3443.~数値を実感する~

3443.~数値を実感する~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

※4月13日より、オンライン授業を開始いたしました。

 ~今日のElephasブログ:「検温が習慣に」(4月23日)

おはようございます。国立教室の御供です。

検温が習慣になってきました。

生徒さんも来室のたびに体温を教えてくれます。

この春から6年生になるIさんと、それを毎週グラフにすることにしました。

小数第一位(0.1)のマス目を塗りながら、36.5や36.7の長さを比べます。

ちょうど小数の学習を始めたところです。

0.1が10こで1であることに自然に気づきました。

作業に時間をとってよかったと感じています。

「あと0.3度あったら、37度だったよ、危なかった!」

元気に来室の日を心待ちにしています。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

感染予防のための検温、これがこんな風に学習に結びつけば一石二鳥ですね。数値を体得し、感得する。数は無味乾燥としたものではなく、感覚的に捉えられるものです。「あと0.3度あったら、37度だったよ、危なかった!」、この言葉がまさにそうですね。

 

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3442.~オンライン授業、メリットを活かして~

3442.~オンライン授業、メリットを活かして~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

※4月13日より、オンライン授業を開始いたしました。

 ~今日のElephasブログ:「オンライン授業、不安が安心に」(4月21日)

おはようございます。統括本部の福沢です。

4月13日より、オンライン授業が始まりました。

画面を通して、生徒さんと向き合って授業をしていくことになったのです。

うまくいくだろうか、生徒さんの集中力を維持できるだろうか、不安な気持ちで始まりました。でも、

始まってみると、生徒さんはいつもと変わらない笑顔で、画面の中の講師としっかり向き合い、講師の不安は安心に変わり、授業を始めることができました。

オンライン授業を行ってみると、対面の時とは違う工夫に気づかされることがいっぱいありました。

オンライン授業は、これからも続いていくと思いますが、

生徒さんの「わかった! できた!」という声がいっぱい聞けるように、

そして、生徒さんがわくわくした気持ちで、画面の前で授業を待っていてくださるように、授業準備や授業の流れを工夫していけるようにしていこうと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

生徒さんは生徒さんで、「オンライン授業って?」「えっ、パソコンに先生が?」と、きっと不安や期待感をもってPCの前で待っていてくれたことでしょう。でも授業が始まると、各ブースのモニターからは生徒さんの元気な声がたくさん聞こえてきました。親御さまの感想としても、「とても集中できたので、しばらくオンラインでお願いします」「今は週に1時間のコースですが、2時間にお願いします」「この子に専用のPCを用意します」など、積極的なお声が聞くことができました。

 

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3441.~初めてのオンライン授業~

3441.~初めてのオンライン授業~

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※4月13日より、オンライン授業を開始いたしました。

 ~今日のElephasブログ:「PCの中から先生が」(4月20日)

おはようございます。Elephas西国分寺教室の丸山です。

いつもは、書字や歌唱造形を教室で一緒に取り組むAさん。

初めてのオンライン授業では、黄色いタンポポを中心として授業を行いました。

画面での対面に初めは照れていたAさんですが、いつもの歌が流れると一緒に楽しく歌い、タンポポを描きました。

貼り絵工作ではタンポポの半立体も楽しみ、

リズム造形の「ギザギザ」にあわせて葉も描きこみました。

枠にぶつからないように、きれいに「たんぽぽ」と題名を書き、いつものように文字学習にも取り組みました。

PCのお近くにおられたご家族と何度もハイタッチ。

ご自宅で、いつもの歌が流れたことは、とても新鮮だったようです。

講師も、ご家庭にお邪魔するような気持ちで、画面でのつながりのみでなく、生活が豊かになるような授業を心掛けています。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

「お母さまが糊付けなどにご協力くださいまして、ご家族で楽しんでいただけました」、と講師のコメントにありました。Aさん、先生が突然PCモニターに現れてびっくりだったことでしょう。お教室でおなじみの曲も流れてきて、またびっくりですね。授業の後も、ご家庭で“タンポポ”を話題に再び楽しんでいただければ、何よりです。たまには散歩に出て外の空気を吸いながら、タンポポをさがしてみてくださいね。

 

