2679.~努力の日々は~

2679.~努力の日々は~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)</a>

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
   日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

  ~今日のElephasブログ:「宝物がまた一つ」(11月13日)~
   

おはようございます。国立教室の対馬です。

先日、とても嬉しいことがありました。以前担当していたHさんから手紙をもらいました。文面はワープロで打ってあり、絵も入っていました。封筒も手作りです。
頑張って作った様子が伝わる素敵なもので、エレファースでの宝物がまた一つ増えました。

職業学科の試験日が近づき、HくんもFさんもエレファースでの学習に熱が入ってきました。授業では、質問に対して姿勢を正し、面接官の顔を見て答える練習をしています。
最初はなかなか上手にできませんでしたが、家でも練習しているそうで、
2人とも次第に顔を見て答えられるようになってきました。

頑張っている生徒さん達が希望の学校に行けるように、更に心を込めて指導したいと思います。寒暖の差が激しい季節です。受験生の皆さん、体調に注意して受験に臨んでください。

発達支援教室Elephas(エレファース)http://www.zoukei-rythmique.jp</a>

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

Hさん、今は西国分寺教室の生徒さんです。Elephasで受験勉強を頑張った、先輩です。
文面をpc入力し、絵を添えて、手作り封筒とは、さすがElephasの生徒さん、といった感じですね。

そして今、12日後に都立職業学科の受験を控えるHくんとFさん、
風邪に気を付け、リラックスして当日を迎えましょう。

目標をもって努力してきた日々は、必ず大きな力となっています。

 

造形リトミック研究所
発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/</a>
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2678.~続ける~

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  ~今日のElephasブログ:「2行日記」(11月10日)~
   

おはようございます。国立教室の原です。

「作文が上手に書けるように」との、親御さんからのご要望をたくさんいただきます。
担当する生徒さんに、9月から「一日2行日記」を始めてみました。

最初2年生の、Oくん・Tくんの2人でしたが、今では2年生のMくんと4年生のTくん、中学1年生のMくんも加わっています。

「続くかな」と心配もありましたが、思い切って一週間ごと3月31日までの日記帳を作成し、それぞれに渡しました。

「たくさん書かなくてもいいよ。食べたものや行ったところ、嬉しかったことや悔しかったこと、なんでもいいから一つだけ書きましょう。一日忘れても、その次の日にはまた書けばいいからね。」と説明し、お母さま方にも「書く題材に困っていたら、少し助けてあげてください。」とご協力を求めました。

すると、誰一人として投げ出すことなく、毎週書いて持って来ます。

「国語のテストがあった。つかれた。」
「エレファースでかけざんの8のだんをおぼえた。」
「バスケットでシュートがきまった。うれしかった。」などなど。

短い文章ですが、何を書こうかなと考える力をつけ、書くことへの抵抗感を軽減していきます。そして、継続することが自信につながります。講師がコメントを書く時も、自分の言葉で書いた事柄の説明をできるよう、会話をしながら進めています。また、原稿用紙のようにマス目を敢えてつけませんでしたので、国語のテストのように文字の大きさやバランスを意識して書かなければ、うまく枠に収まりません。

3月31日の欄には何と書くのでしょうか。今から楽しみです。

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◇ワンポイント・メッセージ◇

9月、10月、11月、もう2か月以上続いていますね。
みなさん、頑張っていますね。

無理のないところからのスタートが良かったですね。
また、親御さんのサポートもOK、というところが良かったですね。
こんな日課から、家庭学習体制も整っていくことでしょう。

このように、親御さんからのご要望に心を込めて応えていきたいものですね。

生徒さんも親御さんも講師も、またこのブログを読んだ皆さんが、3月31日を楽しみにしていることでしょう。

 

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2677.Elephas フライデーブログ ~「11月第2週のE・Blog」~

2677.Elephas フライデーブログ ~「11月第2週のE・Blog」~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)</a>

