1224.~日頃の対応が大切です!~

1224.~日頃の対応が大切です!~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『ゆっくりていねいに』(6月6日)~小学校1年生のSくん、学校の学習も本格的になってきました。小テストもある中、ついつい早とちりも・・・。

問題をしっかり読まないで答えてしまう生徒さん、Sくんだけでなくよくある傾向です。

「あっ、わかった」「とにかく書かなくては」、と本人は一生懸命なのです。
「わかる、わかる」と得意になっているのかもしれません。
「はやく終わらせなくちゃ」という生徒さんもいるかもしれません。

学習指導においては、とにかく日頃から慌てさせないことです。

考えている最中に、またどう考えたらいいのかわからないで困っている最中に、
「よく考えて、よく考えて」と迫らないことです。

また、正答を求めすぎないことです。
「わすれないうちに書かなくちゃ!」と、文章題で式を書く前に答を書くケースもあります。
そして、「できたよ!」「あってるでしょ!」と目で訴えてきます。

問題の量を加減することも大切です。
目の前にたくさんの課題があると、焦ってしまうのは生徒さんだけではありません。
考えるどころか、終えることに必死になってしまうのです。

生徒さんがどのタイプか把握して、指導法を練っていきましょう。
そして、生徒さんの一生懸命さに応えていきましょう。
こここそ、講師の出番です。

造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

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1222.~工作も、工夫しだい~

1222.~工作も、工夫しだい~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『花瓶敷き』(6月4日)~2色の色画用紙を織物の要領で織り込んで花瓶敷きを作りました。それぞれ個性ある作品に仕上がりました・・・。

体験授業にいらっしゃる生徒さんに、前もって今のご様子をお尋ねすると、
「工作は、苦手で・・・」とおっしゃる方が少なくありません。

でも体験授業で実際に行ってみると、多くの生徒さんが「できた!」とそのプロセスも完成も喜んで作品を持ち帰られます。

造形リトミックの工作はだれでもできることを目指しています。
 ”だれでもできる”、そのためには工作の作り方にもポイントがありますが、取り組ませ方にもあります。
後者は講師の工夫によるものです。生徒さんの力に合わせて、取り組み方を変えていきます。

きょうのブログのように、一人で完成させる生徒さんもあれば、縦糸のみを操作する生徒さんもいらっしゃいます。

ひとり一人に対する、「上に、下に、上に、下に・・・」また、「ひとつおき、ひとつおき・・・」という声かけが、
まるで機織りのぱたん、ぱたん、という音となって聞こえてくるようです。

ひとり一人の手による作品、ご家庭でも「長く使っています」と好評です。

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1216.~ひとり一人の”ベスト”を~

1216.~ひとり一人の”ベスト”を~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『もっと褒められたい』(5月29日)~『北風と太陽』。褒められるとやる気が満ちて、どんどんと何枚もプリントに
取り組む生徒さん・・・。

「教室では、ほんとによく頑張れるんですね」という言葉は、講師にとってとてもうれしいものです。

そう、指導のポイントのひとつは「ほめること」、ですね。
ご家庭ではなかなか難しくても、それは”講師だから”できることかもしれません。

では、なぜ講師にはそれができるのでしょう。

講師はお子さんを客観的に捉えられるということがその理由のひとつです。
お子さんの力と課題の要求との相関を計り、目標と方法を考えます。

生徒さんに合わせて課題をスモールステップに分析して提示しているので、生徒さんが無理なく取り組めます。
だから自ずとできる、だから褒められる、という良い循環を作り出すことができるのです。

客観的に捉えながらも、”親身に”、それが講師としての信条です。

個別指導が目指しているものは、集団の平均点ではなく、一人一人の”ベスト”です。
しかも科学的な目を持って、その”ベスト”を作り出していくのです。

そして、「出来たことを一緒に心から喜びあう」。今日のElepohasブログからのとても良い言葉ですね。

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1050.Elephas サタデーブログ ~「ひらがな 新鮮な気分で」~

