1983.~頑張る力~

1983.~頑張る力~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
 

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『頑張る光景(8月24日)
・・・高校野球さながら、エレファースでも受験生をはじめとする生徒さんの熱い取り組みが行われている最中です・・・。

頑張れる力も一つの能力です。
集中力、持続力、抑制力、意欲、計画性、心理的安定、等々。

これらがすべて均等に備わっていることは少なくとも、適度にバランスを取りながら学習態勢を維持している状態が、頑張っている姿です。

学習内容の理解を促すと同時に、これらの心理的側面をサポートするのも講師の役割です。
ご家庭の協力ももちろん大切です。

規則正しい食事と睡眠。一日を良い気持ちでスタートさせ、良い気持ちで終える。
この言い古された、当たり前のことが、無理のない学習成果につながります。

夏休みも、ほぼ最後の一週間です。
ここで少しゆとりをもち、学習と生活のペース、また体調を整えましょう。
2学期の頑張りのために。

造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

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1982.Elephas サタデーブログ ~「8月第4週:今週の心に残ったE・Blog」~

1982.Elephas サタデーブログ ~「8月第4週:今週の心に残ったE・Blog」~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

8月第4週のE・Blogは、「読み取る」(8月20日up)。
みなさまは、いかがでしたでしょうか。

このブログに感じたことは、2つありました。
その一つは、”適正評価”ということ。それについては、その当日に触れました。
もう一つは、”驚く”ということ。きょうは、そのことについて。

『ひとつの花』の読み聞かせに、
「こんな体の弱い人も戦争に行かされたんだね」と、感じ入ったYくん。

このテキストを理解し、深く感じることができたのですね。驚きです。
同じ意味合いで、担当講師二人も”大喜びしました”とのこと。
ほんとうに、驚きです。

その前日の「うちわ片手に」のブログでは、”意外性を大切に”と書かせていただきましたが、
意外性も驚きも生徒さんと向き合う上でとても大切なものです。

そこには、生徒さんの”ほんとう”があります。
それは、生徒さんの中のほんの一部かもしれませんが、真実であることは確かです。

Yくんは、本当に感じることができたのです。かっといって、
この単元のテストでいい点が取れるわけではないかもしれません。しかし、
そこにはYくんとテキストとの出会いがあったのです。それだけで、
充分いいではありませんか。
Yくんの理解する力と感じる力に驚き、その力を信頼しましょう。

ひとり一人の子どもに、望むなら、望むだけの教育を与えてあげましょう。
良いものをていねいに与え、出会いのチャンスを用意してあげましょう。
教育を選ぶ権利は、子ども自身とその代理者である親御さんにあります。

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1981.~思い描く~

1981.~思い描く~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『学校の先生に感謝していることは?』(8月21日)
・・・作文課題です。中3のSくんは大きく頷くと、「○○先生です。知らないことをたくさん教えてもらいました」と、
迷いなくどんどん書き進めていきました・・・。

Kくんが教わった「知らないこと」とは、
「敬語の使い方とか、こんなときはどうしたらいいかとか、あと6年後、社会人になった時、役立つこと」だそうです。

Kくんは中学校でのその学習において、社会人になった自身を思い描くことができたのでしょう。
学習の意味づけが自身の中でなされ、生きた学習となっているのですね。

Sくんの感性がすばらしいのか、○○先生の生徒への思い(教育への思い)がすばらしいのか。
きっと、その両方ですね。

○○先生の「数年後は、こうなってほしい。そのためには・・・」という思いが、Sくんにも伝わったのでしょう。
数年後の自身の姿を思い描きながら、学習に取り組んでいるSくんの今。
目標や希望があれば、日々の行動に意味づけが生じ、自ずと充実したものとなりますね。

ダウン症児の早期教育プログラムである「ワシントン大学法」を開発されたV.Dmitriev(V.ドミトリーヴ博士)が
来日されて京都の寺社を訪れたときに「教育とは」と禅問答となり、博士は「HOPE」と答えられたそうです。
(初代所長エピソードより。・・・初代所長の墓所には、「希望」の文字が大きく刻まれています。)

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1980.~ゆとりをもって~

1980.~ゆとりをもって~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『夏休みも、がんばっています!』(8月20日)
・・・Yちゃん、Nちゃん、Kくん、Sくん。50音の完成、10の合成と分解、名前書字など、
   毎回の繰り返しと積み重ねが大切な課題にがんばって取り組んでいます・・・。

