3246.~行動・感情~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「毎日コツコツ」(9月2日)~

おはようございます。相模原教室の安倍です。

長い夏休みが終わりました。夏休みはのびのびと楽しみながらも、充実した時間にして欲しいと願っていました。

小学2年生のKくんは、休みに入る前、お教室でお母様と講師の3人で

「毎日必ず足し算とカタカナの練習をする。」

という約束をしました。

調子のいい日、悪い日、元気な日、疲れている日、毎日のコンディションは違っても、Kくんはとても頑張って続けることができました。

7月にはうまくいかなかった足し算も、すらすら解けるようになり、カタカナもどんどん書けるようになりました。

自分で決めたことを毎日コツコツ続けることは、生活のリズムを崩さないことにもつながります。

そして何よりも本人の達成感や自信となり2学期以降とても順調にいくのではないかと思っています。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

「毎日コツコツ」、すばらしいことですね。でも、それはかんたんなことではありません。それをやり遂げたKくんは、本当にすばらしい。一方的に義務付けられたノルマではなく、“3人で決めた約束”という点が良かったですね。この間には、足し算とカタカナの上達に加え、規則的な生活の継続(行動)、気持ちのコントロール(感情)という生活の基本である大切な2つのトレーニングができましたね。充実した貴重な40日間でした。

 

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3245.~小さな変化にも~

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 ~今日のElephasブログ:「課題に興味、関心」(9月1日)~

おはようございます。相模原教室の小口です。

新学期が始まりました。

夏休みに講習を受講されたお母さまからのメッセージです。

「講習時間を重ねる度に、どんどん課題に興味を持ち、家で、よく話すようになりました。

大好きなお父さんには、時間のこと、お金のことを話しています。講習前には見られなかった、

自分から時計を指差したり、お財布の中からお金を出す等の行動は、講習を通して興味や関心を持ち自信が付いたからだと感じております。

このような状態になれたことを大変うれしく、受講して本当によかったと思っております。

ありがとうございました。」

 

小さな成果の積み重ねは、とても大事なことです。

この講習の成果が次のステップにつなげられたのだと講師自身もうれしく思います。

さあ、私達講師もまたステップアップです。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

学習の成果が目に見えて分かる時は、本当にうれしいものです。お母さまからの喜びのメッセージは、講師にとってとても嬉しく励みになります。しかもお母さまがお子さんの小さな変化に気がつかれてそこを評価されていらっしゃるのは、すばらしいことです。お子さんも大好きなお母さまに褒められて、大きな満足と喜びを得たことでしょう。

 

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3244.~ポイントを押さえて~

3244.~ポイントを押さえて~

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 ~今日のElephasブログ:「クラスが上がったよ!」(8月31日)~

 

おはようございます。 所沢教室の佐藤(安)です。

「算数のクラスが上がったよ!」とニコニコ笑顔で知らせてくれた生徒さん。

小学3年生のHちゃんです。Hちゃんが入会されたのは去年の12月。

その頃は、繰り下がりのある引き算が曖昧になっていたので プロセスから丁寧に復習しました。

今では4桁の引き算プリント1枚を3~5分程度で終えることが出来ています。

その他は教科書の単元を授業に合わせてやっていましたが、苦手なところが十分に

理解できないまま次の単元へ進まざるをえないことがあり、講師としては心配していました。

それでも上のクラスに上がれたということは、Hちゃんの努力の成果だと思います。

割り算は、分らない部分をうやむやにしないで自分が納得のいくまで質問していました。

Hちゃんのこれからの成長が楽しみです。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

「繰り下がりのある引き算、プロセスから丁寧に復習しました」、ここで基礎の積み直しができたことが良かったですね。すべての課題を完璧に仕上げていくことはできなくとも、どうしても外せない課題、というものがあります。そこを見極めるのが、講師の役割。Hちゃん、ポイントを押さえることができて、何よりでした。2学期が始まったら、まずは学校のペースで進めていきましょう。そして、長期のお休みの時にポイントの復習を。Hちゃん、クラスが上がって算数が好きになったのでは?

 

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3243.~受容~

3243.~受容~

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 ~今日のElephasブログ:「計算式も」(8月30日)~

おはようございます。所沢教室の鹿間です。

中学3年生のSさんは、週2回の授業に加え夏休みは夏期講習でも頑張りました。

Sさんは計算が早く暗算も得意です。一緒に勉強を始めた1年ほど前は、途中の計算式を書かずに答えだけを書くことがあり、「計算途中の式を書いた方がいいですよ」とよくアドバイスをしていました。

ですが最近は宿題や授業のプリントに取り組むとき、計算式を書く事が多くなり、どこで計算間違いをしたのか、どうして間違えたのか振り返ることができるようになりました。次は自分の間違えやすいところに気をつけて計算し、ミスを少なくすることを目標にがんばりましょう。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

