3423.~ルールに従う~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「気持ちを抑えて」(3月31日)

おはようございます。武蔵境教室の柿沼です。

小学2年生のHくんは、ロゴマークが大好きです。

少し前は車の会社のマークがお気に入りでしたが、今は携帯電話会社のマークに関心がある様子です。

学習の合間に、「docomoマークが見たい。Yahoo!マークが見たい。Softbankのマークが見たい。」とリクエストをします。

そしてPCの画像をまるでトレースしたかの様に美しく紙に書きあげていきます。

Hくんからリクエストがあったら、「漢字のこの練習が終わってからね」等の短く分かりやすい条件を提示して気持ちを抑える練習を行いました。

回数を重ねるうちに少しずつ気持ちを抑えての学習が出来るようになりました。

もうすぐ新学期、Hくんの更なる成長を信じています。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

Hくん、自分が大好きなものへと逸る気持ちを抑えて学習に取り組めるようになったとは、すばらしい成果ですね。興味とそれに関連する得意な能力は大切に育てていってあげたいものです。が、学校生活や社会生活を営むためには、自身の外のルールに従う、ということも身に付けていかなくてはなりません。自身のやりたいことにのめり込んでしまってつい時間を忘れてしまうと、宿題やお手伝いなどの時間がなくなる、寝る時間が遅くなる、朝起きられない、遅刻する、朝食をとれない、頭が覚醒しない、・・・と悪循環を生んでしまいます。時には、お金の使い方に悪影響が及ぶこともあります。計画的にお金を使うことができない、使いたいだけお金を使う、ともすると家族のお金に手が出てしまう・・・ということもあり得ます。ルールに従うこと、約束を守ることを小さいうちから実践的に促し、体得させていくことはとても大切なことです。

 

 

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3422.~今、社会の一員として~

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 ~今日のElephasブログ:「こんな時にこそ」(3月30日)

おはようございます。武蔵境教室の塩谷です。

現在、日本のみならず世界中で新型コロナウイルスが蔓延し、感染者数が増加の一途をたどっています。

講師自身初めての経験で、不安がないと言えば嘘になります。

大人でさえこんな状況ですから、子どもたちは休校になり落ち着かない毎日を過ごしているのではと危惧しています。

こんな状況の中、イタリアの高校の校長先生が生徒宛てに出したお手紙がとても話題になりました。

「外国人に対する恐怖やデマ、馬鹿げた治療法。ペストがイタリアで大流行した17世紀の混乱の様子は、まるで今日の新聞から出てきたようだ。・・・こんな時にこそ良い本を読んで欲しい。・・・集団の妄想に惑わされず、冷静に、十分な予防をしたうえで普通の生活を送って欲しい。」

こんな時だからこそ、落ち着いて行動することが大事だと本当に思います。

講師としては、きちんと予防し、安心して生徒さまをお迎えし、いつも通りの授業をして安心して頂くことではないかと考えました。

そして、一冊の本を買いました。

久しぶりの哲学書です。

アリストテレス、ソクラテス、カント、ニーチェ等々、学生時代に親しんだ名前が出てきました。

初心に戻り、人間とは何か、自分に何ができるのかを静かに考え、生徒さんの授業にも役立てていけたらと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

「こんな時にこそ・・・」、すばらしい言葉ですね。「こんな時にこそ」、何ができるでしょう。ひとり一人、見つけてみましょう。感染の不安や経済的不安は誰しも持っていますが、それを除けば良いこともチャンスも見つけられそうです。3つの「密」だけを避けて、気分転換を上手にしていきましょう。不急不要の外出自粛の中でも、お散歩や公園での外遊びは推奨されています。マスク、手洗いをひとり一人が注意して実行することは、社会の中の一人としてのりっぱな行動です。感染防止のための責任ある行動、小学生、中高生以上の生徒さんはもとより、小さなお子さんも含め、社会の一員としての責任と誇りをもちましょう。

 

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3421.~タイム アウト~

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 ~今日のElephasブログ:「素晴らしい成長が」(3月28日)