1日早く、11月第2週のE・Blog「”大好き”は、素敵な言葉」(11月8日)
皆さまは、いかがでしたでしょうか。

「先生、大好きだよ!」、とニコニコのAさん。
きっと、ご家庭で「大好きだよ!」と言われて育ってこられたのでしょう。

ご両親共に教育に熱心で、協力的なお2人です。優しいご両親ですが、
授業の初めや終わりのご挨拶は、きちんと行うように促されます。

ご挨拶が十分でないと、必ず声を掛けられます。
「○○○(お子さんのお名前)、1!」
「ありがとうございました」
「2!」
「さようなら」

・・・少し前のことですので、正確な記憶ではありません。「3!」が、あったか、なかったか…。

何れにしましても、ポイントでは厳くても根本的にはお子さんを受容し、とても大切にかわいがられていますので、お子さんも親御さんの促しをしっかりと受け止めることができています。自己肯定感がしっかりと育っているので、自分の非を受け入れ改めることができるのですね。

自己肯定感の根底にあるのは、お子さんが「自分は両親に受け入れられてい」ということの実感です。

「大好きだよ!」というメッセージがしっかりと伝わっていれば、お子さんには「ごめんなさい」という気持ちもが自然に育つのです。

 

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2676.~日々、積み重ねる~

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  ~今日のElephasブログ:「努力が実り始め…」(11月9日)~
   

おはようございます。東中野教室の川上です。

夏期講習で勉強の予定表を立てることから始め、学校の宿題を早く終わらせることに成功したKくん。苦手だった英単語の暗記も、なぞり書きからはじめ、穴埋めでスペルを入れ、最後には全スペルを自力で書く。その繰り返しを頑張りました。 

そして、2学期も始まったある日、気づき始めたのです。「R(er)」の発音は「er」と書くことに! それがわかると、それまでアルファベットの羅列でしかなかった単語も音節で区切ることができ、徐々に頭に入ってくるようになってくるもの。

一つのことがわかってくると、文法もわかってくるようになり、どんどん自信につながります。そして、Kくんは、学校での課題の暗唱もすらすらできるように。目を輝かせながら志望校の文化祭の様子を話すKくんの自信にあふれた顔を見ると、夏休みに頑張ってよかったなぁ、とつくづく思うのです。

夏期講習で頑張った生徒さんたち、少しずつその努力が実り始めています。種を蒔いた瞬間に咲く花が存在しないように、子どもたちも1回の授業で目に見えた成長はないかと思います。でも、積み重ねてきたことは必ず花が咲き、実になります。次はどんな花が咲くか、どんな実になるか期待しながら講師も授業を進めていきます。

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◇ワンポイント・メッセージ◇

「積み重ねてきたことは必ず花が咲き、実になります」、そうです、その通りですね。
生徒さん、親御さん、講師の三者が気持ちを合わせて努力できることはすばらしいことです。

・「あれも、これも」と気持ちを焦らせずに、目標を絞りましょう。
・生活リズムの安定を大切にして、やるべきことは必ず行いましょう。
・日々の関わりを穏やかにして、気持ちを安定させましょう。

Elephasでは、少しずつ合格報告も届き始めました。一つひとつの小さな成果の積み重ねの結果です。

 

 

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2675.~親から子へ~

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  ~今日のElephasブログ:「”大好き”は、素敵な言葉」(11月8日)~
   

おはようございます。東中野教室の藤生です。

「先生、大好きだよ!」
幼少の頃から教室にお通いのAさんは、時々授業中にこんな言葉を投げかけてくれます。
「ありがとう!先生もAちゃんが大好きだよ。」
2人でニコニコしながら握手します。

「大好き」は、なんて素敵な言葉なのでしょう。
言われると少し恥ずかしいけれど、授業がいっそうキラキラした時間に感じられます。
そして、そんな言葉をまっすぐに伝えてくれるAさんを見てこう思います。

