3735.~いよいよ受験生~

3735.~いよいよ受験生~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「来年は受験だ!」(4月10日)

おはようございます。津田沼教室の有藤です。

4月から中学3年生になったK君。

中2生の頃から学校のテスト前になると「来年は受験だ」と言っていました。

受験への不安な気持ちが、みられます。

受験を意識することは、良いことです。

早めに志望校を決めるとやるべき事や苦手箇所が、わかってきます。

それを1つ1つ克服していきましょう。

教室でも、そして家庭での勉強も毎日頑張っています。

その習慣が、大事です!そして、K君の強みとなります。

受験本番まで、一緒に頑張りましょう。

 

◇ワンポイント・メッセージ

「来年は受験だ」、K君はどんな気持ちで言っていたのでしょう。まだ経験したことの無い“受験”、もちろん不安も大きいことでしょう、「来年は受験だ…」と。でも、いよいよ“僕の番”という意欲も湧いてきていたのかもしれません、「来年は受験だ!」と。どの教室にも、合格校名と本人のお名前を載せた合格情報が壁いっぱいに掲示されています。これを見てK君も、きっと気持ちを充実させていることでしょう。毎年、合格された生徒さんはたくさんの掲示の中に自分の名前を一生懸命に捜しています。「あった!」、・・・一年後にはK君にも、そんな喜びをぜひ味わってもらいたいと思います。

 

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3734.~ゆとり~

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 ~今日のElephasブログ:「ヒントカード」(4月9日)

おはようございます。津田沼教室の千山です。

Aちゃんは小学5年生。

難しい問題に取り組むことはなかなか大変なことです。

「やりたくない」と言ってしまう気持ちもわかります。

でも、それでは、できるようにもなりません。 

そこで、「ヒントカード」を用意してみました。

色画用紙にヒントと書いただけのものです。

「困ったら出してね」と言って渡すと

「1回だけ?」と聞くので、

「何回使ってもいいよ」と答えました。

「ヒント!」と言いながら、ヒントカードを出すことが楽しいようで、思った以上に効果がありました。

以前は、「分からない」「できない」というネガティブな気持ちになってやりたがらなかった問題も、

「ヒントカード出せばいいや」と、取り組むようになりました。

やってみたら解けることもあります。

自信を持って、どんな問題にも取り組めるようになるといいなと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ

何回も使える“ヒントカード”、グッドアイディアでしたね。工夫は、ゆとりの表れです。追い詰められたから工夫する、ということもありますが、でもそこにはまだ工夫をするゆとりが残っているのです。講師の気持ちのゆとりは、生徒さんの気持ちにもゆとりをもたらします。日々の生活でも、こんなふうにゆとりをもってお子さんに対応できるといいですね。

 

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3733.~変化への橋渡しを~

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 ~今日のElephasブログ:「ほんの少しの介助で」(4月8日)

おはようございます。津田沼教室の堀です。

Kくんのお母さまからこんな話がありました、

「学校で自分の顔を描く時に一人だけ描けなかったようです」。

Elephasで幼少のころから楽しくたくさん絵を描いてきたのにと、驚いた様子でした。

そこで、久しぶりに歌唱造形法で顔を描きました。

すると何やら講師の介助を求めて手を差し伸べてきます。

「Kくん描けるよ!大丈夫」と言うと講師の小指に小指をかけて描き始め、ただ小指を繋いでいるだけで絵を描くことが出来ました。

その話をお伝えすると、

「学校でも平均台を渡る時に先生の介助がないと渡らないそうです。でも、小指だけでほとんど一人で渡れるんですって。ただ小指を外すと台から降りてしまうそうです」。

次の授業でもう一度顔を描いてみました。

すると、全く介助を求めずに描きました。

しかも、こちらが先回りして手を出そうとすると、「いらない」とばかりに制止する仕草をしました。

春から中学生。

自立していくことが増えてきたKくん、

ほんの少しの背中を押してもらいたい気持ちと安心感を求める気持ちを受け止めつつ、上手に手を放せるように見守りたいですね、とお母さまと話しました。

 

◇ワンポイント・メッセージ

Kくん、中学入学おめでとうございます。新しい環境では、先生からの対応も様々にこれまでとは異なることでしょう。そんな中での不安を少しでも小さくできるように、変化への橋渡しを上手にしてあげたいものですね。まさに、“
小指一本”のほんの小さなサポートと気持ちを掛け方で、大きな違いが生じるものです。楽しい中学校生活となりますように、スタートが大切ですね。

 

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3732.~個別を生かして~

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 ~今日のElephasブログ:「テストできたよ」(4月7日)

