3635.~自身への信頼を~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「悔しがる、ということ」(12月2日)

おはようございます。国立北口教室の八箇です。

出来ない問題があった時、英単語や漢字を覚えられなかった時(または思い出せなかった時)に

悔しがっている生徒さんをみるとちょっとワクワクしてしまいます。

なぜならそういう生徒さんは多くの場合、それを出来るように頑張る力を持っているからです。

(悔しがるという仕草の裏には、出来るようになりたいという気持ちが込められていると思います。)

そして出来たときには何とも言えない素敵な笑顔を見せてくれます。

そんな瞬間に出会えた時は、講師もとても嬉しく感じます。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

「悔しがるという仕草の裏には、出来るようになりたいという気持ちが込められていると思います」、本当にその通りですね。できてもできなくてもどうでもいいと思っていたら、学習への気力さえ生じません。テストの得点でもそうです。何点は取りたいなという気持があってこそ、がんばる意欲が湧いてきます。一歩一歩、手ごたえを感じ、もやればできるという信頼を自身に持てるようになること、そこからがスタートです。まずは、そのステップにひとり一人の生徒さんが立てますことを。

 

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3445.~今この時、基礎力を~

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※4月13日より、オンライン授業を開始いたしました。

 ~今日のElephasブログ:「わたし、いけるんじゃない?」(4月25日)

おはようございます。武蔵境教室の丸山です。

Sさんは、私立中の入学式を待つ女の子です。中学受験を終え、今回は入学式まで充分な時間があります。

正負の数については6年生の3学期に終えていましたが、方程式まで進めようとオンライン授業での回数を増やすことにされました。

学校の課題はありますが、十分に学習時間も体力もある好機です。

中学校受験のときには不得手だった文章問題も、方程式でなら解けるようになりました。

何問か解いたとき、「よし!わたし、いけるんじゃない?」という言葉が出てきました。

部活も、新しい友達との出会いも楽しみなSさん。

学校が始まったらゆとりをもって学校生活を送れるように、今、学習を進めておきます。

本日は英語の学習も進めます。

単語の暗記とともに、一般動詞の変化。レッスン2もそろそろ終わりますが、教科書を繰り返して学習しています。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

まさに今は、自己の学力に合わせて計画的に学習を進める好機です。数学も英語も第1ステップ(=基礎)に十分に時間をかければ、これからの学習内容がグンと積み重ねやすくなります。通常であれば、各科目の根幹となる基礎を足早に終えていってしまうため、次が積み重ねられないケースが大変多くあります。中2、中3になられてから朗豊ゼミナールやElephasの体験授業を受けられる方の中には、「正負の数からお願いします」「be動詞がまだよくわかっていないんです」ということが少なくありません。自己の理解度を測りながら、基礎を体得するほどにしっかりと押さえておきましょう。

 

 

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3395.~感性に拠る~

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 ~今日のElephasブログ:「ひらがなに目!?」(2月25日)

おはようございます。所沢教室の佐藤です。

4月に新1年生になるTくん。

昨年の秋に入会された活発な男の子です。

まずはしっかりとした線を描くことが一番の課題でしたが、もともと絵を描くことが好きなためか鉛筆もすぐに正しく持てるようになり、今では線も大分しっかりしてきました。

ひらがなも試みていますが、字というものを習い始めたばかりとあって、はじめは字も絵の一種という感覚のようです。

例えば「あ」を書くと、そのあと、線で囲まれた部分に目を描いてしまいます。

「書く」から「描く」に変えてしまうのです。

「おもしろいな」と思いつつ、字形はきちんと覚えられているのか心配でしたが、自分の名前文字は、ランダムでも間違えないほどに習得していました。

それを見て、自信を持って字が書けるようになれば、「描く」への変換は無くなるのではないかと思いました。

Tくんの「描くことが好き」という気持ちを大切にしながら、全50音の習得を目指して、「書く」ことの学習を進めていきたいと思います。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

「あ」に目を描くとは、すばらしい感性ですね。おもしろい!文字にも、一つひとつ個性があります。単に形態と云うよりも、その文字から醸し出される個性、表情があります。それを感じられる力は、とても大切です。文字に限らず、私たちの記憶を確実にしているのは、感性の力に拠るところが大きいと感じています。Tくんの感じる力を大切にしながら、これから始まる教科の学習を進めていきましょう。

 

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3391.~方策を練る~

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 ~今日のElephasブログ:「状況や目標に合わせて」(2月20日)

おはようございます。所沢教室の増原です。

読解学習。ひとつ上のテキストへと移行したばかりの生徒さんには無理なくステップアップできるように、音読の前に読み聞かせをしたり、問題に該当する本文を一緒に確認し、キーワードや助詞に印をつける等のサポートをしていきます。

