前中は国分寺本社にて実習し、午後は越谷教室にて就労に必要なデスク・スタディを行っています。

実習する上で大切なことは、一度聞いたことを忘れないようにメモすること。

K君は小さなメモ帳をいつも上着のポケットに入れ、指示されたことを忘れないように記入しています。

しかしメモの内容を確認すると、言われたことをそのまますべて書いています。

ですので、毎回メモは2ページほどに及びます。

そこで、「メモの取り方」を学習課題の一つに加えました。

『箇条書きにすること』

『一行あけて分かりやすく書くこと』

『あれ、これ、といった言葉は使わずに、具体的に明記すること』、…などです。

成果を確認しつつ、就労に向け指導を重ねているところです。

 

◇ワンポイント・メッセージ

K君、午前中4時間の実習と、それに続けて午後2時間のデスク・スタディとは、本当によく頑張っていますね。この間、遅刻欠席も無し。それだけでも、職業実習において一つの大切な課題は合格ですね。挨拶も、とても大きな元気な声で、クリア。さらにメモ取りが上達すれば、もうひと課題クリアですね。就労のための面接試験まであと2週間。これまでの成果を発揮できるよう、もうひと頑張りです。

 

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3727.~桜を描く~

3727.~桜を描く~

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 ~今日のElephasブログ:「季節の移り変わりを」(4月1日)

おはようございます。国立教室の御供です。

教室にお越しの際、車の中から美しい桜を見てこられたTくん。

以前Elephas絵画展でも、お花一輪一輪を点描したすてきな桜を描かれました。

今日は、はがきに描いていきました。

はがきという小さな紙面いっぱいに、満開の桜になりました。

毎年、この季節に桜を描いているTくんは、歌に合わせて声を出され、体でリズムを取ります。

絵手紙には名前を入れて、すてきな仕上がりになりました。

お父さまとふたりでよくお散歩にいらっしゃるそうで、季節の移り変わりを肌で感じていらっしゃることと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ

造形リトミック、私たちは絵や工作を通して季節を感じ表現してきています、講師も生徒さんも。Tくんもそんな生活を長く続けているおひとりです。「毎年、この季節に桜を描いているTくんは、歌に合わせて声を出され、体でリズムを取ります」、というTくん。何ともすてきですね。歌い、踊る、まさにこれが、Tくんの言葉。Tくんの笑顔が目に浮かびます。

 

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3726.~絵を楽しむ~

3726.~絵を楽しむ~

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 ~今日のElephasブログ:「Hさんの作品集」(3月31日)

おはようございます。国立北口教室の鵜澤です。

教室に長くお通いのHさん。

最近は魚の絵を描くことがブームです。

色や形に工夫を加え、Hさんオリジナルの素敵な絵が作品集としてスケッチブックに仕上がっていきます。

3月は「ひなまつり」の絵を描きました。

魚の絵と同様、カラフルなひな人形を丁寧に彩色していきます。

「こうだよ」と講師に声を掛けながら、生き生きと表現したHさん。

「こうだよ」と話すときは笑顔も意欲も増えるときで、講師もいっそう気持ちが引き締まります。

 

◇ワンポイント・メッセージ

社会人のHさん、小学生の時から絵に親しんでこられました。学校のお便りにHさんのイラストが載せられたり、周囲の方々もHさんの絵を描く楽しみを育んでくださいました。週1回の造形リトミックは、1週間の生活のリフレッシュとなっている生徒さんが少なくありません。Hさんにとっても、“こうだよ”と講師に話しかけながら絵を書くときは「笑顔も意欲も増えるとき」とのこと。この時間によって、続く1週間を元気に過ごされますように。

 

 

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3725.~自学自習~

3725.~自学自習~

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 ~今日のElephasブログ:「出来るように、解るようにしたい!」(3月30日)

おはようございます。国立北口教室の八箇です。

数学の得点を着実に伸ばしているМ君。

何故伸ばすことができたか。

その答えは、彼の言葉の中に隠されています。

「今日はここをやったが、よくわからなかったのでやりたいです」、

「学校でプリントをやったが、よくわからなかったので教えてください」、

「教科書の章末問題が今一だったので、やっていいですか」。

出来ないことを出来るようにしたい、解らないことを解るようにしたいという気持ちが、込められているのです。

これは学力を付けるためにとても大切なことです。

勿論、何も見ずに、誰にも聞かず、自分の力だけで解けるようになることも必要です。

そのための繰り返し学習も家でやっていたそうです。

今後も自分の課題と向き合って、さらに学力を伸ばしていきましょう。

 

