1008. ~なつかしむ~

1008. ~なつかしむ~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースホームページでアップし、教室での生き生きとした生徒さんのご様子や講師の創意工夫をお伝えしています。広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログについてのワンポイントメッセージを加えさせていただきます。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『昔のものも大切に』(10月25日)~丸ポスト。幼いころ見た郵便屋さんの仕事ぶりが目に浮かんできます・・・

「なつかしい」という気持ち。それはその当時、そのものや、その情景や風景、その場のようすに、気持ちを伴って
関わってこそ生じます。対象との関係性があってはじめて抱くことのできる気持ちです。

「楽しかった」「おもしろかった」「良かった」というプラスの思いの”なつかしみ”だけでなく、マイナスの思い出も
「今となってはなつかしい」というように受容された”なつかしみ”に変わることもあります。

何れにしても、自分と対象との気持ちを伴った関わり。無感情に、スーッと通り過ぎてしまったのでは、後に「なつかしさ」を感じることはありません。

「なつかしい」というのは、快の感情です。他者とも「そうね、ほんと、なつかしいですね」などと共感を呼びやすい感情です。

人生真っ只中の生徒さん方にも、いつかそんな感情をもって、ほのぼのとするような時があったら、と思います。
そのためには、ひとつひとつの対象にしっかりと関わりを持てるようなサポートを。
対話すること、テキストを読むこと、絵を描くこと、実際に体験すること、・・・日々気持ちのどこかにゆとりをもって、ものとのコミュニケーションを楽しみましょう。

発達支援教室Elephas・造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

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996. ~チェック表で自己肯定~

996. ~チェック表で自己肯定~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・

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日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『チェック表でチェック』(10月11日)~Nさんとは、チェック表で職場や家庭での行動の自己チェックをしています・・・

Nさんとの行動チェックの学習は、プールの後片付けの数項目のチェックから始まったのではなかったのでしょうか。

それが、職場や家庭での行動チェックにまで発展したとは、だいぶ馴染んできたことでしょう。
無理なく、自然に、本来的な意味で自己確認となっていけばすばらしいことです。

息を抜くところと、少々律してしっかりやるべきことのメリハリをつけて、生き生きとした社会人生活の方向付けとなるようにと
願いながら、・・・応援しています。「きょうもがんばった!」と自己肯定につながりますように。

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993.Elephas ホリデーブログ ~日頃の会話から~

993.Elephas ホリデーブログ ~日頃の会話から~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

秋からの就職試験や進学受験の追い込みが始まっています。

受験科目のひとつに面接試験があります。
Elephasでは、日頃の授業でも練習を行っていますが、
ご家庭での実践につきましてもお勧めしたいと思います。

ご家庭によっては、「日頃から敬語を使っています」という方もいらっしゃいます。
それも一つの試みだと思います。

全てを敬語にするのが難しかったら、
場面を限定して、ちょって改まった会話を日常的に行ってみられたらいかがでしょう。

たとえば、
翌日の学校の支度のときに、
「明日の持ち物について、教えてください」
「○○と○○を持っていきます」
「はい、わかりました」

というように。

他には、
・その日の学校の報告
・外出先でのルート
・学校からの配布物を親御さんに渡すとき
 「これが、学校からの手紙です。○まいあります」・・・など。

いずれも、短く、簡潔に。そして、長く継続できるように。

受け答えの姿勢、視線、気持ちの投影など、日常的に身につけていきましょう。

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992.Elephas サタデーブログ ~「今年の残暑は」~

992.Elephas サタデーブログ ~「今年の残暑は」~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

今年の9月の残暑は、「統計が残る1898年以来115年で最も厳しい残暑だった」と日経新聞(2012.10.5)にありました。
1898年って、どんな年だったのでしょう?
どんな人たちが存命していた頃なのでしょう。

年表を調べてみると、「1月12日伊藤博文、第三次内閣成立」とのこと。2月12日には「日本」に正岡子規が「歌よみに与ふる書」連載開始、他にも次々に続きます。

上野動物園の開園はその6年前の1892年。

その頃活躍してた人々は、勝海舟、小泉八雲、高村光雲、夏目漱石・・・・、連綿と続きます。

1898年の残暑はどうだったのでしょう。

上野動物園の動物たちも、これらの著名な人々も、もしかしたら「今年の残暑は厳しいですねぇ、」と
閉口していたかもしれません。「あついですね」「さむいですね」とあいさつ代わりに言葉を交わしながら
今と同じように庶民が歴史を経てきたと思うと、なんだか急に時代による距離が縮まって親近感が持てます。

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983. ~移転で得たものは!~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『所沢教室、移転しました!(2)』(9月27日)~教室への新しい道、「おかあさん、こっちだよ」と教えてあげてくださいね・・・

決まった道順を変えること、生徒さんには大きな抵抗があることです。

道路工事による迂回に立ち往生してしまったり、
道の右側を歩くと決めると、反対方向から人が歩いてきても一歩も譲らずに小さなトラブルになったり、
と親御さん方のご苦労も数々おありです。

