1264.~楽しみにも変化を~

1264.~楽しみにも変化を~

「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『たてせんスーイ』(7月17日)~1週教室をお休みされたRちゃん。
授業のある月曜日には、熱を出しながらも「たてせんスーイ」と言ってたんです、とのこと・・・。

うれしいことですね、講師みょうりに尽きます。
Rちゃん、Elephasのモットー「楽しいからのパートナー」、講師の思いに応えてくれました。

「学校休んだのですが、お教室には来ました。この子が行きたがるので」とか
「ちょっと、熱があるのですが・・・」という生徒さんも。

体調や気持ちが不調でも、授業を終えて元気な様子で帰っていかれる時は、
本当にこちらも達成感を感じます。

さあ、この楽しさが続くように講師は創意工夫していきましょう。

どんなに楽しくても変化がなければ、楽しさは縮小していきます。
生徒さんの発達と興味に合わせて、生徒さんに即したプログラムを用意してあげましょう。

造形リトミック研究所
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公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

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1263.~表情、仕草から~

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「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『Nくんから握手』(7月16日)~ご挨拶の歌の後に毎回握手をしていたら、先日は自分から手を出して握手してきた年少さんのNくん・・・。

「言葉を越えて通じ合える瞬間があるのは本当に感動的です」、と本日の講師。

まだ母子分離の不安定なところも残る状態での学習のスタートでしたが、
母子分離での学習を進めることが母子分離トレーニングにもなったのでしょう。

今では笑顔を見せ、そして、自ら講師と握手。2か月のうちに、ずいぶん成長されました。

Nくん、発語はこれからのようですが、発語意欲、コミュニケーション意欲は上々です。
Nくんの発する明瞭な音声以前の言葉を表情や仕草から読み取っていきましょう。
Nくんからのそうした働きかけに応えていくことによって、さらにNくんのコミュニケーション意欲を増し、
発語へと導くことができます。

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1255.~初めての学習で~

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「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『1時間コースに変更』(7月8日)~ぬいぐるみの好きな年長さんのMくんは、チャイルドコースから1時間コースに変更されました・・・。

幼児を対象とするチャイルドコースは、1回の授業時間が30分のコースです。
短い時間の持続、集中で、学習の流れと学習の楽しさを体得出来るようにと設置されたコースです。

無理なく母子分離や学習態勢を形成するのに最適です。

Mくんは、このコースで学習を始められて数か月が経ちますが、「もっとやりたい」という気持ちが芽生えたのでしょう。
学習時間が倍の1時間コースになられても、いつもと変わらず、じっくりと学習に取り組めているそうです。

幼児期の初めての学習で得た”学習の楽しさ”をずっと忘れずに成長されることを願っています。

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1254.Elephas サタデーブログ ~「7月第1週:今週の心に残ったE・Blog」~

1254.Elephas サタデーブログ ~「7月第1週:今週の心に残ったE・Blog」~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

今週のE・Blogは「保育園でボランティア」(7月2日up)。
みなさまは、いかがでしたでしょう。

このブログでは、「穏やかに」というテーマでupさせていただきました。

そう、大切なのは「穏やかさ」ということです。

生来、ゆったりと従順で共感的で、周囲の人々と馴染みやすいお子さんもいれば、
いつも興味津々でマイペース、他よりも自分、というタイプのお子さんもいます。

「そりゃあ、前者のような子どもだったら、穏やかに育つでしょ」とか、
「あの子は、最初っから穏やかなのよ」、と思われるかもしれません。

それは、そうですね。
しかし、後者のタイプのお子さんであればいっそう「何よりも穏やかに」という意識が必要です。

後者のお子さんは学力も相応に高いことが少なくありません。
ですから周囲の期待も高まります。
その上に、マイペースなところもありますから、行動面で注意したくなるようなことが自ずと多くなります。
しかも、お子さん自身の自己認知が高い分、周囲の期待や自己評価が本人のストレスになりがちです。

ストレスは、「穏やかさ」とは極にある状況を招きます。
後者のタイプであればあるほど、周囲は「何よりも穏やかさ」の意識を持つことがとても大切なのです。

かといって、前者のタイプのお子さんならば安心というわけではありません。
このタイプのお子さんはトラブルに弱く、深く傷つくことがあります。
「穏やか」でいられるためには、周囲は小さなトラブルにも十分配慮し、早めに対処することが極めて大切です。

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1251.~言語トレーニング、適切に~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『ボーリング』(7月3日)~Nさんは授業で、ボーリングに行ったことを日記に書きました。自分から自然に言葉が出てきました・・・。

言葉の発達のプロセスで見られる、擬音語や擬態語の頻出。

たとえば、はさみのことを”チョキチョキ”と言ったり、切ることを”チョキチョキする”と表現したりします。

正式な名詞や動詞を獲得する前の表現方法です。正式な表現の前段階として、とても有効です。
まずは、言語が成立する基本である伝えたいという意志が明確にあるからです。

やがて、正式な言い方を獲得したり、言語機能が備わってくると、表現方法も変化していきます。

特殊教育においては、その段階がどの年齢で現れるかはさまざまです。
生徒さんの言語能力と年齢に合わせて、適切に言語トレーニングを進めていきましょう。

言語の発達には、年齢による区切りはありません。

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1238.~「個」を知る~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『可愛い笑顔』(6月20日)~中3のいつも寡黙で真剣なイメージの生徒さんが見せた思いがけない笑顔・・・。

