1683.Elephasホリデーブログ  ~ニュースに触れる~

1683.Elephasホリデーブログ  ~ニュースに触れる~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

教室の中学生の生徒さんに、印象に残る最近のニュースは?と尋ねたところ、

「デング熱」
「北陸新幹線の延伸開業」
「吉田調書」
「錦織選手の準優勝」
「消費税の増税」
「STAP細胞」

と比較的タイムリーでバラエティに富んだ答えが返ってきました。

生徒さん方は、どんなところから情報を得ているのでしょう。
テレビ、新聞、インターネット、またはご家庭で話題にされるのでしょうか。

さらに望めば、それについてどう思うのか、また自身との関連がひと言でも加わると良いですね。

ひとりの生徒さんは、「デング熱、怖いです」と答えました。そのプラス一言でいいのです。

耳に聞こえてきた単語や新聞の見出しをそのまま再現したものに対して、
「それについて、どう思いますか?」「何か、対策をしていますか?」「もう少し、詳しく説明してください」という問いに
自分の言葉を持てるように教室でより学習を深めていきましょう。

発達支援教室Elephas・造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

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1678.~作文を味わう~

1678.~作文を味わう~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『作文の手ごたえ』(9月9日)
・・・ぼんやりとしていた自分の考えを、きちんと言葉にできた満足感から、
その顔はとてもすっきりしたいい顔をしています・・・。

作文も創造活動のひとつです。

形のないものから形を生み出すことには、多かれ少なかれ”生みの苦しみ”を伴います。

生徒さんは、これまでの学習の積み重ねで養われた”耐性”をもって、
また講師の促しや励ましによって、その”苦”を越えていきます。

形にしなければ、ただ模糊としたものが、
形にすることによって様相が明らかになり一つの存在となります。

その喜びは、達成した者のみが感得しうるものです。

作品を鑑賞する側ではなく、時には作品を作る側になる。

書いた作品(作文)は、何回も読んで味わいましょう。

造形リトミック研究所
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1677.~ポイントは、タイミング~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『任せるよ!』(9月8日)
・・・その言葉に生徒さんは、きりっと緊張し、張り切ります・・・。

算数の難しくなってきた計算も、6問のうち、
 最初の2題は講師と一緒に、
 次の2題は部分的に声掛け、
 最後の2題は、「任せるよ!」と託すそうです。

サラッと説明をして、「はい、やって!」という手順が多い中、
生徒さんの理解度を計って、上の3つのアプローチの段階を切り替えます。
ギアの切り替えのように。

2題ずつで切り替え可能な生徒さんもいれば、または、ワーク1枚ずつ、または、1週ずつで切り替える生徒さんもいます。

そのタイミングが、ポイントです。

切り替えにあせらないこと。
そうすれば、今朝のElephsブログの生徒さんのように「算数、好き!」となり得ます。

 

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1674.~まずは、成功~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『犬は「ハッハッ」』(9月5日)
・・・F君。上手に言えるようになったことが、お気に入りにつながった様子です・・・。

Fくんは発声の学習のために動物の鳴き声の模倣を行い、夏休み中に大きく成果が上がったそうです。

好きだから繰り返して上達するということもあれば、
上達が感じられるから好きになるということもありますが、Fくんは後者です、とのこと。

目標の達成には、何ごとも早いうちに成果が感じられるように課題を設定することが効果をもたらします。

そのためには、
・短期間に頻度高く練習出来るように学習時間を計画すること(集中)
・最終目標に到達するまでに、小さな目標をクリアできるように課題をスモールステップで設定すること(手応え)
・講師は、より効果的な方法を工夫すること(効率)

成功の積み重ねが、学習意欲を高めます。
より多くの成功の経験があってこそ、上手くいかないときに頑張る力(耐性)も養われます。

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1673.~歩くスタンスで~

1673.~歩くスタンスで~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『氷の音がカランカラン』(9月4日)
・・・Wくん、大きなリュックの中にはいつも水筒が入っています。
そのリュックを背負って、まっすぐスタスタとお母さまの前を歩く姿はとてもかっこよく、たくましい・・・。

Wくんの、ピンと背筋を伸ばして歩く姿が目に浮かびます。
氷入りの水筒はさすがに夏場だけだそうですが、”カランカラン”とは心地よく涼しげです。

Wくんのたくましさは、リュックに準備万端の安心と自信からくるものでしょうか。
お母さまより前をスタスタと、頼もしいですね。

いま小学校4年生。高学年、中学生に向かい、自立へとうまくつながっていきそうです。

手を引かれて歩いていた幼児期から、手をつながずとも横並びで歩く、
それが、少しずつ親御さんよりリードし、やがては後ろを歩く親御さんを配慮するようになる。

歩くスタンスにも、自立へのプロセスが表れます。

それは授業の場においても同様です。

手を取りながら指導する段階(幼児期)、ひとりで取り組もうとするのをサポートする段階(児童期)、
自立を尊重しながらサポートする段階(青年・成人期)。
学習内容の如何に関わらず、また技術や能力に関わらず、発達年齢を意識した関係性が求められます。

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1672.~旅行を追体験~

1672.~旅行を追体験~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『2学期、元気にスタート!』(9月3日)
・・・夏休み中も生活習慣を崩さずに、確実に成長された生徒さん方。元気にスタートされた生徒さん方のますますの成長が楽しみです・・・。