おはようございます。津田沼教室の織戸です。

エレファースでの通常授業では、国語と算数の学習を中心に取り組んでいるSくん。

先日の授業時のこと。翌日に学校で社会のテストがあるとのことで、急遽社会の学習に取り組みました。

教科書を読み直しながら、内容を確認していくことにしました。

「自動車をつくる工業」という単元でしたが、出てくる単語の理解が難しかった様子。

そこで、わからない言葉や文章をピックアップしながら、進めることにしました。

例えば、いつもの創造造形の手順に習って、

「溶接」はのりではる→くっつける、「塗装」は絵具で塗る→塗るなど、Sくんが具体的に想像できることばを選んで説明をしました。

「車を作る工程も教室で画用紙を使ってものを造るときと一緒だね、

パーツを切って、くっつけて、組み立てて・・・」

いつも創造造形を楽しみにしているSくんは少し楽しそうでした。

その後、

「テストできたよ」と自慢げに社会のテストをみせてくれました。

咄嗟の取り組みでしたが、Sくんの笑顔がとても嬉しかったです。

どの教科でも、言葉の理解はとても大切ですね。

 

◇ワンポイント・メッセージ

Sくん、良かったですね。頑張ってすぐに成果が出た経験は大きな自信となり、これからの学習もきっと加速されることでしょう。「Sくんが具体的に想像できることばを選んで」、・・・ここに鍵がありましたね。本人の理解できる言葉で、本人の認知構造に翻訳する、個別教育ならではの取り組みですね。

 

 

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3731.~目標をもって~

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 ~今日のElephasブログ:「やる、やりたいです」(4月6日)

おはようございます。越谷教室の田中です。

水元小合学園に無事に合格されたA君。

中学1・2年生の時には、“苦手なものは苦手、後で”、…と手をなかなか伸ばせないところがありましたが、

水元小合学園見学を機に、

自分の将来のプロセスが具体的に見えたのでしょうか、

苦手なものでも、

「やる、やりたいです」と自分から進んで質問をしてくるようになりました。

合格後も、学校で疑問として残ったことを教室に着いた途端に、

「今日学校で…」としっかりと説明して伝えられるようになられました。

春休みも、休むことなくこつこつと進んで勉強を行ったA君、

これからもがんばりましょう。

 

◇ワンポイント・メッセージ

A君、第一志望の就業技術科での学習がいよいよ始まりますね。目標が明確になることによって、学習への取り組み姿勢が大きく変化した、とのこと。就業技術科では、検定試験、実習対策、そして就労へと、一つひとつ目標を立てて、着実にステップを昇っていくように学習が進められます。今の姿勢をより確実なものとし、就労への希望をもってますます意欲的に学んでいきましょう。これからが、楽しみですね。

 

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3730.~自身の思考回路で~

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 ~今日のElephasブログ:「プログラミングにチャレンジ」(4月5日)

おはようございます。越谷教室の森田です。

この4月から中学2年生になったKさんは、明るくパソコンが大好きな生徒さんです。

いつもお家では、お父さまのパソコンを一人で触って色々なことを検索して楽しんでいるそうです。

そんなKさんがかねてよりとても興味を持っていたプログラミングに、この春期講習でチャレンジしています。

ブロックを組み合わせてプログラミングしていく仕組みをすぐに理解して、

「次はこうなる!」「もしこうしたかったらどうするの?」…と

頭の中ではどんどんプログラミングの絵が描かれているようです。

プログラミングの世界は頭の中で描いたことを実現化できるので、

想像力豊かなKさんは本当にとても楽しそうです。

只今、Kさんの頭のキャンパスに描かれたたものを一度机の上で整理し確認してから、PCで作成途中です。

春休みが終わるころには、どんな作品がいくつ完成するか?講師としてもとても楽しみです。

 

◇ワンポイント・メッセージ

昨年度から学校教育に導入されるようになったプログラミング、もう活用できているとは、Kさん、その積極性はすばらしいですね。そもそもパソコン大好きとのことですが、思考回路としてその素養がそなわっているのでしょう。理解の仕方は、個々それぞれです。自身の思考回路で、得意な世界を得意な方法で楽しみながら深めていきましょう。

 

 

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3729.~音楽でリフレッシュ~

3729.~音楽でリフレッシュ~

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 ~今日のElephasブログ:「満面の笑顔でからだを揺らし」(4月3日)

おはようございます。越谷教室の西です。 

歌唱造形の曲に気持ちを乗せながら学習することが好きな生徒さんは多くいらっしゃいます。

Kさんも毎回あいさつが終わると、ご自分でPCから聞きたい曲を選択され、

そのメロディーに合わせてからだを揺らし、楽しみながら学習をしていらっしゃいます。

満面の笑顔でからだを揺らし、時には目を閉じてメロディーを楽しんでいます。

しかもその選出する曲は季節に合ったもので、年間の季節感、また行事の理解が完璧なのに驚きます。

充分音楽を聴きながらの学習が終わって帰られる時は、落ち着いた表情で

「また来週、さようなら」と言って帰られます。

こちらも「また来週、音楽を楽しみましょう」という気持ちで次回の授業を約束しています。

 

