3639.~学ぶ姿勢を~

3639.~学ぶ姿勢を~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「勉強、自ら工夫」(12月8日)

真面目で何事にも丁寧に取り組む中学3年生のRくんは、10月に英検5級にチャレンジしました。

お母さまに英検5級の問題集を1冊買っていただくと、1度取り組んだ後に繰り返し勉強できるようにコピーをとってから勉強をはじめました。

そして、繰り返し勉強する方法を自分で考え工夫して頑張った結果、素晴らしい高得点で見事合格することができました。

1月に高等部受験を控えていますが、次回の1月の英検4級にもチャレンジしたい!という勢いで本人の大きな自信にも繋がった様です。

きっと、この後の受験でも実力を発揮されることと思います。

自ら考え、工夫して楽しむことが一番の勉強となり、それが次への自信に繋がるのだと講師も勉強させていただきました。

 

◇ワンポイント・メッセージ

Rくん、英検5級合格、頑張りましたね。お母さまに買っていただいた問題集を自ら工夫してとことん学習したということ、すばらしいことです。学習の極意、習得ですね。3冊の問題集を行うよりも、1冊の問題集を徹底的に3回学習する方が効果大だと思われます。どこに何が書かれていたか、視覚的に把握できるほどの習熟が効果的です。資格試験や受験で精神的にも大きく成長されていることでしょう。今後が楽しみです。

 

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3638.~感じること~

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 ~今日のElephasブログ:「思いを伝える」(12月7日)

おはようございます。越谷教室田中です。

「揚げ焼きそば」のレシピを使った読解ワークに取り組んだ中1のSさん。

食べることが好きなだけあって、

「ハムをこんなに使うんだ」、「しいたけは生でもいいのかな」等と楽しそうに取り組んでいました。

最後の問題に、

「あなたは揚げ焼きそばを作ってみたいですか、作ってみたくないですか」という問いに対し、いたずらっぽく笑いながら

「面倒くさいから作ってみたくないよ」と即答はしたものの、プリントに書き込んだ答えを見て、講師は良い意味で驚きました。

『こんなにたくさんの材料を使うなら、焼きそば一品だけでなくもっと2,3品増やして作りたいです』

国語が自分の中では苦手だったSさん。

それがエレファースを通し、思いを伝えられる文章を書けるようになってきました。

その豊かさは彼女の宝物、十分生かせるような授業を心がけようと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ

料理についてのテキストは、体感と結びつきやすいものですね。Sさんは、テキストを読みながらいろいろ感じることができたのでしょう。材料の感触に始まり、出来上がりの揚げ焼きそばの匂い、とろみ、熱々感、それらがリアルな思いを引き出したのでしょう。この時Sさんはテキスト学ぶ一生徒というより、キッチンで素材を目の前にする料理する人、となっているのです。ですから、あんなシャレた感想が書けたのですね。感じること、とても大切です。

 

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3638.~楽しく、はずんで~

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 ~今日のElephasブログ:「お口を閉じて、わかる、できる」(12月5日)

おはようございます、越谷教室の西です。

ブースに入って来ると、前の時間の生徒さんの大きな椅子と、Mさんが座る小学生用の椅子を一人で交換し

「今日は何をやるの?」と言って、意欲をみせます。

お話しをすることが、大好きなMさん、自分の思いをよくお話しします。

でも、最近様子が変わってきました。

時に、思いついたことをお話ししますが、

「Mさん、お口はどうするの?」と声を掛けると、ご自分の口をキュッと閉じて、講師の目を見つめてます。

学習態勢がグーンと良くなっています。

そのことをお母さまにお伝えすると、

「学校でも先生に言われました」とのこと。

エレファースでのたし算学習の一例では、♪「5をつくろう」♪「10をつくろう」を毎回楽しく歌ってきました。

そしてたし算ワークでチョット迷うと、「歌ってみよう!」と歌い出して答えを簡単に書くことが出来ます。

「わかる、できる」の楽しさが感じられるようになってきたようです。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

Mさん、小学1年生。お教室に楽しく通っていらっしゃるようですね。楽しくて楽しくて、お話ししたくて仕方がないのでしょう。はずんでいる気持ちが伝わります。でも少し、お口ストップもできてきたのですね。そして、学習態勢も向上。とても自然な成長です。「学習って、楽しい!」という実践をそのまま積み重ねてくださいね。

 

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3637.~話したい、伝えたい~

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 ~今日のElephasブログ:「単語をつなげる」(12月4日)

