4317.~Elephas 絵画展に向けて~

4317.~絵画展に向けて~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「サプライズ!」(2月16日)

おはようございます。武蔵境教室の清水です。

エレファースの生徒さんはみなさん、絵を描くことがとても好きです。

たとえばある生徒さん、ある日の授業で本当に丁寧に上手に絵が描けました。

素晴らしい出来栄えを生徒さん自身によく味わって欲しいと思ったので、いつもと違う見せ方をしてみました。

まず、講師から生徒さんに

「ちょっとだけ目をつぶって。

はい、と言ったら目を開けてください」と言いました。

生徒さんの目がしっかりと閉じられたのを確認してから、急いで絵を生徒さんの目の高さに掲げて、

「はい、目を開けて!」と言うと、生徒さんはぱっちりと目を開けてびっくり。

「わあ!」と声を上げてくれました。

確かに自分の絵ですが、目を開けた瞬間のサプライズを加えたことで、嬉しさが増したように思います。

講師にとっても嬉しい瞬間でした。

 

◇ワンポイント・メッセージ

おもしろい試みでしたね。生徒さんの絵画への意欲も一味ちがってくるかもしれません。折りしも、4月8日・9日(土・日)は、第8回Elephas絵画展です。制作にも、力が入ってきますね。

 

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4316.~漢字と仲良く~

4316.~漢字と仲良く~

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 ~今日のElephasブログ:「漢字を書くのは面倒くさい!?」(2月15日)

おはようございます。武蔵境教室の西岡です。

3学期に入ってから、漢字を丁寧に書こうと頑張っている生徒さん。

2学期は「漢字を書くのは面倒くさい」が口癖でした。

書く量を減らし、パソコンでの学習にも取り組みましたが、なかなか身が入りませんでした。

3学期が終われば進級です。

「(上の学年になるから)ちゃんとやらないとね」と自ら話し、今はとても前向きです。

また、練習の際、漢字の成り立ちを紙に書いて説明すると

「漢字のもとの形(象形)って面白いね」、

「この部首が好きだな」、

などの反応が。

漢字学習を「面倒くさい」と言うことは無くなりました。

終始ポジティブな言葉が増えて、集中しています。

とはいえ、進級すると環境が変わり、勉強も難しくなります

ネガティブなことを言いたくなる日もあるでしょう。

生徒さんの反応をよく見、よく考えて、その日その時に最も必要な学習・声掛けができるよう、努めていきたいと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ

「漢字を書くのは面倒くさい」、そんな思いは誰しも持ったことがあるのでは?そんな中、Rくんは一つのきっかけで漢字の面白さに気付けたのですね。“書く” “書く” “書く”、と書くことばかりに迫られることから解放されたことで、気持ちを抜くことができたのかもしれませんね。講師の工夫次第、よかったですね。

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4315.~言葉~

4315.~言葉~

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 ~今日のElephasブログ:「素敵なところを見つけると」(2月14日)

おはようございます、武蔵境教室の萩谷です。

「いいね!それがいいんだよ、あなたらしくって」。

日々の授業で、生徒さんにこんな言葉をかけることがあります。

とある生徒さんは、算数は苦手だけど、英語が大好きで、わからない単語を調べ、積極的に問題に取り組みます。

また、とある生徒さんは、漢字が苦手だけど、とても素敵な絵を描きます。

そして、またとある生徒さんは、書字が苦手だけど、記憶力バツグン!

いつも、とても面白いお話をしてくれます。

講師は、それぞれの生徒さんの素敵なところを見つけると、とても嬉しくなり、あの言葉が出てくるのです。

きっと、生徒さんそれぞれが、ご自分の素敵なところに気づき、自信を持つことができれば、さらに素敵なことが起こるに違いありません。

だから、今日も生徒さんと、ニコニコ笑顔を交わしながら、その生徒さんの、好き!得意!を伸ばすお手伝いをしたいと思っています。

 

◇ワンポイント・メッセージ

褒められること、認められることは、大きな力になりますね。そんなことばを日々受けとっていると、困ったときも、失敗したときも、考え込むときも、大きな力になりますね。生きるすべての基本にある”安心感も“そんな言葉によってより確かなものとして備えられていきます。

 

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4314.~同じ目線で~

4314.~同じ目線で~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「調べ学習」(2月13日)