1050.Elephas サタデーブログ ~「ひらがな 新鮮な気分で」~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

11月29日の新聞(読売新聞日刊)、「最古級ひらがな」の大見出しで、平安京跡で多数の平仮名が書かれた土器の皿が出土されたとありました。これまでひらがなの成立が10世紀前半とされていたのが、9世紀後半と半世紀ほどさかのぼりうる貴重な資料だとのことです。

直径14cmほどのつなぎ合わされた土器の皿。「け」「は」「れ」「す」などの文字が目に飛び込んできます。
ガイドを見ながらさらに目を凝らしてみると、「か」「ひ」「あ」「し」「ら」「な」「ひと」・・・としだいに読み取れてきます。

ひらがなを学習し始めた生徒さんの「あっ、この字知ってるよ!」という新鮮な感覚を追体験できるような思いです。
ましてやふたつの文字がつながって「ひ・と」と読めたりすると、「あっ、ことばになった!」といった感動です。

ほかにも読める字がないかな、なにか知ってることばにならないかな、とまるで暗号を解くような、宝物でも探すような気分になります。

何かを学び始める生徒さん方のこんなフレッシュな感動。講師もそんな感動を持って授業を進めていきたいものですね。

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1049. ~学習もさじ加減~

1049. ~学習もさじ加減~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『Sくん、勉強が大好き!』(12月7日)~Sくんは教室に着くや、待合室で国語の音読を始めました・・・~

音読大好き、宿題も自分から進んで。Sくんは今、絶好調ですね。

教室に着いて一番初めにしたいこと、家に帰って一番したいことが教科書を出してお勉強とは、もうSくんにとって
勉強も”あそび”のようなものなのですね。

”あそび”とは、
・熱中できる
・わくわくする
・ドキドキする、ものです。

音読もすらすら読めたら、自分自身、気持ちの良いものです。
もっと読めるよ、もっと読めるよ、とワクワクしながら読み進めていきます。
でも、大丈夫かな、次も大丈夫かな、とドキドキしながら読み進めていきます。
自分が乗り越えられそうな適度な”むずかしさ”がいっそう、気持ちをそそるのです。

Sくんにとって国語も算数も課題がこんな要素をもって、ぴったりフィットしているのですね。
適度な学習量、適度なやさしさ・むずかしさ、この調整が講師の腕前を光らせるところです。

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1031. ~目標達成まで~

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「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性
を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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います。

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『就労に向かって』(11月19日)~就労活動に前向きに取り組んいる生徒さんがいます・・・~

”楽しいから””好きだから”という理由で取り組んできた学習に「目的」が加わると、学習への意欲は
グンと高まります。目標の達成のためには、自ずから好まないようなことも、少々苦手なこともクリアーしていく必要があります。ですから、”楽しい””好き”が学習の原動力となっていた時と比べて、自己コントロールが必要となってきます。

「目標のためには、○○をしなくては」
「あと、○日努力すればいいのだから、今は大変でもがんばろう」
「○○をがんばった後には、自分にお楽しみをつくろう」・・・など。

でも、目標を持つ気持ちになったこと自体が大きな成果ですから、
”楽しい””好き”の段階で養われた持続力、集中力、探求心に”頑張れる力”=「耐性」も備わってきている
はずです。

教室では、その意識を目標達成まで持ち続けられるように、心理的状態に緩急をつけて息切れのしないように
サポートしていきましょう。

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1030.Elephas ホリデーブログ ~就学に向けて~

1030.Elephas ホリデーブログ ~就学に向けて~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性

を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

就学相談も本格化し、年が明けたらいよいよと、少しずつ焦燥心に煽られる時期になってきました。

まだ数えられない、数字が書けない、ひらがなが読めない、名前が書けない、・・・とできていないことばかり
が目について、ついイライラとしてしまう方もいらっしゃるのでは。

