3236.~納得、実感!~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「一緒に大笑い」(8月22日)~

おはようございます。東中野教室の藤生です。

小3のHくんと、算数の長さの単位を勉強していた時の話です。

mm、cm、m、kmのいずれか?を考える問題です。

・鉛筆の長さは、14cm。

・背の高さは、130cm。

・プールの長さは・・・25cm?

あれ?プールが25cmだったら、顔しか入らないね。そうしたら今日のプールは顔をつけたら、「はい、終わりです」、になっちゃうね?

それを聞いたHくんは、思わず吹き出して、一緒に大笑いしました。

確かにそんな短いプールがあったら、誰も泳げませんね。

算数の問題をやっていると、生徒さんは時々そういう間違いをしてしまいます。

ですが、25cmのプールのように、その場面を想像しながらやっていくと、すぐに間違いに気がつきます。

生徒さんたちが苦手に思いやすい文章題も、そのストーリーを想像しながら考えていくと、案外楽に解けるかもしれません。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

笑いながら算数ができるなんて、すばらしい。25cmのプールだったら、ノートに描いてみることもできますね。描いてみたら、「こんな小さなプール!あり得ない!」って、納得、実感できますね。それではまるで、アリのプールです。Hくん、きっと、もう間違えませんね!

 

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3235.~評価・自信・目標~

3235.~評価・自信・目標~

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 ~今日のElephasブログ:「次は、どこやるの?」(8月21日)~

おはようございます。東中野教室の北本です。

Sくんは小学1年生で、小学校での初めての夏休みを過ごしています。

入会当時はとても控えめで恥ずかしがり屋さんでした。

1学期は、良い成績ととても良い態勢を学校の先生から褒められたそうです。

それがとてもうれしくて、教室に入室するなり「ジャジャーン」と成績表を見せてくれました。

「すごいでしょう」と言った時の誇らしげな顔がとても印象的です。

その日を境に、Sくんは今までやったことのない新しい学習にも積極的で、「

次はどこやるの?どこやるの?」ととても意欲的に取り組むようになりました。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

Sくん、小学1年生でありながら、自身の成績表を見て自己評価もできているのですね。成績を意識することによって、自信を持つことと同時に、目標も持てるようになりなります。目標が持てれば、ガンバルこともできるようになります。しかも他者から言われてではなく、また何かに追われてでもなく、自分自身の思いでガンバレルことはすばらしいことです。学習内容も楽しみながら、元気に学んでいってください。2学期が楽しみですね。

 

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3234.~少し先を~

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 ~今日のElephasブログ:「目標を共有」(8月20日)~

おはようございます、武蔵境教室の萩谷です。

日々、生徒さんと向かい合って授業を進めていくとき、心がけていることがあります。

それは、生徒さんそれぞれの目標を、生徒さんと講師が共有することです。

生徒さんご自身としっかり目標を立て、それに向けて学習を進めていく。

講師は生徒さんに寄り添い、励まし、共に進みます。

でも、時に、目の前の課題でいっぱいになってしまうこともあります。

そんな時こそ、この生徒さんにとって、大切なのは何だろう、目指すことは何だろう、と、

講師が振り返り、全体を見まわします。

そして、その生徒さんの目標を、講師が心に改めて描き出します。

そうすれば、見通しが立ち、生徒さんを導くことが出来るようになります。

また、生徒さんにかける言葉も、その目標に向かう、前向きで積極的なものになります。

それと同時に、生徒さんが、その目標を改めて思い描くことができたら、

それはとても強い、前進する力になります。

これからも、生徒さんと、ともに進みたいと思います。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

目標を思い描きながら、日々の学習を進めていく、すばらしいことですね。とてもさわやかな感覚を覚えました。目先のことで煮詰まってしまうのではなく、少し先を見て、風を通す。胸のつかえが、スーッと下りるようですね。肩の力を抜き、少し先の目標や夢を楽しみに、日々コツコツと・・・。

 

 

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3233.~やる気を引き出す~

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 ~今日のElephasブログ:「もしも作文「」(8月19日)~

