4459.~チャレンジ~

4459.~チャレンジ~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「ひとりで日帰り旅行、長野へ」(8月1日)

おはようございます。武蔵境教室の小泉です。

М君は中学2年生になってから、さまざまなことにチャレンジしています。

まずは、教室までひとりで電車に乗っていらっしゃるようになりました。

途中乗り換えがあり、駅と駅の距離が離れているため、10分強歩かなければなりません。

そのため「道を間違えないか」という不安もお持ちでした。

しかし、初めて挑戦した日からまちがえることなく順調に通われています。

夏休みには、ひとりで新幹線に乗って長野までの日帰り旅行を計画されています。

電車の発車時刻、それを見越して家を出る時刻、持ち物など、旅行の計画をきれいにまとめたノートを見せてくれました。

長野で少しゆっくりする場合と、お土産だけ買って帰る場合の2パターンを考えていて、

それぞれの新幹線の発車時刻が記されていました。

出発を前に楽しみだけれど、少し硬い表情をしていました。

今度の授業の時は、柔らかい自信に満ちた表情で小旅行の体験を語ってくださるはずです。

とても楽しみです。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

チャレンジ1が「ひとりで教室に通うこと」、チャレンジ2が「ひとりで新幹線に乗って長野までの日帰り旅行すること」、すばらしいチャレンジです。それにしても、1と2のギャップが大きい!ですね。びっくりです!でも、それを見守る親御様の勇気とお子さんへの信頼はすばらしいですね。“今度の授業での体験談”、このブログをお読みの多くの皆さんが、楽しみにしていることでしょう。それまでドキドキで、祈るような気持ちです。

 

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4444.~楽しみながら~

4444.~楽しみながら~

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 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「♪ぬれぬれ、・・・」(7月14日)

おはようございます。相模原教室の須藤です。

Sちゃんは、年長さんです。

いつも、数字と文字の学習の後には、歌唱造形、創造造形を行います。

パソコンで絵描き歌を一度見たら、自分で画用紙に描いていきます。

お手本のようにはなかなかいきませんが、色をぬって仕上げると味のある素敵な作品になっています。

色をぬるときは♪「色ぬれの歌」を歌いながら一生懸命、力を込めてぬっています。

先日お母さまが、

「家で色をぬるときも、♪色ぬれの歌を歌っていました」とおっしゃっていました。

これからも絵を描くことを楽しみながら取り組んでほしいと思います。

素敵な作品が仕上がっていくのが楽しみです

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

学習の基本は、まさに“楽しい”こと。幼児にとってクレヨンで色を塗ること(彩色)は、ある意味ハードワークです。手指による筆圧の調整、また空間を意識した方向性のコントロール。それを“ぬれぬれ・・・”と楽しく歌いながら塗ることによって、手指も動き、気持ちも楽しく元気になってきます。そして繰り返し塗ることによって手指のコントロールも上達します。

 

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4442.~小さな成果を~

4442.~小さな成果を~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「繰り返し」(7月12日)

おはようございます。相模原教室の北村です。

小学生から成人の方まで、幅広い年齢の生徒さんを担当しています。

それぞれに学習内容は違いますが、折に触れて学習効果を実感するのが「繰り返し」です。

4月に入会した小2のMさんはいつも楽しそうに造形リトミックに取り組んでいます。

繰り返すうちに大きな声を出して、上手に線や図形を描けるようになりました。

絵を描くことが好きなので、「ひと」の絵をよく描きます。

最初はバランスのとり方が難しそうでしたが、何度か繰り返し描いている内に

今では手足が長くバランスの良い絵を描けるようになりました。

色塗りのはみだしも減ってきています。

社会人のOさんとは工作をよくします。

工程のお手本を見せながら一緒に作ります。

先月はカレンダー作りや父の日の状差しなどでアジサイの花を何度か作りましたが、

作るたびにキレイさが増していきました。

同じことの繰り返しのようでも、それぞれが自分なりに工夫して前よりも丁寧に取り組んでいることがよくわかります。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

「繰り返すこと」、そうですね、それは学習において不可欠ですね。生徒さんが飽きることなく、意欲的に繰り返し学習できるためには、講師の工夫も必要です。繰り返しの中にも小さな変化をつける。そうすれば、生徒さんは繰り返しの中にも新鮮さを感じることができます。そして何よりも大切なのは、講師自身が楽しんでその課題に取り組んでいることです。また親御様に対しては、小さな成果を適切にお伝え出来ること。そのためには今日のブログにあるように、講師は成果を的確にとらえる視点を持つことが必要です。

