1677.~ポイントは、タイミング~

1677.~ポイントは、タイミング~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『任せるよ!』(9月8日)
・・・その言葉に生徒さんは、きりっと緊張し、張り切ります・・・。

算数の難しくなってきた計算も、6問のうち、
 最初の2題は講師と一緒に、
 次の2題は部分的に声掛け、
 最後の2題は、「任せるよ!」と託すそうです。

サラッと説明をして、「はい、やって!」という手順が多い中、
生徒さんの理解度を計って、上の3つのアプローチの段階を切り替えます。
ギアの切り替えのように。

2題ずつで切り替え可能な生徒さんもいれば、または、ワーク1枚ずつ、または、1週ずつで切り替える生徒さんもいます。

そのタイミングが、ポイントです。

切り替えにあせらないこと。
そうすれば、今朝のElephsブログの生徒さんのように「算数、好き!」となり得ます。

 

造形リトミック研究所
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公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

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1674.~まずは、成功~

1674.~まずは、成功~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『犬は「ハッハッ」』(9月5日)
・・・F君。上手に言えるようになったことが、お気に入りにつながった様子です・・・。

Fくんは発声の学習のために動物の鳴き声の模倣を行い、夏休み中に大きく成果が上がったそうです。

好きだから繰り返して上達するということもあれば、
上達が感じられるから好きになるということもありますが、Fくんは後者です、とのこと。

目標の達成には、何ごとも早いうちに成果が感じられるように課題を設定することが効果をもたらします。

そのためには、
・短期間に頻度高く練習出来るように学習時間を計画すること(集中)
・最終目標に到達するまでに、小さな目標をクリアできるように課題をスモールステップで設定すること(手応え)
・講師は、より効果的な方法を工夫すること(効率)

成功の積み重ねが、学習意欲を高めます。
より多くの成功の経験があってこそ、上手くいかないときに頑張る力(耐性)も養われます。

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1673.~歩くスタンスで~

1673.~歩くスタンスで~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『氷の音がカランカラン』(9月4日)
・・・Wくん、大きなリュックの中にはいつも水筒が入っています。
そのリュックを背負って、まっすぐスタスタとお母さまの前を歩く姿はとてもかっこよく、たくましい・・・。

Wくんの、ピンと背筋を伸ばして歩く姿が目に浮かびます。
氷入りの水筒はさすがに夏場だけだそうですが、”カランカラン”とは心地よく涼しげです。

Wくんのたくましさは、リュックに準備万端の安心と自信からくるものでしょうか。
お母さまより前をスタスタと、頼もしいですね。

いま小学校4年生。高学年、中学生に向かい、自立へとうまくつながっていきそうです。

手を引かれて歩いていた幼児期から、手をつながずとも横並びで歩く、
それが、少しずつ親御さんよりリードし、やがては後ろを歩く親御さんを配慮するようになる。

歩くスタンスにも、自立へのプロセスが表れます。

それは授業の場においても同様です。

手を取りながら指導する段階(幼児期)、ひとりで取り組もうとするのをサポートする段階(児童期)、
自立を尊重しながらサポートする段階(青年・成人期)。
学習内容の如何に関わらず、また技術や能力に関わらず、発達年齢を意識した関係性が求められます。

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1672.~旅行を追体験~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『2学期、元気にスタート!』(9月3日)
・・・夏休み中も生活習慣を崩さずに、確実に成長された生徒さん方。元気にスタートされた生徒さん方のますますの成長が楽しみです・・・。

夏休みに得た活力。
生徒さん方は、いろいろな体験を話してくださるそうです。

体験が実感を持って生き生きとしている時に、テンポよく質問もしてみましょう。

「旅行に行ったよ!」

「そう、どこに行ったの?」
「どうやっていったの?(行き先を把握したら、具体的に問うてあげましょう)」
「新幹線で行ったの?」「飛行機で行ったの?」「車で行ったの?」

「お天気はどうだった?」(お天気によって、行動が変わってきます)
「○○で、どんなことをしたの?」
「そう、どうだった?(内容に即して、より具体的に)」

「旅行に行ったよ!」「そう、楽しかった?」「うん」で、終わってしまったらもったいないですから。

質問に答えることは、生徒さんにとって旅行の追体験ですし、講師にとっても相手の体験の追体験です。
生徒さんの体験に心から興味を持って、質問しましょう。

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1670.~幼児期のお話し好きは~

1670.~幼児期のお話し好きは~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『 夢中になって 』(9月1日)
・・・5才のYくんは、お話しが大好きです。いつもきらきらした表情でいろいろお話ししてくれます・・・。

先日はお話ししながらも、夢中になってメリーゴーランドの工作に取り組んだとのこと。

発達段階のこの時分は、自由にお話しできるようになったことの嬉しさと、
何かを知ったことの嬉しさとでお話しが止まらなくなることがあります。

言語トレーニングとコミュニケーションの素地づくり、と捉えれば恰好のチャンスです。
自分の知識の枠組みや自分としての了解の枠組みが一旦構成されると、
今度はそこにないものやそれとはズレの生じることについては逐一筆問してくるようになります。

「○○って、なに?」「○○って、どういうこと?」「なんで、○○なの?」という具合に。
一瞬にして、自分の知識と了解のネットワークと照合して異分子を抽出して質問するのですから、これはズバ抜けた能力です。

