3932.~子どもの質問~

3932.~子どもの質問~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「何故?寅年と書くのだろう?」(11月26日)

おはようございます。津田沼教室の堀です。

今、教室では年賀状作りをしています。

毎年11月に来年の干支を描いたり干支の動物の工作をしたりしています。

干支の順番を歌にして覚え、干支の漢字を学習します。

来年は寅年です。

「何故?寅年と書くのだろう?」と疑問を持った生徒さんとは干支の漢字の意味を調べて昔の人々の知恵や願いを知ることが出来ました。

最近は年賀状を出す人も少なくなってきたようですが、そうした年中行事に季節を感じ、今年を振り返りまた来年を楽しみにすることをとても大切に感じています。

手描きの絵や文字、手作りの年賀状は、今はむしろ新しく温かい贈り物になりますね。

生徒さんの年賀状を毎年楽しみにしている親御さんも多く、講師としても楽しい課題のひとつです。

 

◇ワンポイント・メッセージ

干支の動物を表す漢字は、もともと中国で天文学での星の位置や、暦での年や月、時刻などを示すもの、特に1年のの12カ月を表すのに用いられたそうです。時の順番を示す12の漢字が先にあり、分かりやすくするために、後から動物を当てはめていったとのこと(https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1904/18/news013.html)。子どもの質問から、なかなか面白いことに出会えます。ご家庭でも、”知る”ことを楽しめると良いですね。

 

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3540.~カタカナ~

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 ~今日のElephasブログ:「ワニ?クニ?」(8月13日)

おはようございます。津田沼教室の千山です。

カタカナには、とても似ている字があります。

ツとシ、クとワ、リとソとンなど。

Yくんは、一文字ずつ練習するときちんと書けますが、

単語を書く時には間違えてしまうということがみられました。

そこで、

「シカ」と「ツカ」と書いたものを見せて、

「しかはどっち?」

また、

「クニ」と「ワニ」と書いて

「わにはどっち?」

と聞いてみました。

見分けることはすぐにできるようになり、だんだんと書き間違いもしなくなりました。

比べてみることで整理されるとともに、きちんと書かないと違う言葉になっていることに気づけたのだと思います。

これからも、わかりやすい授業を心がけていきたいと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

誤りやすいものは同時に見せて、その違いを感得させることは、良策です。子どもの頭の中での、混線を整理してあげることができます。ちなみに、「ワ」の元の漢字は「和」で、そのつくりの「口」の部分が「ワ」になぅたとのこと。また「ク」の元の漢字は「久」で、その一画と二画が「ク」になったとのこと。“カタカナの元の漢字”、一覧を見てみるのも夏休みの自由研究にお勧めです。

 

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3334.~日常の科学~

3334.~日常の科学~

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 ~今日のElephasブログ:「水の三態変化」(12月16日)~

おはようございます、東中野教室の北本です。

「姿を変える水」・・・水の三態変化の学習。

先ずは「夏の暑いときにかき氷たべたよね。最初はひんやりふわふわサクサク食べたね。最後のほうは溶けてお水だったね。」

「うん。赤いイチゴ味! おいしかったなあ」

「私、ごくごく飲んだら、赤くなっちゃたヨ」、イメージは浮かんだようです。

氷が固体、溶けたら液体・・・「気体って?」

「やかんでお水沸かすの見たことある?」

「?」

「温かいココア飲む時、湯気が出ていることあるよね」とイラストを書いて説明。

「湯気の下でココアとの間の何もないところ、ここが気体。」

「なんで見えないものに名前つけるの?」

「結露って?」言葉ばかりが飛び出し、腑に落ちない様子。

資料室の冷蔵庫に移動し実際に体験です。

冷凍室に小さいつららを発見しました。

ポキッと折り「これが固体?! あっとけた!! もしかして液体!」

しばらくするとそのまま消えました。

「無い!」もう手も濡れてません。

「そう これが気体」。

その後は三態探し。エアコンで気流、一通り体験してからまとめプリント。

鉛筆はスラスラと流れるようです。微かに鼻歌もきこえました。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

日常の中に、いろいろな科学があります。授業の中で、良い例が出せましたね。こんな会話がご家庭の中でもできると、とっもすてきです。「液体・固体・気体」、言葉だけですと難しく感じられますが、生活の中で具体的なものと結びつくと、グッと身近な言葉となりますね。

 

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3322.~数を楽しむ~

3322.~数を楽しむ~

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 ~今日のElephasブログ:「子年から、ねずみ算へ」(12月2日)~

おはようございます。統括本部の山下です。

来年の干支は「子(ねずみ)」です。

「ねずみ算」という言葉があり、テキストにも「めすは一生のうちにたくさんのこどもを生みます」という一文があり,和算の古書『塵劫記(じんごうき)』でも「正月にねずみ,父母いでて,子を十二ひきうむ,親ともに十四ひきに成也。…月に一度ずつ,親も子も,まごもひこも月々に十二ひきずつうむ…二百七十六億八千二百五十七万四千四百二ひき」とあります。

