4024.~絵画展再開を~

4024.~絵画展再開を~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「カレンダー、作り変えて再利用」(3月11日)

おはようございます。越谷教室田中です。

Nさんは歌唱造形で絵を描くのが大変好きで、色塗りも細かいところまで根気よく丁寧に仕上げます。

毎月作成のカレンダーの上半分には、月のテーマに合わせた絵や、Nさんのお気に入りの絵を描いて貼っています。

それは今まで描いた絵と一緒に、Nさんの部屋に飾られていることまではお母さまからお聞きしていました。

その後1年分のカレンダーを、PC作業のお得意なお母さまが手ごろな大きさに作り変えて年末にご実家にお持ちになり、

おじい様おばあ様はすぐに飾って翌年1年間楽しまれるそうです。

「翌年に使うので曜日はずれてしまうのですがね」、とお母さまは笑っておられました。

Nさんとともに、家族みんなで季節や造形を楽しむ。

造形の良さ、目的も含め、今後も大切に指導していきたいと感じた出来事でした。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

造形リトミックのカレンダーは、思いの外、みなさんに喜ばれています。それにしてもNさんのお母さま、すばらしいアイディアですね。そしてそれを喜んでくださるお祖父さま、お祖母さまのお気持ちはとても嬉しく感じます。季節の喜びとお孫さんの手による作品、その二つが重なって何よりのカレンダーですね。コロナの影響でここ2年、Elephas絵画展は延期のままですが、来年度は是非再開をと只今計画をしております。お一人おひとりのお祖父さま、お祖母さま方、たくさんの方々にお出でいただけますように。

 

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4023.~心身にバランス良く~

4023.~心身にバランス良く~

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 ~今日のElephasブログ:「真剣に」(3月10日)

こんにちは。エレファース越谷教室の森田です。

明るく楽しい中学2年生のKさんは、最近漢字がとても大好きになりました。

漢字を書くのも読むのも好きになり、はねる、とめるといったことにもきちんと注意して漢字を書いています。

はらう所などがうまくいかった時は、書き直すほどです。

そうした細かいことが大切になる漢字と真剣に取り組むようになってから、

紙を折る時も端と端をしっかり合わせる、

はさみで切る時もまっすぐにまたは丸く切ることに、真剣に取り組めるようになりました。

見本を見ながらその通りに仕上げることの大切さを理解したのだと感じます。

そして、その通りに出来たときには、とても気持ちが良いという喜びをKさんは自ら学んだのだと思います。

勉強の楽しさとは実はこういうことなのだな、と講師としても改めて実感してうれしい気持ちになっています。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

Kさん、すばらしい学習態勢であり、また作業態勢ですね。きっと、気持ちが安定しているのでしょう。頭の先から、座位の腰の支店まで、または立位の足先まで、適度な緊張感をピーンと保って筋を通すことができているのでしょう。漢字を書くにも、紙を折るにも、そしてはさみで切るにも、注意力をきちんと保って取り組むためには、そんな態勢が必要です。気持ちが安定し、体もそれに伴ってバランスを保って静止できること、スポーツにおいても学芸、技芸においてもそれが基本ですね。

 

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4022.~時間管理~

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 ~今日のElephasブログ:「グラフで遅刻を確認」(3月9日)

おはようございます、越谷教室の西です。

Kさんは作業所でお仕事をした後エレファースに来て、教科学習や得意な絵画を楽しんでいます。

しかし時々作業所から教室に来る途中にコンビニに寄り、そこに長居をしてしまって教室に来るのが遅くなることがあります。

そこで、毎回来室した時刻を棒グラフにする学習をしました。

すると遅れてしまった日は、棒グラフが長くなってしまうことが目で確認できます。

この表を見て、自分で、

「この日は遅くなってしまった、気をつけて買い物をしよう」と、振り返って気付くようになりました。

今後も実生活に合わせた学習を行い、時刻を守ることを練習していきましょう。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

Kさん、社会人らしい生活をしていますね。仕事後の息抜き、リラックスの時間はとても大切です。但し、時刻は守ること。遅刻の対策として、遅刻度をグラフで視覚的に確認できるようにしたとは、グッド・アイディアでした。しかし遅刻が減ってきたら、グラフは一旦終了としましょう。そしてまた遅刻の問題が再発してきたら、グラフを復活させましょう。グラフのマンネリ化を避け、効果を持続させるためです。

 

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4021.~課題をクリア~

4021.~課題をクリア~

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 ~今日のElephasブログ:「就労支援も」(3月8日)

おはようございます。エレファース越谷教室の菊地です。

社会人になられたK君は、毎日元気に就労移行支援事業所へ通っています。

そこでは小さなノートに指示されたことをメモし、それをエレファースの授業の時に見せてくれます。

ノートには1日の内容すべてが書かれています。

仕事内容も自分自身の反省点も、①、②…と並べて書いてありました。

そこで「仕事内容と、反省点は分けて書こう」と声をかけましたが、

仕事中はメモをすることで時間がとられ、分ける時間はなかなか取れない様子でした。

そこで、それとは別に記入用のプリントを作成しました。

言ってみれば、活動内容の項目と反省点の項目に分けた自作メモ帳です。

1か月後に見せてくれた職場用のノートには、きちんと仕事内容と反省点が分かれてメモされていました。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