おはようございます。武蔵境教室の大竹です。

小学5年生のTくんは、お話しが大好きな生徒さんです。こちらから質問せずとも、今日の出来事や最近お気に入りのゲームの話などを自らします。

お話が得意なTくんですが、プリントの問題を解いている間も、無意識のうちにお話を始めたり鼻歌を歌ったりしてしまうことがあります。

最近、書字トレーニングを始めたのですが、それと同時に「その間はお話しをしないでやる」ことに決めました。

初回の書字トレーニング後に

「おしゃべりしないでやってみたけどどうだった?」と聞くと、

「ツラかった。」とTくん。

30秒でも、とても我慢が必要なことだったようです。

しかし、書き終えた斜線を見てTくん自ら「でも、キレイに書けたね。」と、集中して書けばキレイに書けることに気付きました。

また、タイムトライアルと呼んでいるゲーム感覚で出来るプリントが好きになり、毎回「今日もあれやる?」と聞いてきては、お話しをせずに取り組んでいます。

数回目には「(お話しをしないでやっても)もう全然ツラくない。むしろ余裕でしょ。」と、

素晴らしい成長が見られました!

これと並行して、計算をする際もお話しをしないことに決めています。

今後は徐々に範囲を広げていき、中学受験に向けて、より集中して取り組める姿勢を身に付けていってもらいたいと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

昨日のSくんに続き、今日のTくんもすばらしい成長ですね。お話しをしなくても、課題に取り組めるようになったとのこと。“30秒”とタイムが決められていたことが良かったですね。制限があるからこそ、「あともう少し!」と自身で自身をコントロールすることができます。制限なく頑張るのは、ハードです。目標が持てませんから。初めは”10秒“でも良いので、時間の中で自ら頑張るトレーニング(積極的タイムアウト)は有効ですね。※ノルマを制限時間の中で行うように課すのは、消極的タイムアウト。ストレスを生む可能性があります。

 

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3420.~自信と安心感~

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 ~今日のElephasブログ:「豊かになったコミュニケーション能力」(3月27日)

おはようございます。武蔵境教室の伊藤です。

S君が高校を卒業されました。クラスで責任ある仕事を任されたり、数多くの資格を取得するなど、?君のこの3年間はとても実り多いものとなりました。しかし、もっとも大きな成果は別のところにあると考えています。

S君に初めて会ったのは、S君がまだ中学3年生のときでした。

学習に入る前に少し雑談をといくつか質問をしても、S君からはハイかイイエ、あるいは何も言葉が返ってこないこともしばしばでした。

S君の表情はとても硬く、その奥の感情があらわれることは滅多にありませんでした。

高校生活最後の冬が終わり、桜が咲きはじめたころ、S君は体調をくずして一週間の休みを取りました。

休み明けの最初の授業の日、体調については確認程度の会話ですませました。

そして、「まずはゆっくりね」と声をかけて、学習の準備をはじめました。

しばらくしてS君が、「ほんとうに大変だったんですよ」と、すこし笑いながら言いました。

もっと話したいんだなと、S君に質問をしました。

するとS君は、病院や自宅での様子を、聞き手に情景が浮かんでくるようにいきいきと話しはじめました。

S君はマスクをしていましたが、目や眉、その周りの筋肉の動きから、あるいは声の抑揚から、内容の変化に合わせて大きく表情を変え、会話を楽しんでいる様子がうかがえました。

S君は4月から社会人となります。慣れない環境で多くの戸惑いや困難があるはずです。

けれども、S君がこの3年間で身につけた技術と経験、またそれらが自信となり、中学生のころとは比べようもないほど豊かになったコミュニケーション能力が、職場での戸惑いや困難を乗り越えていく力になると信じています。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

「聞き手に情景が浮かんでくるようにいきいきと話す・・・」、S君の新しい姿ですね。「ハイかイイエ、あるいは何も言葉が返ってこない」、こんな危うさの見え隠れしていた3年前のS君を知っている者からすれば、今のS君は見違えてしまいますね。何がここまで、S君を成長させたのでしょう。ブログの冒頭に「クラスで責任ある仕事を任されたり、数多くの資格を取得するなど、?君のこの3年間はとても実り多いものとなりました」とあるように、充実した3年間がS君のコミュニケーション力を成長させてくれたのでしょう。また順調に就職が決まったことも大きな要素でしょう。自身の自信と安心感が人への関心を開かせてくれたように思います。

 

 

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3419.~逆転の発想~

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 ~今日のElephasブログ:「早口言葉」(3月26日)