おはようございます。越谷教室の菊地です。

東京都立特別支援学校高等部就業技術科、いよいよ今日、合格発表です。

これまで、毎日勉強を積み重ねてきたA君。

彼は苦手な問題を発見すればその日のうちに家で学習しなおし、エレファースでは同じ間違いを起こさないようにする努力家でした。

特に苦手だったのは作文でした。

言いたいことはたくさん出てくるのに、文にしようとすると、難しい顔をしてしまいます。

単語は沢山出てくるのですが、出来事と出来事を結ぶ言葉が思いつきません。

たくさんのことを覚えて言いたい気持ちを大事にするために、プリント学習だけでなく、「会話」の時間も大切にしました。

まずは、「いつ」(何曜日の何時間目、朝か、昼か…)と「どこで」を聞きます。

その単語に合わせて、今日『の』2時間目『の』授業『で』~『があった』と文を作り、話にもっていきます。

作文では、起承転結が大切です。

こうした会話の工夫を通し、文章が少しずつ書けるようになりました。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

A君、越谷教室の生徒さんでありながら、直前講習では国分寺まで通い、本当に努力されましたね。その時の学習態勢からも、彼がいかに努力家であるかが伺われます。作文に苦労されたとのことですが、直前講習ではその頑張りが認められました。作文の原動力は、話したい、伝えたいという意欲です。「単語は、たくさん出てくる」とのこと。何よりもそこが大切です。

 

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3636.~市民であり世界人~

3636.~市民であり世界人~

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 ~今日のElephasブログ:「感染対策万全に」(12月3日)

おはようございます。国立北口教室の鵜澤です。

このところ、コロナの感染者が増え続けています。

教室では、換気や手洗いなど感染対策を万全に行っていますが、生徒さんも積極的に取り組んでいます。

長くお通いの社会人のSさんは、教室に入る際はもちろんのこと、帰る際もアルコール消毒をします。

また、消毒薬をカバンの中に持ち歩いている生徒さんもいます。

今できることをしっかり継続していきたいと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

感染意識が生徒さんにも着実に浸透しているのは、素晴らしいことですね。社会の抱える課題に対して、まず自身は何ができるか、どうすべきか、その一歩を踏み出し実践することです。これは、SDGsの実践、参加にも通づるものです。そこに連なることができれば、立派な市民であり、世界人です。

 

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3635.~自身への信頼を~

3635.~自身への信頼を~

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 ~今日のElephasブログ:「悔しがる、ということ」(12月2日)

おはようございます。国立北口教室の八箇です。

出来ない問題があった時、英単語や漢字を覚えられなかった時(または思い出せなかった時)に

悔しがっている生徒さんをみるとちょっとワクワクしてしまいます。

なぜならそういう生徒さんは多くの場合、それを出来るように頑張る力を持っているからです。

(悔しがるという仕草の裏には、出来るようになりたいという気持ちが込められていると思います。)

そして出来たときには何とも言えない素敵な笑顔を見せてくれます。

そんな瞬間に出会えた時は、講師もとても嬉しく感じます。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

「悔しがるという仕草の裏には、出来るようになりたいという気持ちが込められていると思います」、本当にその通りですね。できてもできなくてもどうでもいいと思っていたら、学習への気力さえ生じません。テストの得点でもそうです。何点は取りたいなという気持があってこそ、がんばる意欲が湧いてきます。一歩一歩、手ごたえを感じ、もやればできるという信頼を自身に持てるようになること、そこからがスタートです。まずは、そのステップにひとり一人の生徒さんが立てますことを。

 

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3634.~重み~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「積み重ね、6年間」(12月1日)

おはようございます。国立北口教室の今村です。

A君の職業学科の受検が終わりました。

小4から6年近くA君と一緒に学習し、心身の成長も見てきました。

受検前日、A君の受検前の最後の授業を終えた夜、ずっしりと重い指導記録の束をめくり、

「こんなに長く、よくやってきた…」という落ち着いた気持ちになりました。

A君は自分の力を最大限に出すところまで、頑張ったと思います。

だから、今は静かに結果を待ちたいと思います。

現在小5、小6の生徒さんの未来をA君と一緒に登った道に照らし合わせて考えることが出来ます。

小学生のまだ幼いご様子から、進路は高望みが出来ないと遠慮されている親御さまに、

「中学生では、驚くほど成長します」とお伝えしています。

その時、もう少し早く始めていたら…と思わないように、講師は、いち早く目標を定めてなだらかで長い山を生徒さんと登り始めていきます。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

「ずっしりと重い指導記録の束」、実質量だけでなく、これまでの思いと変遷と努力と笑いも詰まった束には感慨深いものがありますね。合格発表前の緊張は今しばらく続きますが、まずはご本人も親御さまも「終わった…」とほっとしていらっしゃることでしょう。A君にとっても、本当に素晴らしい体験でしたね。受検間近になると、みなさん、表情が引き締まり輝いてきます。毎年、この表情や態度に感動を覚えます。続く生徒さん方もぜひこのような体験をなさって下さると、と思います。