おはようございます。武蔵境教室の塩谷です。

Kくんは公立小学校の4年生です。

Kくんが通う小学校では調べ学習が行われます。

先生がテーマを児童に伝え、それについてグループもしくは個人で調べて意見をまとめます。

Kくんは自分の意見を持ち、物事を的確に捉えることができますが、

強いお友達に押されて積極的になれなかったり、

またどのように調べてまとめていくのかわからなかったりということがあります。

1月の課題は、社会科で東京の伝統工芸について調べることでした。

Kくんは『東京本染ゆかた・てぬぐい』を選択しました。

講師も知らないことでしたので、Kくんと同じ目線で好奇心を持って二人で調べていきました。

最大の特徴は『注染(ちゅうせん)』という伝統的な技法でした。

土手を作って色を入れる作業を動画で見て、とても楽しそうでした。

元気で好奇心旺盛なKくんが、これからも、調べて分かることは楽しいと思えるように、

自然と興味が向かうように授業を進めたいと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ

「Kくんと同じ目線で好奇心を持って」、この姿勢がとても良かったですね。これこそ、調べ学習の“方法論”の伝授です。テーマを選択し、“なんだろう” “なんでだろう”と疑問を持ち、調べ、発見し、知を深め、驚いたり、感心したり、更に疑問を持ったり、・・・このプロセスこそが調べ学習の真髄ですね。2人で行えば、共感性も育まれます。

 

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4313.~数える~

4313.~数える~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「目を見張る成長が」(2月11日)

おはようございます。武蔵境教室の鈴木です。

生徒さんの数カ月間の成長には目を見張るばかりです。

1から3を数えることがまだ難しく、ブロックを使っての数唱にもあまり興味を示さなかった6才のHちゃんは、

最近では10まで数えられるようになってきました。

ブロックを使うことにもとても意欲的で、ブロックを2個、3個と数えながら取り出しています。

プリントに描かれた対象物にもまずは指さしながら、

その後数字が書かれた紙やシールを貼りながら何度か数唱しています。

楽しんでいる様子が伺えます。

お家でも色々なものを自発的に数えているそうです。

今後の更なる成長が講師としてもとても楽しみです。

 

◇ワンポイント・メッセージ

「お家でも色々なものを自発的に数えている」とのこと。Hちゃん、数を楽しんでいることが一番。意欲のあることも、すばらしい。生活の場は、数経験を積み重ねる最良の場です。

 

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4312.~気づき、発想~

4312.~気づき、発想~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「2023年 3連休の少ない珍しい年」(2月10日)

おはようございます。武蔵境教室の伊藤です。

K君はカレンダーが大好きです。

講師が手帳を取り出さなくても、何か月も先の日付や曜日を教えてくれます。

年末年始や年度替わりはとても楽しそうです。

そんなK君にとって、今年のカレンダーは特別なようです。

例年より早く、去年の秋ごろからK君は2023年のカレンダーを話題にするようになりました。

計算や漢字に取り組んでいてもいつのまにかカレンダーの話になってしまいます。

K君に、パソコンで作文を書くことを課題にしました。

タイトルは「2023年の祝日、連休について」。

K君は月ごとの連休の有無を示して、祝日が土曜日に重なることが多く、

振替休日の少ない、3連休の少ない珍しい年、ということを作文に書きました。

「休みが少なくてちょっと困ってしまいます」と言いながらK君は笑顔です。

「K君、休みを作ってしまおうか」、と講師は提案しました。

しばらく悩んだあと、K君は作文の最後に書きました。

「2023年の連休は2022年と違って少ないです。

例えば6月に雨の日を作って、祝日にするといいと思います。」

 

◇ワンポイント・メッセージ

「2023年は、3連休の少ない年」。言われて初めて、・・・頷きました。すばらしい気づきですね。K君がカレンダーが大好きであるのも、何だか少し分かってきました。好きなものがあり、楽しんでいますね。講師の「休みを作ろう」という発想もイイですね。その提案に応えて、祝日を発案できるK君もまたおもしろい。

 

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4311.~目標達成!~

4311.~目標達成!~

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 ~今日のElephasブログ:「再テスト、目標定めて合格!」(2月9日)