おはようございます。武蔵境教室の小泉です。

教科書の音読で飛ばし読みをしたり、ドロボーがドボローになる生徒さんと、先月から早口言葉の練習を始めました。

「生麦生米生卵」「隣の客はよく柿食う客だ」「赤パジャマ青パジャマ黄パジャマ」の3つを毎回練習してきました。

「生麦~」は特に難しく、講師もつかえて笑いながら楽しんでいます。

1ヶ月経つと、つかえるもののかなりはっきり言えるようになってきました。

授業内のほんの短時間のトレーニングですが、やはり継続は力なりです。さらに2つの早口言葉を加えて練習を続けています。

音読や会話にすぐに成果は現れなくても、しばらく取り組んでいくつもりです。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

読み飛ばしや読み違いがあるのなら、ゆっくり丁寧に読ませた方が・・・、と思われがちですが、そこが逆転の発想。早口言葉こそ、細部に気を付けないとうまく言えないものです。「なま」を正確にいうためには、2音目の発音によほど留意しなくてはなりません。その上に早口言葉のもたらす効果は、間違いに自分で気が付けるということ、だから他者に指摘されるプレッシャーがありません。また遊びの要素があるということ、だから楽しく取り組めます。さらに講師も間違えてしまうということ、「みんな頑張っているんだね、ぼくももう1回やってみるよ」、と挑戦する意欲が湧いてきます。

 

 

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3418.~活き活きと~

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 ~今日のElephasブログ:「調べる楽しみ」(3月25日)

おはようございます。西国分寺教室の山下です。

来月から小6になるYさんは、お母さまのご要望で毎回HWレポート(与えられるテーマについて調べてくる宿題)を続けています。

国語は得意だけど、自分で何かを調べてまとめることはちょっと…ということで始めました。

このあいだは読解問題の文中にマジック(手品)が出てきたのをきっかけに、マジシャンについて調べて来ました。

取り上げたのは日本の引田天功とアメリカのD.カッパーフィールド。

Yさんは百科事典やネット等の情報を駆使して一所懸命に調べ、原稿用紙2枚ほどにまとめました。

カッパーフィールド氏は世界的に超有名な現役マジシャン。

「調べたら、ものすごくいろんなことがいっぱい分かったよ」とYさん。

天功氏は現在2代目、やはり活躍していますが、初代から2代目への経緯など、ちょっと複雑だったようで、

「情報があり過ぎて、うまくまとめられなかった」とYさん。

そこは講師がフォローし、いくつかエピソードを教えてあげました。

また、Yさんもレポートに書いた、2人のマジシャンの『仰天脱出マジック』について少し詳しく紹介すると、

「私が調べたことの他に、そんな面白いことがあったんだ! ネットに動画あったから今度見てみよう。

今は学校が休み(※新型ウィルスの影響)で時間があるからいろいろ見てみるね! でも調べたことの他に面白い話があったら教えて」

そう言って目を輝かせるYさん、自分で調べる楽しみを覚えたのですね。

次はどんな風に調べ、どうまとめて来るか、毎週楽しみにしている講師なのです。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

Yさんの活き活きとした様子が目に浮かびます。少し前に「家でやることがなかなかなくて…」とお母さまがおっしゃっていたのを思い出しますが、その意味でお母さまも安心なさったことでしょう。時間を持て余してしまうのは、とても残念なことです。「学校が休み(※新型ウィルスの影響)で時間があるからいろいろ見てみるね」とは、すばらしい態勢です。時間を有効に活用すれば、そこからはクリエイティブに何かが生まれてきます。Yさんのイメージがガラッと変わりました。

 

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3416.~対象への思いと関係性~

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 ~今日のElephasブログ:「日記を交換」(3月23日)

おはようございます。東中野教室の中山です。

昨年の春からお母さまのご要望で講師と交換日記をはじめたMちゃん。

作文が書けるように、というお母さまの思いがありました。

毎週、A4の大学ノートを交換して日記を続け、間もなく一年経とうとしています。

Mちゃんは自分の文字の美しさに自信を持っています。

授業内で「わたしのいいところ」という作文を書いたときにも

「わたしのいいところは字がきれいなところです」と迷わず書きました。交換日記もとてもていねいな文字で書いています。

最近はノートを交換して読む時に、毎回「くすっ」と笑ってしまうようなユーモアを交えた表現が増えました。

ノートの2/3は書けるようになったことも、この一年の成長です。

これまで200字の原稿用紙だったのが今では400字づめ原稿用紙となり、

「何書いたらいいの?」と言っていたのが、「今日のテーマ考えてきたよ」と言うようにもなりました。

もうすぐ5年生。おしゃまな口調になってきたMちゃん。もうMさん、と呼んだほうがよいのかもしれません。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