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3440.~表出まであと一歩~

3440.~表出まであと一歩~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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※4月13日より、オンライン授業を開始いたしました。対面授業での記述は、3月末までに行われた授業によるものです。

 ~今日のElephasブログ:「絵を通してお話し」(4月20日)

おはようございます。津田沼教室の千山です。

Yくんは、絵を描くのが大好きです。

課題の絵を1枚、他に自分で描きたいものを一枚描きます。

2枚目の絵は、小さく色々な物が並びます。

「これは誰?これは何?」

と講師が質問しても、なかなか答えてくれません。

それが、先日、描くことが一段落すると、講師の人差し指をつかんで、

「象、キリン、レッサーパンダ、ぼく、パパ、ママ」

など、1つずつ教えてくれました。

質問にちゃんと答えられたことに感動して、お母さまに報告すると、

「先週、動物園に行ったんです」

と、嬉しそうに話してくださいました。

これからも、絵を通してYくんとたくさんお話ししていきたいと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

Yくん、質問に上手に答えられましたね。今までお答えできていなかったとしても、きっと質問に答える最後のところ(表出)にあと一歩というところまで到達していたのでしょう。それが動物園に行ったばかりという新鮮な気持ちが後押ししてくれて、上手にお答えできたのでしょう。表出に至るまでのプロセス、目で耳で確認できないとその到達度は分からないところがありますが、それでもくり返し問いかけてあげることは大切ですね。と同時に楽しい体験は子どもを大きく成長させてくれます。

 

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3439.~感得~

3439.~感得~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

※4月13日より、オンライン授業を開始いたしました。対面授業での記述は、3月末までに行われた授業によるものです。

 ~今日のElephasブログ:「時には脱線も」(4月18日)

おはようございます。津田沼教室の酒巻です。

Aくんは描画の時間が大好きで、何を描こうかと毎週楽しみにしています。

先日、足し算と引き算に取り組んでいましたが、何やら楽しそうに数字で絵を描き始めました。

数字の形から色々な絵のイメージが浮かんできたようです。

もちろんその後、算数の学習にも集中できました。でも、

Aくんは漢字には苦手意識が強く、なかなか書字練習には取り組もうとしません。

ところが、Aくんの大好きな恐竜の絵を描くために図鑑を開いてみたところ、その図鑑に出ていた「地球」という漢字がAくんの目に飛び込んだようで、とても丁寧に一生懸命練習して覚えようとしていました。

それぞれの「大好き」や「興味」がどこかで学びにつながるかもしれないので、時々このような脱線に付き合うこともあります。

そしてこちらも、そこから色々な情報を得たりしています。

遊びながら学んでいき、興味のあることが学びの入り口になっていることもあるのだと思いました。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

脱線による収穫は大きかったですね。恐竜図鑑の「地球」の文字、何か気持ちに響くものがあったのでしょう。漢字は部首の組み合わせ、どんな漢字でも大好きで書いていれば文字感覚が磨かれ、身に付きます。図鑑の中で、まだまだ色々な漢字に出会えそうですね。感情が動くと、記憶の機能も高まります。数字も漢字も含め、文字は単なる記号ではなく、個性をもったものとして感じとること(感得)ができます。大好きなもので、そんな感性が育つことはとても有意義なことです。

 

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3438.~桜に想う~

3438.~桜に想う~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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※4月13日より、オンライン授業を開始いたしました。対面授業での記述は、3月末までに行われた授業によるものです。

 ~今日のElephasブログ:「歌唱造形、さくら」(4月17日)

おはようございます。津田沼教室の堀です。

Elephasの歌唱造形法。

毎年春になると楽しみにしているのが「さくら」の歌唱造形です。

季節の移り変わりを感じながら大地を描き、太い幹を描いていきます。
毎年、描いているので「4月のカレンダーの絵は桜!」と楽しみにしている生徒さんも多いです。

やはり日本人にとって桜は特別なのでしょうか、Elephasの桜の歌も他とは違い、詩情的な歌詞と美しいメロディで私も大好きです。
桜の移ろいに合わせて、最後は桜の舞い散る花びらを塗っていきます。

毎回、生徒さんと一緒にうっとりとする瞬間です。

今年はさらにこの歌が心に響きました。

ぜひElephasの歌唱造形をたくさん味わってくださいね。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