 

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4441.~あした~

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 ~今日のElephasブログ:「てるてるぼうず」(7月11日)

おはようございます。相模原教室の安倍です。

梅雨のある日のこと。小学2年生のI君がお越しになる日は雨が多く、

その日はてるてる坊主の描画にチャレンジです。

「てるてるぼうず てるてるぼうず あしたは はーれにしてください」、

歌いながら描いていきます。

お教室では、リズム造形を中心に学習をすすめているので、

「まる」・「ふんわり」・「ゆらゆら」と今までの練習の成果を思う存分発揮できます。

描き上げたてるてるぼうずは、練習中のはさみを使って切り、紐をつけて出来上がり。

お部屋につるして、「明日は晴れにしてください」と歌ってくださいね。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

リズム造形から、歌唱造形、そうして工作へ。3拍子揃って、生活の中で活用できるのは、何よりですね。「あしたは はーれにしてください」、「あした」の理解や、「あした」を楽しみに待つことへとつながるとさらに良いですね。

 

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4440.~安心感と信頼感~

4440.~安心感と信頼感~

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 ~今日のElephasブログ:「どうして、先生になったの?」(7月10日)

おはようございます。相模原教室の小口です。

「どうして、先生になったの?」と、よく聞かれることがあります。

「それはね、○○さん(ちゃん)と、いっしょにお勉強がしたかったから」と答えます。

すると、みんな「にっこり」微笑みます。

もちろん、具体的な理由は、他にもたくさんあります。

けれども、一つひとつ、理由を思い巡らせ、ふと、気が付きました。

「そうだ!理由はたくさんあるけれど、これがすべての理由につながっているのだと・・・」。

一人ひとり、生徒さんたちとの出会いから始まり、学習を通して生まれるつながりは、貴重な時間の積み重ねであり、

信頼関係を築きます。

そして、その時間は、講師自身も学んでいると気付きます。

「先生っていいな~」と、将来なりたいと思う職業のひとつになるよう、これからも魅力的な指導が行える講師を目指していきたいと思っております。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

「どうして、先生になったの?」、この質問に生徒さんは予め、「・・・・といっしょにお勉強がしたかったから」、そんな答えを予測し期待していたのかもしれません。講師が生徒さんに感じている信頼感は、生徒さんも同様に感じているように思います。信頼関係とは、双方のそんな思いがあってこそ成立するものですから、当然かもしれませんが。講師と一緒にいることの安心感、そんな空気のような関係性が自然に成立していたら、講師として本当に幸福なことです。

 

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4439.~感性に寄りそう~

4439.~感性に寄りそう~

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 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「デジタル音声、緩急つけて」(7月8日)

おはようございます。花小金井教室の山下です。

小学校高学年のMさんはデジタル音声がお好きです。

先ずは再生速度(スピード)を速くして・・・

速過ぎるとテープの早回しみたいで聞き取りづらくなり元も子もない・・・と思いきや、実はちゃんと聞き取っているのです!

次にスピードを遅くして・・・

この再生速度の音声を耳のみで追うと、担当講師などは幼い頃に夏の夜に聞いた “こわい話” の語り口調を思い出してしまうのですが、画面を見て字面を追ったり、聞きながら頭の中に場面を想像して聞くと、ゆっくりしている分、かえって話の流れが印象深く頭に残っていくのです!

さすがはMさん! この効果を本能的に狙って遅くしていたのです。

デジタル音読の再生速度の上げ下げ、緩急つけての効果に驚きました・・・

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

すばらしい効果だと思います。ただふざけて遊んでしまっているのかそうでないのかは、子どもの表情を見ていれば分かります。どの生徒さんにも効果的であるとは云えませんが、それは生徒さんの学習態勢と講師の指導によります。可能な生徒さんには、試みてみる価値は大です。しかし、慎重に。

 

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4438.~自己調整~

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 ~今日のElephasブログ:「スイッチオフの日も」(7月7日)

おはようございます。花小金井教室の鹿間です。

中学生3年生のY君、普段はマイペースなところもありますが、試験前の集中力にはとても素晴らしいものがあります。

Y君は、「試験前集中するために、そうじゃないときはスイッチをオフにするのが大事」とよく言っています。

ですが、受験生の今年、4月模試、5月中間テスト、6月英検、模試、期末テスト、7月模試、と試験続きです。

このスケジュールに、

「これじゃ、ずっと試験前だね。いつスイッチオフにすればいいんだろう」とY君。

講師が何と答えればよいのか考えていると、

「オフの日を試験の直後の1日とかに短くして、がんばらなくちゃね」と言いました。

前向きな考えで安心しました。

高校受験本番は来年2月。

それまでスイッチがずっとオフにならないように、逆にオンになりっぱなしにならないように・・・一緒に頑張りましょう。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

