3113.~まもなく新学期~

3113.~まもなく新学期~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

 ~今日のElephasブログ:「新学期に向けて」(4月1日)~

おはようございます。荻窪教室の丸山です。

新小6のAさん、「6年生のお話?やりたい、やりたい!!説明文でもやれるよ!」と元気に予習に取り組めました。予習するのがうれしくて仕方ない様子です。ご入会当時は「好きな単元なら、やる」という発言がありましたが、現在は「なんでも来い」という頼もしさです。

物語を読むのが大好きで、5年生の物語『わらぐつの中の神様』は長い物語でしたが、よく内容把握できていていました。楽しんで読めていました。説明文はあまり好きではありませんでした。2ページのものでも、うとうと眠くなってしまうことが多かったのですが、段落を意識することで、読み進めることができるようになってきました。

新学期にむけて、この春休み、大事にしたいと思います。

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

いよいよ4月です。新学期まで、あと1週間ほどですね。新学期、「新しい」ということはイイですね。これまでのことはさて置き、新しい気持ちでスタートを切ることができます。良いスタートを切れるように、

学習の準備と、もち物の準備と、身の回りの整理整頓をしておきましょう。楽しみに、新学期を迎えましょう。

 

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3106.~ほんの少し先へ

3106.~ほんの少し先へ

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「自信をもって中学へ」(3月23日)~

おはようございます。津田沼教室の千山です。

Eちゃんは6年生です。

1月から筆算や小数、分数の問題、面積、体積の問題の総復習をしています。

習いたての頃は、なかなか正解できませんでした。

学校では、次の単元に入ってしまっても、

教室では授業の最初に毎回1、2問ずつ長く取り組み続けました。

時間はかかりましたが、できるようになった手応えを感じました。

今、復習をしてみて、迷わず解く様子に、本当に成長を感じます。

自信をもって中学校の入学式を迎えられるように、

予習復習をしっかりサポートしていきたいと思います。

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

桜も開花し、中学入学ももう間近ですね。

6年間の小学校生活に比べ、中学校生活は本当にあっという間です。

1年、2年。3年生はもう高校を見据えた受験体制です。

そんな生活のスターに立とうとする今、小学校の学習のポイントをしっかりと復習し、中学校への学習へとつなげていくことはとても賢明です。追われることなく、ほんの少し先へ。短い3年間も充実させて、実り多い中学校生活としましょう。

 

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3105.~小さな積み重ねが~

3105.~小さな積み重ねが~

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 ~今日のElephasブログ:「長い年月・・・」(3月22日)~

おはようございます。津田沼教室の酒巻です。

小学1年生の時からずっと一緒に学んできたK君。早いもので4月から中学生になります。
K君とは、もちろん勉強をすることがメインですが、その授業の中で毎回色々な会話を交わします。
授業の最初に最近の様子を聞いたり、最後に感想を伝えあったり…。
そのやり取りを通してK君のコミュニケーション能力を磨くことができれば…と意識して会話をしていました。
当初は何を質問しても「はい・いいえ」のみでした。
そんなK君に、例えば「楽しかった」の代わりに「ワクワクした」「面白くて大笑いした」「もう一度行きたい」など、違う表現を意識的に使ってみるよう伝えてきました。

こうして、具体例の引き出しが溜まり、それらを使う練習を繰り返すことでK君に様々な表現力が少しずつ身についていったのか、会話の中でK君の方から自分の言葉で質問してくる、講師への気遣いをも感じられる場面があったりしました。

ご入会当初、お母さまは「Kと会話にならずコミュニケーションがとれない、学校でもやっていけるのか不安」などと、心配なご様子でしたが、「こんなに普通に会話が楽しめるようになるとは…」と、今ではとても晴れやかな表情で話して下さいます。

長い年月頑張ってきた授業や講師との会話により、学習面のみならず生活面・精神面においても成長、ステップアップしてきたK君…何年か前を思い浮かべ、こちらも感慨深くなります。

