1310.~教室から外の社会へ~

1310.~教室から外の社会へ~

「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『それぞれの成長』(9月4日)~夏休み特別スケジュール、普段担当ではない生徒さんとも授業を行い、
いろいろな発見がありました・・・~

どの講師ともスムーズに学習されるほどに成長されている生徒さん方は、頼もしいですね。
しかも、生徒さん自身もそれを楽しめている様子が伝わってきます。

「変化」が苦手な生徒さんを時折見かけますが、決めつけることなく長い目で見ていると、
そんな生徒さんも変わって来られます。

教室での安定した環境で得られた安心感や自信が、教室以外の場でも効を奏することができますように、
その辺りにまで視線を向けていきたいと思っています。
教室で対人、コミュニケーションの核が形成され、それが他の社会、ことに学校で活かされるようにと意図しています。

造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレフ

ァース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール 

1297.~「見る」ということ~

1297.~「見る」ということ~

「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『描いて、体験』(8月21日)~教室で描いたものと、
 実際に海や山、水族館や動物園で出会えたらすてきですね・・・~

私たちは、よく見ているように思っていても意外とよく見てない、ということがあります。
身近な例では、ロゴマークや漢字がそうです。

印象を把握しているだけで、詳細まで意識的には見ていないということです。
たとえばコンビニのロゴマーク。見れば瞬間でどのコンビニかわかりますが、
そのロゴマークを描いてみようとしてもなかなか描けないものです。

漢字も同様です。いわゆる、読めるけど書けない漢字というのがあります。

描くこと(書くこと)は、見ることです。細部まで、意識的に把握することができます。
描くことで、思いがけない発見があったりします。

教室で描いたものを実際に見ることができた生徒さんは、
「本当だ。本当に、こうなってるんだ!」と実物で確認できた時には、きっと大喜びだったことでしょう。
そしてさらに本物から、もっともっとたくさんのことを学んだことでしょう。

それらがフィードバックして、今度は描くものにも変化が表れるはずです。
実際に見たり感じたものを、ぜひまた描いてみましょう。

造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール 

1292.~気には留めても、こだわらず~

1292.~気には留めても、こだわらず~

「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『いつの間にか』(8月16日)~中学生のAさんは、挨拶をするときチラッとこちらを見て、すぐに顔を背けてしまいます。
 でも挨拶の声は大きくはっきり発音します・・・~

顔を背けてしまう、・・・なぜでしょう。

状況を分析して、様子を見ていれば良いものか、それとも何か原因を追求しなくてはいけないのか。

でもAさん、授業の他のことには集中して取り組めているようですね。
この時には目を合わせることができているのでしょうか。

今のところは挨拶はサラッとすませて、気持ちを充実させることのできる課題にウエイトを置いていった方が良いでしょう。
「挨拶の時は、先生の顔を見ましょう」の声掛けも不要かもしれません。

ただし、気には留めておく必要があります。
しかし、問題と感じられる行動に講師が必要以上にこだわらないことも大切です。

そのあたりのさじ加減が重要なのです。

造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール 

1288.~機能がつながる~

1288.~機能がつながる~

「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『伸びしろ、見つかった!』(8月11日)~Jさんは足し算引き算が得意になり、「大きい」「小さい」がわかるようになり、
次の課題は「熱い」「冷たい」です・・・~

”分からないことの発見は、成長の伸びしろの発見。楽しみが見つかりました”、お母さまと講師のこの発想が良いですね。

ひとつひとつ課題をクリアーとしていくことは地道に点を追っていくことのようですが、実は点ではなく面を埋めていっているのです。

ひたすら点を追うことは、時に終わりの見えない作業のように感じられますが、脳のネットワークとしてはさまざまな機能が総合的と言いますか
連動的につながっていっているのです。

言い直せば、何か一つできたということは、それを可能にするさまざまな機能も同時に成長したということ、
またはこれまでバラバラであった機能がつながってきた、ということです。

そんな発達観をもつと、いっそう積極的な姿勢で療育に取り組むことができます。

ひとつひとつ課題をクリアしていくことは、一体どこまで続くの?と気の遠くなるようなことでは決してないのです。

造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール 

1287.Elephas サタデーブログ ~「8月第2週:今週の心に残ったE・Blog」~

1287.Elephas サタデーブログ ~「8月第2週:今週の心に残ったE・Blog」~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

8月第2週のE・Blogは「 ”マンボウ、マンボウ!” 」(8月9日up)。
今週も、迷いました。みなさまは、いかがでしたでしょう。

E・Blogは、講師の視点のすばらしさに心に残る記述もあれば、
生徒さん自信の言葉や行動、思い、あり方に心惹かれる記述であることもあります。

今週のKさん、数曲の同じ歌を毎回好んで歌うとのこと。しかも、”オペラ歌手顔負け”に堂々と。
歌が上手いか否かではなく、”それほどにその歌が好き。または、歌うことが好き”ということに、
その生徒さん自身の魅力を感じます。

思いの強さ、イメージ力、感性に惹かれるのです。
それだけのエネルギーが内にあるのなら、
これらの好きな歌から、興味や意欲を多種に広げてあげられそうです。

しかし、むやみに曲種の幅を広げるのではなく、また必要以上に深さを求めるのでもなく、
Kさんの感性に即してあっさりと明るく楽しく、広げていくのです。

たとえば、・・・まずは講師として明るく楽しく、その広がりを探ってみましょう。

発達支援教室Elephas・造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール 

1284.~宿題は、今のうちに~

1284.~宿題は、今のうちに~

「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『自身の達成感で』(8月7日)~小学4年生のAくんは、一番手強そうな作文の宿題からやり終えました。
その自身の達成感で、とても誇らしげな表情を・・・~

夏休みもほぼ半分が過ぎようとしていますが、宿題のはかどり具合はいかがですか?