そうですね、桜をはじめ季節の歌唱造形を歌い、描くと、季節の巡りを感じます。そんな気もちを生徒さんと共有できるのは、とても嬉しいことです。歌詞やメロディに、生徒さんは歓声で応えてくれます。今年も桜が、描けました。街の桜も何ごとも無いかのように、美しく、誇らしげに春を謳って咲きました。春を愛でる心と収束を願う心、日本、否世界中の人々が今一つ気持ちでつながっているように感じます。

 

 

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3437.~主体的に生きいきと~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

※4月13日より、オンライン授業を開始いたしました。対面授業での記述は、3月末までに行われた授業によるものです。

 ~今日のElephasブログ:「時刻、生活の中で」(4月16日)

おはようございます。津田沼教室の織戸です。

先日の授業で、Yちゃんと時計の学習に取り組みました。

4月から小学校2年生になるYちゃん、ただ時計の数字を読むだけではなく、午前午後・時間などの概念が必要になります。

そこで、Yちゃんの一日の生活表を親御様と相談して作ることにしました。

一日の行動で必ずやること、やらねばならないこと、やりたいこと、をピックアップします。

朝起きる所から始まり、夜寝るまで。ご飯を食べる、歯を磨く、学校へ行く、テレビを観る・・・、など日常生活の中で時計と時刻を意識することで、”時間“を身近なものにし、触れてもらえたら、と考えています。

また、Y君はゲームをすることが好きで、ゲームをする時間が長引いてしまうと親御様からお話がありました。Y君とは一緒に生活表を作りました。

Y君にゲームをやる時間を午前と午後の1時間ずつ決めてもらいました。

思い悩んでいましたが、絞り込んで生活表にゲームをやる時間を記入していました。

ご本人が自分の意志で生活表を作成することで、生活表への意識と意欲が変わるのではないでしょうか。

時計の学習だけではなく、語彙の学習や生徒さんのことを講師が知るきっかけにもなりますし、こんな時期だからこそ、お子様の生活のリズムを崩さずに整えることがさらに精神的・身体的にも必要です。

Elephasでは、以前より生活リズムを伺いながら、学習態勢を整えるようにしてきましたが、進級、進学、就職の変化もある季節。

いまいちど、再確認とサポートができる時間を提供したい、と考えています。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

学校の時間割は初めから決められていますが、お家での生活の時間割は自分で考えて作ることができます。起床時刻と就寝時刻、学校がある時は登校時刻と帰宅時刻、これらが決まると生活時間の骨組みができます。次に家族との共有の時間を加えます。食事、お風呂などがそれにあたります。あとは、自分のプログラムをその中に組み込んでいきます。家庭学習の時間、読書の時間、お手伝いの時間、遊び・自由な時間、・・・、これらは自分で自由に設計することが大切です(※ゲームやテレビの時間はルールーに従って入れましょう)。誰かに決められたのではなく、自分で決めた時間割であること、そこがとても大切なのです。自分で決めた時間割ですから、それを守る努力をしましょう。どうしても不都合があったら、プログラムを自分で変更しましょう。自分の目的にかなったより良いプログラムを作り上げていきましょう。その目的は、自分に合ったペースで主体的に生きいきと生活することです。

 

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3436.~はじめまして、ONLINE授業~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

※4月13日より、オンライン授業を開始いたしました。対面授業での記述は、3月末までに行われた授業によるものです。

 ~今日のElephasブログ:「職業学科受験を目指して」(4月15日)

こんにちは、越谷教室の森田です。

3月に入会されたRくんは、とてもまじめで何事にも丁寧に取り組んでいます。

4月から中学3年生になりました。高等部職業学科受験を目指して数学と国語そして実技(ラジオ体操、運動、作業など)の学習を週2回行っています。

授業の最初はまず、ラジオ体操から始めました。

Rくんは教室の真ん中に立ってとても元気よく、見ていて気持ち良いくらいに一生懸命体を動かしています。

講師も後ろで一緒に参加していますが、ラジオ体操はかなり体力がいるのだと実感しています。

国語では、人物の気持ちを考えたり、状況を説明したりする時の独自の発想がとてもユニークで、きちんとした解答とは別に色々な楽しい話をしてくれます。

型にはまった考えだけではなく、想像力豊かで、講師も「なるほど」と頷いたり、時にはクスっと笑いたくなったりしています。

数学はこれまでの学習がとてもしっかりと身についており、Rくんのまじめな性格が日々の学習に活かせていると感じます。

このように一生懸命取り組んでいるRくんのこれからの成長が本当に楽しみです。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

