2133.Elephas サタデーブログ ~「2月第2週:心に残ったE・Blog」~

2133.Elephas サタデーブログ ~「2月第2週:心に残ったE・Blog」~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

2月第2週のE・Blogは、「歌いながら」(2月9日up)。
みなさまは、いかがでしたでしょうか。

生活の中で、歌を楽しんでいますか?
歌を生活に活かしていますか?

歌は心地よいリズムを体に生じさせてくれます。
そのリズムによって、脳にも気持ちにも規則性が生じ、
思考や行動がスムーズになります。

抱いている子どもがむずかるとき、私たちは体を揺すってあげます。
そうすることで体にリズムが生じ、気持ちが安定することを本能的に知っているからです。

電車の中で泣いている赤ちゃんを見かけると、
小さな声で歌いかけながら体を軽くリズミカルに叩いてあげたら、といつも思います。

子どもが歩き疲れて「抱っこー」とせがむときも、歌は有効です。
そんな時の歌に、トトロの『さんぽ』(♪あるこう あるこう)はぴったりですね。

疲れた子どもの歩くテンポに合わせてゆっくりと歌い、少しずつ歌を早めていきます。
きっと、元気が出てくるでしょう。(・・・それでも疲れていたら、抱っこしてあげましょう。)

歌は日常でも、こんな風に役立ちます。

造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

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2132.~興味を生かして~

2132.~興味を生かして~  
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
 

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「カタカナ、あともう少しです!」(2月12日)
・・・小学5年生のSくん、入会当初はほとんどカタカナの表記ができませんでした。
   でも大好きなものは、カタカナ表記のものばかり。練習を積み重ね、目に見えて上達しています・・・。

Sくん、がんばっていますね。
Sくんの好きなものは、「フライドチキン」「サッカー」 「ポケットモンスター」とのこと。
見事にカタカナが並んでいます。

『ポケモン100』でカタカナをマスターした生徒さんもいらっしゃいます。
思えば、ポケモンはカタカナ学習にずい分と貢献してくれています。
キャラクターごとに特徴があるので、映像と文字(単語:名称)とが結び付きやすく、文字記憶を高めるのに効果的です。

ポケモンに限らず、大好きなものを教材とすることは得策です。
・大好きなものであれば、学習へのモチベーションを高めることが容易です。
・大好きなものであれば、目にするチャンスがたくさんあり、遊びながらに復習ができます。
・大好きなものであれば、触れているだけで楽しいので、反復学習が可能です。

講師は柔軟な対応で、学習効果を高めてあげましょう。但し、学習の機軸をしっかりと保っておくことは肝要です。

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2131.~安定した家庭学習で~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただきます。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
 

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「頑張って、成長」(2月11日)
・・・小2のMさんは笑顔のかわいい女の子です。九九を重点的に頑張って算数に対して少し自信がつき、
   また宿題の漢字学習で漢字も本当に上手になりました・・・。

Mさん、家庭学習も順調なようですね。
「これは、パパと一緒にやったんだよ」「これはママに教えてもらったの」と、
楽しそうに報告される、とのことです。

殊に普通学級に在籍する生徒さんにとっては、安定した家庭学習が成立することは、とても大切なことです。

Elephasでは新しい単元への導入の時、生徒さんの理解に合わせた指導法を提示し、
それに基づいて無理のないように学習を進めます。授業で得た「できそう」「楽しそう」という感触をご家庭にも持ち帰り、
それを損なうことなく復習をしていただければ、とても理想的です。

♪「わからないことは、聞いてみよう」の心持で、
進めにくいところがあったら「また、先生に教えてもらいましょう」とスルーしてOKです。
イライラと無理に頑張らせるよりは、逆にその方が、「ちょっと待って」と考える態勢が早くに身に付くものです。

コンスタントの穏やかな家庭学習で、教科の学習を着実に進めていきましょう。

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2130.~工作を通して~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
 

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「切ったり、折ったり」(2月10日)
・・・4月に小学校1年生になるTくん。ハサミで切ることは上手ですが、工作の全工程を一人で行うのは初めて。
   でも作業を進めていくと、Tくんから「楽しい!」の一言が出ました・・・。