同じ課題を複数回繰り返すことで、やがて一人でもスムーズに取り組めるようになります。

また、小数の3桁同士の計算問題をミスなく進めていた生徒さんが、文章題になると答えが合わないということがありました。

原因は余白に筆算を書く際に、計算記号を最初の数字の下に書いてしまうことでした。

計算問題では筆算やマス目が書かれているので計算記号の位置に気がつかず、盲点になっていました。

そこで、数字を書いてから最後に記号を書くようにすると間違えることはなくなりました。

生徒さんの状況や目標に合わせ、たし算の発想ばかりでなくひき算の発想も取り入れながら、

準備、指導に当たっていかなくては、とあらためて思いました。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

そうですね。新しい課題に進ませるときには、十分、モデリングを行うことが肝要です。また、学習の躓きを正すためには、躓きの起因を把握することが肝要です。何れにしても生徒さんの個別の心情と認知・認識構造に基づいて指導の方策を練ること、これが講師としての技術の発揮しどころですね。

 

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3386.~心を動かす~

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 ~今日のElephasブログ:「好きなものでなら」(2月14日)

おはようございます、東中野教室の北本です。

Yちゃんは、おしゃれが大好きな女の子です。おしゃれ雑誌を愛読しています。

雑誌を理解したい気持ちがYちゃんを動かして、イラストや写真の説明を理解しようとし、語句の意味が解らないものは質問する姿勢が素晴らしいです。

一つひとつを咀嚼しようとし、このところ国語の読解力が伸びています。

国語の時間は生き生きと目が輝いています。しかし、

算数になると文章題の問題があまり得意ではありませんでした。

何とかお話で気をそらそうとしたりしていました。

そんな中、

タピオカの粒を基に作成した割り算の文章題も、直ぐにイメージできたようです。

リンゴやミカンの問題では四則の混乱をしていたYちゃんも、興味のある物でのイメージはしやすく、最近は積極的です。

ブランドのTシャツ○枚と靴下○枚を買いプレゼント用に箱に入れました。

合計の値段は、掛け算と足し算が出て難しいかなと思いましたが、

Yちゃんは「先生こんなお金じゃ買えないよ! もっと高いよ。先生行ったことないの?」と言いました。

しっかりと物価のリサーチも出来ているYちゃん。

今後が楽しみです。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

Yちゃんの心をつかみましたね。生徒さんの中には、好きなものには反応できるが、そうでないものは自身の中に入ってこない、という傾向が少なくありません。意識的に拒否するとか無視するとか、それ以前の問題です。意識に上らない、というのが適当でしょうか。そんな状態で、考えることを要求してもなかなか難しいものです。いかに生徒さんの気持ちをつかみ動かすか、そこが指導のポイントですね。しかし迎合するのではなく、生徒さんの志向を把握しながら的確に授業を成立させていくこと、この技術が講師には求められます。

 

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3382.~対話~

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 ~今日のElephasブログ:「ひたむきに考える」(2月10日)

おはようございます。武蔵境教室の塩谷です。

字を丁寧に書くことが少々苦手な生徒さん。

対策として、多くを書かせるのではなく、1枚の用紙に計算問題や文章問題、復習問題を入れて理由を考えながら丁寧に書かせることにしました。

1ヶ月くらい経つと少し字が丁寧になり、解答欄に入るようになりました。

生徒さんの変化は、講師としては少しずつでもうれしい限りです。

毎回丁寧に教材を用意することで、生徒さんのことをひたむきに考えられます。

この教材作りは、別の生徒さんの教材を考える上でもとても参考になっています。

これからも一人ずつに合った教え方を追求していきたいと思います。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

Elephasの完全個別指導、その特長を十分に生かした授業は必ず成果へとつながります。「毎回丁寧に教材を用意することで、生徒さんのことをひたむきに考えられます」、Elephasの講師はこうあるべきとも云える取り組みです。「ひたむきに考える」、・・・蓄積された教材はたくさんありますが、でもその時、その状況で、その生徒さんに最もフィットした教材、となるとやはり講師の手は自然に教材づくりへと向かいます。手が自然に動き出す、講師としてはそれはとても楽しい作業であり、生徒さんとの対話の時間とも云えます。

 

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3361.~安心感と満足感~

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 ~今日のElephasブログ:「個性に合わせて」(1月16日)~

おはようございます。津田沼教室の千山です。

問題への取り組み方にも、生徒さんそれぞれの個性が出ます。

Aちゃんは、ゆっくりですが、自分のペースで問題に取り組みます。

止まってしまった時だけ、声かけをし、ヒントを出してあげると、また進んでいきます。

Hくんは、一人だとあまりやる気が出ません。

「先生と競争しよう」と言うと、がぜんやる気を見せます。

講師が目の前で同じ問題をやり始めるとビックリするほどのスピードで問題をこなし始めます。

分からない問題に差し掛かると、

「ちょっと待って、ちょっと待って」と言います。

こちらも手を止めて、時間が必要なのか、説明が必要なのか様子を見ます。

待ってあげたり、アドバイスしたりしながら一緒に問題を解いていきます。

このように、生徒さんに合わせた授業を行えるよう、これからもがんばっていきたいと思います。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