生徒さんのことをこちらが「知った」つもりでいても、思いがけない側面を見たり聞いたりすることがあります。

となると、「彼は、こうこうこうなんですよ」と決めつけることは、慢心のひとつですね。
生徒さんの意外な面の発見、それは教育にも厚みをもたらします。

「ずれによる創造」ということを語る教育哲学者の上田薫先生を思い出しました。

生徒さんの表情をはじめ、学習態度、姿勢、発言、行動、学習の場以外のあらゆることも含め、生徒さんの「おやっ」と思われることを見逃さす、聞き逃さずに講師が意識を持ち、そこに着目することで、生徒さんの「個」が見えてきます。

「個」を知ることによって初めて、学習の方法と方向性が見えてきます。

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1235.~「今」を考える~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『共に実感』(6月17日)~私のいちばんのやりがいは生徒さんと関わること、そして親御さんと喜びを共に感じられること・・・。

好きこそものの上手なれ、という言葉に聞くように、やりがいが感じられ好きであることが仕事と直結していることは講師冥利に尽きます。

「自分の将来に向かって成長していく生徒さん達」・・・、そうですね、生徒さん方は将来に向かっています。
講師はひとり一人の生徒さんの少し先の将来に視点を置いて、生徒さんの今を考えましょう。

今、何をどのような目的で、どのように行うか。

私たちは、ある目標に向かって時間の中で生きています。時間を意識せずには、プログラムは立てられません。
漠然とした将来ではなく、ある程度目標にもなる将来をイメージしてひとり一人の”今”を考えていきましょう。

情緒的な面と科学的な面とを持ち合わせる、それによってこそ講師は生徒さんとまた親御さんと喜びを共に出来るのでしょう。

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1231.~さりげなくフォロー~

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~Elephasブログ『先生と一緒だと』(6月13日)~「工作はうまくできないから・・・」と言っていたEくんが、「先生と一緒だとできちゃうんだよね~」と言って・・・。

「ちょっとむずかしそう」と敬遠していることをやらせると、生徒さんの苦手意識はますます固まってしまいます。
「失敗したら困る」という意識が生徒さんはとても強く、それだけ生真面目なのです。

でも、講師がちょっとフォローするだけで作業がスムーズに進んでいきます。

・紙を合わせるときに、微調整を加える
・紙を折る時にちょっと力を貸す
・はさみで切るときに、紙の支えを少し補助する

 講師は黒子のような存在です。
 紙がずれた、ギュッと折れない、はさみの線が曲がった、・・・これだけで生徒さんはイヤになってしまうのですから、
黒子として、そのあたりをそっとピシッとフォローしていきます。

 一人でできればベストですが、フォローなしで嫌いにさせてしまうよりは、
初めはフォローされても、自信を持ち繰り返し取り組もうとする意欲を育てる方を選びましょう。

さりげないフォロー、これが生徒さんには「先生と一緒だと・・・」という気持ちにさせるのでしょう。
これは、「先生が手伝ってくれると・・」とは違うのです。この微妙な違いが、ポイントです!

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1224.~日頃の対応が大切です!~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『ゆっくりていねいに』(6月6日)~小学校1年生のSくん、学校の学習も本格的になってきました。小テストもある中、ついつい早とちりも・・・。

問題をしっかり読まないで答えてしまう生徒さん、Sくんだけでなくよくある傾向です。

「あっ、わかった」「とにかく書かなくては」、と本人は一生懸命なのです。
「わかる、わかる」と得意になっているのかもしれません。
「はやく終わらせなくちゃ」という生徒さんもいるかもしれません。

学習指導においては、とにかく日頃から慌てさせないことです。

考えている最中に、またどう考えたらいいのかわからないで困っている最中に、
「よく考えて、よく考えて」と迫らないことです。

また、正答を求めすぎないことです。
「わすれないうちに書かなくちゃ!」と、文章題で式を書く前に答を書くケースもあります。
そして、「できたよ!」「あってるでしょ!」と目で訴えてきます。

問題の量を加減することも大切です。
目の前にたくさんの課題があると、焦ってしまうのは生徒さんだけではありません。
考えるどころか、終えることに必死になってしまうのです。

生徒さんがどのタイプか把握して、指導法を練っていきましょう。
そして、生徒さんの一生懸命さに応えていきましょう。
こここそ、講師の出番です。

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1222.~工作も、工夫しだい~

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日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『花瓶敷き』(6月4日)~2色の色画用紙を織物の要領で織り込んで花瓶敷きを作りました。それぞれ個性ある作品に仕上がりました・・・。

体験授業にいらっしゃる生徒さんに、前もって今のご様子をお尋ねすると、
「工作は、苦手で・・・」とおっしゃる方が少なくありません。

でも体験授業で実際に行ってみると、多くの生徒さんが「できた!」とそのプロセスも完成も喜んで作品を持ち帰られます。

造形リトミックの工作はだれでもできることを目指しています。
 ”だれでもできる”、そのためには工作の作り方にもポイントがありますが、取り組ませ方にもあります。
後者は講師の工夫によるものです。生徒さんの力に合わせて、取り組み方を変えていきます。

きょうのブログのように、一人で完成させる生徒さんもあれば、縦糸のみを操作する生徒さんもいらっしゃいます。

ひとり一人に対する、「上に、下に、上に、下に・・・」また、「ひとつおき、ひとつおき・・・」という声かけが、
まるで機織りのぱたん、ぱたん、という音となって聞こえてくるようです。

ひとり一人の手による作品、ご家庭でも「長く使っています」と好評です。

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