4489.~塗る~

4489.~塗る~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「続けてよかった…!」(9月5日)

おはようございます。相模原教室の北村です。

小学2年生のTさんはお絵かきが大好きです。

ママのお顔など描きたいもののリクエストがたくさん出ます。

エレファースに入会された当初は描き方も自己流で、色を塗るとき上下に筆を動かすので、

色がはみ出てしまっていました。

そこからはTさんの大好きなリズム造形を中心に、♪「ぬれぬれ色ぬれ」も毎回しっかり行うことにしました。

絵の縁を講師が先に太く塗っておいたり、隣で一緒に同じ絵の色を塗る様子を見せたりしました。

それでも、なかなか筆の動きが直らず、苦戦していました。

けれども、先日、ふと描いた人の絵の目に色を塗るとき、Tさんは外側からくるくると塗り始め、ほとんどはみ出さないきれいなまん丸の目を描きました。

あきらめずに続けてよかったです。

スイカの絵もきれいに描けました。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

講師の工夫と、焦らず、諦めずが、成果に至りましたね。人の絵の目をくるくると塗るなんて、随分こまかい作業も上達されましたね。はみ出してしまう生徒さんに、「はみ出さないで!」と言わないこと、ここがポイントですね。歌による彩色のトレーニング、そして講師のモデリングによる追体験、そして何よりも“描きたい“という気持ちが、上達に導いてくれたのですね。

 

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

>>お問い合せ

 

 

 

4488.~“耐性”~

4488.~“耐性”~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「レベルアップ?いいなあ」(9月4日)

おはようございます。相模原教室の安倍です。

小学5年生のYくん。

毎週、

「今日はパッとはじめてササッと終わらせます」と元気いっぱいブースに入ってきます。

有言実行で、椅子に座ると同時に、

「今日は何をするのですか?」と、「パッ」と取り組みます。

しっかり集中して学習することができます。

夏期講習も参加されたYくんに、

「夏休みに、パッとササッにジックリも加えてみましょうか」と提案しました。

「うーん、それは僕には無理です」との返事。

「じっくり考えることができるようになったら、レベルアップできますよ」

「レベルアップ?レベルアップいいなあ」と目がキラキラしてきました。

夏休みには、ジックリ考える課題にも挑戦しました。

「難しそう。僕には無理です」が「ちょっと考えてみる」に変わってきました。

2学期も、これから大きく「レベルアップ」しそうでとても楽しみです。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

「レベルアップ」、Yくんにはこの言葉が新鮮で、魅力的だったのでしょう。実際に取り組みの意識の中に「ジックリ」が加わって変化が表われてきたのですから、すばらしいことです。難しそうと思われる問題に面しても、そこで諦めずに向き合えること、いわば課題への“耐性”が具わり始めたようですね。この小さな芽を大切にしたいものです。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

>>お問い合せ

 

 

 

4487.~作品制作~

4487.~作品制作~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「夏休みの宿題、完成に大満足」(9月2日)

