1934.Elephas サタデーブログ ~「6月第4週:今週の心に残ったE・Blog」~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
6月第4週のE・Blogは、「声を出せば出すほど」(6月25日up)。
みなさまは、いかがでしたでしょうか。
造形リトミックの理念に基づいて療育を行っているElephasでは、
言語学習をより大きく広くコミュニケーション力の育成として捉えます。
コミュニケーション力は、日々の生活における自然なコミュニケーションを通して育ちますが、
そこに、意図的なコミュニケーションプログラムを加えていくのが教室の役割です。
しかし、このプログラムの実践も、きわめて日常のコミュニケーションに近い形で行われます。
日常の中で、「言葉で伝えられれば」とか「言葉で表現できれば」という場面がなくはないでしょう。
しかしこれは、「○○君は、言葉がないから」とか「話さないから」という断言的な意識とは異なります。
口頭言語がなくとも、気持ち、息、気、霊(たま)の流れの行き来があります。
言霊という言葉があるように、コミュニケーションとはその行き来です。
スポーツ選手、演奏家、画家、書家、・・・彼らの見事なプレイや表現は、
気持ち、息、気、霊(たま)、これらの勢いや集中、統一の極みの状態です。
それを可能にするのは、もちろん果てしのないトレーニングと努力によるものであることは、周知のとおりです。
実は私たちの日常の営みも、意識には及びませんがそれらのゆるやかな静かな営みなのです。
ブログ「声を出せば出すほど」のワンポイントメッセージで、
「三者のこの空間がすばらしい」と申し上げたのは、
授業に気持ち、息、気、霊(たま)の流れが感じられることのすばらしさです。
私たち人間は、有機体です。
生徒さんも講師も共に有機体であることを感じながら、向き合いましょう。
造形リトミック研究所
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