2020.~アプローチ次第で~

2020.~アプローチ次第で~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
 

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ「漢字+作文学習」(10月6日)
・・・大好きな”巨人”のことを作文に書いて、自分でパソコンに打ち込み、自分の文章から漢字の読み書き、作文の力もアップ。
   Rくんは本当に楽しそうでした・・・。

Rくん、生き生きと学習できたようですね。
すべて、学習はやり方次第です。

ですから、
「○○くんは、何々が好きではありません」
「○○くんは、何々が嫌いです」
「○○くんは、何々が苦手です」という決めつけた表現や捉え方は、Elephasではしません。

学習に取り組みにくい時、また学習の成果が上がりにくい時、
「自身の指導方法をもう一度見直してみましょう」というのが初代所長からの姿勢です。

その時、

・学習の目的は明確であるか
・興味に見合うものであるか
・内容や方法が理解の段階にマッチしているか

が、見直しの観点のポイントです。

造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

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1994.Elephas サタデーブログ ~「9月第1週:今週の心に残ったE・Blog」~

1994.Elephas サタデーブログ ~「9月第1週:今週の心に残ったE・Blog」~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

9月第1週のE・Blogは、「漢字が苦手なんだ…」(9月1日up)。
みなさまは、いかがでしたでしょうか。

「ぼく、漢字が嫌いなんだ」と言っていたSくんのお話でした。
…画数の少ない漢字の書き順も、書くたびに異なるという状況でした、とのことですので、
きょうはここで筆順について、少し触れておきたいと思います。

筆順というのは、もっとも書きやすい順番ということで、必ずこのようにと決まっているものではないそうです。
また書体によっても異なるとのことです。ネット上に、こんな記事がありました。

 文部省(現・文部科学省)が1957年に作成した「筆順指導の手びき」が一般的な基準として活用されていますが、実は、「正解」はありません。「手びき」は、統一した書き順を示すことで混乱なく漢字を学べることや、指導能率を高めるという目的で、作られました。掲載されているのは、当時、小学校で学ぶとされた計881字です。「上から下へ」「左から右へ」といった原則もあり、掲載以外の漢字についても応用できるようになっています。
(withnews Copyright © The Asahi Shimbun Company.)

ということから、書きやすい筆順で指導が行わればよいと言えます。

書きやすいとは、
・効率よくかけること
・字のバランスがとりやすいこと
・また、空間の認知がしやすいこと

書字に問題を持つ生徒さんには、ことに空間認知の観点の配慮が必要です。
その上で、筆順を定めてあげましょう。

筆順は最終的には、体得するものです。一人の生徒さんにおいては、いつも同じ筆順で描けることが望ましいことです。
そのためにも、その生徒さんの書きやすい筆順を模索してあげましょう。

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nan

1989.~「感」~

1989.~「感」~
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日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
 

◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『夏の風物詩?、”熱中症”』(8月31日)
・・・「夏といえばT君は何が思い浮かぶ?すいか、海、花火?」。この答えが、なんと”熱中症”。
T君は、過去に読んだ熱中症のテキスト、そこで学んだ熱中症対策もばっちり覚えていました・・・。

「熱中症に気をつけよう!」を取り上げたのは、去年でしたでしょうか。
”注意””警戒””厳重注意””危険”の4つの段階を気温との関連で学んだように記憶しています。

T君にはその内容が、自身の危機意識と直結したのでしょう。
ここ数日、Elephas blogは「感」という共通項を持っています。

体験による「感」、実測による「感」、そして、テキストによる「感」。
繰り返し学習をして記憶するよりも、感じることの方が記憶として定着します。

「腑に落ちる」という言葉があるように、理解する、納得する、というのは体の作用なのです。

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1987.~手で感じる~

1987.~手で感じる~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『授業で、体感!』(8月28日)
・・・1円玉を手のひらにのせてみました、「すごく軽いね!」。その後、お米を1袋ずつ手のひらにのせて、
200g、400g、・・・「1000g、1㎏だ!」。

