3715.~リフレッシュ~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「自信につなげて」(3月18日)

おはようございます。武蔵境教室の塩谷です。

ようやく春らしい日が増えてきました。

暖かくなるとお出かけをしたくなりますが、コロナのことを考えると少しその気持ちを抑えつつ、

感染予防に気をつけなくてはと思います。

さて、受験シーズンが終わろうとしています。

今年の生徒さん方も、過去問、面接練習等、本当に毎回真剣に取り組まれました。

半年前のことを考えると、飛躍的に学力も伸びました。受験を体験して精神的にも成長されたと思います。

自分自身の経験からも、受験生をもつご家庭は、体調管理も含めさぞかし大変だったろうと思います。

これからも、生徒さんはもちろんですが、ご両親のお気持ちに少しでも添えるように努力していきたいと思います。

受験を終えられた生徒さんには、この体験を前向きにとらえて、自信につなげてほしいと願っています。

本当によくがんばりました。

 

◇ワンポイント・メッセージ

2021年度の入試がほぼ終わりました。受験年度はお子さんだけではなく、親御様にとっても特別な一年だったことでしょう。家族の出来事として頑張られた分、今はほっと一息といったところですね。入学まで後ほぼ2週間。いよいよ、新しい生活がスタートします。教室では、ひとり一人の生徒さんにおいて、入学後の教科学習対策を着々と進めていますので、ご家庭では気持ちも体も休め、リフレッシュして入学式を迎えましょう。

 

 

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3714.~就学を前に~

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 ~今日のElephasブログ:「」(3月17日)

おはようございます。武蔵境教室の伊藤です。

プリントに一頭のゾウのイラストが描いてあります。

「これはなんですか?」、すこし前まで講師の質問にすぐ答えていたSくん。

けれども最近は、答えではなく質問が返ってきます。・・・「これはなに?」

「そうだね、ゾウだね。じゃあゾウをかぞえてみよう」、・・・「1」

丸いシールに1から5までの数字が書いてあります。

ここでもSくんから質問があります、「1はどれ?」

「1は、いまSくんの指についているよ」

Sくんは1を知っています。すでに1のシールを選んでいます。けれども質問をして確認しています。

「すごいねSくん。もう1を持っていたね。正解だね」

講師は拍手をし、Sくんはゾウの横に1のシールを貼ります。

「2はどれ?」「5はどこ?」、Sくんの質問はつづきます。

講師も答えつづけます。拍手をします。

Sくんといっしょに3羽のペンギンをかぞえました。

そしてSくんは3のシールをさがしはじめました。

「3はどこ?」また質問です。

けれどもすぐに、今度はもう少し大きな声でおなじ質問がありました。

「3はどこ!」、どこをさがしても数字シールの中に3はありません。

講師が3のシールを作り忘れていたのです。

「3がない!」、Sくんはもっと大きな声で言いました。

講師の質問にまたSくんが答えてくれる日も遠くないかもしれない、そう思いながら、大急ぎで3のシールを作りました。

 

◇ワンポイント・メッセージ

Sくん、分かっているのだけれど、質問せずにはいられない。そして、そこにあるべきもの(3のシール)がないと、気持ちが少々動揺してしまう。Sくんは、年長さん。もうじき、就学です。学校選び、学級選びで、この一年間は少々落ち着かない年であったのでしょう。Sくんのようすがこれまでとは、ちょっと異なります。そんな時、そっと寄り添ってあげることが大切です。Sくんの質問に答え、できたことを拍手で褒める。さりげない対応が、Sくんを安心させることでしょう。

 

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3713.~ほんの少しのリードで~

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 ~今日のElephasブログ:「なーんだ、できちゃった」(3月16日)

おはようございます。武蔵境教室の小泉です。

中学入学を間近に控えた6年生と、数学の予習をしています。

「中学校の数学を少しやってみましょう」

講師の声掛けに、最初は身構えたように、難しい顔をしていました。

しかし、数直線を使って負の数を理解した後は、表情も柔らかくなって学習を続けてきました。

混乱してきたら数直線に戻って、ゆっくり、同じところを繰り返し取り組みました。

その後、ワークの問題にもチャレンジしました。

すると、中間テストの予想問題や、高校受験の過去問も解いてしまいました。

「小6なのに、高校受験の問題解けちゃったね」と興奮している講師に、おだやかな笑顔を見せてくれました。

「なーんだ、できちゃった、簡単」という経験は、学年が上がるごとに減っていくかもしれませんが、

生徒さん一人ひとりに合った授業を心がけていきたいと思わされました。

 