私達講師は生徒さん達に教えることを通して様々なものを「与える」立場ではありますが、実は逆に生徒さん達からたくさんのパワーをいただいているのかも知れません。

「大好き」の力は絶大です。
Aちゃん、今度は先生の方から「大好きだよ!」と言うからね。

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◇ワンポイント・メッセージ◇

ほんとうに…。

『ずうっと、ずっと、大好きだよ』という、絵本のお話を思い出しました。
少年と犬のエルフとの物語です。

絵本の一節より、
「…時々、エルフが悪さをすると、うちの家族はすごく怒った。
 でもエルフを叱っていながら、みんなエルフのこと、大好きだった。
  好きなら好きと、言ってやればよかったのに、誰も、言ってやらなかった。
 言わなくても、わかると思っていたんだね」(ハンス・ウィルヘルム著・久山太市訳)。

躾として、子どもを叱ることがあるでしょう。また、親だからこその焦りやイライラから、
子どもを叱ることもあるでしょう。

しかし、「大好きだよ」というメッセージは、子どもの体に浸透するくらいしっかりと伝えることが、大切ですね。

 

 

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2674.~子どもの表現~

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  ~今日のElephasブログ:「小さい”っ”」(11月7日)~
   

おはようございます。東中野教室の田川です。

幼稚園年長さんのMちゃんと、小さい「っ」のつく言葉を学習しています。
「はっぱ」「ばった」「しっぽ」「きって」…と、「っ」の部分を発声する時、
ニコニコと小さな顔と肩を動かすしぐさがとてもかわいいです。

「はっぱ」はね、「はぱ」じゃなくて「はっぱ」って言うんだよと、
上手に「っ」のところでちょっと息を止めてみせます。

新しいことを楽しみながらどんどん覚えていくMちゃん。
次は小さい「ゃ」「ゅ」「ょ」のつく言葉、たくさん覚えましょう。

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◇ワンポイント・メッセージ◇

「はっぱ」はね、「はぱ」じゃなくて「はっぱ」って言うんだよ、
この一言で、Mちゃんが促音を理解し、獲得していることがよくわかります。

”ちがい”を明確に表現できること、すばらしいですね。

一人の生徒さんから、いろいろなことを学びます。
子どもの言葉や仕草は、同じ学習段階の他の子どもにも、ヒットします。
大人の表現から、子どもの表現への翻訳です。

「ばった」「しっぽ」「きって」…、Mちゃんに倣ってみんな言い換えていったら、
それ自体、楽しい言葉遊びになりますね。

 

 

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2673.~真っ白な画用紙から~

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  ~今日のElephasブログ:「世界児童画展、作品制作」(11月6日)~
   

おはようございます。東中野教室の北本です。

10月、教室では、世界児童画展に向けて大きな紙にそれぞれの気持ちを表現し、
取り組んできました。

描きたいものが頭の中にあふれ、それを上手く表現出来ずに手が止まり戸惑う生徒さんや
おしゃべりで伝えようとする生徒さんと様々ですが、
描きたいものを形にするにはリズム造形が有効です。

少し複雑なものも 見方を変えれば描くことができます。
Yちゃんのシンデレラの絵は、馬・かぼちゃ・人。
リズム造形でお城を描くこともできました。

「お城っ、難しい」と言ったYちゃんは、
「先生、ここは凸凹で描いて、階段とふんわりと三角で出来るね」と自分で方法を見つけていました。

Hちゃんは、写真を注意深く観察して形を捉える中で、遠近法や陰影にまでこだわりました。その絵からは楽しかった想い出が伝わってきます。

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◇ワンポイント・メッセージ◇

絵画制作。
真っ白な画用紙の無から、何かを生み出すことは、
初めは、水の中に飛び込むような勇気を要しますが、
一線一線、描き込んでいくと、その世界で遊ぶがごとくにそこに入り込んでいくことができます。

10月は、そんな境地を生徒さんも講師も楽しんだひと月でしたね。
そうしてできた作品は、生徒さんにとってもご家族にとっても、講師にとっても宝物です。

 

 

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2672.Elephas サタデーブログ ~「10月第5週のE・Blog」~