K君、一歩ずつ目標に近づいていっているようですね。就労に向けてなすべき課題は、実習記録や実習評価を見れば分かります。就労先が求めている態度や技術を的確に把握して、その対策を確実に実行。「仕事内容と、反省点は分けて書こう」、言葉がけで終わらせるのではなく、記入用プリントを作成し実用したことがとても良かったですね。小さな課題も確実にクリアしていきましょう。

 

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4020.~充実感と自信が~

4020.~充実感と自信が~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「友達を思いやる」(3月6日)

おはようございます。国立北口教室の鵜澤です。

志望校に合格したH君。感染予防の徹底について再確認していたところ、

「ぼくもコロナには感染したくありません」と言いました。

そして、「ぼくは合格したけれど、学校の同級生はこれからが受験です。

だから、友達にうつさないためにも僕自身が感染したくないのです」と続けたのです。

感染予防は自分のためだけではなく、受験を控えた同級生のためでもあると強く認識しています。

学習をとおしてH君は大きく成長しました。それだけではなく、友達を思いやる心を育み、

自分ができる感染予防を実行していることに頼もしさを感じました。

教室でも、手洗いや換気、検温などを徹底していきます。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

「H君は大きく成長しました」、本当に。このような意識と実践が、SDGsの実行にもつながっていきます。H君は志望校合格をめざして中学1年生の時からElephas模擬に参加され、回を重ねるごとに着々と得点を上げていかれました。初めての模擬会場では何度もトイレに席を立ったり、落ち着かない様子だったのがほほえましく思い出されます。そのH君がここまでに成長。日々の学習の積み重ねによる充実感と自信が気持ちも育てたのでしょう。

 

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4019.~地道な積み重ね~

4019.~地道な積み重ね~

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 ~今日のElephasブログ:「努力」(3月5日)

おはようございます。国立北口教室の八箇です。

今年度担当した職業学科受検生が、全員合格し少しほっとしています。

それぞれ課題は違っていましたが、共通点が一つありました。

それは、皆自らの課題と向き合い、それをクリアーするための努力をし続けたということです。

これは学力を上げるための大切な要因の一つです。

ひとつひとつ課題をクリアーすることで、

それまで出来なかったことが少しずつではありますが、出来るようになっていくのです。

これからもいろいろな課題に直面すると思いますが、これまで同様自らの課題としっかり向き合いクリアーしていってください。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

「ひとつひとつ課題をクリアーする」、そうですね、その努力ができることは素晴らしいことです。しかし、これまでの失敗経験や、達成経験の不足によってそのラインに立つことが難しいこともあります。そんな生徒さんに、“これならできるかも” “やってみようかな”とやる気を起こさせることも私たち講師の役割です。一つひとつ小さな達成を積み重ねさせ、充実感を芽生えさせていく。「担当した職業学科受検生が、全員合格」、それはそうした日々の地道な積み重ねに他なりません。

 

 

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4018.~感染者数高止まりの中で~

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 ~今日のElephasブログ:「親御様方に感謝」(3月4日)

おはようございます。国立北口教室の今村です。

3学期に入り、学級閉鎖、学年閉鎖と新型コロナウイルス感染がより身近に迫って来ています。

この2年間、見えないウイルスを見るかのようにして教室での感染防止に努めてきました。

教室を守り抜く思いで取り組んできましたが、ここ数週間、守って来たのではなく、

守っていただいているのだと強く考えが改まりました。

生徒さんご本人がお元気でも、お通いの学級が、隣の学級が、他の学年が、ご兄弟の保育園が…閉鎖の情報が入ると、また、作業所で、グループホームで、お父様の職場で…とわずかなことでも真っ先に皆様が教室に連絡をくださり通室の相談をしてくださいます。急遽オンライン授業に切り替えることも多くなってきました。

「もし、後々ご迷惑をかけたら大変なので…」と教室のことを心配してくださいます。

連帯感と信頼関係を実感いたします。

親御様方に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

本当にその通りですね。幸い、生徒さんとそのご家族、講師とその家族にも重症ケースはなく、教室は滞りなく授業を進めることができております。一重に親御さま方のご配慮とご協力のおかげです。大事をとってお休みくださった生徒さんが、数週間ぶりに嬉しそうに来室されたときの笑顔に私共講師はほっと胸をなでおろします。

 

 

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4017.~マスクも、無理なく楽しく~

4017.~マスクも、無理なく楽しく~

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 ~今日のElephasブログ:「マスク、苦手を克服」(3月3日)