おはようございます。武蔵境教室の小泉です。

英語は好きですが、英単語を覚えるのに時間を要するYさん。

学校の単語テストが再テストになってしまいました。

Elephasでも再テストの対策に一生懸命取り組みました。

合格点を確認すると半分とのこと。出題は30問ですから、15問で合格です。

「では、とにかく16問覚えましょう」と言って、

すでにYさんが覚えている単語に、覚えられそうな単語を加え16問ピックアップしました。

「これだけは覚えてね」と送り出して翌週、なんと20問正解できたそうです。

「すごいですね。16問正解が目標だったのだから、学校では100点じゃないけど、Elephasでは100点です。

がんばりましたね。合格おめでとう」と喜びの言葉をかけることができました。

Yさんは講師ほど興奮していませんでしたが、微笑みを返してくれました。

これからも達成可能な目標目指して、いっしょに励みます。

 

◇ワンポイント・メッセージ

30問を目指していたら、もしかしたら、合格しなかったかもしれません。合格ラインぎりぎり+αの16問を目指して、予想以上の20問正解!作戦成功!

 

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4310.~一息ついて~

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 ~今日のElephasブログ:「課題乗り換え、合格!」(2月8日)

おはようございます。武蔵境教室の丸山です。

小6のHさんは、とても物静かな女の子です。

学校を休んでいた間の算数の学習に取り組む中で、少しずつ中学受験を意識、トライすることになりました。

体力との兼ね合いもあり、限られた学習時間の中で、2校受験作戦です。

朝起きられるかという課題も乗り越え、先日合格のお知らせを受け、ホッとしました。

確実に力がついていることは明確でも、結果が出たことで初めて得られる自信があります。

それがこれからのHさんを支えてくれるものと思います。

この後はゆったり、少しずつ、入学後の準備も、一緒に頑張りましょうね!

 

◇ワンポイント・メッセージ

この時期、日々、合格の報が届きます。これまでの努力の実り、生徒さんにとって大きな喜び、そして自信となります。課題を乗り越え、失敗も乗り越え・・・、まずは、一息つきましょう。そして、春からの学校生活を思い描きながら、少しずつ入学後の準備を進めていきましょう。

 

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4309.~言葉を得る~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「こんなに頑張っているのは初めてだよ」(2月7日)

おはようございます。東中野教室の井上です。

中学3年生のK君。

いよいよ試験当日が近づいてきました。

エレファースでは志望校の試験内容である、作文をメインに取り組んできました。

学び始めた春頃は、文章を構成する前段階として、

ひらがな・カタカナの書字からの取り組みが必要でした。

ですが、もともと話すことは得意。

また、書字も学習の機会が少なくなっていたことが主な原因でしたので、

取り組み始めてからはめきめきと書けるようになっていきました。

先日は提出書類にも時間をかけて丁寧に取り組みました。

今は、得意な面接の練習と作文の総まとめの時期。

「先生、僕こんなに頑張っているのは初めてだよ」、

「今まで、できないと思っていたけど、やっていなかっただけだったってわかったよ」。

実感のこもった言葉です。

 

◇ワンポイント・メッセージ

本当に・・・。こんな言葉を獲得できたこと自体が、最高の実りですね。当日までの日々は、気持ちゆったりと、態勢を整えていきましょう。

 

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4308.~練る~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「子ども目線は素晴らしい!」(2月6日)

おはようございます。東中野教室の安齋です。

Tくんは、乗物や動物などいろいろなものが好きで、好奇心旺盛な4年生。

講師の知らないことをたくさん話してくれます。

その日は、机に座ると、

「机が違うね!」と。

前日に、入れ替えがあったのです。

「あとね、これも場所が違うよ」、

「これも…、これも…」と次々出てきます。

Tくんの観察力、探索力には、いつも感心させられます。

子ども目線は素晴らしい!

算数・国語などの教科学習でも、生徒さんが楽しいと感じ、興味を持てることを原点と考え、

「わからなさ」に寄り添って「わかる」に変わっていくような授業を目指していきます。

これこそ講師のやりがいですね。

 

◇ワンポイント・メッセージ

そうですね。講師が子どもの目線に立てること、授業を進める上で肝要ですね。そこから、具体的な方法論が生まれてきます。“今日はこんな教材で”、と生徒さんごとのプログラムを練って生徒さんを待つ時間はとても楽しいものです。

 

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