これまでは、講師が部分的にお手伝いをしていました、とのことですが、サポートが適切だったのでしょう。
一人で取り組もうとする意欲が育ったのですから。

工作「白鳥」は、かなりの工程数があります。それを「楽しい!」と取り組めるとは、大したものです。
楽しければ、この先、どんどん上達します。直線切り、曲線切り、止切り。
また線に合わせて折ること。これは、折り紙のように辺と辺を合わせて折るのとまた異なる技術が必要です。

まずは正確に行うことより、Tくんのように楽しく取り組むことを優先しましょう。
完成した作品を眺めていると、自信も湧いてくることでしょう。
新1年生に向かって、自信は大切です。就学が、楽しみですね。

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2129.~歌いながら~

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日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
 

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「歌いながら」(2月9日)
・・・ある生徒さん、身振り手振り、時には足拍子も加えながらリズムをとって歌うことで、
   声が大きく出るようになりました。またリズム感を養い、身体全体の動きを柔軟にすることにまで発展しました・・・。

すばらしい実践ですね。
リズミカルに、明るく、楽しく・・・。
声が大きくなり、身体がリズミカルに動き出せば、誰でもどんなにか楽しいことでしょう。

映画『天使にラブソングを』の中の「I Will Follow Him」の音と映像と重なってきました。
クワイアはもとより、ピアニストも踊りだし、何百人という会衆も踊りだし・・・。

造形リトミックの歌が大好きで、メガネが飛ぶほど踊る生徒さんもいます。
先代からの玉野メロディも彼これ50年、いつまでも生徒さんの元気のみなもとであることは
とても幸いなことです。

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2128.~感じ取る~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「思考力をフル回転」(2月8日)
・・・T君、数学の問題を読み終えるとちょっと体を揺すって、顔を上げて辺りをキョロキョロ。
   そして「あっ!」と小さく声を上げた後、ニコニコと講師を見つめ、一気に答えを書き上げました・・・。

「T君のその体の動きと視点の動きは、T君の思考力をフル回転させている時だと感じました」とのことです。

T君、中1。数学を楽しんでいるようですね。
また、T君のフル回転を的確に読み取れる講師で良かったですね。
ここで、「ちゃんと落ち着いて考えなさい」なんて言われたら、興ざめです。

ですから、講師には感性が大切なのです。
それと、生徒さんに対する基本的に尊重する眼差し。

尊重とは、持ち上げたり、ほめ過ぎたり、過度の敬語で対応することではありません。
生徒さんを肯定的に、また積極的に捉え、小さな変化に気づき、課題や問題を客観的かつ分析的に捉え、
共により良い方向を目差そうとする心理的働きです。

そんな態勢であれば、この講師のようにT君の思考のフル回転を感じ取ることができますね。

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2127.Elephas サタデーブログ ~「2月第1週:心に残ったE・Blog」~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

2月第1週のE・Blogは、「”バッテン”発見!」(2月2日up)。
みなさまは、いかがでしたでしょうか。

”バッテン”を描こうとしても、どうしても”十字”になってしまうという、生徒さんのお話。
あるとき首を傾けて見たら、”十字”が”バッテン”に見え、角度を意識できるようになったとのこと、でした。

そのブログに「Kくんの中で、目と手と思いが成長して一つの形が出来たのです」という一文がありました。
言い得ていますね。

思いが生じ(意識)、その思いによって、目で正しく見ることができ(認知機能)、手がそのように動く(巧緻性)。
・・・たった一本の線であっても、その3つがそろってこそ線たり得ます。

講師は生徒さんに思いが生じるように働きかけ、数百ステップのリズム造形のバリエーションによって、
認知機能と描画機能を育てていきます。

この3つの機能の発達の段階を感じ取りながら指導に当たると、
生徒さんの成長もリアルにまた分析的に評価することができます。

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2126.~耐性(2)~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「素敵な笑顔に」(2月5日)
・・・自信がないとすぐに「できない」とちょっと弱気なところもあるEちゃんですが、少し待つと
  「やってみる!」と前向きに。うまくできたときは、素敵な笑顔を見せてくれます・・・。

