3052.~待つこと・受容すること~

3052.~待つこと・受容すること~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

 ~今日のElephasブログ:「待つことも課題」(1月19日)~

おはようございます。津田沼教室の酒巻です。

小学4年のSくんは何事も真面目に一生懸命取り組みます。

ただ、自分の納得いくものにならなかった時、時間を忘れて取り組もうとするなど、

物事を柔軟に考えることが難しいがゆえに生じる、自分の中の葛藤というものでしょうか…

それが少し辛いのかな、と感じるときもあります。

しかしそれが学習面や描画で良い方向に働くこともあります。
Sくんはヒントをすぐに得たり教えてもらったりすることを嫌がり、自分の力でやり遂げたく、一つの問題を何分でも一生懸命考えることもあります。

一見効率が悪いような気もしますが、自分の力で主体的に考える習慣がついているので、本当の意味での「学ぶ力」はとても強いのではないかと思っています。

どうしても自力でできなかった時は、切り替えて誰かに頼るということも自分で許せるようになること…、などがSくんの課題ではありますが、Sくん自身の学び方やスタイルを最大限尊重することで成長の芽をつぶさずに済むのではと思いました。

待つことも課題、そして認めてあげることも課題…。

生徒さん方から日々、大事なことを教えてもらっているような気がします。

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

そうですね。待つこと、とても大切ですね。1時間の授業の中という、ひとつの時間の中で待つということもあれば、ひと月、数か月、場合によっては一年、二年、数年、とある期間、ある時期、待つことが必要な場合もあります。

待つ、ということはある意味、その子どもを理解することでもあります。「一人ひとり、違っていい」とはよく言われますが、その違いを本当に認め受容できているかどうかは、疑問の多いところです。

より良い態勢を子どもと共に求めて生きながらも、そのプロセスでは、違いを認め受容すること、難しいことですけど、大切なことですね。

 

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3051.~図形を楽しむ~

3051.~図形を楽しむ~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「図形の学習」(1月18日)~

おはようございます。津田沼教室の堀です。

冬期講習に来ている生徒さんには、普段の授業で時間のかけられない内容に落ち着いてじっくりと取り組めるような課題を用意しました。たとえば、小学2年、4年、6年の生徒さんそれぞれに図形の学習を用意しました。 学年は違いますが、使うものは同じです。

1つはおりがみ。半分に折ることを繰り返して、様々な形の1/2、1/4、1/8を体験していきます。

2つ目は、三角定規や分度器。
切ったおりがみの三角形や四角形の種類、そこに直角があること、直角が2つ集まると180度、4つ集まると360度、それぞれ体感していきます。

そして、3つ目は厚紙。それらの形を合わせて作る三角屋根の家の工作。直角を使った四角形や、正三角形、二等辺三角形が描けないと家は真っ直ぐ出来ません。そして、箱の展開図をしっかりと理解出来ることでしょう。

最後は思い思いに色を塗り、素敵なお家を作ります。みんなとってもいい笑顔で持って帰りました。

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

みなさん、図形の学習を楽しめたようですね。

教科書やワークに描かれたものだけではイメージしにくい図形も、

折ったり、切ったり、組み合わせたりすることによって、形を認識することができますね。

数量の学習が大好きで得意な生徒さんがたくさんいらっしゃいますが、実は図形の学習もとっても楽しいのですよ。

 

 

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3050.~面的記憶~

3050.~面的記憶~

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 ~今日のElephasブログ:「既成概念にとらわれずに」(1月17日)~

おはようございます。津田沼教室の織戸です。

Mくんは文字が大好きです。

しかし、エレファースではじめてお会いした時はまだ発語がなく、ひらがな・数字も認識していない段階でした。

そんな中、自分の名前やひらがなや数字・単語を歌や文字で見聞きし、

エレファースメソッドに徐々に楽しんで取り組んでいました。すると、

Mくんは発語がないまま、名前が書けるようになりました。どんどん進んで書字に取り組み、

その後に追って名前が言えるようになりました。

今ではひらがな・カタカナを読むことが出来、最近の関心はアルファベットと漢字です。

アルファベットは歌に合わせて、文字をしっかりと見ています。

漢字は、書き順を追ってどんどん書くことがとても楽しそうです。数字と曜日に取り組みました。

当初は、漢字を認識して、読むことから始めることを考えていましたが、

Mくんには、規定の順序や手順とは別に、

見る・書く・聞くと様々なアプローチが必要なのだと改めて感じました。

既成概念にとらわれず、生徒さんにあった授業を考えていくことを改めて考えさせられました。

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

Mくん、頑張っていますね。しかも楽しく頑張っている様子が、すばらしいですね。

「既成概念にとらわれず、見る・書く・聞くと様々なアプローチ」、それが成果をあげていますね。

多角的なプログラムがMくんの中で統合されていく様子がイメージできます。線的な記憶ではなく面的な記憶は、定着も高まることでしょう。定着が高まれば、その上に次の課題を浸透させていくこともより容易になります。小学校1年生のMくん、少し先の将来も見据えて、着実に学習を積み重ねていきましょう。

 

 

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3049.~適切な教育環境を~

3049.~適切な教育環境を~

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 ~今日のElephasブログ:「いつも明るく前向きに」(1月16日)~

おはようございます。越谷教室の森田です。

昨年の春から教室に通っていらっしゃるYちゃんは、お洒落で笑顔がとても素敵な女の子です。

何事にも一生懸命のYちゃんは、いつも一緒に「あひる…」と文字を指でなぞりながら、一緒に歌って勉強しています。

そしてぐんぐんと発語を増やして、最近では国語の教科書の音読ができるくらいにまで

沢山の言葉を発するようになりました!