◇ワンポイント・メッセージ

入会されて数か月、M君の積極的取り組みにはすばらしいものがありますね。「出来ないことを出来るようにしたい、解らないことを解るようにしたい」という気持ちは何より大切です。しかしそのためには、「自身が理解できているか、どの程度理解できているか」ということの認識がまず不可欠です。その点M君は、「よくわからなかった」「今一だった」とあるように、しっかりと認識できているようですね。本当の意味での効率の良い自学自習は、ここからスタートします。

 

 

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3724.~感動を共有~

3724.~感動を共有~

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 ~今日のElephasブログ:「スーホの白い馬」(3月29日)

おはようございます。国立北口教室の今村です。

小学2年生の国語の締めくくりに「スーホの白い馬」というお話を学習します。

毎年この時期、小学2年生とこのお話をどう読めばいいのか…何を伝えればいいのか…と考えます。

読みました→ワークを解きました→分かった、分からない→終わりました、とはいかないくらい悲しいお話だからです。

悲惨な状況の表現、気持ちが読み取れる叙述が多く、この年齢の子どもは、これほどにも悲しく、悔しく、切なく、辛い気持ちを感じ取れるようになるということをつきつけられるように感じます。

Yくんと時間をかけて大きな白馬の絵を描きました。

皆が見とれてしまうような凛々しく力強い筋肉、足を蹴り上げ、たてがみが草原の風にたなびいています。

とてもやさしい目をした白馬が描けました。

死で別れても心の中で寄り添って行く…ということを感じ取ったようでした。

持ち帰った翌週、

「白馬の絵をね、家の壁に貼ったよ。お母さんが寝る時にあの白馬いいね。って言ってくれた。」

「お父さんがね、小学生の時にもスーホの白い馬、勉強したんだって。」と伝えてきました。

きっと、Yくんの心にも深く残るお話になったと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ

数十年以上に亘って教科書で取りあげられているモンゴル民話「スーホの白い馬」、名作の感動は長く受け継がれていくものですね。Yくんのご家庭でも、ご家族でこのお話にふれ、感動を共有できたことは何よりでした。Yくんが描いた白馬の絵と共に、一層心の中に残ることでしょう。

 

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3723.~先手でゆとりを~

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 ~今日のElephasブログ:「4月から中学生」(3月27日)

おはようございます。西国分寺教室の山下です。

Mさんは4月から中学生。

今までとちょっと違う世界にどんな風に進んでいこうかな。

小6で習った英語では後半のテストは殆ど満点。

単語も幾つか覚えました。

「得意な科目は、これからも頑張っていこうね」、そう言うと頷いて、

「もちろん頑張るよ!」と笑顔のMさん。

「国語は今まで通り頑張るとして、先ずは英語を押さえて後は数学かな…」とMさん。

小6の課程が終わった時点で、既に中1数学の予習を始めています。

正負の数の概念は理解できていて、積と商の符号変化もバッチリ。

和と差も絶対値が掴めているので数直線を描いて答えが出せます。

「あとは基礎練習かなぁ」と申し合わせるMさんと担当講師。

「入学式が終わって教科書が配られるまでは総決算のおさらいだ!」

ということで、2月下旬からは予習と共に計算の基礎を固めるために計算練習の反復も怠らないMさんです。

 

◇ワンポイント・メッセージ

2月、3月、早々に中学の学習を踏まえて対策を進めているとは、すばらしい。先手、必勝ですね。十分準備をしていれば、その時が来るのが待ち遠しくなります。追われるのではなく、追っていけるように。その体制が、ゆとりを生みます。ゆとりがあれば焦ることなく、じっくり思考することができます。すると、理解はさらに深まります。こうして、良い循環が生まれます。入学式が楽しみですね。

 

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3722.~引き際も大切~

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 ~今日のElephasブログ:「分数、笑顔が回復」(3月26日)