ここで、焦らないことが大切です。

焦ってできるものであれば、既にできているはずです。
ここで焦っては、お子さんを不安にしてしまうばかりです。

数や文字の学習の素地が就学前にできていることは、理想的です。
でも完璧をねらうことは避けましょう。お子さんのペースに合わせて、目標を設定しましょう。
また、いま獲得できていることを書きだして、分析してみましょう。すると、次に何をするべきかが見えてきま
す。あくまでも、無理なく、楽しく。

就学は人生の大きなイベントです。お子さんが楽しみに就学を迎えられるますように。

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1029.Elephas サタデーブログ ~「態勢をつくる」~

1029.Elephas サタデーブログ ~「態勢をつくる」~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

学習態勢の形成のために:

その日の授業を始まりから終わりまでプログラム順に分析してみましょう。

すると、はじめ「学習態勢、うぅん、きょうも・・・」と首を傾げていたのがウソのように、
「あっ、これは良くやっている」「おっ、これも」というように、1回の授業内での生徒さんの反応の違いが
見えてきます。「あっ、こんなこともできている」と意外な面の発見ができることもあります。

取組みやすかった課題と取り組みにくかった課題を分別してみましょう。課題の特徴が把握できます。

少しでも取り組めた課題は、その生徒さんにとって「わかる課題」なのです。「わかる」といっても、
理解できたということではなく、目の前で、机の上で何が行われているのかが何となくでも「わかる」ということです。学習態勢作りのきっかけは、その程度で良いのです。

生徒さんが少しでも見向きした課題が「わかる」課題であり、取り組みやすい課題です。それを中心に授業を構成していきましょう。それが、生徒さんを主体に置いた授業です。「急がば、まわれ」。講師の立てたプログラムの通りに引っ張ろうとするのでは、主体が講師に置かれてしまっています。
生徒さんに、「私に合わせなさい」と言っているようなものです。

「生徒さんの立場に立つ」「生徒さんの目線に立つ」、言葉だけが独り歩きしないように・・・。

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1024. ~それも教材~

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 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースホームページでアップし、教室での生き生きとした生徒さんのご様子や講師の創意工夫をお伝えしています。広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログについてのワンポイントメッセージを加えさせていただきます。

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日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『今見てきた蝶を』(11月12日)~Yくんは、公園で蝶を追いかけた後、息せき切って来室・・・

今見てきたばかりの蝶を教室に入るや描いたとのこと。
生徒さんがこの今夢中になっていることを学習に行かせたのは何よりでした。

蝶の描画、「色はね、白いんだけどちょっと灰色も入っている」。
だから、こんなリアルではずんだ発言があったのですね。

講師には、時に応じたプログラムの変更力が要求されます。

この時期は落ち葉やどんぐりが授業に飛び込んでくることも少なくありません。

講師の工夫次第で何でも教材になります。

リアルな教材、リアルな感性ほど授業を生き生きとさせてくれるものはありません。

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1018. ~良い時も、また大事~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『のびのびとリラックス』(11月6日)~絵も形にとらわれず、また大好きなカード学習を増やしたことでMさんの集中力はぐんと増しました・・・

この一年間の目を見張るような成長を担当の講師は分析してみました。
何が、この成長をもたらしたのか?

往々にして、問題行動や困ったことがある場合は、状況を分析したり原因を探ったりしますが、
良い傾向が見られたときにも、同様に状況の分析や要因の把握が大切です。

そのことで、生徒さんが何を求めていたのか、どういうことを好んでいるのかがわかるからです。
それを把握していると、逆に状況が思わしくないときの解決の糸口ともなり得ます。

たとえば、今日のElephasブログにあるように、カード学習が成長のきっかけとなったのであれば、
学習が不調のときにはカード化することがひとつの方法です。また自由にリラックスして絵を描くことが効果的であるのならば、それを気分転換に応用することも考えられます。

良い傾向にあるときにも、ぜひ分析を。

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