今では一緒に勉強した内容も暗記してしまっている程です。

いつも明るく前向きに、何事にも懸命に取り組む姿勢はこんなにも大きな成果をもたらすのだと、

Yちゃんから教わりました。

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

Yちゃん、大きな成果ですね。まるで水を得た魚のように、新しいことをどんどん吸収されているようです。本当に、お勉強が大好きだったのですね。

内容を暗記してしまうほどに音読したりとは、なんて楽しいことでしょう。Yちゃんは図鑑にも興味があり、図書室の本をいつも利用されているとのこと。お教室では、Yちゃんの学びたい気持ちを満たし、興味のある分野を一緒に学び進めてあげましょう。

 

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3048.~気持ちを表す~

3048.~気持ちを表す~

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 ~今日のElephasブログ:「笑顔でお話し」(1月15日)~

おはようございます。越谷教室の田中です。

小6のKさんは、♪「春夏秋冬」の夏場面の絵を見ると

「海に行った、これはパパでこれが自分」と話してくれます。

「楽しかった?」と聞くと「忘れた」というので

「水は冷たかった? パパが水をかけたのかな?」と尋ねると、

思い出しながら少しずつ笑顔になり、お話をしてくれました。

 

前の恩師の話を思い出しました。

人は誰でも心の中にいろいろな感情の詰まった瓶を持っている。

瓶の蓋を開けて嬉しさ楽しさ等、快の気持ちを取り出した時には

素晴らしい笑顔になれる。自分一人で蓋を開閉しにくい時には

周りが開けやすいようにお手伝いをしてあげれば良い。

 

Kさんの楽しそうな笑顔を見て、こちらの瓶の蓋もいつの間にか開いて笑顔になっていることに

気付きました。

 

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

「楽しかった?」と問われも、楽しかったかどうか答えられない。しかし「忘れた」のではなく、「楽しい」とまとめて一言でくくることがまだKさんにしっくりと来ていないのでしょう。楽しかったかどうかは、Kさんの笑顔が答えてくれています。

楽しさは、決まり文句のように「楽しかった」とまとめ上げるものではないのですね。あんなことした、こんなことした、誰かがああ言った、こう言った、という一つひとつの行動や言葉や会話ややりとりの陳述(話し言葉・書き言葉)から楽しさを感じ取ることができます。嬉しさや悲しさ、悔しさ、残念さ、・・・他のもろもろの感情においても同様です。

出来事を具体的に連ねていくお話しや作文の方が、小ぎれいにまとめられたものよりもよほど気持ちが伝わってくるものです。「気持ちを表現する(話す・書く)ことができないんです」というご相談をしばしば受けますが、連なる具体を通して、実は子どもたちは気持ちを大いに語っている、ということもよくあるのです。

 

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3047.~二十年~

3047.~二十年~

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 ~今日のElephasブログ:「4かくの学習」(1月14日)~

おはようございます、越谷教室の西です。

リズム造形 「4かく」を学んでいるM君。

初めは、台紙に貼った折紙の四辺を「1、2、3、4」と、指でなぞることから行いました。

次には、M君が大好きなシールを、自分で台紙から取り、4つの角の部分に貼る作業を続けていました。

今も、シール貼りは得意なので続けていますが、さらに筆具を持って四かくの周りをなぞります。

今月からは、以上のことを行った後、白紙の紙に4かくになるように、4つのシールを貼り、

シールからシールへひとりで線が引けるようになりました。

少しずつ、ひとりで出来る作業の数がアップしていることに嬉しさを感じます。

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

リズム造形の指導法に則って、またそれに生徒さんの嗜好も加えて、長く地道に指導を続けていく。M君の成果は、そのスモールステップの積み重ねのたまものですね。M君、大好きなシールをつないで4かくが描けるになったとは、すばらしいですね。

今日は、二十歳になった新成人を成人の日。教室では二十年以上通っていらっしゃる生徒さんが少なくありません。二十年、・・・感慨深いものがありますね。出会った生徒さんと共に生きる、講師として責任と同時に大きな感謝の念をもちます。

 

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3046.~言葉を繰る~

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 ~今日のElephasブログ:「報告文や作文を」(1月12日)~

おはようございます、越谷教室の菊地です。

日々の授業によく取り組み、テストでも高得点を取り続けているK君。

成績も多くの教科で5段階中4を取り、流石と思うところがあります。

K君にとっての課題は実習の報告や作文など、その時に応じた文章作成です。その対策の一つとして、最近は授業前後の「会話」にも気を付けています。「主語」と「述語」、それに「時間」も含めて話すことで、話の骨組みと時系列をしっかりとさせていきます。