完全な個別の授業ならではの対応ですね。言葉以前の生徒さんの要求を感知して適切に対応する、これもElephas 講師としての大切なスキルです。今日面談にお越しのお母さまから、「娘は何をおいても火曜日と金曜日は、教室に楽しそうに飛んでいきます」と嬉しいお話を伺いました。生徒さんにとって講師が自身のことをよく知っていてくれることは、生徒さんに大きな安心感を与えます。また講師が肯定的に対応してくれることは、生徒さんに満足感を与えます。安心感と満足感、学習を充実させる上で、そして良い人間関係を形成する上で、どちらも大切な二つです。

 

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3352.~歌の力で~

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 ~今日のElephasブログ:「すご~い!感動しました~」(1月6日)~

おはようございます。国立北口教室の今村です。

Yさんはひらがなは十分読めていますが、

単語や文を読むとなると一音一音読み上げるような読み方が長い間続いていました。

どうしたら単語をまとまりとして、また助詞、動詞と流れるように読めるのか…。

そこで、講師の声に合わせて読むことを繰り返しました。

ワークの本文を机に置き、どこを読んでいるのか指し示しながら

講師はポエトリーリーディングのように抑揚を付けて感情をこめて読みます。

Yさんの発音が追い付かなくても、ペースは落とさずに流れるように先に進んで読み続けます。

Yさんは、なんとか一緒に読もうと難しいところも抑揚だけは真似して声を出しています。

そして、得意なところがくると、講師に合わせてしっかり読み上げます。

一年近く練習を繰り返すうち、ほとんど声が合うようになってきました。

昨年12月の最後の授業で講師からクリスマスカードを渡し、「読んでみて」…と促すと、

びっしりと書かれたメッセージを一人ですらすらと抑揚をつけて読み上げました。

その読み方にパーテーション越しに親御さまから「すご~い!感動しました~」と声がかかりました。

Yさんも納得している様子。

目指していた課題が一つ達成された瞬間でした。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

Yさん、クリスマスメッセージをスラスラと読めた時、どんなにか嬉しく気持ちが良かったことでしょう。一年間の繰り返しの成果ですね。Yさんには、毎回毎回の講師の読みが歌のように聞こえていたのでしょう。歌の有する連続性、つまり言葉のメロデイとリズムの連続性が、Yさんの読みに連続性をもたらしてくれたのですね。造形リトミックの真髄です。

 

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3351.~仕組みを知ることから~

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 ~今日のElephasブログ:「時刻の学習」(1月4日)~

おはようございます。国立北口教室の御供です。

小学1年生の算数、3学期に「とけい」の単元があります。

学習用に、時計の内側、短針の先に「時」、外側、長針の先に「分」、が別々に入っているものを使っています。

長針、短針の先をチョンと指で指してヒントを出しますと、何時何分かが答えられていきます。

自信がついてきたら、通常の時計に挑戦です。でも、一気には時計を交換はしません。

不安にならぬよう、2つの時計を同じ時刻に合わせて並べておきます。

生徒さんの正面には通常の時計、隣に学習用の時計です。チラッと隣の時計をみても、OKです。

これを繰り返し、自信を持って時刻を答えられるようになったら、今度はプリントです。

スモールステップにより、学校の授業を楽しみに待つことができるとよいと思います。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

時計の学習、まずは時計(文字盤)の仕組みを知ることからスタートさせましょう。いくつからいくつまでの数字がどんな配置で並んでいるのでしょうか。針は、何本あるのでしょう。 時、分、秒、長い針、短い針、私たちが当たり前のように思っていることも、子ども達にとっては初めての経験であることもあります。時計(文字盤)の仕組みが分かったら、今度はアナログの時計で実際に針を動かしながら時を刻むようすを体験させてあげましょう。

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3350.~ゆとりをもてば~

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 ~今日のElephasブログ:「線引き対決」(1月3日)~

おはようございます。相模原教室の吉野です。

Kくんの親御さまから、ものさしを使って点と点を真っすぐに結ぶ練習をしてほしいというご要望がありました。

学校で三角形と四角形という単元に入り、ものさしを使って直線を引くという問題が出されたそうですが、曲がってしまったり、ずれてしまったりするそうです。

まずは点の直径を3ミリにして講師と線引き対決をしました。

時間はゆっくりかけてやろう、と声をかけました。

直線を引き終わるとお互いに交換して採点をしました。

Kくん「先生、点から外れているよ、減点ね。これはカクカクしてるね、でもおまけしてあげる。」

講師「そうか、それでは先生がこうやって線を引くところにものさしを当てて、しっかり押さえてゆっくり鉛筆を運んで見るね。」

Kくんは講師の手元をじっくり見ていました。

3ミリができたら、2ミリの点や1ミリの点にも挑戦していきましょうね。

 

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◇ワンポイント・メッセージ◇

Elephas は完全に個別の授業ですので、ご家庭からのこんなご要望にもタイムリーにお応えできます。それが、講師としてとても嬉しいことです。Kくん、講師の引いた線を見て的確に評価することができましたね。自身の実践ではなく講師の実践でしたから、Kくんはゆとりをもって客観的に見ることができました。この“ゆとり”がポイントです。Kくん、今度はきっと意識的かつ注意深く線引きに取り組み、気持ちよく上達していかれることでしょう。

 

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