おはようございます。相模原教室の小口です。

前年と同じ課題で、夏休みの宿題が出る学校があります。

テーマに沿って「絵」を描く宿題です。

身の周りにある「自然」や「環境」、そこで生きる「人」や「家族」を絵で表現します。

「今年はどんな絵を描きたい?」「去年は海、漁師さんを描いたね」

「・・・・・」

「じゃあ、今年は、野菜や果物を育てる農家の人々はどう?」

すると、

「それにする!描いてみたい!」と・・・

畑や作物、その周りの景色や様子が次々と浮かび、働いている人々も含め、どんどん描いていくことができました。

絵を描いていく過程の中では、お話しや調べることを通して、色々なことを学び知ることができます。

また、気付きや発見があります。

この他に、もうひとつ「SDGs」を入口に世界の「問題」や「課題」を考え、絵に描くという宿題がありました。

こちらは工作でもよいということだったので、額に

「海の豊かさを守ろう」を表現することに取り組み、完成することができました。

絵画も工作も、「大満足!」

評価も大事なことです。けれども、

気持ちや思いの詰まった作品に、生徒さん自身が達成感や喜びを感じることが、

何よりも大事なことだと思っています。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

『野菜や果物を育てる農家の人々』『海の豊かさを守ろう』、それぞれに満足いく作品が完成したとのこと。絵画も工作も制作プロセスが大切ですね。初めにイメージしていたことが、制作の経過にしたがって次々に変化していきます。そこが、制作の面白いところです。お2人ともそのプロセスを楽しめたようですね。完成した作品に達成感や喜びを感じられたとは、すばらしいことですね。

 

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

>>お問い合せ

 

 

 

4486.~学校生活、リズム整えて~

4486.~学校生活、リズム整えて~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「今日から2学期!」(9月1日)

おはようございます。花小金井教室の塚田です。

夏休み期間、生徒さん方が、ご家族との帰省や旅行、○○に行ったと嬉しそうに話してくれました。

どのご家庭も、生徒さんの趣向や、やりたい事を中心に行き先等を考えていらっしゃり、

とても愛されているのを実感しました。

お話を聞いているだけでワクワクしました。

旅先や外出先で体験した話を聞くのは、講師の楽しみです。

一緒に絵日記や作文を書いた生徒さんもいらっしゃいます。

夏休みにリフレッシュした後は切り替えて、今日から2学期!

学習をしっかり充実させていきたいと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

2学期の始まりは学校ごとに多少異なりますが、9月1日、今日からはみなさん2学期ですね。猛暑も多少やわらぎ、夕方には虫の声、風にも心地よさが感じられます。2学期、ゆっくり、ゆったりとスタートさせていきましょう。今日が始業式の生徒さんも、明日、明後日は休日ですね。学校生活へのリズムを少しずつ整えていきましょう。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

>>お問い合せ

 

 

4485.~漢検に挑戦~

4485.~漢検に挑戦~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「合格、ハイタッチ!」(8月31日)

おはようございます。花小金井教室の鹿間です。

社会人になられて2年目のIさん。小学生の時からお通いです。

計算問題や国語ワークなどの家庭学習も続けている頑張り屋さんです。

そんなIさんから漢検を受けたいと相談がありました。

過去問に取り組んでみたところ、だいだい半分くらいの正解率です。

合格するためには8割程度の正解が必要です。

そこで同じ問題を3枚用意して、1枚は教室で取り組み、書けなかった漢字を確認して練習。

1枚は宿題にして家庭で学習。

残りの1枚は次回教室に来た時に確認テスト。

進むペースはゆっくりでしたが、確実に漢字を覚えていきました。

問題集が1冊終わるころ、再び過去問に挑戦。

しっかり8割以上とれています。

しかし、なかなか受験の勇気が出ません。

自信をつけるために、過去問に何度も挑戦して、コンスタントに9割以上がとれるようになりました。

そして、ついに先日、

「次回の漢検を受けることにします」と宣言。

受験日を確認し、直前まで苦手な漢字の復習を続けました。

受検後は、

「緊張して全然書けなかった」と話していましたが、無事合格の通知が来ました。

「先生、やったよ、合格したよ」の報告に2人でハイタッチをして喜びました。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

Iさん、合格おめでとうございます。規則的な地道な努力が実りましたね。自信が持てるまで受験を待ったことも良かったですね。十分引きつけて、“ここ”という機を狙って受験。そして見事、合格!準備学習から受験まで、すばらしい取り組みでした。次回への意欲も湧いてくるのでは?