◇ワンポイント・メッセージ

Kさんは、社会人です。週に2回教室に通い、それぞれの曜日にそれぞれの講師との授業を楽しんでいます。しかし何れの時間も共通に、歌唱造形を楽しみ、満喫して帰られるとのことです。日々の生活や仕事で頑張っているKさんにとってElephasの時間は、気持ちを整理し、安定させ、大好きなものを楽しんでリフレッシュする時間となっているようです。満面の笑顔、落ち着いた表情、音楽で穏やかになれるとは、すばらしいことですね。

 

 

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3728.~就労に向けて~

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 ~今日のElephasブログ:「メモ学習」(4月2日)

おはようございます。越谷教室の菊地です。

普段何気なくしている“メモ”ですが、聞き取る内容によっては、「何」をメモすべきか変わります。

今日はそれについて勉強している生徒さんについてお話ししたいと思います。

2月より職業教育コースへコース変更され、就労に向け本格的に勉強を始めたK君。

午前中は国分寺本社にて実習し、午後は越谷教室にて就労に必要なデスク・スタディを行っています。

実習する上で大切なことは、一度聞いたことを忘れないようにメモすること。

K君は小さなメモ帳をいつも上着のポケットに入れ、指示されたことを忘れないように記入しています。

しかしメモの内容を確認すると、言われたことをそのまますべて書いています。

ですので、毎回メモは2ページほどに及びます。

そこで、「メモの取り方」を学習課題の一つに加えました。

『箇条書きにすること』

『一行あけて分かりやすく書くこと』

『あれ、これ、といった言葉は使わずに、具体的に明記すること』、…などです。

成果を確認しつつ、就労に向け指導を重ねているところです。

 

◇ワンポイント・メッセージ

K君、午前中4時間の実習と、それに続けて午後2時間のデスク・スタディとは、本当によく頑張っていますね。この間、遅刻欠席も無し。それだけでも、職業実習において一つの大切な課題は合格ですね。挨拶も、とても大きな元気な声で、クリア。さらにメモ取りが上達すれば、もうひと課題クリアですね。就労のための面接試験まであと2週間。これまでの成果を発揮できるよう、もうひと頑張りです。

 

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3727.~桜を描く~

3727.~桜を描く~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「季節の移り変わりを」(4月1日)

おはようございます。国立教室の御供です。

教室にお越しの際、車の中から美しい桜を見てこられたTくん。

以前Elephas絵画展でも、お花一輪一輪を点描したすてきな桜を描かれました。

今日は、はがきに描いていきました。

はがきという小さな紙面いっぱいに、満開の桜になりました。

毎年、この季節に桜を描いているTくんは、歌に合わせて声を出され、体でリズムを取ります。

絵手紙には名前を入れて、すてきな仕上がりになりました。

お父さまとふたりでよくお散歩にいらっしゃるそうで、季節の移り変わりを肌で感じていらっしゃることと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ

造形リトミック、私たちは絵や工作を通して季節を感じ表現してきています、講師も生徒さんも。Tくんもそんな生活を長く続けているおひとりです。「毎年、この季節に桜を描いているTくんは、歌に合わせて声を出され、体でリズムを取ります」、というTくん。何ともすてきですね。歌い、踊る、まさにこれが、Tくんの言葉。Tくんの笑顔が目に浮かびます。

 

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3726.~絵を楽しむ~

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 ~今日のElephasブログ:「Hさんの作品集」(3月31日)

おはようございます。国立北口教室の鵜澤です。

教室に長くお通いのHさん。

最近は魚の絵を描くことがブームです。

色や形に工夫を加え、Hさんオリジナルの素敵な絵が作品集としてスケッチブックに仕上がっていきます。

3月は「ひなまつり」の絵を描きました。

魚の絵と同様、カラフルなひな人形を丁寧に彩色していきます。

「こうだよ」と講師に声を掛けながら、生き生きと表現したHさん。

「こうだよ」と話すときは笑顔も意欲も増えるときで、講師もいっそう気持ちが引き締まります。

 

◇ワンポイント・メッセージ

社会人のHさん、小学生の時から絵に親しんでこられました。学校のお便りにHさんのイラストが載せられたり、周囲の方々もHさんの絵を描く楽しみを育んでくださいました。週1回の造形リトミックは、1週間の生活のリフレッシュとなっている生徒さんが少なくありません。Hさんにとっても、“こうだよ”と講師に話しかけながら絵を書くときは「笑顔も意欲も増えるとき」とのこと。この時間によって、続く1週間を元気に過ごされますように。

 

 

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