◇ワンポイント・メッセージ

ほんの少しのリードで、大きな自信が付いたようですね。入学して初めて数学の教科書を開き、「正負の数?」とびっくりしてからでは、慌ててしまうばかりです。ゆとりのあるときなら分かることも、慌てると混乱してしまいます。良いスタートを切るためには、まさに“今”が大切ですね。

 

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3712.~個性を生かし~

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 ~今日のElephasブログ:「独自の世界間で、ストーリー構築」(3月15日)

おはようございます。西国分寺教室の山下です。

A君、独自の世界観でキャラクターを創造し、物語世界を構築しストーリーを紡いでいきます。

仮に『伽羅くん』としましょう。

次々とA君の中で伽羅くんのストーリーが出来ていったようです。

こちらとしては、何か渡りに船といった感じで、M君に授業の課題により集中してもらうために伽羅くんを借用して各教科の解説を進めました。

「伽羅くんのお小遣いの75%が弟のお小遣いの金額で二人で協力してお母さんの誕生日プレゼントにバッグを買ったらお釣りが5000円でした。さて・・・」

「伽羅くんが寒い夜に冬の大三角をみつけようと夜空を仰ぎました。先ず探すのは南東の空にオリオン座を・・・」

普段から素直に課題に取り組めるA君ですが、解説の話中に伽羅くんを登場させると、彼の集中力は俄然上がりました。

比や百分率の計算も文字式を解く(つまり方程式)も確実に最後まで解答を書き上げます。

彼曰く「伽羅くんの世界は完璧じゃないといけないからね」

その後、学校の宿題ノートに描かれ続けていた伽羅くんはストーリー仕立てとなり、担任の先生とやり取りする中で登場人物も増え、家族や友人、はたまた敵や味方まで入り乱れ波乱万丈のストーリー展開を見せて一大ドラマが完結したようです。

「え? そう言えば、宿題ノートに描いた伽羅くんの一大ドラマ、めでたく完結したんだね! 担任の先生が『凄い! 感動した!』って書いてるじゃない。」

「これも先生がお勉強の話の中でアイデアいろいろくれたからだよ。」

「ん?!」

聞いてみると授業で解説に伽羅くんを引き合いに出して、算数や国語や理科や歴史の解説をしていた中にM君のストーリー世界構築に刺激を与える要素が多々あったとのこと。

確かに集中してくれるA君に楽しく聞いてもらえるよう力は入れてましたが・・・。

担当講師として、A君からのこの嬉しい一言に喜び一入なのでした。

 

◇ワンポイント・メッセージ

A君、担当の講師と相性ピッタリですね。個性が損なわれることなく、むしろ伸び伸びと成長され、成績も手応えの感じられるものとなり、今春はいよいよ中学進学です。小学校入学の時と比べ、見違えるようです。親御様もご本人も、次なるステップへと夢を膨らませていらっしゃいます。

 

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3711.~小5 英検3級合格~

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 ~今日のElephasブログ:「繰り返し学習」(3月13日)

おはようございます。東中野教室の福沢です。

とてもうれしい報告を受けました。

zoomで学習を続けているAさんが、授業を始める前に、

「先生、英検3級に合格しました!」と報告してくれたのです。

Aさんは、小学校5年生です。

zoomではありましたが、

「よかったね、おめでとう!」と大きな声で本人以上にはしゃいでいる、自分がいました。

Aさんの表情は、自信に満ち溢れていて、「やったね」、というような表情でした。

小学校卒業までに受かれば、とお母さまは考えていらっしゃいましたが、

3級の学習を始めて半年で合格したのです。

昨年9月から今年の1月まで、Aさんとライティングの練習とヒアリングの練習を繰り返しました。

Aさんは、お母さまと一緒に過去問も繰り返し練習していました。

そんなAさんの努力と合格したいという思いが実を結び、今回の英検3級合格となったのです。

Aさんの頑張りと今回の合格という結果を見て、繰り返し行う学習の大切さを痛感しました。

同じ問題でも、単語や答え方を変えながら練習することで、単語力も応用力もついていきました。

今回の合格は、次に待っている中学受験にも、きっと良い影響を与えてくれると思います。

来年の春にも、Aさんからうれしい報告を受け取れるように、「繰り返し学習」を続けていこうと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ