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

>>お問い合せ

 

 

4484.~学習の良い循環が~

4484.~学習の良い循環が~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「3時間続けてやりたいよ?」(8月30日)

おはようございます。所沢教室の吉住です。

今年の夏も猛暑となりましたが、生徒さん方はそれにも負けず元気に通ってきています。

小学生のNくん、

「電車が遅延したー!」と汗をいっぱいかきながら走ってやってきた日もありました。

Nくんは、いつも学習に集中して取り組んでいるので時間があっという間に過ぎていきます。

時計を見て、

「あっもうこんな時間。3時間続けてやりたいよ?」と、毎回言っています。

そのため、1回に2時間続きで取り組める夏期講習では、

「まだ時間がある!」と嬉しそうです。

学校の宿題の夏休み帳は早々に終わり、今は苦手意識のあった割算や小数の計算に取り組んでいます。

つまずいた箇所をゆっくりと確認し、何度もチャレンジすることができるので、

2時間続きの夏期講習はとても有意義な時間となっています。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

Nくん、学習意欲満々ですね。学習時間があっという間に過ぎていくなんて、すばらしい集中力と持続力です。分かるから面白い、面白いからもっとやりたい、たくさんやるからますます上達、・・・好循環が形成されていますね。ここまでに至るプロセス、ひとり一人のケースとしてとても興味深いとところです。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

>>お問い合せ

 

 

4483.~スペルを覚える~

4483.~スペルを覚える~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「ささっと、英語で曜日を!」(8月29日)

おはようございます。所沢教室の増原です。

英単語のスペルはローマ字と同じ音のものだったり、発音しないアルファベットがあったりなど、

いろいろなパターンがあります。

そのためか中2生のHさんは英語は好きなのですが、

「覚えられない…」と書くことは少し苦手。

「最初は書けなくてもいいから言える単語を増やしていこう」とアプリを使って楽しみながら学習を続けてきました。

夏期講習のある日、数学が終わって英語の準備をしていたわずかな時間にHさんがささっと紙に何かを書きました。

「はい、先生!」

差し出された紙には7つの曜日が英語で書かれていました。

後でお母さまから、

「先生びっくりするかなーと言いながら練習していました」と伺いました。

12の月名も文字数の少ないものから少しずつ取り組んでいましたが、その後あっという間に全て書けるようになりました。

Hさんの中で自分なりの”音”と”綴り”が確立したのかもしれません。

外出時に英語の表記を見つけることも新たな宿題にしました。

巷には英語が溢れていて意外な発見があるかもしれません。

周囲の看板や表示に目を向ける習慣は万が一迷子になってしまった時、また将来の自立にも役立つことと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

曜日や月名を英語でささっと書けるようになったとは、Hさん、すばらしい!快挙ですね。できないと思っていたことができた時の喜びは、それはそれは大きいものですね。アプリで少しずつ楽しみながら学習を積み重ねたことが功を奏したのでしょうか。文字数の少ない単語から覚えたのも効果的でしたね。とにかく、曜日と月名の課題クリアは、大きな一歩です。スペルは怖くない、やればできる、この自信が英語の学習を大きく進めてくれることでしょう。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

>>お問い合せ

 

 

 

4482.~2学期、ゆとりをもって~

4482.~2学期、ゆとりをもって~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「2学期を楽しみに」(8月28日)

おはようございます。所沢教室の榎戸です

夏休みもあと数日。

学校の宿題を早々に終えたAちゃん。

目標の課題に集中して取り組めています。

夏休み前半は1学期の復習。

後半は2学期の予習と、計画的に進めました。

いつもその日やることを一緒に予定表に書き込んでから学習を開始しますが、

夏休みは、ひと月の予定表も作成しました。

それにより、

「今日は○○の勉強だよね」

「○○のところのプリントやってきた」等、その日行う事をしっかり把握しての来室。学

習に対する意欲も大きく成長できたと思います。

教科書の音読では、

「学校ではこうやって教科書を持ってピーンと立って読むんだ」と指された時を想定しての練習もできました。

「早く新しい教科書読みたいなぁ」と2学期のスタートを楽しみにしているAちゃんです。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

