3496.~家庭学習~

3496.~家庭学習~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「がんばる!」(6月24日)

おはようございます。 相模原教室の安倍です。

毎週、遠くから通って来られるK君は、電車に乗る時間が長いため、感染防止として3か月間エレファースをお休みしました。

久しぶりの授業は、復習を中心に様子を見ながらゆっくり進めていこうと考えていましたが、K君は前よりもずっと計算が早くなって

学習途中だった足し算の繰り上がりや、引き算の繰り下がりもスイスイと解くことができるようになっていました。

お母さまが、エレファースで使った教材プリントを何度も消したり、ノートに写して毎日必ず勉強を続けていたと教えてくださいました。

「お母さま、すごい!よく、がんばられましたね」と、思わずお母さまに申し上げました。もちろん、K君が一番がんばったのですが。

「お勉強したこと、全部忘れたら、先生きっと悲しむね」と言いながら3か月間続けたとのことです。

エレファースで学習する時間や、エレファースの教材をこんなふうに大切に思って通ってくださっているということに改めて感謝いたしました。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

「毎日必ず勉強を続けていた」と云われるK君のご家庭。すばらしいですね。これまでも、家庭学習の素地がおありなのでしょう。今回のオンライン授業では、これまで家庭では一切勉強をしなかったという生徒さんが、たとえ講師と1対1であっても“家庭で学習した”という事実を作るだけでも、その功績は大きいという期待が一部の生徒さんには、ありました。いかに家庭学習を成立させるか、それは個々に考えて進めるべき重要な課題です。

 

 

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3494.~受検準備、坦々と~

3494.~受検準備、坦々と~

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 ~今日のElephasブログ:「対面授業開始」(6月22日)

おはようございます。越谷教室田中です。

中3になったA君と久しぶりに対面授業をしました。

2か月の間にあったことを、思いつくままに色々と話してくれました。

オンライン授業でも、「頑張って勉強しました」とのこと。

初めての担当の先生に「よく頑張っているね」と褒めてもらったことがとても嬉しく、自信にもつながった様子でした。

受験まで半年余りのところでの思わぬ事態でしたが、A君にはプラス効果がたくさんだったようで、

講師としても嬉しくなってしまった再開1回目の授業でした。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

休校中、またElephasも対面授業を控えていた時期から即オンライン授業に切り替えて対応でできたことはすばらしかったですね。受検生としての自覚をもって、着々と学習を進められました。どの講師ともしっかりと学習できるとは、学習態勢はもう本物ですね。このまま、坦々と受検準備に取り組んでいきましょう。

 

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3493.~社会の中で~

3493.~社会の中で~

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 ~今日のElephasブログ:「新しい生活様式を」(6月20日)

おはようございます。エレファース越谷教室の森田です。

6月から対面授業を再開された生徒さんや親御様と、久しぶりにお会い致しました。

どの生徒さんも皆さんお元気そうで、しばらくぶりにお会いして大人っぽくなっていたり背が伸びたりしていました。

そして授業がはじまると、自粛期間中のブランクなど感じさせないほど皆さん、しっかりと日々の生活の中で成長されていたのを感じました。

ほとんどの生徒さんが、エレファースの教室には長く通われていますので、その長い間に培われた良い習慣というのは、

1ヶ月や2ヶ月では損なわれることはないのだと確信しました。

これは、おそらく学習面にも同じことが言えるのではないか、と思います。

繰り返し学ぶこと、繰り返し練習することは本当に大切なことです。

まさに、継続は力なり! ですね。

そして、これからは、生徒さん自身が自分自身の身を守るためにマスク装着や手洗い、うがいなども日常的にしっかり習慣づけるという新しい生活様式を身に着けて頂きながら、学習面にもこの自粛生活での経験をさらに活かしていきたいと思います。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