今回の移転は、お知らせをしてから2週間後という急なことでしたが、
親御さんのご協力もあり生徒さん方はよく対応されました。この場で、お礼を申し上げます。

変更を予告する、地図で視覚的に示す、やや強引でも目的(教室に着く)に適うという結果を早急に与える・・・。
お子さんに対して、「言っても分からないから」ではなく、
できる限りの「伝える努力」をすることが良い結果を生みます。

不安の中にも新しい教室(所沢駅歩5分)にたどり着き、これまでと同じ学習環境(ブース)、同じ講師に出会えたとき、生徒さん方はどんなにか安心されたことでしょう。「これで、よかったんだ!」という確信や達成感も得られたのではないでしょうか。

あ騒がせしましたが、経験として何か得たものがおありであれば幸いです。

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978.Elephas サタデーブログ ~「秋分の日には」~

978.Elephas サタデーブログ ~「秋分の日には」~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

今日は、秋分の日。

秋分の日は、昼の時間と夜の時間の長さが同じになる日だとばかり長年思っていましたが、
2年ほど前に生徒さんと日の出と日の入りの時刻を数か月間にわたって調べグラフ作りをした時に
少しずれのあることを知りました。

今日、あらためて「秋分の日とは?」と調べてみましたら、
「横道を移動する太陽が、天の赤道を通過する日」とありました(HP:科学雑誌Newton)。
わかりやすいイラストもありましたので、よろしかったらご参照ください。

天文学的には上のような意味で、
祝日としては「祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日」(HP:日本文化いろは事典)とのことです。

ですから秋分の日には、みなさんがお墓参りに行かれるのですね。

お子さんと今日の祝日の意味を話題にされるとしたら、アクションとしては、
太陽のお話から入るのも良いですし、
アルバムを開いて、お父さんのお父さんのお父さん、お母さんのお母さんのお母さんのお話をなさるのも良いですね。

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975. ~節電も社会参加~

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いただきます。

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『「節電ですね」』(9月20日)~「がまんします」「28℃でお願いします」、生徒さんの方からこんな言葉が・・・

原発事故から1年半、電力不足、節電の意識が生徒さん方の中にも浸透し、日常で実践されているようですね。

これまでも地球環境の保持、CO2の削減、と節電は呼びかけられていましたが、
あの時の「計画停電」でいっそう印象付けられたのでしょうか、
社会の意識が生徒さん方にもしっかり届いているようです。

「節電」「エアコンの設定温度は1度下げて」という呼びかけに、
積極的に応えようとしている生活態勢は評価できます。

これも、社会参加のひとつです。

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961. ~まずは、早寝から~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『2学期、予習もばっちり』(9月3日)~Iくんは、国語や算数の宿題を毎回やり終えて、週2回通っています。・・・

このIくんには、ご家庭の努力も含め「継続は力なり」と講師が実感するとのこと。
そうですね。
では、Iくんのように継続できるためにはどうしたら良いでしょう。

それは、もっとも優先させたいことを無理なく普通に行うことです。
そのためには?

・整理整頓:いつでも学習しやすい生活環境を。
・生活リズム:ゆったりとした時間の流れの中で。
・無理をしない:親御さんもお子さんもストレスをためないように、できる範囲で。

この態勢が整えば、いつからでもスタートできます。

なかなかそんなふうにはいかない・・・、と自信のない方は、
今日から、早寝だけを心がけましょう。そうすれば、自ずと早起きできます。
朝、ゆとりをもって登校し、幸先の良い一日のスタートを!

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959.Elephas サタデーブログ ~「いよいよ9月です!」~

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残暑の中にも、秋風、朝夕、晩の虫の声。やはり、9月と聞くと、秋ですね。

夏休みは、いかがでしたか?
たくさんの思い出のできた方、達成感を得られた方、
でも、なかなか計画通りにいかないこともあるものです・・・。

さあ、あさってからは2学期が始まります。

この土曜日、日曜日で、気持ちも実質も学校中心の生活リズムに切り替えましょう。

・子供部屋をはじめ、家の中の片づけ。
・学校の道具の用意。いらないものは、処分しましょう。
・学校への提出物の確認。残っている宿題があったら、どんどん手伝ってあげましょう。
 理解することより、終えること優先です。

前日のあしたはゆっくりと出来るように、きょうはちょっと頑張りましょう。

でも、あせらず、叱らず。

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955. ~使う楽しみ~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『世界にひとつのバッグ:2』(8月28日)~布絵のバッグ、教室に来る時に使ってもらえたら・・・

「創る」楽しみ、そして「使う」楽しみへ。

創ることを楽しんだ後には、使う楽しみが待っています。

「前に作ったフルーツの絵の布バッグは、私が使っています」というお母さま
「生活寮でエプロンを入れるのに使います」
「○○くんの誕生日のプレゼントにします」

使うことを思い描くことで、自分との関連性が生じます。
その時点でまさに”マイバッグ”。

画用紙を使った工作でもそうです。
造形リトミックの代表作のひとつ”ライオンのおり”、バッグのようにおりに持ち手を付けた瞬間に
”ぼくの””わたし”のライオンのおり、となります。
現実にはそんなことは決してありませんが、それが創作の面白いところです。

子ども達が絵や工作に名前をつけた瞬間も、そうです。作品に息吹が吹き込まれます。

ものとの関連性をもつ、これもコミュニケーションです。

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