おはようございます。武蔵境教室の柿沼です。

4年生のCくんは、文章や文字を書くのがあまり好きではありません。そして、出来ることならば漢字を書かずに済ませたいのです。講師が「習った漢字だよね?」と促すと、「あ~、もう先生ったらしつこいんだから」と笑いながら、渋々消しゴムで消して書き直しています。

そこで、本格的な作文の前の練習として「もしも作文」を始めました。タイトルは「もしも<    >だったら」。

「最初に、〇〇をします。」「なぜなら××だからです。」を記入します。「次に〇〇をします。」「なぜなら××だからです」と数回続け。「最後に〇〇をします。」「なぜなら××だからです。」で締めくくります。

もしもの内容は自由です。空想好きのCくんは張り切って取り組みました。ある時は何かになりきり、ある時は独自の世界を作ります。

数回目の授業で変化が見えました。

「これで良いんだっけ?」と漢字を使ったり、「足湯はお風呂の何分の1?」と聞いたり、自分の考えを分かりやすく正確に伝えようとしているのです。

その日は「書き足りない、家でやってくる」と持ち帰りました。

かしこまった作文では何をどう書いてよいか悩んでしまいがちですが、この方法で、自分の考えを文章にする苦手意識を、楽しみながら克服できればと思っています。

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◇ワンポイント・メッセージ◇

講師発案の「もしも作文」、何がCくんのやる気を引き出したのでしょう。

・作文のスタイルが決まっているから

・自身の好きなテーマで書けるから

・簡単なところから、そして好きなことからスタートできたので、要領を得て苦手意識が消えたから

Cくん、楽しみながら、また空想しながらどんな作文ができたのでしょう。上記の答えは、C君の作文の中に発見できそうですね。

 

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3232.~感覚を育てる~

3232.~感覚を育てる~

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 ~今日のElephasブログ:「形容詞の表すもの」(8月17日)~

おはようございます。武蔵境教室の塩谷です。

1年で最も暑い季節です。何もしなくても汗が出てきて、勉強するにはなかなか集中しにくい時期です。暑い中、いつもお子さんをお連れになるお母さまの姿を見て、講師としても充実した内容の授業をしていきたいと思うばかりです。

さて、授業で、“形容詞”の理解の理解を促すことの難しさをよく感じます。大きい・小さい、多い・少ない、太い・細い・・・。

ある生徒さん(中3)は、計算等は得意なのですが、数の大小(多少)がはっきりしていないことに気づきました。そこで数直線上で大小を示したり、数に合わせてシールを貼って比べてみたり、実際にものをカゴに入れてみて多少や量を感じられるようにしています。まだはっきりと理解しているわけではありませんが、継続して工夫していきます。

また、感情を表す形容詞はさらに難しさを感じます。例えば、楽しいや嬉しい、悲しい等の理解を促す時、話題にした出来事に対して特別な感情を持たない場合があるからです。SSTカード等を見ながら文章にしていき、その人がどう思うのかを考えたりもしますが、なかなか自発的な言葉が出てこないことがあります。そこで、なるべく生徒さん本人の状況に合った出来事等を取り上げ、少しでも理解しやすいようにしています。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

そうですね。「話題にした出来事に対して特別な感情を持たない場合がある」「なるべく生徒さん本人の状況に合った出来事等を取り上げる」、その通りですね、ポイントはそこです。

感情を表す形容詞表現だけでなく、数や量的なことに対する形容詞表現においても同様です。そこが特殊教育の課題ですね。

 

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3231.~確実な学力を~

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 ~今日のElephasブログ:「長所は笑顔」(8月16日)~

おはようございます。武蔵境教室の大竹です。

職業学科を目指し、2月から通い始めたYちゃん。

まだ中1ですが、7月に模擬試験を受けたり、夏期講習を受講したりと、今からコツコツと頑張っています。通い始めた頃は、緊張した面持ちで無表情になっていることがありました。ですが、今では常にニコニコしながら授業に臨んでいます。

模擬を受ける前に面接の練習で、自分の長所と短所を答える練習をしました。

「長所って何?」ということから勉強し、Yちゃんの長所は「いつも笑顔なところ」と一緒に決めました。Yちゃんの笑顔や高らかに笑う姿には、周囲をも元気付けてくれる太陽のようなパワーがあります!