立秋が過ぎお盆も終えると、時おり秋風の気配が感じられます。
「みーん、みーん」とセミが盛んに鳴く中がんばってきた成果は、この頃にあらわれてきますね。
ふり返ると、あの暑さもかがやいて見えます。
この4名の生徒さんと同様、多くの生徒さんが手ごたえを感じていらっしゃることでしょう。

しかし、ちょっと、まだ・・・、という方があっても、まだまだ遅くはありません。
1週間(7日間)計画を立てて、あと12日ほどの夏休みを充実させましょう。
残りの5日間は、調整、休憩、お楽しみの日です。

・宿題を7分割して行う
・目標を一つ決めて、計画通りに行う
・一つの課題だと飽きてしまう場合は、目標を二つ決めて組み合わせて行う

この期間の目標は、成果よりも生活リズムと気持ちを整え、
「できた、がんばった」という達成感を得させてあげることです。
あくせくとした気持ちではなく、ゆとりをもって2学期を迎えられるように、
生活態勢と学習態勢を整えていきましょう。

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1979.~適正評価~

1979.~適正評価~
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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『読み取る』(8月19日)
・・・国語の教科書の中の『ひとつの花』~。問:ゆみ子に高い高いをしてあげた父の気持ちは?
   選択肢:「遠いところを見せてやりたかった」、「ひとつでも娘に楽しいことをしてやりたかった」・・・。

小4のYくんは、はじめ前者を選び、そのあと後者を選んだそうです。

講師は思いました、「遠いところを見せてやりたかった・・・、Yくんは空間的にだけではなく、比喩的なもの、時間的未来と考え、
まずそれを選んだのかも。だとするとそれも正解、むしろより文学的」と。

そうかもしれません。

しかしここで私は、初代所長の云う、”適正評価”という言葉を思い出しました。
随分昔のことですが、所長は数教育の一人者である遠山啓先生とお話しをさせていただいたことがあるそうです。

ある美術家が、幼児の描いたあしが何本もある犬の絵を見て、
「これは、走っている犬だね。あしを何本も描いて走っているようすを表現したのだ」と評価したことに対し、
所長は「それは、過大評価だ」と思ったところ、遠山先生は「それは過小評価だ」とおっしゃったそうです。そこには、
「どうせ、小さな子どもの絵だからという意識が介入している」と指摘されたとのこと。
そのことに所長は大変感心し、「過大評価でも、過小評価でもいけない。適正評価をするべきだ」と深く感じた、とのことでした。

当講師は、教材研究において、また教育方法において議論のできる講師の一人です。
共に議論し、Elephasの教育がよりクリエイティブで、深みのあるものとなることを楽しみに期待しています。

・・・Yくんの本当のところが、どちらであるかはわかりません。

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1978.~意外性を大切に~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『うちわ片手に』(8月18日)
・・・元気にKくんがやってきました。しかしその日は、右手にうちわを持って。授業の初めにうちわを受け取ろうとしたのですが、
   手放すまいと全力なのです。そこで授業は、左に持ち替えて・・・。

Kくん、一つの課題が終わるごとにうちわを眺めてはニコニコっとしていたそうです。
うちわの何がそんなに気に入ったのでしょう。
どんなきっかけで、その日はうちわを持ってくることになったのでしょう。

Kくんとうちわ、その関係は意外です。
意外なことの背景には、生徒さんの知らなかった面を知る手がかりがあります。
親御さんにいきさつを尋ねてみましょう。何かヒントになることが伺えるかもしれません。

講師が無理やりうちわを手放させなかったのも良かったですね。
信頼関係が深まったことでしょう。

「何が生徒さんの琴線に触れるのか分からないものだなぁと興味深く感じました」、
その通りですね。

うちわ片手に進めたその日の授業は、いかがだったのでしょう。
左右の手の協応性、意識の集中ということからも、大変興味があります。
思いがけない効果が得られたかもしれません。

意外性を大切に。

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1977.~文字を感じて~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『好きなひらがな、漢字から』(8月17日)
・・・いつもなら、ひらがなや漢字の学習を避けたがるKくんとYくん。ところが好きなものの文字であれば、一生懸命に。
「はなび」、「恐竜、化石、肉食、草食」・・・。

「はなび ってどう書くの!」
「恐竜の漢字の書き方を教えて」、
そんな言葉が生徒さんの方から出てくれば、授業は大成功です。

このチャンス、大いに活かしましょう。
ポイントは、「なーんだ、かんたんだ!」という感触と
「ぼく、できた!」という手応えを感じさせてあげることです。
その反対は、「やっぱり、むずかしい」「できない、・・・きらい」となってしまうことです。