「先生、それじゃあ日本も地球も、ねずみで溢れちゃうよ!」

どの教室でもワークに取り組んだ生徒さんから飛び出すびっくりの声。

「じゃあ、2の段で数えてみようか?」早速、九九の歌をPCで流して生徒さんと一緒に復習です。

「二一が二、二二んが四、二三が六…」一通り歌い終え、今度は紙に「2×2=4」とか書きながら歌って「ねずみ算」を確認します。

「二二んが四、二四が八、二八十六…」

「先生、2×16は?」

「32になるの。こうやるんだよ」そう言って筆算で「2×16=32」を示します。

2桁以上のかけ算と繰り上がり筆算を知っている生徒さんの場合は続きの応用として、

まだそこまで行っていない生徒さんには、これからやる話として紹介します。

その内、2×64=128で3桁になり、2×512=1024で4桁に…。

「いち,じゅう,ひゃく,せん,まん,じゅうまん,ひゃくまん…」

ねずみ算から九九、そして2桁以上のかけ算筆算へ、更には大きい数の位取りへと話は移って行きます。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

位取りの学習は数のイメージが持てないと無味乾燥とした学習になりがちですが、ねずみがこんなにもすごい勢いで増えていくことをイメージすると、大きな数の位取りにも興味が湧いてきますね。2匹が14匹に、98匹に、686匹に・・・。ねずみ算式に、という言葉にも肯けますね。

 

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2690.Elephas サタデーブログ ~「11月第4週のE・Blog」~

2690.Elephas サタデーブログ ~「11月第4週のE・Blog」~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)</a>

11月第4週のE・Blog「興味は広がる」(11月21日)
皆さまは、いかがでしたでしょうか。

「好きな事からの興味の広がり、いろいろな発展や可能性を感じます」、とありました。
造形リトミック・メソッドが培おうとしている大切な目的のひとつです。

描くことを通して、ものを見る目を育てる。
対象を分析し、構成し、認識との違いを修正し、さらにそのものの特徴や性質や本質を知る。
まさに、「探求」です。

絵を学ぶすべての人が画家になるわけではありません。
むしろ、そうでない人の方が大多数です。

幼児・児童期に造形リトミックを通して身につけさせたいのは、どの分野においても求められる、「探究する力」です。

大好きな乗り物から、地図や都道府県へ。探求の小さな一歩でも、それを大切に育てることによって、やがて本物の探求へと成長していきます。

 

造形リトミック研究所
発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/</a>
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2661.~味わう~

2661.~味わう~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)</a>

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
   日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

  ~今日のElephasブログ:「俳句?短歌?」(10月23日)~   

おはようございます。相模原教室の安倍です。

都立職業学科受験まで、残すところあとわずかとなりました。
受験生のSさんも、最後の追い込み中です。

Sさんは、短歌と俳句の区別がなかなか定着しませんでした。
短歌の「短」という漢字のイメージで、五七五を短歌と勘違いしてしまったり…
ところが最近、ミスがなくなり、それどころか「この季語知ってる?」
「季語は、ふたつ使ってはいけないって知ってた?」と講師に質問します。

聞いてみると、俳句を作って競うテレビ番組があり、それが大好きで
毎週見るうちに頭に入ったのだそうです。

今では、「受験で俳句や短歌でるといいなあ」と言うまでになりました。
これでひとつ、苦手課題克服!
あと1ヶ月ちょっと、がんばりましょうね!

 
発達支援教室Elephas(エレファース)http://www.zoukei-rythmique.jp</a>

◇ワンポイント・メッセージ◇

Sさんは、テレビ番組がきっかけで、俳句への興味が高まったのですね。番組に興味が持てたのは、受験対策で短歌や俳句を勉強していたからかもしれません。

受験だからということではなく、色々なものに触れていくこと、そこを大切していきたいものです。

学校のたくさんの教科。「こんなことも勉強するの?」と単元に追われて少々閉口している人もいるかもしれません。が、「テストで何点取る」ということ以前に、「聞いたことある」「知ってるよ」という程度からでよいので、教科で扱う内容にはなるべく触れていきましょう。

たとえば国語。日常では得られない語彙を得ることができます。新しく得た語彙からは、まだ得ていない情景や感覚が広がります。「味わう」ということも、そのあたりから学びえることです。

Sさん、俳句が楽しくなってきたようですね。楽しく味わい、学びましょう。

 

造形リトミック研究所
発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/</a>
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2338.~”おもしろみ”を伝える~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「おもしろがりながら」(10月10日)
・・・造形リトミックセミナーに参加しました。画用紙のどこにクレヨンを置くのか、どの方向に進めるのか。
絵を描くということは簡単ではありません。折り紙を使って三角形や四角形についても学びました。一目瞭然。
楽しみながら、おもしろがりながらのセミナーでした・・・。

「おもしろがりながら」という表現自体が、なんだかとてもおもしろいですね。
少々奇妙な表現なので、「おもしろさを味わいながら」とした方がとも思いましたが、そのままに。
その方が、おもしろさが数段アップします。