もし少したまってしまっているようでしたら、そろそろこれまでの遅れを取り戻しましょう。
作文や絵画、自由研究など手をつけにくそうな課題にも、今日から週末あたりに目途が立つと良いですね。

そして、お盆休みは親御さんもお子さんも、心も体も解放されてゆっくり楽しく過ごしましょう。

そのためには、宿題へのとっかかりを上手に作ってあげてください。
動機づけです。モチベーションを高めて上げることです。

「宿題、やりなさい」という声掛けだけでは、「わかってるよ」と増々たまってしまうのがオチです。

・疲れていたり叱られたりした後ではなく、気持ちの良い時間を選びましょう。
・一緒に机に向かってあげましょう。
・エンジンをかけるように、出だしを手伝ってあげましょう。

夏休みに家庭学習の基盤ができると、2学期がきっと楽しみになります。

造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレフ

ァース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール 

1281.Elephas サタデーブログ ~「7月第5週:今週の心に残ったE・Blog」~

1281.Elephas サタデーブログ ~「7月第5週:今週の心に残ったE・Blog」~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

7月第5週のE・Blogは「 すっかり仲良しに」(7月29日up)。
みなさまは、いかがでしたでしょう。

教室で週2回顔を合わせる生徒さんどうしが、名前を呼びあいすっかり仲良しになったというお話でした。

友達関係が成り立つためには、双方に人への関心があることが必要です。
人への関心が希薄であると感じられる場合は、まずは大人と子どもの1対1の関係をゆっくり大切に育てていきましょう。

それには、子どもの好きなことに寄り添うように、またそれに充分付き合ってあげるような関わり方が良いでしょう。
自分の好きなことをわかってくれる人がいること、
好きなことを共有し共感することができる人がいることのうれしさを実感させてあげることです。

「この子はいつもひとりで遊んでいるのです」といって無理に集団へ集団へと焦ることは控え、
友達の輪へと誘い促しつつ、上記のような礎地づくりをじっくり行っていきましょう。

発達支援教室Elephas・造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレフ

ァース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール 

1277.~レシート活用~

1277.~レシート活用~

「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『レシート学習』(7月30日)~レシートの中の定価とセール価格。Uくんはその読み取りができてきました・・・~

レシートを使った学習は、特殊教育の教科書でも取り上げられています。
工夫によっては、教材としていろいろな使い途があります。

数ある中のひとつ、
レシートには四則の計算の全部が含まれています。

たし算(合計)、かけ算(○つ買った)(消費税)、わり算(同じものを○つ買った、1ついくら?)、
ひき算(おつり)。

しかもそれが、長々とした文章ではなく、簡潔に単語と記号でまとめられています。
きわめて視覚的な教材です。

さらに、生徒さんは同じお店で、同じ品物の買い物であることが多いので、少ない変化の中で
繰り返し学習できます。しかもレシートは自身の行動の記録ですから、イメージを伴わすことも容易です。

夏休み、レシート学習導入の好機です。

造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール 

1274.Elephas サタデーブログ ~「7月第4週:今週の心に残ったE・Blog」~

1274.Elephas サタデーブログ ~「7月第4週:今週の心に残ったE・Blog」~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

7月第4週のE・Blogは「 ”わからない”要因は?」(7月22日up)。
みなさまは、いかがでしたでしょう。

夏休み、ご家庭でお子さんの学習を見てあげる時間が増えることと思います。

もしお子さんが学習に躓かれたら、「どこがわからないのか?」という視点を持つことが大切です。
そして、”わからなさ”を、わかってあげることです。

小学校も高学年になってくると、文章題も複雑になってきます。
親御さんにとっても「ちょっと待ってよ・・」と思うような複雑な問題の時には、
お子さんがわからなくてもイライラすることはないでしょう。

しかし、親御さんにとって一目瞭然のような問題でお子さんが間違えたり、躓いたりすると、
「なんで・・・・・・の!」となりがちです。。

親御さんにとっては一目瞭然の問題であっても、お子さんにとっては「ちょっと待ってよ!」と思う複

雑な問題であるのかもしれません。

お子さんの”わからなさ”を理解し、ゆっくり分析して教えてあげましょう。
どんどん手伝って宿題のかさを減らしていってあげましょう。

お子さんを勉強好きにするか、否か、ここが一つの分かれ目です。

発達支援教室Elephas・造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール 
nan

1271.~文字から状況把握を~

1271.~文字から状況把握を~

「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『筆ペンで書字練習』(7月24日)~いつも慌ててササッと文字を書いてしまう生徒さんが、筆ペンを使ったら・・・~

なぜ慌てて読みにくい文字を書いてしまうのでしょう。
そのあたりの分析をしてみましょう。

この生徒さんの場合、筆ペンの使用が効果的だった背景には、
鉛筆からの心理的解放があったようにも推察できます。
また、文字を書く量の少なさによっても気持ちは解放されます。

最もストレスを溜めがちなのは、苦手だと思っている問題を考えながら、ある程度の量の文字を書かなくてはならない、
または問題量が多い、その上、正解・不正解のチェックが行われる、という状況です。

文字には、ストレスの状況が表れやすいものです。
そんな視点をもつと、そこには生徒さんの心理状況を把握する大きなヒントがあります。、

造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール 
nan