「生徒さんも、新しい生活習慣を身に付けていく」、“with  corona” と云われるこれからの社会、生徒さんにとってこれもソーシャル・スキルトレーニングの一環ですね。ある生徒さんは、これまでテレビと云えばアニメにしか関心がなかったのですが、緊急事態宣言が発出された頃より、ニュースにも大いに関心を持つようになりました。いつからまた映画館に行かれるのか、外食ができるのか、宣言はいつ解除されるのかと、社会の行方を真剣に追っています。事の重大性を感じているのでしょう、マスクも自らの意思で付けています。自分の思うようにならないこともあるのだと悟り、我慢することも学んだようです。早く安心して映画館に行き、外食も楽しめるようになるとイイですね。

 

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3492.~“衛生習慣”~

3492.~“衛生習慣”~

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 ~今日のElephasブログ:「ハンカチは?」(6月19日)

おはようございます、越谷教室の西です。

以前より、教室では来室と同時に手洗いの実行はしておりました。

この度のコロナウイルス対策でさらに完璧な方法で、

①アルコール消毒 ②石鹸での手洗い ③うがい

をそれぞれの生徒さんに実行して頂いています。

お一人でいらしている生徒さんの様子を確認していましたところ、

Kさんは手順に沿ってうがいまで済ませた後、

塗れた手をパンパンと叩き、ズボンのわきで水気を取っていたので、

「ハンカチを使いましょう」と声をかけると、

「ないです、忘れました」との返事。

さっそくお母さまに、電話で伺いますと、

「毎日、必ず本人に持たせています」とのことで、

Kさんに「ハンカチ持っていますよ、ポケットの中かな? カバンの中かな? 探しましょう」と言いますと

カバンの中から「あった!」と見つけ出し、しっかり気持ち良く拭き、衛生習慣の確認と実行が出来ました。

いつも必要な時に使用する習慣をつけていきましょう。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

衛生習慣、何だか懐かしい言葉ですね。小学生の頃、ハンカチとはな紙(ティッシュという言葉はまだ馴染みのないものでした)、爪の衛生検査がありました、・・・そんな記憶がふとよみがえってきました。聞くところによると、ティシュペーパーが日本で発売されたのは1964年のオリンピックの年、それが普及するのはその10年程後のことだったそうです。さて、Kさんはとても真面目な青年ですね。決められたことをその通りにきちんと行える。この折にハンカチを使う習慣も身に付いていくことでしょう。これまで、今ほど意識的に手を洗うこともなかったのでしょう。来週のKさんの衛生行動が楽しみですね。ハンカチ、使ってくださいね。

 

 

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3491.~学習願望~

3491.~学習願望~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ~今日のElephasブログ:「やらないと」(6月18日)

おはようございます。越谷教室の菊地です。

ズーム授業が進むにつれ、オンラインでの流れに生徒さんもどんどん慣れてこられました。

しかし届いた教材を見て、「この量を、1時間でやりきらないと」と焦る生徒さんもいらっしゃいますので、

「今日の学習計画」を立てることを大事にしています。

いつもはスケジュール表に「教科」だけを記入する生徒さんも、「時間帯」までしっかりと記入し、余裕をもって勉強ができるよう工夫しました。

学校がまだ完全に元通りになったわけではありません。生徒さん自身、「やらないと」という気持ちで頑張っています。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

長い休校期間。さすがに生徒さんも学校での学習の再開を待ち望むようになり、学習しないことへの違和感が出てきたのでしょうか。「なんで勉強しなくちゃいけないの?」というこれまでの疑問に、「やらないと」と自身で答えを見出すことができたようですね。学習への飢餓が、学習再開の願望を作り出させたようです。

 

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3489.~学習ペースを保って~

3489.~学習ペースを保って~

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 ~今日のElephasブログ:「自身が持てる経験を」(6月16日)