Aさん、英検3級合格、おめでとうございます!小学校低学年の時から、家庭学習と教室での学習を地道に積み上げられてこられた生徒さんです。学校の進度に合わせた学習と、将来の受検に向けての学習、それに加えて英検対策、・・・時には学習がストレスになった時があったかもしれませんが、今回の合格で、スッキリと次への意欲も湧いてきたことでしょう。「自信に満ち溢れた、“やったね”というような表情」、この合格はこれまでの努力への大きなご褒美ですね。

 

 

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3710.~安心感~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「学校にも行けると思う」(3月12日)

おはようございます。西国分寺教室の丸山です。

高校受験にはいろいろな受験があります。

Sさんは中3、地域の中学校に在籍し、通信制の学校でオンライン授業を受けていました。

毎日通学することの不安、勉強についていくことの不安、友人関係の不安等があったようですが、

学習を進めていくにつれ、

「オンライン授業より対面授業をうけたい」。

会話をするうちに、

「学校に行ったら、趣味の合う友達にも会えるのではないか」、そんな思いを強くしていきました。

通信制の学校の内進が決まったこと、それがきっかけになったようでした。

「私やっぱり、○○高校を受けたい。学校にも行けると思う」。

もう受験期間は終わっていましたが、学校に問い合わせ、準備し、挑戦することができることになりました。

内進という「合格」、そして不安を覆す自分への自信が、本人の表情を明るくしています。

「学校に毎日登校しなきゃいけないと思うけれど、行けない」と言っていた入会当初とは、お顔が違います。

よい春が訪れるように、準備中です。

 

◇ワンポイント・メッセージ

Sさんの心理的変化のプロセスが、読み取れます。安心できる関係での、安定した学習環境において、

学習がルーティーンで進められることによって、不安は少しずつ解消されていったようですね。そこに内進合格という事実がさらに後押しして、通学制の高校へと気持ちが向いていったとのこと。受験期間終了後であっても受験対応をしてくださるという高校、今、高校の門戸は随分開かれてきています。ですから、来年度の受験生の皆さんも慌てることなく高校選びを行い、目標を定めてゆったりと準備をしていきましょう。安心感が、成功へとつながります。

 

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3696.~集中~

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 ~今日のElephasブログ:「学校の宿題、数独「」(2月24日)

おはようございます。相模原教室の吉野です。

今日は学校の宿題をやりたいと、Sくんがプリントを広げました。

数独の問題です。

やり方を説明しながら、まず講師がマスに入る数字の候補を鉛筆で小さく書いていきます。

どこに何の数字が入っているかな?

タテ、ヨコ、ブロックに順番に注目して、やり方に当てはめるとどうなるかな?

注意深く数字とにらめっこして、Sくんが候補を絞っていきます。

「ここは3だね。」

「残るのは5しかないよね。」

ひとつひとつ判断していく時の声が少し興奮気味で、いつもより大きく響いていました。

 

◇ワンポイント・メッセージ

学校で、数独を取り上げているのですね。作業はシンプルでありながら、集中力を要する課題です。Sくんの「注意深く数字とにらめっこして」というのが正にそれです。すぐに答えが分からなくても、「うーん」と考える態勢、どの学習にもつながる大切な態勢=耐性です。

 

 

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3695.~能動的に~

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 ~今日のElephasブログ:「簡単だった!」(2月23日)

おはようございます。相模原教室の臼井です。

いつも元気いっぱいなRくんは、漢字が大好きです。

小学校低学年ながら、高学年で習う漢字まで読むことができます。

「原因」の「因」を見て、

「『よる』とも読むよね。『台風に因る被害』とか」と言っていた時はとても驚きました。

他にも、街中で見かけたお店や公園などの名前を漢字で教えてくれます。

最近は、算数もよく頑張っています。

以前は絵やブロックを見て「1、2、3……」と数えていましたが、

「5と3は……8!」、「6と4は10!」と、指を上手く使い、スラスラ計算できるようになってきました。

先日は筆算にも挑戦してみました。

最初は「難しそう」と言っていましたが、一つ例を見せるとその後は難なく解くことができました。

「簡単だった!」と笑顔のRくんを見て、講師も嬉しい気持ちになりました。

 