このように一方的に話したり質問したりすることは幼児期の特徴で
次第に収まってきますが、そうでない場合もあります。

何れであっても、その時期は十分お話しを聞いてあげることが大切です。
と同時に、お話をストップすることも楽しく教えてあげましょう。

「今度は、ママがお話する番ね」「今度は、先生の番ね」
「時計の針が、ぐるっとひと回りする間、お口を閉じていられる?(1分間)」
音あてや尻とりなど、聴覚を使うゲームも有効です。

おためしください。

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1654.~即、引き込む~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『知ってる・わかる』(8月15日)
・・・Mくんはひらがなが書けるようになると、とても落ち着いてきました・・・。

わかると、なぜ落ち着いてくるのでしょう。
それは、机の上で起こっていること、画用紙の上で起こっていること、ノートの上で起こっていることが、
意識をぐんぐんと引き寄せるからです。

小説の読み始め、音楽の聞き始め、映画の見始めは、ちょっと我慢が必要です。
みなさん、そんな経験をされていることと思います。
おもしろさに引き込まれていくのは、あるラインを越えてからです。

学習においても、同様です。

しかし大抵の子どもは、しばらくしたら面白くなる、ちょっとここは我慢して、
なんて思いませんから、最初のがまん無しに、即、引き込むような課題の提示をすることが
講師には求められています。

小説や音楽も映画も中には、最初の一行から、最初の音から、最初のシーンから
気持ちを奪われるものもあります。

学習態勢を形成する段階では、そんな提示の工夫が求められています。

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1648.Elephas サタデーブログ ~「8月第2週:今週の心に残ったE・Blog」~

1648.Elephas サタデーブログ ~「8月第2週:今週の心に残ったE・Blog」~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

8月第2週のE・Blogは、「筆ペンを使って」(8月8日up)。
みなさまは、いかがでしたでしょうか。

筆ペンを使った文字学習の成功例。
しかし、ならばとばかりに、困ったときの”筆ペン”となってしまいませんように。

大切なのは、”筆ペン”ではなく、筆ペンでと発想した講師の”態勢”です。
指導に向かう態勢、生徒さんへの思いです。

”思い”といっても、ウエットではなく、軽やかな思い。

明るさ、軽さが良い発想を生みます。
「トメ、ハネを意識させ、文字を楽しく学習させるために筆ペンを試みましょう」と文言化された時、
筆ペンの威力は薄れてしまいます。

この紙一重のちがいが、授業の面白みを増すか否かを左右します。

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1647.~態勢次第で~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『筆ペンを使って』(8月8日)
・・・鉛筆ともクレヨンとも違う滑らかな書き心地にAちゃんは夢中です・・・。

教科書のお手本のように美しいトメや見事なハネ。
良く取り組むようになりました、とお母さまもとても喜ばれたそうです。

「もっと書けるよ!」と、生徒さん自身に言わせたら、指導としては大成功です。

指導記録から、生徒さんが「・・・・してくれました」という表記はなくなるはずです。

・たて線を描いてくれました。
・さいごまで読んでくれました。
・計算を全部やってくれました。
・大きな声で言ってくれました。
・きちんと座っていてくれました。

学習は、お願いしてやってもらうものではありませんから、
いかに”やりたい!”という気持ちを引き出すか。

筆ペン一つでも、生徒さんは変わります。
講師の態勢次第です。

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1631.~言葉を体得する~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『小4、平行と垂直』(7月23日)
・・・小4の生徒さんと、方眼紙や三角定規を使い、平行四辺形の練習をしました。
それに、4本の垂直線を書き加え、机を描きました。・・・。

普通学級の生徒さんも、特別支援学級の生徒さんも
面白い課題に取り組んでいらっしゃいますね。

図形の単元は、算数を面白くさせてくれます。
難しいことをやらせようとすると、すぐに図形嫌いになってしまいますが、
今回は、平行と垂直の学習で机が描けた!なんて、
生徒さんも嬉しかったことでしょう。

三角定規だけでなく、方眼を使われたことが良かったですね。

”平行””垂直”という言葉も、、このように楽しく繰り返し体験していけば、
実(じつ)を持ったものとして体得することができます。

皆さんも、描いてみたくなられたのでは?

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1630.~発想できたら、作文へ~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『あなたは?』(7月22日)
・・・国語の課題でそう問われると、後から後から色々なことが浮かんできて、考え過ぎてしまい、
  ”何を答えとして書いたら良いのか分からなくなっちゃった” という生徒さんも・・・。

分からなくなるほど色々なことが浮かんでくるなんて、まずは80%OKです。
浮かんでくるということは、テキストの文言を日常と重ねて読み取ることができている、ということです。
さらに、日常を記憶し、意味づけ、それを言葉として表現できているということです。

そこまでできているのであれば、全てを思いついたままに書きとめてみましょう。
講師が書きとめてあげても結構です。

それが、だんだんメモの形で書きとめられるようになるといいですね。

いずれにしても、後は並べ替えです。
そこには、接続詞も登場してくるでしょう。

こうなればもう立派な作文です。

何か、一言で答える必要があるのであれば、メモの中から一つをピックアップしましょう。
また、各項目に共通性があるのなら、メモを見比べながらそれを一言で表現してみましょう。

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