おはようございます。津田沼教室の酒巻です。

教室の対面授業も再開し、学校の方も分散登校から再開へ。

長い休みを経て、環境の変化は気持ちの面で重くのしかかることがあるかもしれません。

先が見えない毎日の中で、まずは学校がある生活に慣れていくことが大事ですが、学校の授業は容赦なく進むことでしょう。

学校の宿題が多すぎてできない、わからない・・・、などと言っている生徒さん、今は自己肯定感を下げてしまわないようできることを少しずつ積み重ねていくようにしています。

例えば、復習も兼ねて現学年の国語の教科書の中で、新出漢字ではなく、習った(読める)漢字を探して読んでいくことなど・・・。

生徒さん自身が「できた」と自信が持てる経験を、状況が落ち着くまでは続けていきたいと考えています。

 

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

そうですね、休校期間中もオンライン授業を通して自身の学習を進めてきたように、再開後も学校の学習進度を意識しながらも、自身の学習ペースをしっかりと保っていきましょう。これまでの期間は、またとない復習の期間でもありました。また生徒さんによっては、予習の期間でもありました。感染など健康には十分気を付けた上で、ゆとりをもって楽しい学校生活をスタートさせましょう。

 

 

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3487.~思考を柔軟に~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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※4月13日より、オンライン授業を開始いたしました。

 ~今日のElephasブログ:「角度を変えてみれば」(6月13日)

おはようございます。津田沼教室の織戸です。

手洗い・手指の消毒やマスクの着用などコロナウィルス感染対策が私たちの生活の中で定着してまいりました。

やっと通えるようになった学校や職場でも以前とは異なる形式が多くなり、皆様戸惑われることもあるかと思います。

Elephasでも対面授業を行うにあたり、感染対策を徹底しております。

中でも久しぶりに教室にいらした生徒さんが気になるものが、講師と生徒さまの間に新しく設置された対面シートです。

透明なので、お顔もよく見ることができますが、いつもないものが気になります。

「出来たー!」とハイタッチしようとすると、一枚透明な板がある。

これだけでも大きな変化と捉え、戸惑う生徒さんもいらっしゃいます。

しかし、この一枚の透明な板で、楽しみながら授業をすることもできました。

顔を上げた時になかった平面があることで、いつもよりも前面空間に意識的に集中し、音が出ることで上下左右を確認する・よく見るなど生徒さんの新しい発見もありました。

隔たりや不便と感じるものも角度を変えてみれば、新しい学びや発見に。

これからの生活や授業の中でも楽しみながら、多角的にものごとをみていきたいと思います。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

オンライン授業だけでなく、対面シートにも思いがけない効果があるのですね。「隔たりや不便と感じるものも角度を変えてみれば」、正にその通りですね。この機会に、そんな思考がひとり一人の生徒さんの中にも形成されていくことができれば、それはすばらしいことです。これも一つのSST。困った時にどうするか、また同じ状況や事態もいろいろな見方が可能であり、明るく快活に捉えられる力を育む。私たち自身、講師として、また生活者として、思考を柔軟に、更に感性を磨いていきたいものです。

 

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3486.~家庭学習体制を~

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※4月13日より、オンライン授業を開始いたしました。

 ~今日のElephasブログ:「新しい発見」(6月12日)

おはようございます。国立北口教室の鵜澤です。

オンライン授業が始まってから、新しい発見や変化がありました。

その一つが「生徒さんの自主性」です。

あらかじめ教材を郵送するのですが、自発的にプリント学習を進めてある生徒さんが少なくないのです。

「もう解いたよ」「やってあります」と複数の生徒さんから元気な返答がありました。

あらかじめ問題を解いてあると、オンライン授業では、できなかったところや分からなかったところをさらに掘り下げて学習できます。

また、「ちょっと質問があるのですが」「ここが難しい」などの自発的な問いかけも増えていきます。

対面でもオンラインでも、これからの授業がますます楽しみです。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

当初より、オンライン授業によって“家庭で学習する”という体制が習慣化できれば大きなメリットだと考えていましたが、その上に予習まで行えていたとは、すばらしいことです。生徒さん方が、家庭で積極的に学習することが身に付いてきたことは何よりです。いよいよ学校が再開し通学や課題による負担が加わることもありますが、先生や友達との再会、大いに学び大いに楽しみましょう。その中でも、今の家庭学習ペースを大切に維持していきたいものですね。

