4181.~読み書きで 困らないように~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「リズム造形~ひらがなへ」(9月12日)

おはようございます。所沢教室の榎戸です。

幼稚園年長のAちゃん。

「今日もわたしが先にするー」と5年生のお兄ちゃんが開けた玄関の扉をすり抜けてブースに向かいます。

ご兄妹でお通いです。

この夏の課題は「ひらがなをかっこよく書く」ことでした。

お友達にもらったお手紙の返事を書きたいそうです。

ひらがな46文字の練習と並行して鉛筆でのリズム造形の時間をたくさん取りました。

十字クロスは、

「よーこ たーて」と歌いながら横縦の順番で描きます。

「ぐるぐる かいてん~」と歌う回転線描は上から下へ左に回転を中心に練習しました。

そして十字が隠れている文字を見つけてなぞります。

縦線に続いて左回転をする文字もたくさん見つけました。

「ママの“ま”は“よこよこ・たて”から“くるり”だね」と自分で書き順やバランスを確認して書字が出来るようになりました。

2学期はたくさんのお友達にお手紙を書きましょう。

 

◇ワンポイント・メッセージ

Aちゃん、楽しくひらがな学習ができているようですね。リズム造形は、無理なく楽しみながら、絵画や文字学習へと導く、造形リトミックメソッドの中のサブメソッドです。就学後に読み書きで困らないように、教科学習で躓くことのないように、ひとりでも多くのお子さんが楽しく文字を習得されることを願っています。

 

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4061.~創造造形~

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 ~今日のElephasブログ:「工作のディスプレイ」(4月23日)

おはようございます。武蔵境教室の清水です。

武蔵境教室の入口では、いつも工作のディスプレイが生徒の皆さんを迎えてくれます。

12月には煙突とサンタクロース、新年には虎の工作…

季節は巡り、今は菜の花が並ぶ上を蝶が飛んでいます。

黄色い小花や色とりどりの蝶が風で揺れるのを目にすると、春への期待が膨らむようです。

これらのディスプレイは、生徒さんの目を楽しませるだけではなく、学習の動機付けという役目を持っています。

飾られているのは、その月の工作です。

工作に取り組む日には、ブースに入る前に講師から生徒さんに、

「菜の花、可愛いでしょう。作りましょうか」などと声をかけます。

「うん!」と元気な声が返って来れば、集中力をもって授業に取り組める予感がします。

講師の心にもエンジンがかかります。

工作が終わっても、ディスプレイには役目があるようです。

工作をした翌週、教室のディスプレイを見て、

「これ、お家にあるね」と親御様に話しかける生徒さんもいます。

ご家族が作品を喜んで下さって、お家に飾って下さったのでしょう。

この様な会話を耳にするとき、講師はとても幸せな気持ちになります。

ディスプレイを見て、作品を作った達成感や、ご家族にほめてもらったときの嬉しさを思い起こす…それは生徒さんにとって大切な経験だと思うのです。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

Elephasの工作は、造形リトミックメソッドの中のサブメソッド「創造造形」の一環です。基礎描画トレーニングの「リズム造形」、平面絵画の「歌唱造形」に立体化の要素を加えるものです。生徒さんは作品を手に持って眺めることで、対象の存在感を感じ、自ずと対象に対する親しみを湧かせます。気持ちを育てること、感情を育てることはすべての教育の基礎です。それは学習への動機づけでもあり、探求力の育成でもあり、記憶力の形成でもあります。こういった意味で、Elephasでは、造形リトミックは教科教育の基礎であると捉えています。

 

 

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