課題についてのアドバイスに耳を傾け受け容れる、ということは簡単そうでなかなか難しいものです。

・とにかく早く答えを出したい。課題を終わらせたい。

・書くのが苦である。書くことは、なるべく避けたい

・自分の慣れたやり方を変えたくない。つまり、変化を嫌う。

多くの生徒さんにこんな傾向が見受けられます。

Sさんはどんなきっかけでアドバイスを受け容れて、自身のやり方を変化させることができたのでしょう。アドバイスを受け容れるには、自身の気持ちが安定していて、相手や場に安心感を持ち、相手の言葉を受け容れるスペースがほんの隙間程度でも自身の中に持てることが必要です。

途中式を見直せば誤りが減るという実質的メリットに気が付けば、Sさんは更に積極的に途中式を書くようになることでしょう。“とにかくやる”から、“できるだけ良く行う”、という方向へとSさんの意識が成長していくことが期待できそうですね。

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3242.~言葉を介して~

3242.~言葉を介して~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「作文練習」(8月29日)~

おはようございます。所沢教室の吉住です。

中学2年生のN君、職業学科受験へ向けての学習を4月から頑張っています。

作文練習もそのうちの一つですが、自分の考えをまとめることや、文の組み立て、表現することが難しい様子です。

そこで、まずは挿し絵を見て、その状況を文にする練習から始めています。

目に見えている状況を単語でよいから、とにかく書き出してみる。

誰が、どこで、何をしているのか、どんな様子なのか。

主語を何にして、どの順番で単語を結びつけていけば分かりやすい

文になるのか。

あわせて、接続詞の選び方についても学習しています。

文を作るのに、まだ時間はかかりますが、的確な言葉を選び、状況説明がよくできている文をつくることもでき始めています。

N君の中にある言葉がより表に現れてくるよう、書く練習、そして質問に答える練習も続けていきます。

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◇ワンポイント・メッセージ◇

N君、地道に頑張っていますね。今、中学2年生。早めに受験対策のスタートができたことは何よりです。作文を書くためには、絵を読みとるところから発展させて、状況を読み取る、出来事を読み取る、そして自身の考えを読み取る力が求められます。そのためには、言葉による理解力と言葉の再生力が必要です。すでに獲得している言語だけでは表現しきれないことについては、語彙を新たに獲得することも必要です。理解も再生も、語彙の獲得もすべてトレーニングです。言葉を意識的に使わずに何となくやり過ごせてきたことを、この機会にとことん言葉を介していく、・・・良い機会ですね。

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3241.~宿題サポート~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「寄り添う」(8月28日)~

おはようございます。所沢教室の小山です。

先日、友人と話していた時、中学生時代の夏休みの宿題の話になりました。

その友人は苦手科目があり、当時、親からやりなさいと、何度も言われたのですが、どうしても、課題を進めることが出来なかったそうです。そして、未提出のまま、やり過ごしていたそうです。

今となっては、笑い話であり、その友人も社会人となりましたが、当時の気持ち、どうして欲しかったか聞いてみました。

「うーん、一緒にやって欲しかったかな。」

誰かが一緒にやってくれたら、自分でもできたかもしれないと友人は言いました。

難しいことも、苦手なことも、そばにいて、寄り添うことで、生徒様が、前に進めるように、心がけて、これからも授業にのぞみたいと思っています。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

いい思い出話ですね。「寄り添う」、これもいい言葉ですね。「うーん、一緒にやって欲しかったかな」、・・・まさに生徒さんの気持ちの代弁です。今がその時、宿題をまだ終えていないお子さんがいたら、その窮地からやさしく救ってあげましょう。これが今後の学習への意欲へとつながることも大いにあるのです。宿題サポートは、積極的に。

 

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3240.~工夫~

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 ~今日のElephasブログ:「カンタンだね~」(8月27日)~

おはようございます。所沢教室の増原です。

4年生のHちゃん。

今年の夏期講習は、まず苦手意識の強かった3桁×2桁の筆算に取り組みました。

順序を確認する矢印を書きながら計算を進めていきますが、数の大きな九九や繰り上がりが続くと少し混乱してしまいます。

繰り上がりの数を書く場所を決め、計算したら○印をつけることと、

大きな数の問題が続かないように、0や1のある筆算を入れて繰り返し練習しました。

「0や1があるとカンタンだね~」

笑顔が見られるようになると数の大きな問題も「自分で考えるから待って。」と

一人で解けるようになり、自信もついてきました。

今はまだ講師の声かけが必要なわり算の筆算も、余りのないものからあせらずに練習しています。

「あまりのないわり算ってカンタンだね!」という声が聞けるのを楽しみにしています。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

「カンタンだね~」って、イイですね。そのことばを引き出すために、上のブログからだけで講師はいくつ工夫をしているでしょう。数えてみると、・・・4つ。そこに、言葉がけの工夫も加わります。他にも、言葉がけの間や視線、態度、雰囲気、問題の文字の大きさ、分量、・・・。理解へと導くためのいろいろな工夫、講師はそれを楽しみながら授業を進めていきます。

 