きょうのブログのEちゃん、水曜日のブログ「”やりたい”を育てる」のYちゃんと重なります。
少し待つと「やってみる!」と前向きになると言うEちゃんですが、
この少しの間に、気持ちはどのように変化するのでしょうか。

Eちゃんの気持ちの中にはいつも、「やらなくちゃ」「やらなくてはいけない」という規範意識が
あるように思われます。問題を見たときには、直観的に「むずかしそう」「できない」「やりたくない」
という気持ちが現れても、”少しの間”に規範意識が頭をもたげてきて、「やってみる!」という
発言につながるのでしょう、そんな気がします。

だとしたら講師は、Eちゃんの「やってみる!」という勇気に十分答えてあげましょう。
「やってみたら、・・・できた!」という結果がたくさん出せるように。
この経験をくり返し積んで、規範意識からではなく、チャレンジを楽しめるようになればすばらしいですね。

「よーし、やってみる!」という意欲は、耐性が備わってこそのものです。

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2125.~良き協力者~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「親御さんのご実家で」(2月4日)
・・・ご実家で賑やかな時間を過ごしたRくんは、自宅に戻った際、車から降りようとしなかったほど楽しかったそうです。
   またSくんは、2枚の日記に詳しくその様子を書いてきました・・・。

Rくんも、Sくんも余ほど楽しかったのですね。
きっと、祖父母様との温かいひとときがあったのでしょう。

随分と以前のことですが、祖父母様もいっしょに暮らすようになられて、
人が変わったかのように穏やかになられた生徒さんがいらっしゃいました。

それまでは、ご両親とのお忙しい日常の中、小学校受験も控え、ちょっと気持ちが不安定になっていて、
行動や言葉に荒れているところが見受けられましたが、
祖父母様との生活が始まってどの位してからだったでしょうか、
教室の中でも一番というくらい、穏やかになられました。

祖父母様との生活には、Elephasのいう”3つの愛”が、穏やかに自然に営まれていたからかもしれません。
 ・あきらめない
 ・あせらない
 ・あまやかさない

自転車乗りもお祖父様から習ったそうです。
上手く乗れなくても、決して叱らず焦らせず、毎日のように練習をしてくださったそうです。

つい最近、”子育ては協力して行われるように本能的に仕組まれている”ということを耳にしました。
正確にお伝えできないのが残念ですが、その理論に基づくと、母親の育児不安も肯定的に捉えられています。
祖父母様に限らず、借りられる手はどなたの手であれ借りて良いのです。
協力を得て、ゆとりをもって子育てをしましょう。Elephasもその一助となれればとても嬉しいことです。

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2124.~耐性~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「”やりたい”を育てる」(2月3日)
・・・「え〜わからないからやだやだー!」「そうね、もうこれはやめようね」「やるー、やりますー」。
   こんなやり取りの後、鉛筆を持って真剣な顔になり「やった!できた!」と。Yちゃん、今までにない喜びの表情でした・・・。

この後の学校での算数テスト、とっも良い結果だったそうです。
Yちゃん、本気でがんばる経験ができましたね。

繰り上がりの足し算や繰り下がりの引き算となると、計算手順が複数化してきます。
計数や一桁同士の数の計算のように、線的でクイズのように答えられる基礎の問とは異なります。

まずは基礎の段階で、「できる」「できる」という体験を充分に積み上げることが大切です。
その後に、計算プロセスを一つずつ増やしていきます。
そして、その段階でも「できる」「できる」ということを体験させ、計算プロセスを更に一つずつ
増やしていきます。

こうして、すぐに答のでない問にもじっくりと向かう態勢(耐性)ができてきます。
「うーん、ちょっと待って…」
「まず、こうやって、次にこうやって、次にこうやって…」というように。

Yちゃんの場合は、本人の不安の中にもある「でも、やってみようかな」という意思の表れを講師が見逃さなかったことが、
Yちゃんを成長させてあげられましたね。

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