期せずして、今日もK君。昨日のK君とはまた別のK君です。2人ともこの夏、実感を伴った学習で理解を深め
ることができたようです。昨日のK君は旅行を通して、そして今日のK君は授業において。

今日のK君は、重さの学習です。
実際に秤を使ったこと自体、とてもよかったですね。
学校の算数の時間に、秤を使ったことがあったでしょうか・・・、遠い記憶です。
家庭科の時間にはあったかもしれません。また理科で、分銅を使って量ったような記憶はありますが。

長さのメモリがわかれば秤のメモリも分かるだろうと、ともすればプリントのメモリを読むだけで済ま
されがちでが、実測の効果は大きいですね。

K君の授業で更に良かったのは、手のひらで重さを感じたこと。
ここが、最も大切です。いくら1㎏まで秤で量ったとしても、重さを認識しているのは秤だけであって、
K君自身は重さを感じていません。

プリントのみで学習すること秤で実際に量ってみること、この違いと、
秤で量ること手のひらで感じること、この違いとでは、
後者の方がはるかに大きいのです。

本当の体感とは? K君、良い経験ができましたね。

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1977.~文字を感じて~

1977.~文字を感じて~
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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『好きなひらがな、漢字から』(8月17日)
・・・いつもなら、ひらがなや漢字の学習を避けたがるKくんとYくん。ところが好きなものの文字であれば、一生懸命に。
「はなび」、「恐竜、化石、肉食、草食」・・・。

「はなび ってどう書くの!」
「恐竜の漢字の書き方を教えて」、
そんな言葉が生徒さんの方から出てくれば、授業は大成功です。

このチャンス、大いに活かしましょう。
ポイントは、「なーんだ、かんたんだ!」という感触と
「ぼく、できた!」という手応えを感じさせてあげることです。
その反対は、「やっぱり、むずかしい」「できない、・・・きらい」となってしまうことです。

「はなび」の3文字が書ければ、ひらがなのほとんどは書けたと同然。
「恐竜、化石、肉食、草食」の7文字が書ければ、これも漢字のほとんどが書けたも同然。

今しばらくは対象の文字を広げ過ぎずに、Kくんは2文字~3文字形式で、またYくんは恐竜シリーズで。
気持ちの動く言葉で、文字学習を大いに楽しみ、書字能力を伸ばしていってください。

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1968.~「1」から~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『週1日記』(8月6日)
・・・Yくんは、週に1日、日記をつけることにしました。1週間の中で心にとまったことを文章で表現します。
   毎週楽しんで書いています・・・。

きのうのElephas Blogを覚えていらっしゃいますか?

「1文字ずつ」「1行でも」とありました。そして今日は、「週1」。
「1」が続きました。”無理せず、少しずつ”は、学習を円滑に進めるポイントです。

「文法や、作文のきまりは後から」、でOK。
楽しく進められることが1番です。楽しければ続きます。続けば、力となります。

そろそろ、夏休みの宿題を終えることが心配になってきたご家庭もあるかもしれません。
時間はまだまだあります。ここでもう一度計画を立てて、一歩ずつ進めていきましょう。
「一人でがんばりなさい」とお子さん任せではなく、親御さんと二人でがんばってあげてください。
宿題も「1」ずつ。

一人で苦戦させるより、「やればできちゃった」「楽しかった」と学習に対する好印象を持たせてあげることの方が、
2学期に向けてずっと有効です。

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1965.~暑さの中も~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『猛暑、真っ只中』(8月3日)
・・・猛暑が続く毎日。でもお教室はいつもと変わりなく、生徒のみなさんの元気な声が聞こえます。
   生徒さんのこの夏の目標に応えられるよう、希望が叶うよう、講師もがんばっています!!!。