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3239.~この1週間を大切に~

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 ~今日のElephasブログ:「夏休みの目標、達成」(8月26日)~

おはようございます。所沢教室の榎戸です。

7月のある日、幼稚園年少のKちゃんに「今日幼稚園に行きましたか」と聞いてみると

「いってないよ。ながーいおやすみなんだって」。

そうですね。4月に入園したKちゃんにとっては、初めての長いお休みです。

 

さて、夏休み前、それぞれの目標を生徒さんと相談して決めました。

「かけ算を1日3回 ご飯の前に大きな声でお母さんと一緒に言う」と約束したYくん。

「日記を毎日一人で書く」と決めたのはRくん。

「3年生の漢字を全部覚えて、漢字を使ってお話を作る。挿絵も自分で描いて24色の色鉛筆で塗るね。楽しみだ」と笑顔のTくん。

正負の計算をマスターしたいS君からは、真剣な面差しで「毎日5問ずつ宿題を出して下さい。問題文字は大きめで」とのリクエスト。

それぞれの生徒さんの目標を達成するために、工夫を凝らした教材と心を込めた応援をした夏休み。小さな目標もありましたが、お一人お一人結果を出すことができました。

長いと思っていた夏休みもあっという間に終わりです。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

もう、夏休みを振り返る時期になりましたね。計画通りに進んだ方も、少々思い残しのある方も、終わりよければすべてよしです。夏休みは、ちょうどあと1週間、あります。この1週間を充実させましょう。①規則正しく過ごすこと。②目標としたその日その日の課題をこの1週間、確実に実行すること。焦ることなく、坦々と行いましょう。

親御さんもお子さんを焦らせることなく、積極的にサポートしてあげましょう。この1週間は、2学期への助走期間です。学習態勢も新学期準備も、気持ち良く整えていきましょう。良い気持ちで、2学期をスタートできますように。

 

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3238.~安心・自信~

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 ~今日のElephasブログ:「楽しく買い物」(8月24日)~

おはようございます。東中野教室の渡邉です。

高校生のAさんは何に対しても、課題に丁寧に一生懸命取り組む生徒さんです。

社会に出る準備のため、いろいろな課題に取り組んでいます。

 

品物を買って、お金を払う。買いたいものを買うこと、持っているお金で買えるもの。

プリント学習ではなかなか実感できません。

そこで、スーパーのチラシからいろいろな品物を切り抜いてきてもらいました。

それを、スーパーの売り場の図をみながら

肉は精肉、魚は鮮魚、野菜や果物は青果など売り場カテゴリーに分類します。

 

今日のメニューはスパゲッティミートソース。まずは、レシピ検索。材料をメモして

1000円持って、さぁ、買い物に出かけましょう!

 まずはひき肉。精肉のページを出して探します。ひき肉は2つあります。

「こっち買う。」「どうして?」「こっち安いよ。」  とても買い物上手です。

 1000円でまず材料を買い、余った金額で大好きなお菓子かデザートを買うことにしました。

「どれが買えるかな?」「これ、買えるよ。」

「残念、買えないの。この小さく出ているのが税が入った値段。ここを見てね。」

 「これ買える。」「家族は3人でしょう。みんなの分も買いましょうよ。」

電卓で計算、残念・・3個は買えません。「3つセットのがあるわよ。」「そうする。」

 

会話も弾み、楽しい買い物ができました。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

材料は?、何人分?、買える・買えない?、・・・実用に合わせて、また家族のことも意識しながら、実践的な買い物のシミレーションができましたね。他のお客さんのいない状況で講師と安心してお買い物の練習、この経験をたくさん繰り返して自信がついてくれば、自らお店に足が向くことでしょう。まずは安心と自信を、それから実践へ。

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3237.~客観的に~

3237.~客観的に~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「とことん向き合い…」(8月23日)~

おはようございます。東中野教室の新野です。

小学校も中学年くらいになると、自我の芽生えや自己主張など、心がどんどん成長してくる時期になってきます。

中には自分の気持ちが自分でコントロール出来なかったり、こだわりが強くなったりする生徒さんもいます。

 

学習を一緒に進めていくと「どうして?なんで?」と質問責めにあったり、

「自分のやり方で全部やりたいの!」と頑なになったり…。

 

そんな時こそとことん向き合い、話を聞いて付き合います。

本人の満足するやり方を一緒に探したり、

時には先生役と生徒役を交代して学習したりする事も…。

そうして納得すると、生徒さんは落ち着きを取り戻します。

 

多感な時期、心の成長に寄り添いながら学習を進めていきたいと思います。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

小学3、4年生、第2の反抗期ですね。ギャングエイジとも言われます。自己認知が高まる一方、自身の思うようにいかない、また自己認知と周りの関わりや評価との間にギャップがある、そこでの“もがき”が 反抗期という形で現れる時期です。これは成長への大切なプロセスです。そんな時期にも、講師は親御さんより客観的になれるところがあります。客観的であればこそ、子どもに「とことん向き合い、話を聞いて付き合う」ことができますね。

 

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