Y君、自己調整ができていてすばらしいですね。学習主体である自己がベストの状態であること、これが一番です。理解するのも、考えるのも、記憶するのも、手指を動かすのも、頑張るのも、すべて自分自身。自分に優しく、親切に、しかし甘やかさず。Y君にはそれができているようですね、「オフの日を試験の直後の1日とかに短くして、がんばらなくちゃね」とはグッドアイディアであり、意欲の表れですね。

 

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4437.~思いを描く~

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 ~今日のElephasブログ:「~描きたい!」(7月6日)

おはようございます。所沢教室の吉住です。

絵を描くことが大好きなYくん。

描きたい世界をしっかりと持っていて、線を描くとき、また色を選ぶときにも全く迷いがありません。

先日は、青空の下、黄色い小花が画面いっぱいに広がっている風景をあっという間に描き上げました。

とても素敵な絵でした。

授業後、お母さまより

「エレファース絵画展で(Yくんの絵の)お隣りに展示してあったのがお花の絵だったので、花を描きたくなったのかもしれません」とのお話をいただきました。

見たものをすぐに吸収し、それを描きたいように表現することができるYくん。

Yくんの成長と共に絵がどう進化していくのか、今後も楽しみです。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

Yくんの「描きたい!」という思い、意欲はすばらしいですね。絵画展で、それぞれの作品に何かを感じとること、感じ入ることができているのもとてもすばらしいことです。「青空の下、黄色い小花が画面いっぱいに広がっている風景」、どんな絵に仕上がったのでしょう。ぜひ、見せて頂きたいものです。

 

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4436.~Elephas絵画展 個性を楽しむ~

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 ~今日のElephasブログ:「初めてのElephas社会人絵画展」(7月5日)

おはようございます。所沢教室の増原です。

初めてのElephas社会人絵画展に出展されたT君。

正式名称は『Elephas絵画展 エレファース:17人の成人によるグループ展』。

題材選びのため一緒に歌唱造形一覧のアイコンを見ていたところ、

「えーっと、夏野菜!」と迷うことなく即決しました。

あらかじめ講師がいくつか考えていた題材よりも、ずっとシンプルで予想外の答えです。

夏野菜をどうしよう?…頭をフル回転させながらパンやお菓子作りに従事しているT君を思い浮かべました。

そして相談の結果、夏野菜を使ったお料理にしようということになり、T君の好きなカレーを描くことにしました。

「カレーと一緒に食べるのは?」

「うーん、サラダかなー」

「(彩色を考えて…)飲み物はジュースとかにしたら?」 

「いや、お水!」大好物のカレーなだけに組み合わせにも迷いがありません。

あっという間に夕食の絵の下描きが完成しました。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

T君は、2作品を出展されました。作品には、背景がありますね。背景を知ると、絵の見方も変わってきます。今日のブログを読むと改めて、「もう一度T君の作品を見てみたいな」という気持ちになります。

他に、これまで描きためた作品の中から4点、6点、と出展された生徒さんもいらっしゃいます。今回の企画の趣旨の通り、それぞれの個性が作品に表れ、各コーナーは圧巻でした。何周も会場を巡って、熱心にご覧下さるお客様もいらっしゃいました。

 

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4435.~共に学ぶ~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「先生は何でエレファースで働こうと思ったの?」(7月4日)

おはようございます。所沢教室の榎戸です。

小学校の頃は教科学習のほかに、

造形リトミックで絵や工作を楽しみ、教科の基礎となる学習を積み重ねてこられたK君。

中学2年生になった今は、提出課題や定期考査の対策にいつも追われています。

先日、「先生は何でエレファースで働こうと思ったの?」と聞かれました。

続けて、「僕たちと一緒に勉強したいと思ったから?」

そうです。その通り!!

「教えるため」ではなく「一緒に」と表現してくれたK君。

講師として日頃心掛けている気持ちが しっかり伝わっていることにとても嬉しくなった出来事でした。

 

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

K君の感性、すばらしいですね。“教えられた”、というより一緒に学びサポートし続けてくれたという思いからでしょうか?生徒さんの思考に寄り添う、日々そんな実践でありたいですね。

 

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