◇ワンポイント・メッセージ

Rくん、漢字や数、学習に目覚めたかのようにすばらしい勢いですね。“分かる、分かる”、と今は面白くて仕方がない時なのでしょう。興味津々であるから、街の漢字も、講師の説明も能動的にどんどん吸収できているようですね。この学習態勢を持ち続けられるよう、無理なく楽しみながら、また納得しながら学習を進めていきましょう。自ら好んで行う学習ほど効果的なものはありません。

 

 

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3694.~言葉と生活~

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 ~今日のElephasブログ:「ことわざ・慣用句」(2月22日)

おはようございます。相模原教室の北村です。

小学3年生のYくんが、

「先生、見てー。僕たちが作ったんだよ」と手作りの冊子を見せてくれました。

それは、クラスのみんなで作った『ことわざ辞典』です。

一人が一つのことわざを担当して、その意味と用例を調べて書き上げてあり、35人分35ページの大作でした。

パラパラと他のページを見ていると、気になることがありました。

「棚からぼたもち」の例文が、

「棚を掃除していたら、ぼたもちが出てきてうれしかった」など、ことわざの言葉そのものを使った文がいくつも見られたことです。

Yくんとは別の生徒さんとことわざや慣用句の勉強をしていると、

「ほっぺたが落ちる」の時には、

「ほっぺたが(下に)落ちたら怖いよー」と顔をしかめます。

第一印象では、言葉そのものの状況を想像してしまうようです。

「本当にほっぺたが落っこちるわけではないよ。とっても美味しいときの例えだよ」など、

その都度たとえを出すことで少しずつことわざや慣用句を学んでいっています。

この状況と同じように、ことわざを文字通りの言葉の状況でしか理解できず、

例えとしての別の状況を思い浮かべることが意外と難しい子が多いのかもしれない、と印象に残りました。

今では、会話の中でことわざを使ったり、意味を教わったりする機会が少ないのかもしれません。

 

◇ワンポイント・メッセージ

そうですね、前回のブログと共通することですが、日常で使われる言葉自体に変化があり、ひとつ一つの言葉が今の子ども達には馴染みのないものになってきています。「棚」、「ぼたもち」、その意味や人々の生活における価値を子ども達はどれくらい理解できているでしょうか?日々の暮らしの中で暦や行事が大切にされていた時代、牡丹が咲くころと重なる春のお彼岸の牡丹餅、甘いものが貴重であった当時それは何よりの楽しみであったはず。そんな生活背景の中で、棚の下で寝ていたら、思いがけず、あの甘くて貴重な牡丹餅が偶然にも口の中に落ちてきた、何と幸運なことか、・・・。このような背景が理解されてこそ、ことわざの意味にも「なるほど」とうなずけるというもの。ことわざの復興、やはり生活の中で使われ伝えられることが遠回りの様で近道ですね。

 

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3693.~変化に応じて~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「言葉は、変化する」(2月20日)

おはようございます。相模原教室の安倍です。

幼稚園年長のKくん、保育園年長のHくん、4月の入学に向けて準備をすすめています。

先日、ひらがなのつまる音、ねじれる音の学習をしていた時、Hくんが

「まっち、ってなあに?」と聞いてきました。

「まっち、知らない、見たことないよ」とのこと。

次の日、Kくんからも「まっち、知らない」との質問。

「確かにそうなのかも。」と思いました。

2人が同時に知らなかった言葉は、「べんじょ」、「ひゃっかてん」でした。

そうですよね。

今は「トイレ」、「デパート」と言います。

小学校の高学年生、中学生の生徒さんたちと話していると、時々、意味が全く分からない言葉があることを思い出しました。

使われなくなる言葉、作られる言葉、変化する言葉があることに気づいた体験でした。

 

◇ワンポイント・メッセージ

私たち講師も、いつの間にか、昔の人になってしまったようです。幼児はもとより、小学生や中学生も、私たちが当たり前に使っている言葉でも知らない言葉があるということ。時の流れの中での言葉の変化に伴って、教科書やワークも変わっていかなくてはなりませんね。

 

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