夏休みに得た活力。
生徒さん方は、いろいろな体験を話してくださるそうです。

体験が実感を持って生き生きとしている時に、テンポよく質問もしてみましょう。

「旅行に行ったよ!」

「そう、どこに行ったの?」
「どうやっていったの?(行き先を把握したら、具体的に問うてあげましょう)」
「新幹線で行ったの?」「飛行機で行ったの?」「車で行ったの?」

「お天気はどうだった?」(お天気によって、行動が変わってきます)
「○○で、どんなことをしたの?」
「そう、どうだった?(内容に即して、より具体的に)」

「旅行に行ったよ!」「そう、楽しかった?」「うん」で、終わってしまったらもったいないですから。

質問に答えることは、生徒さんにとって旅行の追体験ですし、講師にとっても相手の体験の追体験です。
生徒さんの体験に心から興味を持って、質問しましょう。

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1670.~幼児期のお話し好きは~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『 夢中になって 』(9月1日)
・・・5才のYくんは、お話しが大好きです。いつもきらきらした表情でいろいろお話ししてくれます・・・。

先日はお話ししながらも、夢中になってメリーゴーランドの工作に取り組んだとのこと。

発達段階のこの時分は、自由にお話しできるようになったことの嬉しさと、
何かを知ったことの嬉しさとでお話しが止まらなくなることがあります。

言語トレーニングとコミュニケーションの素地づくり、と捉えれば恰好のチャンスです。
自分の知識の枠組みや自分としての了解の枠組みが一旦構成されると、
今度はそこにないものやそれとはズレの生じることについては逐一筆問してくるようになります。

「○○って、なに?」「○○って、どういうこと?」「なんで、○○なの?」という具合に。
一瞬にして、自分の知識と了解のネットワークと照合して異分子を抽出して質問するのですから、これはズバ抜けた能力です。

このように一方的に話したり質問したりすることは幼児期の特徴で
次第に収まってきますが、そうでない場合もあります。

何れであっても、その時期は十分お話しを聞いてあげることが大切です。
と同時に、お話をストップすることも楽しく教えてあげましょう。

「今度は、ママがお話する番ね」「今度は、先生の番ね」
「時計の針が、ぐるっとひと回りする間、お口を閉じていられる?(1分間)」
音あてや尻とりなど、聴覚を使うゲームも有効です。

おためしください。

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1654.~即、引き込む~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『知ってる・わかる』(8月15日)
・・・Mくんはひらがなが書けるようになると、とても落ち着いてきました・・・。

わかると、なぜ落ち着いてくるのでしょう。
それは、机の上で起こっていること、画用紙の上で起こっていること、ノートの上で起こっていることが、
意識をぐんぐんと引き寄せるからです。

小説の読み始め、音楽の聞き始め、映画の見始めは、ちょっと我慢が必要です。
みなさん、そんな経験をされていることと思います。
おもしろさに引き込まれていくのは、あるラインを越えてからです。

学習においても、同様です。

しかし大抵の子どもは、しばらくしたら面白くなる、ちょっとここは我慢して、
なんて思いませんから、最初のがまん無しに、即、引き込むような課題の提示をすることが
講師には求められています。

小説や音楽も映画も中には、最初の一行から、最初の音から、最初のシーンから
気持ちを奪われるものもあります。

学習態勢を形成する段階では、そんな提示の工夫が求められています。

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1648.Elephas サタデーブログ ~「8月第2週:今週の心に残ったE・Blog」~

1648.Elephas サタデーブログ ~「8月第2週:今週の心に残ったE・Blog」~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

8月第2週のE・Blogは、「筆ペンを使って」(8月8日up)。
みなさまは、いかがでしたでしょうか。

筆ペンを使った文字学習の成功例。
しかし、ならばとばかりに、困ったときの”筆ペン”となってしまいませんように。

大切なのは、”筆ペン”ではなく、筆ペンでと発想した講師の”態勢”です。
指導に向かう態勢、生徒さんへの思いです。

”思い”といっても、ウエットではなく、軽やかな思い。

明るさ、軽さが良い発想を生みます。
「トメ、ハネを意識させ、文字を楽しく学習させるために筆ペンを試みましょう」と文言化された時、
筆ペンの威力は薄れてしまいます。

この紙一重のちがいが、授業の面白みを増すか否かを左右します。

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1647.~態勢次第で~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『筆ペンを使って』(8月8日)
・・・鉛筆ともクレヨンとも違う滑らかな書き心地にAちゃんは夢中です・・・。

教科書のお手本のように美しいトメや見事なハネ。
良く取り組むようになりました、とお母さまもとても喜ばれたそうです。

「もっと書けるよ!」と、生徒さん自身に言わせたら、指導としては大成功です。

指導記録から、生徒さんが「・・・・してくれました」という表記はなくなるはずです。

・たて線を描いてくれました。
・さいごまで読んでくれました。
・計算を全部やってくれました。
・大きな声で言ってくれました。
・きちんと座っていてくれました。

学習は、お願いしてやってもらうものではありませんから、
いかに”やりたい!”という気持ちを引き出すか。

筆ペン一つでも、生徒さんは変わります。
講師の態勢次第です。

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