初代の所長はまさに楽しそうに、おもしろそうに、いろいろな教育法やその表現方法を
試みていました。いつも決して、ムズカシイ表情はしていません。

そして成果を、講師たち弟子に伝えていきます。
そこで「わ、すごい」「なるほど」と感動し、共感した講師たちによって、
その成果は伝えられてきました。

今回のセミナーでおもしろがられた講師によって、
初代のおもしろさが世代を超えて教室で生徒さんに浸透していくことは、
まさにおもしろいいことです。

>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

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nan

2326.~ひとつのテーマから~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「すずめ、すずめ」(9月26日)
・・・歌唱造形。歌いながら、描きながら、みんな「すずめ」が大好きになりました。
   教室の中では、太っちょだったり、おチビさんだったりの「すずめ」が
   たくさん生まれています。「先生、すずめ見たよ。」とそのうち報告があるはずです・・・。

ひとつのテーマに存分に触れられることは、すてきですね。
ややもすれば見過ごしてしまうすずめですが、
描いたり作ったりすることで、関心が高まります。

??「かわいい かくれんぼ」という童謡の2節では

 すずめがね
 お屋根でちょんちょん かくれんぼ
 どんなにじょうずに かくれても
 茶色の帽子が 見えてるよ
 だんだん だあれが めっかった  (詞 サトウハチロー)

 とすずめが歌い親しまれてきましたが、今の子どもたちにも歌われているのでしょうか。

 歌詞の中の”茶色の帽子”という比喩も、描いたり作ったりした生徒さん方は
 理解し、楽しむことができるでしょう。

描いたり作ったり、聞いたり、読んだり、歌ったり、
ひとつのテーマがさまざまな行為を通して豊かな糧となることはすてきですね。 

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2324.~工作を通して~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「雀がインコに」(9月23日)
・・・生徒さんの創造力は素晴らしく、茶色い雀の基本形から、
   様々な色の組み合わせの小鳥が出来上がりました。
   まるで南国のインコのように素敵な作品が生まれました・・・。

雀が華やかに、色鮮やかに変身ですね!

秋の工作に”すずめ”。
生徒さん方はすずめにどんなイメージをもっているのでしょう。
さいわいすずめは、都心でも身近に見かけることができます。

屋根の上、木の枝、路地、公園の水場、…。

一年中見かけられるすずめを秋のテーマの一つにしたのは、
秋、収穫、いね、たんぼ、かかし、…そしてすずめ、という連想からです。
個々の連想は、一つの風景を構成します。

今の子どもたちにはこの風景は異文化かも知れませんが、
育つ伝統の中で何か懐かしいものが感じられるかもしれません。

もしかしたら、民話や絵本の中でそんな風景に出会ったことがあるかもしれません。

工作を通して、風土や伝統のみならず、
国語や社会科、理科で学ぶことを
伝えられることができるのでは、感じています。

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~Elephasブログ「雀がインコに」(9月23日)
・・・生徒さんの創造力は素晴らしく、茶色い雀の基本形から、
   様々な色の組み合わせの小鳥が出来上がりました。
   まるで南国のインコのように素敵な作品が生まれました・・・。

雀が華やかに、色鮮やかに変身ですね!

秋の工作に”すずめ”。
生徒さん方はすずめにどんなイメージをもっているのでしょう。
さいわいすずめは、都心でも身近に見かけることができます。

屋根の上、木の枝、路地、公園の水場、…。

一年中見かけられるすずめを秋のテーマの一つにしたのは、
秋、収穫、いね、たんぼ、かかし、…そしてすずめ、という連想からです。
個々の連想は、一つの風景を構成します。

今の子どもたちにはこの風景は異文化かも知れませんが、
育つ伝統の中で何か懐かしいものが感じられるかもしれません。

もしかしたら、民話や絵本の中でそんな風景に出会ったことがあるかもしれません。

国語や社会科、理科で学ぶことを
工作を通して伝えられることができるのでは、感じています。

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2077.~美しさの経験~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「コンパスでアート」(12月11日)
・・・高校3年生のY君。道具を使った作業が出来るようにと、コンパスの練習をしてきました。
   綺麗でしっかりとした円を書けるようになり、円の中に半円を重ね、素敵な模様を描くことが出来ました・・・。

コンパス。誰が考えたのか、大変シンプルですが、不思議な道具です。
古代ギリシャの時代から使われ、日本には鎖国前後に伝わったなど諸説があるようです。

コンパスをくるりと360度回転させるには多少の練習が必要ですが、年少の生徒さんにもコンパスの使用を見せてあげることはお勧めです。

就学すればやがて使用するようになりますから、その素地教育としてという意味もあります。
私たちは、ほとんどのことは真似ることから体得してきました。真似るためには、その前に十分見ていることが必要です。
ですから、コンパスの使用を年少の時から折に触れ見せてあげましょう。

しかしそれ以上にコンパスのモデリングをお勧めするのは、円の美しさを年少の頃より伝えてあげたいからです。
直線も美しいものですが、円には円の美しさがあります。

字をきれいに書きなさい、はみ出さないようにきれいに塗りなさい、ということがよく学習課題となりますが、
その前には美しいものを知っていること、美しさを感じられることが必要です。

美しさを感じたとき、心がすっと広がるような気がします。

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