620.気持ちは言葉についてくる


620.気持ちは言葉についてくる
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

「気持ちは言葉の後についてくるものです」とありました(高橋秀美:読売新聞1月5日)。

 偶然にも昨日、形によって気持ちが形成される、とお話いたしました。
 微妙に異なりますが、共通のところがあります。

 氏はつづけます、
「新年もおめでたいから『おめでとうございます』というのではありません。『おめでとうございます』と明瞭に発声すると
おめでたい気持ちになれて、そこで新たなスタートが切れるのです」と。

 そうですね、一理あります。ですから、ご挨拶はできるだけ明瞭に言いましょう。
 相手もそんな気持ちになれますし、自分もそんな気持ちになれるのです。
 そしてそこから、次の行動へとつながります。

 教室は今日から、新学期の始まりです。
 「おめでとう」でも、
 いつものように「こんにちは」でもいいです。
 出来る範囲で、明瞭に発声しましょう。

 でも無理にではなく、挨拶を強要することは控えましょう。
 恥ずかしがり屋の人は、恥ずかしそうにでも構いません。
 声の小さい人は、小さい声で構いません。
 挨拶を交わすことによって、少しずつ気持ちが動き、伴ってきます。

 そうしたら逆に、言葉の出方にもやがて変化が現われることでしょう。
 言葉が気持ちを成し、気持ちが言葉を成すのです。

 

造形リトミック研究所
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