おはようございます。西国分寺教室の小川です。

毎週元気に明るく挨拶して来室されるAさん。

「こんにちはっ!」、・・・今日もいつも通りです。

「宿題やってきたよ。私一人で宿題やったよ!」と得意げに宿題プリントの入ったファイルを渡します。

かわいらしいアピールです。

「すごいね~、みんな正解だよ、100点です!」、

「やったー!」と嬉しそうに笑顔で答えてくれます。

ところが、「まずは算数、分数の勉強をするよ」と声をかけると・・・、

それまでの笑顔が薄れ、やや不安げな顔で「分数?何?知らない…」と小さな声になります。

そこで色画用紙を小さく切って作った紙を見せて、

『この1枚を2つに分けると、これが「2分の1」、この1枚を3つに分けると、これが「3分の1」・・・、

これが分数だよ』と説明。

「ふーん!?」と画用紙を触りながら少し関心を示しました。

「じゃあ、これはどうだろう?」と、その場で1枚を4つに切って、枚数を一緒に数えて質問すると、

迷いながらも「4分の…1…?」と返答あり。

「その通り、すごい、大正解です」、いつもの笑顔が回復しました。

その時の授業では、無理してそれ以上先には進みませんでした。

まず、Aさんが新しい課題ができたという達成感と自信を持つことで、次回も進んで取り組むきっかけになったと感じています。

Aさんは、今、しっかりと分数の学習に取り組み頑張っています。

 

◇ワンポイント・メッセージ

どの生徒さんも好きなことはがんばり、苦手そうなことやムズカシそうなことだと顔を曇らせ、気持ちは後退。分数と聞いて雲息があやしくなったAさんに、さっと色画用紙を出したのはとても良かったですね。あとは、作業です。「つぎはどうなるのかな?」とAさんは内心興味をもって見ていたことでしょう。手品のように、生徒さんの目を惹きつけることも講師に求められるところです。その上で、正解したところで分数を終えたのもまた良かったですね。続け過ぎて、混乱させてしまっては大変ですから。引き際も、大切です。

 

 

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3721.~いよいよ、受検生~

3721.~いよいよ、受検生~

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 ~今日のElephasブログ:「」(3月25日)

おはようございます。東中野教室の渡邉です。

生徒さんが何に興味をもっているのか知ることを大切にしています。

講師にとっても未知の世界に触れるワクワク感は楽しいものです。

アニメーションに興味があるAさん。

世代の違いもあり、講師は深くは知らない世界。

「Aさんの熱量を共有したい!」

そこで、毎回授業の時に彼女の好きな1作品について、登場人物、あらすじを話してもらい、

講師の記録に残すことにしました。

Aさんは、作品への情熱を伝え、詳しく、わかりやすく、あらすじをまとめる力もついてきました。

その後、作品を実際に見たり、お互いに感想を話し合ったり、共通の話題ができました。

生徒さんの世界を広げること、

これからも講師の課題として取り組んでいきたいと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ

Aさんは4月から中学3年生、いよいよ受検年度を迎えます。作文や面接練習にも取り組んでいます。興味のあることを講師と話し合える時間はそれらの課題についても有効ですね。それに加え、会話の楽しみ、伝わる喜び、共感できる嬉しさは、生徒さん自身を一層生き生きとさせることでしょう。生き生きとしていれば、脳の機能も活性化されます。明るく元気な受検生であることは、目標達成への確実な道です。日々、坦々と準備を進めていきましょう。

 

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3719.~制約の中でも~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「態勢落ち着き、集中力も」(3月23日)

おはようございます。東中野教室の北本です。

今年はコロナ禍で慌ただしく1年が過ぎました。

今までできていたものを抑制されたりする中で、忍耐力もスキルアップされているようです。

小学1年生のRくんは年長さんから通っていらっしゃいます。

探求心の強いRくんは自分の”大好き”でいっぱいにしたくて、いろいろな恐竜やクワガタ、サメを作りました。

ところが10月ごろから、授業プログラムの中で特にその要求することがなくなりました。

態勢も落ち着き 集中力も高く すっかりお兄さんです。

先日、学校で6年生が清掃の仕方を教えてくれたそうです。

その時Rくんは、

「僕も誰かのために 教えたり助けてあげたりするんだ」と目を輝かせて宣言しました。

「それいいね。誰かに助けてもらったら、他のだれかを助けてあげると、みんな気持ちいいよね」と講師が賛同すると、

授業後、早速、隣のブースの友達にお片付けを教えていました。

「僕は2年生の勉強をもう始めたけど、結構難しいぞ。ちゃんと勉強した方がいいぞ」と意見していました。

小さい先生の誕生です。

 

◇ワンポイント・メッセージ

Rくん、すばらしい成長ですね。入学早々から休校が長く続き学校生活が安定しない中でも、RくんはRくんとして、いろいろ体験し学ぶことができたようですね。コロナ禍で、とかく子どもの不安やストレスが問題となっています。さらに第4波が心配される状況ですが、Rくんのようなケースが増えることを望みます。Elephasで、大好きなことを思う存分できたことも功を奏しているのかもしれません。4月からは新1年生を迎える立場になるRくん、先輩の要素、十分そうですね。

 

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