たとえ、学校があった日の夜遅くからの授業の時でも、日中暑い中の夏期講習2時間連続の日でも、いつも笑顔を見せてくれます。それが自分の長所であると認識してからは、笑顔で、そしてより積極的に受け答えが出来るようになりました。

模擬前の練習以外にも、毎回ミニ面接練習として日常の出来事等についてのインタビューをしています。始めのうちは「分からない」という言葉が先に出ていましたが、最近では、より詳しい説明が自らできるようになってきています。

夏期講習では別の講師が担当することもありますが、早い段階で緊張を解いて、いつもの実力を発揮できていたようです。

この調子で、一緒に受験対策をしつつ、Yちゃんの良さを引き出せるような授業をしていきたいと思います。

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◇ワンポイント・メッセージ◇

職業学科を目指し2月からElephas に、そして現在中1ということは、小学校6年生の時から、目標を明確に持っているということですね。すばらしい。

受験スキルだけではなく、確実な学力を身に付けていきましょう。職業学科3年間の学びにおいても、やがて社会人として仕事に携わる時にも、きっと役に立つはずです。そもそも長所が”笑顔”であるとのこと、将来への夢が広がりますね。

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3230.~鑑賞、スイミー~

3230.~鑑賞、スイミー~

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 ~今日のElephasブログ:「スイミー、描いて」(8月15日)~

おはようございます。武蔵境教室の伊藤です。

学校の夏休みがはじまったころ、新宿の高層ビルにある美術館で『スイミー』を見ました。

小学校の教科書に掲載されている、あの『スイミー』です。

美術館では珍しく、就学前の小さなお子さんや小学生・中学生、さらにはお孫さんを連れたような方まで、さまざまな年代の方が『スイミー』の原画を見ていました。

 

『スイミー』がはじめて教科書に掲載されてから40年以上が経っているそうです。

その事実と、美術館のにぎやかな雰囲気とにふれて、あることに気がつきました。

お母さんに読んでもらったから知っている、ではなく、

子どもといっしょに読んだから知っている、でもありません。

原画をのぞきこんでいるおおくのひとが、それぞれの7歳・8歳のころに教科書を読んで『スイミー』を知っているのです。

言いかえれば、鑑賞者それぞれのスイミーは、40歳だったり20歳だったり、あるいは生れたばかりだったりするのです。

 

近づいたり遠ざかったりしながら、しばらく『スイミー』を見ていました。

黒いスイミーやきょうだいの赤いさかなたちは、スタンプのような版画でぺたぺたと描かれています。

それら単純化されたさかなたちをじっと見ていると、わたしの知っている『スイミー』とはどこか違うような気がしてきました。かつて7歳だったわたしは、いくつかの絵とことばで『スイミー』を記憶し、そしてわたし自身の年月に重なりながらスイミーはゆっくりとそのすがたを変え、わたしのなかで自由に泳ぎまわっていたようです。

ふと、わたしのまわりで鑑賞しているおおくのひとの、それぞれのスイミーが気になりはじめました。そして「スイミーを描いて」と、エレファースの生徒さんたちにお願いしてみたくなりました。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

おなじみの「スイミー」、原画展が開催されているのですね。あのスイミーと仲間たちに会えると思うと、楽しみですね。夏休み、お出かけになられたらいかがでしょう。「スイミーだ!」「この絵、しってるー!」というのも、また一つの鑑賞法ですね。

 

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3229.~実力発揮~

3229.~実力発揮~

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 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「楽しければ・・・!」(8月14日)~

おはようございます。武蔵境教室の小泉です。

楽しいとき、楽しみな時、生徒さんは普段とは違う様子を見せます。

例えば、Yくん。あまり好きではない教科に取り組んでいるときは、書ける漢字もひらがなでささっと書いてしまう。しかし、Elephasで初めて得意科目の歴史プリントに取り組んだときは、目を輝かせて前のめりに問題を解いていきました。そして、「この漢字でいいんだっけ」と進んで正しい漢字を書いてしまいました。講師はびっくりするやらうれしいやら。