勉強面だけでなく、こうしたコミュニケーション面での成長を感じたときが何よりも嬉しく感じる瞬間です。
1対1のコミュニケーションで今、少しずつ自信をつけてきたことが将来社会に出た時の、K君のサポートにもなると信じ、4月からの中学生活もスムーズにスタートできるよう丁寧に向き合っていきたいと思います。

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

入会当初は小学校1年生だったK君が、この4月には中学1年生とのこと。「こんなに普通に会話が楽しめるようになるとは…」と、今のKくんの姿を誰が予想することができたでしょう。

まだ見えないものを信じて積み重ねていく、K君のこの成長は6年間の小さな小さな積み重ねの賜物ですね。教育のあるべき形に改めて触れることができました。K君に続く生徒さんにとっても、大きな希望となりますね。とても嬉しく、すばらしい成果です。

 

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3104.~大切なのは~

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 ~今日のElephasブログ:「毎回、新鮮な気持ちで」(3月21日)~

おはようございます。津田沼教室の堀です。

生徒さんの理解や成長がある日とても進むことがあります。

書けなかった文字が上手に書けたり、足し算の意味がわかったりする瞬間は大きな喜びです。

効果的に何かを引き出す方法があるのかと言えば、

何よりも「楽しんでいること、夢中になっていること」がヒントになります。

楽しいことは繰り返しやりたいですよね。

Elephasの造形リトミックのメソッドにはその楽しさがつまっています。

でも、好きだから同じことをやるといいというものでもなく。少しの変化や工夫を加えることが、

「ずっと楽しい、夢中になる」に繋がっていきます。

どんな変化に本人が惹かれるのか、おもしろいと思ったのか、それを本人が感じた瞬間を

教える側が観察出来ているかが、ポイントだと思います。

子どもが何を楽しみにしているか、

何に気づいているか、

どんな風に伸びようとしているか…など

小さなことを観察して気付いていくことが指導にとても大切なのですが、

「観察すればいいのね」と頭で理解していてもこれがなかなか難しいのです。

これには毎回、新鮮な気持ちで向き合う、

つまりは「教える側のワクワクや楽しみ」が何よりも大切なものになると思います。

発達支援教室Elephas(エレファース)

 

 ◇ワンポイント・メッセージ◇

期せずして、昨日のblogと今日のこのblogは、内容的にとても重なるところがあります。

それは、2人の講師がマニュアル通りに指導に取り組んでいるからでしょうか?

今日の講師が書いています、「小さなことを観察して気付いていくことが大切、・・・(でも)頭で理解していてもこれがなかなか難しいのです」。

そうなのです。マニュアル通りだからではなく、マニュアルには表現されていない大切なものを経験のある講師は共通に持ち備えているからです。だから講師同士、互いに響き合うところがあるのです。Elephasでは、そこのところがとても大切だと考えています。

 

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3103.~子どもの視点から~

3103.~子どもの視点から~

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 ~今日のElephasブログ:「本人が楽しんでいるものこそ」(3月20日)~

