2712.~行動を通して~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)</a>
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
~今日のElephasブログ:「お金の学習」(12月21日)~
おはようございます。武蔵境教室の加藤です。
お金に関する学習は、多くの生徒さんが取り組む単元の一つですが、計算が複数回必要な問題等は、考え込んでしまう場合もあります。
そのような時、本物の現金を使い練習することがあります。問題に沿い所持金を用意しておき、講師がレジ係になり、生徒さんがお客様として支払いをします。おつりが最も少なくなる支払い金額を見つけるまで何度も練習します。
「いらっしゃいませ」 「ありがとうございました。またお越しくださいませ」
台詞も入れるとお店の雰囲気で楽しく進みます。
計算力を向上させながら、日々の生活でお金を使う時に安心感が持てるようになると、
お買い物やレジャーをより楽しく過ごすことができるのではないでしょうか。
発達支援教室Elephas(エレファース)http://www.zoukei-rythmique.jp</a>
◇ワンポイント・メッセージ◇
お金の学習が少し進んだら、実際にお金を使ってみましょう。
使うことによって、お金の価値も身についてきます。
高い、安い。しかもそれは、相対的なものです。
500円のアイスクリームは高いけど、500円のランチは安い。
お金に纏わることと云えば、ある時、冗談交じりのこんな会話がありました。
A:「いいズボン履いてるね。高そうだね。いくらだった?」
B:「2億5000万円(え~ん)!」
A:「そりゃ、すごい!!」
不躾な質問には、冗談で返す。
「そんなこと聞いたら、いけないよ!」と言外に含めながら。
この絶妙な返答をしたのが、生徒さんです。
就学前からの生徒さんで今はもう社会人ですが、コンビニをはじめ、書店、CDショップ、
文房具店、飲食店、交通機、映画チケットの予約など、自由に利用しています。
時々失敗もなくはありませんが、行動によって培ったお金術とユーモアです。
生活術の伸びは、IQ(DQ)ばかりに関連するとは云えない好例です。
造形リトミック研究所
発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/</a>
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