4928.~作品を活かして~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「感覚的に自由に」(1月28日)
おはようございます。Elephas 相模原教室の北村です。
少し前のお話ですが・・・、
成人のKさんとはいつも年末に年賀状用の干支の絵を作成することが恒例です。
毎年のエレファースの歌唱造形のメソッドをもとに数種類の絵を描いていきます。
Kさんは見て模倣することが上手なので、見本の準備が欠かせません。
細かな筆運びや色使いなどを伝える難しさはありますが、Kさんらしく感覚的に自由に描いてほしいと願っています。
今回は3種類の蛇の絵を作成することができました。
それに加えて練習に描いた絵も味があって素敵な絵だったので、全部で4パターンの絵をお母さまにお渡ししました。
そこからご家庭で相談されて決定した絵をパソコンにスキャナーで取り込んで、
年賀状のイラストとして使っていただいています。
毎年、どのイラストが使われたのかをいただいた年賀状で確認することが楽しみになっています。
今年はまさかというかやはりというか、練習用に一番初めに描いた蛇が年賀状を飾っていました。
無心で勢いよく描いた絵の良さが出ていて素敵な年賀状でした。
◇ワンポイント・メッセージ◇
小学生の頃から長く通われているKさんも、ヘビを描いたのは12年ぶりかもしれませんね。今年もKさんらしい作品ができたようです。前回は消しゴムをスタンプのように使って民芸品のおもちゃのようなヘビを描きましたが、今年は絵の具の多色を同時に使ってくねくねと筆をくねらせてヘビを描きました。それぞれご家庭でアレンジされた年賀状は毎年本当に楽しみですね。