それから、普段は寡黙なМくん。その日は来室時から明るい表情でした。授業の途中で「新幹線に乗る」「いつ?」「来週」「おばあちゃんのお家に行くの?」「はい。」「新幹線ではだれの隣に座るの?」「ママ」。

こんなに会話の続いたことはありません。Мくんとの会話の最長記録です。しかも、Мくんから会話がスタートしているではないですか。

これがYくんとМくんの本当の姿なのだと感じました。

生徒さんのこんな表情がまた見られたら…。

簡単ではありませんが、よい目標ができました。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

「楽しく学習を」という言葉はよく耳にし目にしますが、心から本当に楽しい!というときは、すばらしい力を発揮するものですね。

殊にYくん、自身の意欲と力に“我ながら”と驚いているかもしれませんね。こうして、自身の力と学習の楽しさを意識的に体験出来たら、チャンスです。自己評価が高まって、他の学習の時にもその力は発揮されるようになることでしょう。

Mくんの会話、講師がMくんの”実力“を把握できたのは、これもまたチャンスです。講師がそのレベルを意識して会話を進めるのと、そうでないのとではこれから大きく差が出てきます。会話にいっそう、気持ちがこもりますね。

 

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3228.~かけ算の言葉~

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 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「あ、そうか」(8月13日)~

おはようございます。統括本部の臼井です。

小学2年生の皆さんは、この夏休みを利用し、九九の予習をしています。

歌を歌いながら、楽しく覚えられるよう、書いたり唱えたりしています。

ある生徒さんは、「2の段は2ずつ増えていくんだよ」と教えると、3の段へ進んだ時、「3の段は3ずつ増えるってこと?」。5の段の時には、「時計の長い針と同じだね」と、こちらが言う前に自分で気付くことができました。

一方的に教わるのではなく、「あ、そうか」と自ら気付くことで、記憶は定着しやすくなり、学習がより深まっていきます。

皆さんが良い気付きを得るための足掛かりを作るべく、今後も工夫して指導していきたいと思います。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

「あ、そうか」と自ら気付く、・・・そうですね、そこがとても大切なところですね。“腑に落ちる”と言いましょうか、「わかった」「なるほど」と思うと、自身も誰かに教えたくなります。自身の言葉で誰かに伝えれば、理解は更に深まります。それにしても、この生徒さん、言葉をしっかりと理解できているようですね。「〇個ずつ増えていく」、ということの理解は意外と難しいものです。キーワードで何算かの判断を形式的にしている生徒さんは、言葉の理解が充分でないことがあります。初めてのかけ算、その辺りの言葉の確認も必要ですね。

 

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3227.~夏休み、生活表で充実を~

3227.~夏休み、生活表で充実を~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「Dくん、学習に変化が」(8月12日)~

おはようございます。東中野教室の中山です。

中学1年生のDくん。週に2回、春から一緒に勉強しています。

お話しが大好きなDくんは毎回の授業スケジュール表に「トークタイム」を2回ほどとってリズムをつくって集中するようにしてきました。Dくんに変化が見られてきたのは、初めての中間テスト対策の勉強を一緒にしていたころからでした。

数学や文法、英語の学校のワークを持参するようになり、指示をしなくても予習と復習をしてきます。気づけば「トークタイム」は授業はじめの5分ほどのみ。「じゃあやる」とワークを広げるようになっています。今は夏休み明けのテストに向けてがんばっています。

先日クラブで大変な思いをしてきた日がありました。いつもよりいらいらしているのが伝わってきました。その時、「先生と絵、描いたことないよ。おれ、うまいんだよ。描きたい」と。歌を流しながらかいたレッサーパンダは本当に上手でした!中学校生活のストレスをもスゥーっとおだやかな笑顔に変えてしまう歌唱造形の力に、それ以来何度もDくんといっしょに助けられています。

これからも彼のがんばりをサポートしながら成長を見守りたいと思います。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

Dくん、学習に変化が表れてきているとのこと。教室でだけでなく、家庭でも予習・復習ができているのはすばらしいことです。夏休みも後半に入っていますが、生活表に基づきこのペースで充実させていきましょう。でもせっかくの夏休み、フリータイムも楽しんでくださいね。

 

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