2672.Elephas サタデーブログ ~「10月第5週のE・Blog」~
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10月第5週のE・Blog「英語検定に挑戦」(10月30日)
皆さまは、いかがでしたでしょうか。

Aさん、実は4級に合格されたそうです。
10月30日のワンポイント・メッセージを訂正させていただきますと共に、
改めて「おめでとうございます」。

Aさんは、「宿題を毎回欠かさずやってくる熱心な生徒さんです」とのこと。
家庭学習の体制が取れていることはすばらしいですね。

宿題も含め、家庭学習は生活習慣です。
殊に宿題は、先生との約束を果たすという責任感と相手への尊重の念があって
はじめて履行できるものです。

責任感がなければ、「宿題をやらなければ」と思っていてもどこかで自分を甘やかし、
「まあ、いいか」となってしまいます。
また、相手(宿題の場合の相手は先生ですが)に対する尊重の念がなければ、
「先生に云われたって、どうでもいいや」という態度になってしまいます。

責任感と他者への尊重の念は、社会で生きる上でも欠かせない大切な要素です。
ご家庭との協力によって、大切に育っていきたいと思います。

 

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2671.~変容~

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  ~今日のElephasブログ:「表情豊かに」(11月3日)~
   

おはようございます。西国分寺教室の佐藤です。

長く教室に通われているNさんと先月から一緒に学習しています。
最近は講師にも慣れ、リラックスして授業を受けられています。

Nさんは毎回、おこづかい帳に、買った品物や金額を書き入れています。
一文字ずつ丁寧に、真剣な表情です。書き間違えた時には、「あーあ」と残念そうに
顔をしかめ、うまく書けると「できたんじゃない?」と嬉しそうに笑います。

先日、紅葉の木の工作の際、赤い葉にのりをつけて木に貼っていたNさんが、
最後の一枚の葉を講師の服の袖口に、わざと置きました。
「間違えちゃった」とおどけて笑うNさん。
講師もつられて大笑いしました。

表情がとても豊かなNさん、これからも楽しみや喜びを共有しながら、学んでいきましょう。
 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

Nさん、ずいぶんリラックスされていますね。
小学生の頃から、長くNさんを知る者としては意外な感じがします。元より凛々しいお顔付のNさんですが、いつも”きまじめな”Kっちゃんという印象でした。

それが、「残念そうに顔をしかめたり」、「嬉しそうに笑ったり」、「おどけて笑ったり」と、すばらしい変容ですね。”笑う”ということも、”おどける”ということも、人間固有の行動です。

楽しみ、喜び、嬉しい限りです。

 

 

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2670.~気持ちを重ねる~

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  ~今日のElephasブログ:「読んで、描く」(11月2日)~
   

おはようございます。西国分寺教室の野澤です。

『きつね』のテキストで、
日本全国にいろんなきつねがすんでいることや、
きつねの赤ちゃんはいつ生まれて、自立するまでに何を学ぶかなどを学習しました。
その後、きつねの絵を描いてみました。

「耳は遠くの音をしっかり聞いているんだね。」
「前足で穴を掘るんだって。だから力強く描かなきゃね。」
と生徒さんと会話をしながら描いていきます。

「きつね」を学んだ後に描く絵は、ちょっと違ってきますね。
「1匹だけじゃ寂しいね。」と生徒さんからの提案で
もう2匹描き足してきつねの親子が仕上がりました。
 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

見て、描く。
触って、描く。
読んで(聞いて)、描く。

初代所長は、手で描く、目で描く、耳で描く、とも申しました。

日々の実践が、言葉を裏付けるとともに、言葉にまた新たな意味づけをもたらしてくれますね。

「遠くの音をも逃さない、きつねの耳」
「地面に穴を掘る、力強い前足」
「くるっと回転し、バランスをとる尻尾」

描画に力がこもりますね。それだけでなく、きつねに自身の気持ちも重ねられてきたのですね、
「1匹だけじゃ寂しいね」と。

 

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