610.就学相談に向けて:3


610.就学相談に向けて:3
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 就学先の決定は、お子さんのかけがえのない人生にとっての大切な岐路です。慎重にまた冷静に取り組みましょう。

 その際、熱心になるがゆえに、ご家庭での議論が白熱化したり、ときに論争となることもあるかもしれませんが、それは禁物です。いつもお子さんがそばにいて話を聞いていること、その様子を見ていることを忘れないでください。話の中身はまだわからないお子さんでも、何かただならぬことだ、と事の異様さは感じ取ります。

 それが自分のこれから通う学校のことだとなると、学校というのは、何かただならぬこわい所、というような印象さえ持ちかねません。

 意見が合わないときの、相手への中傷や乱暴な物言いも控えましょう。それを聞いて育つと、お子さんも批判的になりかねません。

大切なお子さんの、大切な学校選び、
真剣に、しかし穏やかに話し合いを進めていきましょう。
 

造形リトミック研究所
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公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

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609.就学相談に向けて:2

609.就学相談に向けて:2
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 進路の選択において、お子さん自身が意見を持てるようなケースでは、お子さんの気持ちも尊重しましょう。

 「どっちの学校に行きたい?」とか「どっちの学校がいい?」と選択を迫るのではなく、 「こういう学校とこういう学校があるんだけど、○○はどう思う?」とやわらかく尋ねましょう。

 もし、「どう思う?」という問が漠然としていて把握しにくい様子でしたら、親御さんが迷っている点を分かりやすく説明して、具体的に尋ねましょう。

 「こちらはお勉強の他に調理や買い物や実習も多いんだけど、こちらは国語とか数学とか、英語、教科のお勉強が中心なの、お勉強がんばれるかな?小学校では、国語や社会は得意よね・・・」というように。

 誘導的な質問になったり、不安を与えるような質問にならないような配慮は必要です。

 またできたら、お子さんも学校参観に同行させてあげましょう。そこでは、お子さんがどんな様子で参観しているか、お子さんの表情にも気を配りましょう。

 将来を見通して、最終的にお決めになるのは親御さんですが、お子さんの意見や感覚、表情などの様子に注意を払うことは適切な学校選択のためのひとつの大きな手がかりとなります。

 就学先が決まるまで、ご家庭でご両親が議論されたり、学校側との話し合いについて触れたりすることが多くなると思われますが、お子さんに不安を与えないように穏やかに進められることはとても大切なことですので、ここに付記しておきます。

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608.就学相談に向けて


608.就学相談に向けて
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 秋からの就学相談で、就学先の決まった方もいらっしゃれば、決定を翌年に持ち越される方もいらっしゃるでしょう。

 まだ決定していない方も焦ることなく進めていきましょう。

 就学先の候補は、できる範囲で結構ですから学校に足を運んで教育の実際の様子を参観しましょう。教育のプログラム、指導の様子、生徒さん方の様子を把握しましょう。先入観だけでなく、実際にご覧になって確認しましょう。

 その上でどのような教育環境を望まれるか、親御さん、ご両親の考え方を整理して統一しておきましょう。統一できない場合は相違を明確にして、それを教育相談時の論点としましょう。

 教育相談においては、お子さんにどの教育環境がふさわしいかを冷静にかつ慎重に相談なさってください。お子さんにとってベストと思われる環境を選択しましょう。

 ただし、実際に入学してみないとわからないことはいろいろあることでしょう。その場合は、悔いのないように親御さんが望まれる環境を選んで、お子さんがそこに適応できるように事前の準備に心を配りましょう。また、より個に即した教育環境を確保できるように学校側と一体となって検討していきましょう。

 お子さんの発達にとって、もっともふさわしい「懸命な」選択ができますように、
 また真に「正しい」選択ができますように、
 公の論理ではなく、かけがえのない個の論理で、
 知と心を尽くして「お子さんのための」選択ができますように。

 

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607.抱っこ


607.抱っこ
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 先日の「らくをしましょう」の補足で、きょうは「抱っこ」についてもう一言。

 出先で、お子さんに抱っこをせがまれて難渋された経験は、ほとんどの方がお持ちでしょう。

 「抱っこー」の意味するものは?
 
 1)本当に疲れて、もう歩けない
 2)眠くて、歩けない
 3)少し疲れたくらいだけど、甘える
 4)歩くのが面倒くさくなった
 5)親御さんとの密着を求めている
 6)親御さんが受け入れてくれることを求めている

 1)と2)は、お子さんのその日の行動量や、そのときの表情を見れば本当に限界なのかがわかります。出先で食事をした後おなかがいっぱいで歩けない、というような状況もこの部類です。

 そのときは、一度は歩くことを促して、それでもダメなら抱っこしてあげましょう。

 3)や4)の時には、もう少し頑張ることを促しましょう。
 そして、「あそこまで走ろう」「あの木まで、あの電信柱まで、あそこの曲がり角まで・・」と小走りやかけっこ、歌いながら歩く、つないだ手を大きく振って歩く、道の少し高くなったところを平均台に見立てて歩かせる、など気持ちの変わることや面白いことに気を引きながら、歩くことを楽しませましょう。

 5)と6)、表情を見ても疲れているようすではない、また別のことに気を引いても乗ってこない、というときは抱っこ自体を求めていると考えられます。一度は歩くことを促し、それでも抱っこを求めてきたら、「いいわよ」「いらっしゃい」と抱っこの希望を受け入れてあげましょう。

 1)~6)、いずれのケースにしても、幼児連れの時は抱っこの求めにはいつでも応じて上げられる態勢をとっておくことが懸命です。

 「抱っこー」の要求に対しては、快く応じてあげた方が、かえって自立的に歩く時期が早く来るでしょう。

 大切なのは、その折々に頑張らせることよりも、その折々に満足させることです。

 
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