Mちゃん、作文学習、頑張っていますね。この1年の成長は、とても大きいものでした。日記を交換するということで、書いて伝える対象(相手)が明確であったことが書くモチベーションを高めたようですね。「先生に、今日は何を伝えようかな?」という気持ちが書く意欲を増させ、テーマも定まるようになったのでしょう。口頭での対話も文字での作文も、基本的には相手に対する思いがあるかないか、また相手との関係性によるところが大きいですね。

 

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3415.~ハードルを越えて~

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 ~今日のElephasブログ:「あきらめず」(3月21日)

おはようございます。統括本部の福沢です。

今年はコロナウィルスの影響で、学校が3月2日からお休みになり、卒業式や終業式が縮小されたものになっています。

それでも、新しい進路に進まれる生徒さん方の目はきらきら輝いていて、自信に満ち溢れています。

これは、生徒さん方ががんばった成果でもありますが、講師も最後まであきらめず受験指導に勤しみました。

「合格はむずかしのでは」と思われた生徒さんに対しても、最後まで「大丈夫」と元気づけながら、そして合格をあきらめずに、講師は授業を行っていきました。

その結果、見事合格へと生徒さんを導くことができました。

来年度新しい進路に向かわれる生徒さん方にも、今年の結果が安心感となって、自分の進路を決めていくための元気となってくれることと思います。

講師のみなさん、4月からも「あまやかさない、あせらない、あきらめない」というセオレオの三つの愛を胸に刻んで、一緒にがんばっていきましょう。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

今年度の受験生のみなさん、本当によく頑張られましたね。生徒さんと親御様の思いにお応えしようと、講師も本当にどこまでも諦めずに受験指導に当たり、合格へと導くことができました。毎年、二次募集、三次募集での合格生徒さんがおられますが、合格されたときの感動は一入です。「二度目、三度目も合格しなかったら、子どもが傷つくのでは・・・」と親御様からのご心配もありましたが、講師の支援によくついてきてくださいました。高いハードルを越えることで、生徒さんの心は強く育ったことでしょう。生徒さんにとって、また親御様、講師にとってすばらしい経験となりましたね。

 

 

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3414.~理解構造に組み込む~

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 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「すばらしい気づき!」(3月20日)

おはようございます。統括本部の荻野です。

小学2年生のMくん。国語でオリンピックについて勉強していました。

「2020年に東京オリンピックが開かれます。オリンピックは今から3千年ほど前にはじまりました」という文章を読んで「あれ?おかしくない?2020年より前じゃん。どういうこと?」と言いました。

普通に読んでいたら読み過ごす所をよくそのことに気づいたなと思いました。

翌週に年表を見ながら西暦1年より前の時代があったんだよと説明しました。

すばらしい気づきでした。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

Mくん、本当にすばらしい気づきでしたね。文の意味を理解し、数の理解もし、計算をし、咀嚼して文意を自身の理解の構造に組み込んでいく、「読む」とは、また「読解」とは、こういうことです。そして自身の理解構造に当てはまらない時に、「疑問」が出てくる。「あれ?おかしくない?」と言ったMくんのように。そして年表でマイナスの時代があることを知る。すばらしい、経験でしたね。

 

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3413.~3つのあい~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「自分で!」(3月17日)

おはようございます。津田沼教室の千山です。

作文に苦手意識を持つH君。

30字程度の作文でも、横を向いてしまいました。

そこで、まず課題について話をしました。

「これは、どういう意味だと思う?」

と聞くと、いろいろ意見が出てきました。

それでも、書きたくない様子なので、話した内容を講師が文章にします。

授業のたびに、それを繰り返すと、ひと月たった頃

「自分で書く!」と、言ってきました。

作文に対する苦手意識が薄れてきたようで、嬉しくなりました。

これからも「自分で!」が増えるように、サポートしていきたいと思います。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

H君は、ご入会前のお母さまからのお話によると、学習態勢に少々心配な点がありました。しかしそんな心配を他所に、体験授業の時から立派な態度で課題に取り組めました。その後の通常授業においても、良い態勢は続いています。でも、作文への苦手意識はまだあったのですね。しかし、それがひと月で良い方向へと進み始めているというのは、すばらしいことです。ひと月間の働きかけは、「あきらめない・あせらない・あまやかさない」の好例ですね。

 

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