 

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3485.~プラス思考で~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

※4月13日より、オンライン授業を開始いたしました。

 ~今日のElephasブログ:「無駄にしなかった4月5月」(6月11日)

おはようございます。国立北口教室の今村です。

就業技術科の受験対策で教室に通い始めた中学3年生のY君。

1回授業をしたところで、緊急事態宣言があり、2回目からはオンライン授業になりました。

まだ、教室での学習に慣れていない状態でいきなりオンライン授業を始めたので大変だったと思いますが、とても頑張りました。

パソコンの画面からハキハキとした声が講師に届き、やる気が伝わってきます。

受験の学習を始めたことが嬉しくてたまらない様子です。

そのY君と6月から教室での学習を再開しました。

再開の日、Y君がカバンからドサッと取り出したものを見て講師は感心しました。

オンライン授業の教材として大量に送ったプリントが全て、細かくカテゴリーごとに分けられ、更に答え合わせ未…などとクリアファイルに付箋を貼って見事に整理されていたのです。

そういえば、面接の練習で長所を「整理整頓が得意」と言っていたと思い、講師は

「すごい、すごい。これは本当に素晴らしい長所だね」と心から褒めました。

にこにこと照れ臭そうにしているY君の表情を見て、「なんとしても合格してもらいたい!」と心に強く思いました。

無駄にしなかった4月5月を土台に一緒に頑張りましょう。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

プラス思考であるか否かが問われた、4月、5月。Elephasでは、学校がお休みとなったその直後から生活表の活用と、学習計画の作成を促してきました。緊急事態宣言発出の翌日からはオンライン授業の研修に入り、そこから数日間のあいだに授業スケージュールを組み、ひとり一人の生徒さんに教材を送付し、発出から1週間のうちにオンライン授業をスタートさせることができました。その時の熱気が、今でも肌に感じられます。休校中は友達に会えない、運動不足になる、学習が遅れる、生活リズムが乱れる、などマイナス面がいろいろと上げられがちですが、そんな状況下でも何ができるかな、どんな工夫ができるかな、とたとえ一つでも何か積極的に工夫できるとすばらしいですね。たとえば、K君の大量プリントファイリングのように。ほんとうにK君、すばらしい!

 

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3484.~ゆとり~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

※4月13日より、オンライン授業を開始いたしました。

 ~今日のElephasブログ:「時間通り・・・」(6月10日)

おはようございます。国立教室の御供です。

分散登校で、午後から登校するKくんのオンライン授業を、朝から行うことになりました。

予定時刻にお母さまからお電話がありました。

食後にのんびりしてしまったとのことで、予定時刻より3分たってから授業開始となりました。

「いまね、冷凍みかん食べてたんだよ。食べてからすぐに勉強できて、すごいね。先生も嬉しい?」

後ろからお母さまが「3分早く始まってたらもっと嬉しかったな」と声をかけられて、Kくんも笑っていました。

「今度は早く食べるよ。食べたらすぐ会えるよ。先生も嬉しい?」

Kくん自身が「嬉しい」と感じたからこその言葉だったのだと思い、嬉しく思いました。

午前中の授業は元気いっぱいで、よく取り組めます。「来週は時間通り始めようね」、と約束して笑顔で終えました。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

Kくんは、小学校2年生です。“すぐに”(発語)とか“3分早く始まっていたら”(理解)とか“今度は”(発語)、とか言葉を咄嗟によく使いこなしていますね。お母さまの言葉に自然に反応するなど、会話の流れに乗り、場の空気を感じ取っている様子が分かります。学校は今月から分散登校が始まり、間もなく完全な再開となる予定ですが、休校前と同じように追われる生活に戻るのではなく、ゆとりのある新たな学校生活となることを望みます。

 

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