おはようございます。津田沼教室の織戸です。

リズム造形や絵を描くこと、音楽が大好きなKくん。いつも授業で、笑顔でリクエストがあります。

特にリズム造形に関しては毎回取り組んでいます。講師の方でもバージョンを変えるなど、工夫を加えています。

筆圧を高めながらひらがなの書字の練習をしていたころは、書くことを楽しむためにクレヨンを使用。

大きなサイズをなぞることで形の認識もできたら…それから、始点や終点の印だけで描けるかな、

この形がひらがなの「あ」の書字につながる…など、目的を持って取り組んできました。それは今も変わらず。               

Kくんの現在の目標は、小さなマスにはみ出さずに文字を書くことです。

今はリズム造形に取り組み始めた頃からお気に入りの〇や十字を2Bの鉛筆で1.5㎝×1㎝のマスに描いています。

そんなKくんが先日の授業でこのサイズのマスに名前をはみ出さずにとても上手に書くことが出来ました。

「もうできるからいいかな」ではなく、本人が楽しんでいるものに意味を見出し、発展する授業ができたら、と思います。

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

子どもが好んで繰り返し行うことことには、今その子どもが必要としている学習要素がたくさん含まれています。

子どもにとってはその課題がまだまだ新鮮であるからこそ、興味を持続させることができるのです。時には、子どもの方が今必要なものを知っている、と言えることもあります。

そこに講師が気づいて、子どもの興味を上手に学習に取り組んでいくことができれば、それはすばらしいことです。

Kくんがマスに名前をはみ出さずにとても上手に書くことが出来たのも、そんな心掛けの成果と言えますね。

 

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3102.~穏やかに~

3102.~穏やかに~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「ミスを認めて、次に」(3月19日)~

おはようございます、越谷教室の田中です。

5年生のK君は、毎週月曜日に算数を頑張っています。計算は早くて正確なのですが、時々ケアレスミスが出ることもあります。

その時、「惜しいなあ、やりかたはちゃんとわかっているのになぁ」等と見直しを促すと、自信のある時は「あっているはずですよ。どこが違うんですか?」の返事が返ってくることもあります。

そこで計算途中のミスの個所を指摘すると「あ、ほんとうだ!」とすぐに訂正します。

「惜しかったなぁ、完璧と思ったのになぁ」と悔しそうですが、「でもこれでどこを間違えたのか分かったから、次からはきっと間違えなくなるよ」と言うと「そうですね!」と満面の笑みを見せてくれます。

自分の間違いをちゃんと認めて、次につなげようとする素直さと頑張り。

学習の上でとても大切なことを、K君は教えてくれます。

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

K君、ミスを認めて訂正できるのはすばらしいことですね。

間違いを指摘されても受け入れられない、イライラする、パニックになる、という状態になるケースも時にあります。また逆に、間違いを指摘されることを恐れて、文字の形の少しのずれを何回も消しゴムで消して書き直す、という行動等が見られることもあります。

器質的に完璧を好む傾向がある場合もあれば、周囲が正確さを求め過ぎて間違えることに対して過敏になるということもあります。

その傾向を緩和させるには、穏やかな対応の積み重ねが有効です。「採点しない」「明確に間違いを指摘しない」のも方法の一つです。間違えた問題は、類題を通して学ばせます。また、間違えを指摘したとしても、別用紙で直させたり、こちらが消しゴムで消してあげるなど、間違えたことによる負担を減らしてあげることも有効です。

穏やかな対応を重ねることによって、間違えることへの嫌悪感は少しずつ減っていきます。

 

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3101.~時にはオーバーステップも~

3101.~時にはオーバーステップも~

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 ~今日のElephasブログ:「T君、パソコン入力に挑戦!」(3月18日)~

おはようございます、越谷教室の森田です。

先日T君が初めてパソコンの入力に挑戦しました。

さー、いざチャレンジ!!

まず講師がT君の手を持って、ゆっくりと1から一緒に入力しました。

なんとT君、初めてとは思えない力加減でポン!ポン!と上手に最初は6まで、

2度目は10まで入力できました!

あまりにもT君が上手に出来たので、翌週チャレンジしてみようと用意していたお名前の入力にも挑戦しました。

そして、「一緒にやってみよう!」と手を添えるとT君が講師の手を振り払うようなしぐさをしたので、一人でやってみたいのだとわかりました。

そして…T君、講師の誘導でゆっくりとお名前を入力することが出来ました!!

毎週、毎週、必ずお名前の書字の練習を続けていた成果で、T君は自分の名前の文字の認識もだんだんと出来る様になってきていたのです。

本当に、毎授業の勉強の結果がもたらした素晴らしい成果です!