Rくん、中学3年生。今年度は、受験生ですね。既に目標が定まり、もう受験対策をスタートされているとは、とても良いスタートです。現在休校が続いていますが、受験期の1月は確実に日に日に近づいてきます。今しばらくはElephasもONLINE授業ですが、着々と準備を進めていきましょう。初めてのONLINE授業は、それはそれで新鮮ですね。講師達もPC機能をフルに活かして、日々効果的な授業を心掛けていきます。

 

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3435.~受動から能動へ~

3435.~受動から能動へ~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

※4月13日より、オンライン授業を開始いたしました。対面授業での記述は、3月末までに行われた授業によるものです。

 ~今日のElephasブログ:「自身で選ぶ」(4月14日)

おはようございます。越谷教室田中です。

この春中学に進学したSさん。

小学生の時から、計算問題を前にするとかなり緊張してしまうことが続いていました。

教室では「(きれいな色のペン3本から)今日はどれを使う?」とか、

「掛け算・割り算・四則計算の混じった計算の3種のプリントを、3回で仕上げるように

問題を選びましょう」、などSさんが“選んで”取り組むことを続けてきました。

緊張感は授業を重ねるにつれ少しずつ薄らいでいきました。6年生後半ごろには、大きな変化がありました。

「学校でこんな計算を習った」とプリントを2回で仕上げてしまうほどになったのです。そして何よりも、幾つか立てた今年の目標に「算数を頑張る」が入っていました。

「目標、もう1回言って」という講師に対して、「1回しか言わないよ」といたずらっぽく笑ったSさんでした。

これから高校受験を目標に、一緒に頑張っていきましょうね。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

自分で”選ぶ“、このワン・クッションが入ることによって、やらされている学習が自主的な学習へと心理的に変化しましたね。いま休校状況の中で、いかに家庭での生活を充実させるか、その生活設計もSさんの例に倣って、自主的に立てさせると良いですね。しかし、「自分で考えなさい」だけではあまりにも漠然としてどこからどのように計画したら良いか戸惑ってしまいますから、候補を挙げて選択式に、具体的に尋ねてあげましょう。

 

 

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3434.~スモールステップで~

※本日4月13日より、オンライン授業を開始いたします。対面授業での記述は、3月末までに行われた授業によるものです。

3434.~スモールステップで~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「動作に声が伴うように」(4月13日)

おはようございます、越谷教室の西です。

お父さまと来室され、お父さまに「行ってきます」とハイタッチをして

スムーズに学習態勢に入れるM君です。

ここのところ、点から点の線描きが大変上達してきました。

「横、縦」連続の十字クロスも点から点へ確実に繋げていけます。

その時に、「スーイ」と言うように 動作に声が伴うようにもなりました。

声が伴う動作には、M君がいかに集中して線を描いているかを感じることが出来るのです。

またランダムに並んだ複数のイラストを、同じ物どうし線で結ぶワークにも集中でき、「スーイ」と線で繋げます。思わず違った方向に手が動いてしまっても、途中でM君は気が付いて、

ぐるーっと戻り、同じ絵と結ぶことが出来ます。

そのぐるーっと回った線が、M君の気持ちを表していて

とても真剣にワークをやっていることがわかります。

真剣に学習する時間が、もっともっと長くなるように頑張っていきましょう。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

M君、たとえまだ集中時間が短くとも、大きな成長ですね。真下にあるイラストに向かって縦線を描くことは大分前からできていましたので、イラストの位置を少しずつ変えて斜めに結ぶ練習をするなど、スモールステップで認知・描画学習を積み重ねてきました。今では、十字形も点結びで描けるのですね。しかも線描に声が伴ったり、方向の誤りを修正したりと、M君自身の課題への積極的な取り組みが感じられます。「M君の気持ちを表す、ぐるーっと回った線」が、まさにそれですね。感動があります。

 

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