最近は、「中学の時は…」と話が膨らんできました。

こうしたことも学習の一環として、指導を続けていきたいと思います。

 

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

K君、高等部に合格して後、更に学習が充実してこられたようですね。中学生の頃より、学習課題を記憶し、再生する力は良好でした。学習への興味も高かったのでしょう。

今後は、あらかじめテキストのないこと、自身の中から一つずつ言葉を繰り出していく、そんな力をつけていかれることが課題ですね。高等部で優秀な成績を得ていることからの自信や安心できる講師や環境での学習によって、その分野でも少しずつ変化がみられることでしょう。期待できますね。

 

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3045.~言葉~

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 ~今日のElephasブログ:「マスにぴったり!」(1月11日)~

おはようございます。越谷教室の御供です。

12月、クリスマス前のことです。

「だれがプレゼントをとどけてくれるの」というテキストの問いに

Mさんは「サンタさん」と答えましたが、解答欄は7マス。

「サンタさんね。サンタクロースっていうわね」と、絵かき歌での歌詞も確認しました。

こんどは「サンタさんクロース」と言いながらマスを数えましたが、マスがたりません。

「先生、”さん”はどこ(に書くの)ですか?」

「お名前の最後に書きましょう。」

 

口頭で楽しく取り組んで、「口答」を積み重ねてきましたが、「書く」ことも楽しめてきたMさん。解答欄にぴったりに書くことが楽しい様子です。

平仮名全部を書けるように、とご入会なさったMさん、片仮名も書けるようになりました。

今は漢字にも積極的取り組み中です。焦らずに、でも着実に進んでいきましょう。

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

解答のマスに言葉や文がぴったり当てはまると、すっきりしますね。「答えが合っていた」という安心感と、ある種の快の感覚です。それを楽しみに、国語のワークがますます進みそうですね。

それにしてもMさん、Mさんには「サンタさん」という言葉が長年なじんできた言葉なのですね。ですから、どうしても”さん”が必要。Mさんの言葉「サンタさん」には、クリスマスを楽しみに待つ気持ち、これまでのクリスマスのいろいろな思い出が込められているのでしょう。呼び名は、その人とその対象との関係性を表します。呼び名に限らず、意味を持つ言葉とはそういうものですね。

 

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3044.~継続する~

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 ~今日のElephasブログ:「こつこつと、あきらめず」(1月10日)~

おはようございます。国立北口教室の圖齋です。

長年お通いの社会人のYさん。

パソコンで毎月のカレンダーを作成することをとても楽しみにしていらっしゃいます。

日付入力は両手を使ってスピーディーに打ち込んでいきます。

文字色の変更、イラスト挿入もできるようになりました。

最近では、祭日や振替休日をローマ字入力で打ち込む練習をしています。

なかなか思うようにいかず時間がかかっても、Yさんはあきらめません。

必ず最後まで一人でやりとげ完成させます。

Yさんのこつこつと頑張る姿勢、あきらめない姿勢にいつも感心させられます。

次は「枠づくりにも挑戦したい!」と意欲満々のYさん。

一歩一歩確実に前進しています。

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

Yさん、とても意欲的ですね。

パソコン入力が両手でスピーディーにできるとは、どんなにか楽しいことでしょう。カレンダーの枠づくりにも、ぜひ挑戦してください。

Yさんのあきらめない力は、すばらしいですね。お仕事も、水泳も、もちろんElephasのお教室も、本当に長く続けていらっしゃいます。ご本人とご両親の努力のたまものです。継続することによって、あきらめない力も育まれたのでしょう。

ひとりでカレンダーを完成できる日も、もうじきですね。

 

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3043.~数をイメージする~

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 ~今日のElephasブログ:「ブロックを使って」(1月9日)~

おはようございます。西国分寺教室の大滝です。

Yくんとブロックで数の勉強を行っています。

1から9までのブロックを目の前において

講師が「これいくつかな?」と聞くと、Yくんは、「1、2、3…」と数えて個数を答えます。

10にまとまると桁が変わって10の位になります。

ブロックが10個入る1つのケースに入れて、「これが10のかたまりだよ」。

ブロック10個入りのケース1つとブロック1個で、「これは全部で何個?」

Yくんは全部答えます。

10の分解も歌を何度も聞いて覚えました。

ブロックを目の間において足し算、引き算。「これで何個?」と聞くとYくんはどんどん答えます。

次は繰り下がりの引き算です。一緒に頑張ろうね。

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

Yくん、ブロック学習で数のイメージが定着し、楽しく数学習が進んでいるようですね。

十進法においては、「10のかたまり」の理解と10の補数の理解が必須です。

さくらんぼ式の計算においても、10の枠組みの中で数が見えていること(=数をイメージできること)が求められます。さくらんぼ式の計算では、1問の中で数の加減を使いこなす訳ですから、指折り数えている段階では、その計算は複雑になるばかりです。具体物を使って数を操る作業学習は、算数の基礎においてとても重要です。

 

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