「はなび」の3文字が書ければ、ひらがなのほとんどは書けたと同然。
「恐竜、化石、肉食、草食」の7文字が書ければ、これも漢字のほとんどが書けたも同然。

今しばらくは対象の文字を広げ過ぎずに、Kくんは2文字~3文字形式で、またYくんは恐竜シリーズで。
気持ちの動く言葉で、文字学習を大いに楽しみ、書字能力を伸ばしていってください。

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1976.Elephas サタデーブログ ~「8月第2週:今週の心に残ったE・Blog」~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

8月第3週のE・Blogは、「新聞投書、書けたよ!」(8月14日up)。
みなさまは、いかがでしたでしょうか。

70年前の今日は、終戦の日。
今年は戦後70年ということもあって、新聞でもテレビでも特集が例年よりかなり多くあったように感じます。
最近ではそれが少なくなってきていたようですが、私の子どもの頃の夏休みと言えば、
夕食時には連夜、関連の番組を家族揃って見ていたことが思い出されます。
子ども心に、怖くて夜寝られないような衝撃を得ました。

体験していなくとも、また子どもであっても、人間としての絶望的状況は分かります。
体験された方々にははるかに及ばなくとも。

いずれかの特集をお子さんとご一緒に見ることはできたでしょうか。
若い親御さん方、体験していなくとも、戦争の絶望的状況をお子さんと共に見、一緒に聞いてあげてください。
(※ただし、お子さんの心理的許容範囲にはご留意ください)
子どもの時の心に、憎むべきものには憎しみを、怒るべきものには怒りを持つことを教えてあげてください。

戦争が遠い昔の出来事とならないように、心と体でずっしりと重く感じていくこと。
そして、平和の尊さにしみじみと感謝すること。・・・日々の生活への意識も変わってくることでしょう。

新聞投書をがんばって完成させたKくん。
若く柔軟な心を持って、本当に大切なことは何か、本当に大切なものは何かを見極める眼を養っていってくださいね。
ひとり一人のその眼が、本当に必要なのです。

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1975.~力を知る~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『新聞投書、書けたよ!』(8月14日)
・・・学校で新聞投書を書くことになった、小学生6年生のKくん。何をテーマにするかアイディアを出し合い、骨組みをつくり、
   続きと仕上げはお家で。立派に完成させました・・・。

テーマは「新国立競技場」にしました、のこと。
それにしても、Kくんの見解のしっかりとしたあり様には、ほんとうに驚きました。

「僕は、開閉式の屋根には賛成。たくさんの人が集まると湿気がすごいし、オリンピックが終わっても音楽のイベントで使えるから。」
「まず、予算の見直しが必要だと思う。あとは、一時だけオリンピック税を作る。」(’15.8.14 Elephas Blog~)

学校で、新聞記事についての話し合いの時が持たれたのでしょうか、
それともご家庭でニュースを見ながら、日常的にそんな会話があるのでしょうか。

いずれにしても、Kくんの底力を知りました。
よりいっそう、Kくんの力に見合った学習プログラムを展開させていきましょう。
Kくんにとっても、この投書への取り組みが何か転機になるような気がします。

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1974.~気持ちが変化を促す~

1974.~心から、楽しい~
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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『切りたい!混ぜたい!』(8月13日)
・・・やる気満々のYくん。何をするのも自分でやりたくて、「やりたい!」と要求します。それが気付くと、
  「やりたい」では無く、「切りたい」「混ぜたい」と具体的な言葉に変わってきていました・・・。

切りたい!混ぜたい!、・・・料理をしているわけではありません。
はさみで切る、絵具を混ぜる。
授業中、「~したい」をすべて、「やりたい」で通していたYくんの言葉に変化が見られたとのことです。

「言葉の学習、コミュニケーションは、自然な、動作を伴うやり取りを繰り返す中で習得されていくも」と
講師が記述していますが、その通りですね。

「そう、切りたいのね」「混ぜたいのね」という講師の言葉がけを繰り返し聞く中で、
その言葉がYくんの中に蓄積され、それが「切りたい」「混ぜたい」という気持ちの流れに乗ってアウトプットされたのです。
Yくんの「~したくて、したくて」という気持ちの強さが言葉の変化、成長を一層促したのです。

学習においては”楽しいこと””~したい”という気持ちがとても大切なのです。
何となく楽しいのではなく、心から楽しいのが本来の学習です。

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