 

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3633.~食への意識~

3633.~食への意識~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「食事について、考える」(11月30日)

おはようございます。国立教室の中山です。

社会人のMさん。

ここ数回、最寄り駅から教室までヘルパーさんと歩いて通われるようになりました。

暑くもなく、寒くもなく、気持ちの良い季節です。

Mさんから、「歩いて行こう」と言い出したそうです。

教室までくると汗びっしょりですが、充実感のあるお顔です。

講師も授業の内容を再考し、

いつもの読解ワークや漢字検定、数学の復習に加えて、

食事について一緒に考える時間をつくりました。

炭酸飲料の好きなMさん。

まずはジュースに含まれる砂糖の量をいろいろ見て、無言に。

それ以来、毎回買ってこられる炭酸飲料は「ゼロカロリー」だけになりました。

朝ご飯に何を食べたかを講師とお互いに話し、食について一緒に考えはじめています。

Mさん、一緒に健康に過ごしましょうね。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

健康は、社会人の生徒さんにとって、大切な課題の一つですね。 グループホームで用意される食事は安心ですが、自ら購入するお弁当や、外食。そこへの意識化を図ることが重要課題です。なぜ肥満を避けなくてはならないのか、その認識と理解から始めましょう。食べることが大好きで、意欲的で元気いっぱいのMさんですが、そこだけが大きな課題。「食べ物のことで、ひとから云われたくないんです」、ごもっともです。彼の主張に配慮しながらも、徐々に意識変革を試みているところです!

 

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3632.~対話を楽しむ~

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 ~今日のElephasブログ:「面接練習」(11月28日)

おはようございます。国立教室の御供です。

先日、都立特別支援学校高等部就業技術科の適性検査・面接が終わりました。

現在、職能開発科受検の生徒さんが面接の練習中です。

Mさんも面接対策に頑張ってきたひとりですが、少し前までは自信のない部分がありました。

が、集団での直前講習を受けて、堂々と受け答えができるようになってきました。

「大きな声で、みんなの前で答えることができましたね」とお母さまにお伝えしたところ、

「車の中で大きな声を出す練習をしてから来ました!」とのこと。

お家でも、車の中でも、教室でも繰り返すことで、慣れてきたのだと思います。

何度も練習を繰り返すことで、長く回答することもできるようになってきました。

答えに自信があるのでしょう、段々と声も大きく、姿勢もよくなりました。

あと十数日間で何ができるか。

ひとり一人の課題に合わせて、講師として考え進めていきます。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

11月22日に何れの科においても適性検査は終了し、あとは12月13日の職能開発科の面接を残すのみとなりました。22日以降は、面接練習に専念。想定した多くの問いに対する回答には、かなり習熟してきました。あとは初めての問いに対しても回答できるような応用力の確認です。そのためにも、リラックスして、ゆったりと仕上げを行っていくことです。そして、その生徒さんらしさが表現されるよう、対話を楽しんでいきましょう。

 

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3631.~回復の起点として~

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 ~今日のElephasブログ:「僕は頑張ってる! 私はすごい!」(11月27日)

おはようございます。東中野教室の渡邉です

褒められることは、誰でも嬉しいことです。

生徒さんも、褒められることでやる気を増し、自信を持つことができます。

何より表情が変わります。

テストで点数が良かった時だけではありません。

漢字を丁寧に書いた時、最後まで課題に取り組んだ時、集中してできた時、答え方が素敵だった時、

返事が元気だった時、音読が上手だった時 場面は沢山あります。 

生徒さんは「どこが?どんなふうに?」と、それに詳しく答えると嬉しそうです。

プリントに良かったところを書くこともあります。

時には自分を褒めることもしてみましょう。

「そんなところないもの・・」、そんなことありません。

今は環境の変化に対応すること自体、本当に良く頑張っていると思います。

その頑張りはきっと心の力になっていることと思います。

さあ、自分に言ってあげましょう

「僕は頑張ってる! 私はすごい!」

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

褒められること、本当にそれは誰にとってもモチベーションが上がる大きな力となります。生徒さんにおいては、教室で褒められると、帰宅後も良い状態でいられることでしょう。宿題を終える、お風呂に入る、決められた時刻に床に就く、・・・そうすれば翌朝は早起きし、登校準備を整え、気持ちよく学校に向かうことができます。Elephasで褒められて回復し、それが良いサイクルの起点となり得れば、それはとてもうれしいことです。

 

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