T君、これからも一緒に頑張りましょうね。

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

T君の達成感は、どれほどだったことでしょう。

時には、オーバーステップで。

成長の階段は、いつも同じ高さであるとは限りません。

スモールステップもあれば、プラトーも、そして時にはオーバーステップもあり得るのです。

T君、このワンステップでこれまでとは違うものが見えてきたのではないでしょうか。

 

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3100.~成長のかたち~

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 ~今日のElephasブログ:「縁の下の力持ち」(3月16日)~

おはようございます、越谷教室の西です。

企業で毎日お仕事をしながら、土曜日にはエレファースに笑顔で通って来られるKさん。

先日お仕事場から嬉しいお便りをいただいたそうです。 

そのお便りには、「Kさんは、施設内の隅から隅まで黙々とゴミを掃いて綺麗にしてくれています。Kさんのおかげで、ここを利用する方々や、ここで勤務している者が毎日気持ち良く仕事ができます。縁の下の力持ちとして、Kさんが頑張ってくれているおかげです」という、感謝の言葉だったそうです。

エレファースの教室でも、Kさんは次に来る生徒さんのことを考えてPCの画面を使いやすく変えておいてくださったり、使うかなと思われるカード等を机のわきに、そっと置く等の気遣いをしてくださいます。Kさんの優しい行動に、講師もとても感謝しています。

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

本当に、Kさんの働きはすばらしいですね。職場の方がわざわざお便りをくださるとは、Kさんの気遣いによほど感嘆されたのでしょう。また、Kさんの行動に気づき褒めてくださったことは、Kさんにとって大きな励みとなったことでしょう。Elephasの生徒さんがそんな風に温かく評価されたとは、私たちElephasの講師としてこの上なく嬉しいことです。役立つ人間、感謝される人間になることはすばらしい成長であり、多くの生徒さん方の大きな目標となります。

 

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3099.~習熟~

3099.~習熟~

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 ~今日のElephasブログ:「九九を唱える」(3月15日)~

おはようございます、越谷教室の菊地です。

九九を日々頑張っているFさん。「6×1は?」と聞くと、「6!」と元気よく答えます。

今のFさんの課題は、九九をランダムに言えるようにすること。

今「さんいちがさん」…と答えだけでなく初めから言うことを改めて練習中です。

プリント学習もふくめて繰り返し練習し、本人の「できる」に入れられるよう、

一緒に頑張っています。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

 

 ◇ワンポイント・メッセージ◇

九九は、日本オリジナルのすばらしい暗唱法ですね。九つの小さなフレーズがひとつにつながって、大きなフレーズとなります。それが九つ揃って、81問の九九をすべて唱えることができます。

フレーズの持つリズムと独特のメロディが、記憶を助けてくれます。まず、一段ずつの大きなフレーズを体得し、習熟しましょう。習熟するころには、ひとつずつの小さなフレーズも口をついて出るようになります。その時が、ランダムに九九を唱えられる時です。

 

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3098.~モデリング~

3098.~モデリング~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「気持ちが動く」(3月14日)~

おはようございます。国立北口教室の御供です。

いつも元気に入室するSくんは、この春小学校に入学します。

先日は、10頭のゾウのイラストを数えました。

赤くて丸いシールに柄を描いて、リンゴに見立てました。

講師が「リンゴどうぞ」とゾウの鼻に、楽しく貼ります。

Sくんはそれをだまって見ていましたが、1枚講師の手からシールを受け取り、自分で、ゾウの鼻に貼りました。

続いて自分でシートからシールを取り、鼻に1つずつシールを貼ることができました。

繰り返し、繰り返し、1つずつたくさん貼ることができました。

指示されたわけでもなく、自らの意思で、貼りました。

分かりやすい指示や、興味のあるプログラムはもちろんですが、

講師が楽しそうにやってみせることで、気持ちが動くのだと感じました。

 

 

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 ◇ワンポイント・メッセージ◇

「やりなさい」と指示するのではなく、やりたくなるように講師がモデリングを行う。それを見て「僕がやる」と自ら手を伸ばしてきたら、成功ですね。

人は、他者の行動を見ているだけでも、その行動のに伴って脳が働くと言われています。モデリングの効果はそこにあります。いきなり「さあ、やってみましょう」と迫られることの不安や恐怖を削減することもモデリングの効果のひとつです。

 

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