今日も暑くなりそうです。

連日、「ここは、涼しい~!」と生徒さん方は飛び込みように教室に入って来られます。
一歩外に出て見ると、驚くばかりの強烈な日差し。
こんな中、ほんとうにがんばって教室までお出で下さいます。

講師は生徒さんの頑張りに応え、計画的に学習を進めていきましょう。

1回の授業でひとつの課題に10問ずつ取り組んだとしたら、10回で100問に当たれます。
20回学習すれば、それを2通り繰り返すことができます。3通り目は1.5倍の速度で進めれば、
6~7回で終えることができます。

暑さの中、せみの声を聞きながら頑張るのも良いものです。
「しずかさや・・・」の境地ですね。

但し、水分補給と休息をお忘れなく。
教室に着いたら、腕まで洗ってほてりをさましましょう。

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1961.~間を置く~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『変わる時・できる時』(7月29日)
・・・Tくんは、数年間ずっと取り組んできた「○時間○分後」の問題を見違えるような速さで解いていきました。
   こんな日は突然やってくるのだと、この日は特別な日になりました・・・。

Tくんも講師も頑張りましたね。

難航している課題については、
躓いている箇所を分析してスモールステップで地道に積み上げていく場合と、
周辺の課題に取り組むことで、数感覚や言葉の理解力を耕していき、
少し間をおいて再び本課題に戻る場合とがあります。

本人が苦手意識を持っている時は、
少し間を置いて気持ちを緩和し、頭を整理させてあげることも肝要です。

実際に、その日できなかった課題が翌朝にはすんなりできるということもあるのです。
疲労が回復した上に、睡眠によって頭の中が整理されたのでしょう。

まさに、「あせらない、あきらめない」、ですね。

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1959.~無理なく導入~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『たくさん日記を書いてくる‼」』(7月27日)
・・・小学2年生のTくんと、当初は口頭で日記の練習をしていました。その後ある日、
   Tくんは自ら「宿題でたくさん日記を書いてくる‼」と提案してきました・・・。

Tくんは、無理なく日記の学習をスタートできたことが良かったのですね。

学校で意外に指導を受けずに過ぎてしまうのが、作文と図画工作です。読み書き、計算を始め、
知識についての指導に比べ、表現についての指導はウエイトがとても低いように感じます。
要領の良い子どもはそれでもこなしていきますが、苦手意識を持ってしまうこどもも少なくありません。

いくつかの文例に当たったり、こんな手順でこんなふうに書き(描き、作り)ましょう、という導入があるだけで、
ぐっと取り組みやすくなります。自由テーマの場合には、テーマ選びから迷ってしまいますから、
テーマの選び方の指導も必要です。

Tくんはそのあたりのことを口頭練習で体得できたので、一人でもできそうな気持になったのでしょう。
「かんたん。ひとりで、できるよ!」その言葉が出てきたら、導入としては大成功です。

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1943.~個別とグループ~

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◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『小グループ学習』(7月8日)
・・・講師1人と生徒さん2~3名で授業を行う算数・数学コース。
   1対1の空間とはまた異なる、よい緊張感をもって授業が進んでいきます・・・。

グループ学習は、同年齢グループのこともあれば、異年齢のこともあります。
適度なコミュニケーションがありながらも、それぞれの存在が良い緊張感を作り出し、集中して課題に取り組んでいます、
との報告です。

個別学習に比べ、グループ学習は自習の要素が高くなります。
講師は課題を与え、生徒さんは黙々とそれに取り組み、分からない時には質問をします。
講師の言葉がけのない状況での学習は、ある意味、自身の力を試すことができます。

・教室という学習環境:家庭と異なり、限られた空間である
・他者の存在:リラックスと緊張
・講師がそばにいる安心感:わからない時には、すぐに教えてもらえる、
 これらがうまく機能することによって、グループ学習の効果が発揮されます。

個別学習と小グループ学習、双方の組み合わせが本来は理想的ですね。

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