おはようございます。国立北口教室の御供です。

新型コロナ感染者数のニュース、学級閉鎖のお知らせなどが日常になっています。

いかに過ごすか、ということを私たちは考えさせられてきました。

生徒さんのなかにはマスクを苦手となさる方もいます。

そのなかで無理矢理ではなく、ただ静かに促し続けた結果、数名の方はマスクを着用できるようになりました。

ご家庭でも根気強くご協力してくださいました。

「この子には無理」ではなく、どの方も変わっていかれること、成長できることを実感いたしました。

一日も早く、終束しますように願いつつ。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

年齢の小さい方や感覚が繊細な方は、マスクの着用を苦手とすることがあります。でもお互いの感染予防、また社会での感染予防のために、教室ではマスクの着用を促しトレーニングしていきます。たとえば、最年少は2才の生徒さんから。まず“2才~”というお顔にフィットする小さなかわいいマスクを選び、さらにそこにお気に入りの小さなシール(りんごや葉っぱや・・・)を貼らせてあげます。講師も同じようにかわいいシールを楽しそうに選んで、自身のマスクに貼ります。講師のマスク姿をうれしそうに見せたり、生徒さん自身のマスク姿を鏡で見せたり・・・。それでも初めは5秒で外してしまったり、でもたとえ5秒でも着用できれば大成功!第6波ともなる頃には、自宅からマスクを付けてこられたとのこと。無理なく楽しく、おかげでしっかり定着したそうです。

 

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4016.~宿題~

4016.~宿題~

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 ~今日のElephasブログ:「丸付けにも気合が入ります!」(3月2日)

おはようございます。西国分寺教室の髙須です。

エレファースでは、毎回、宿題を出していますが、

昨秋入会のKくんは、宿題をやったりやらなかったり。

「今週はやってきてね」、「勉強嫌いだもん」。

それでも毎回、

「はい、これが今日の宿題です。忘れないうちにやってね」と言って渡します。

そのようなやり取りが続いたまま年を越しました。

ところが、1月に入ってからは全部とはいかずとも大方やってきています。

教室に入るなり、

「宿題やってきました。見てください」と宿題を机に出します。

「宿題やってきたのね。素晴らしい!」と思わず言葉が出ます。

丸付けにも気合が入ります。

「宿題忘れちゃった」とあっけらかんとしていた頃と比べたら進歩です。

宿題を渡す際には、

「今日やったことを忘れないように明日か明後日までにやりましょう」と言い添えるようにしています。

今のKくんには、宿題をこなすことは大変なことのようです。

でも、この調子を崩さず続けていってほしいものです。

そうすることで、少しずつでも彼の中に「わかる・できる」が蓄積されて、「わかる・できる」が面白いと感じるときがくることと思います。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

秋に入会されて、数か月後には大きな変化。「勉強嫌いだもん」「宿題忘れちゃった」なんて言っていたことを思うと、「宿題やってきました。見てください」とは、何という変化でしょう。別人のようです。一体何がそのように変化させたのでしょう。“「わかる・できる」が蓄積されて、「わかる・できる」が面白いと感じるときがくる”、実はその時はもう来ているようですね。

 

 

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4015.~教材の工夫で~

4015.~教材の工夫で~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「オンライン 画面の向こうのSさんと」(3月1日)

おはようございます。西国分寺教室の山下です。

新型コロナウィルス感染状況は一進一退。

授業にもそれが及び、対面授業からオンライン授業(リモート授業とも)にシフトするケースも少なくありません。

生徒さんと講師が一対一で顔を合わせての対面授業にメリットがあるのはもちろんですが、

オンライン授業の中に思わぬメリットを見出すこともあります。

たとえば、コロナ影響でオンラインになったSさんとの授業。

「はーい、Sさーん、元気ですか? 今日も始めましょうね!」、

そうすると画面向こうのSさんもこちらを向きながら、はにかんでいます。

お気に入りの漢字・かなプリントや造形に時間をかけて取り組まれるSさん。

オンライン授業もあっという間に終わりの時刻を迎えます。

「じゃあSさん、またね!」、そう呼び掛けて画面向こうのSさんに手を振ります。

授業後は、次回の教材の準備に入ります。

Sさんのお気に入りは大体こんな感じかな・・・? 今までのSさんの嗜好を思い起こしながら、

従来のプリントも内容を添削、カッコ良く言えば再チェックしてのバージョンアップ。

更にSさんが好みそうな題材を選んで新作も用意していきます。

当然、これまでの対面授業が続く中でも同様にしていた訳ですが、

直接会えない状態が続く今だからこそ、改めて教材の練り直しに力を入れています。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

Sさん、社会人の生徒さんです。毎週2回通って来られていましたが、1月よりはオンライン授業。変化にどのように対応されるか課題もありましたが、案ずるより産むが易し。変化に順応され、却ってハイテク環境を楽しんでいる様子とのことです。対面授業のように直接手を添えてサポートできないオンライン授業のデメリットを補強すべく、講師が余念なく教材の工夫に当たっていることもオンライン授業を成功させる大きな力となっているようです。

 

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