40日余りの長い夏休みも、今日を入れてあと4日。Aちゃん、しっかり2学期の用意ができているようですね。この数日は、楽しみながら2学期の用意をしましょう。カバンや上靴の用意、文房具など持ち物の用意、机の周りの整理、宿題の完成、・・・できることを何かひとつでもしておくと気持ちにゆとりを持つことができます。今、宿題未完成でもOKです。サポートを受けながらできる範囲で終わらせておきましょう。何かひとつの用意で、追われる2学期ではなく、ゆとりのある2学期へ。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

>>お問い合せ

 

 

 

4481.~AIに興味~

4481.~AIに興味~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「人権:夏休み課題にチャレンジ」(8月26日)

おはようございます。西国分寺教室の山下です。

MさんとKさんの兄弟は夏休みの学校課題の作文に「人権」というヘビーなテーマを選びました。

お二人とも中3とはいえ、テーマがテーマですから、やはり出だしから書きあぐね・・・。

「友達から誘われてるんだ、何人かで協力してChatGPT使っちゃおうって」とKさん。

「でもAI使うとバレるってさ、何かチェックするアプリあるらしいよ」とMさん。

やはり現代っ子、クラスの中で最新のIT用語が飛び交い、それを活用しようという動きがあるようです。

「暑いねえ。ホント、やんなっちゃうよねえ・・・。何とかなんないのかなあ・・・」とMさん。

「温暖化が進んでるんだよね」と講師。

「誰だよ、こんなに暑くしてんの? 暑くなった原因を作ったの誰よ!」とKさん。

2 vs 1で二人一緒に授業してる訳ではないのですが、大体こんな感じから始まり、テーマについて講師とお二人とのセッションが、それぞれの授業の中で続きました。

そして、昨今のSDGsへの気運の高まりも考慮して、

「環境破壊と人権」という切り口から無事に作文すめることが出来ました。

内容を読み返すと、海面上昇、ゴミ問題、健康への影響、格差と貧困…、さまざまな問題が浮き彫りとなり、

中学生らしい視点から、お二人それぞれの考察が展開されています。

「先ずは自分たちの出来ること、一歩一歩から!」

やがて受験本番を迎えるお2人もこの作文経験から自分たちのペースで最大限がんばってみることの大切さを学ばれたようです。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

ちょうどこの夏休み前の7月4日、文部科学省が小中高校向けの生成AIの指針を公表しました。適切な使用を促すためのチェックリストです。MさんとKさんも、AIに頼り切ってしまってはいけないということをきちんと把握しているようですね。結果的に、それぞれ独自の考察ができたとのこと、何よりです。少しずつ、AIを適切に活用することも経験していかれるとさらに良いですね。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

>>お問い合せ

 

 

 

4480.~自覚~

4480.~自覚~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「顔つき、毎回真剣そのもの」(8月25日)

おはようございます。西国分寺教室の髙須です。

この秋に、就業技術科の受検を控えているK君は、ここ最近、がらりと雰囲気が変わりました。

以前は、席に着くなり、

「先生、今日は何時に終わる?」などとぼやいていたK君。

それが今や、

「今日は何やるんですか?」とか、

「宿題、わからないところがありました。教えてください」などと質問やリクエストを寄せてきます。

何より、授業中の顔つきが違います。

毎回、真剣そのもの。

学校説明会に幾度も足を運んでいます。

E模擬も複数回受けています。

そうした経験を通して、受検生としての自覚が芽生えたと言うこともできます。

が、それだけでは言い尽くせない合格への強い思いがK君の中にあるようです。

それが何なのか、どうしてそうなったのかわかりません。

ただ、今は、彼の合格への熱意が冷めないように、また、自信をもって受検に臨めるように努めます。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

K君、まさに受検生としての自覚が芽生えたのでしょう。各学校では、学科説明会、体験教室、上級学校説明会、個別相談(必須)など、学校について知る企画を種々設けています。それらに積極的に参加することによって、学校の魅力に体験的に、また直観的に触れることができます。入学への希望を膨らませながら受検準備に取り組んでいるKくん、理想的ですね。

 

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

>>お問い合せ