692 .Elephas ブログ ~「いろいろあるけれど・・」~

692 .Elephas ブログ ~「いろいろあるけれど・・」~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをホームページでアップさせていただいております。教室の生き生きとした生徒さんのご様子や講師の創意工夫を広く皆さまにお伝えできますように、本ブログではワンポイントメッセージも加えて、お読みいただけるようにいたします。

 ・・・・明るく、楽しく、豊かに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

◇ Elephasブログより◇

おはようございます。
発達支援教室 Elephas(エレファース)・越谷教室の佐々木です。

Mくんはこの秋、一般企業への採用が決まりました。

8月末から9月末まで、電車とバスを乗り継いで企業実習に行っていました。実習中はとても楽しかったようです。入浴中に鼻歌が出るほどだったとお母さまから伺いました。

Mくんも頑張ったけれど、お母さんに支えられて今回の採用に至ったのだと思います。
以前お母さまが、「いろいろあるけれど、前を向いて歩くしかない」とおっしゃっていた
言葉を思い出しました。おめでとう、Mくん。

◇ ワンポイントメッセージ◇

ほんとうに、Mくんおめでとうございます。幼少のころから十数年間、長く教室で頑張ってこられた生徒さんです。

「いろいろあるけれど、前を向いて歩くしかない」というお母さまの言葉どおり、まさにいろいろなことがあったことでしょう。でもそれをひとつ乗り越えたとき、その言葉は一層深みのあるものとしてこちらに響いてきます。

Mくんにつづく生徒さんとその親御さんにとっても力強いメッセージとなることでしょう。

発達支援教室Elephas・造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

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691.Elephas ブログ ~母子分離、安心が一番!~

691.Elephas ブログ ~母子分離、安心が一番!~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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◇ Elephasブログより◇

おはようございます。
発達支援教室 Elephas(エレファース)・津田沼教室の北本です。

Nちゃんは、最近とてもやる気に満ちています。来室するとすぐに椅子に座り、挨拶をします。はじめの頃は不安で母子分離が難しく、発音練習も照れて恥ずかしそうにしていましたが、一緒に作ったマイクがきっかけになり、楽しそうに声を出すようになりました。

帰り道、駅で歌っている人の隣に立って、作品のマイクを手に声を出して歌っていたそうです。照れ屋さんだった彼女は、今や積極的な女の子です。色々なことにチャレンジし興味の幅も広がっています。今後がとても楽しみです。

◇ ワンポイントメッセージ ◇

当ブログには、母子分離についてのお問い合わせを多くいただきます。就園や就学を前に母子分離させようとするあせりは、かえって分離不安を増幅させてしまうことがあります。

「子どもの気づかないうちに、離れてしまおう」という行動は逆効果です。
「いつでもお母さんはここにいるよ」という安心感を充分に持たせてあげることがもっとも必要なことです。

「お母さんはいつも一緒」という安心した環境で学習に取り組ませる、・・・学習を楽しみ、集中できるようになる頃には、お子さんの方から「ママ、ばいばい」というケースが意外と多いのです。上記もそのケースのひとつですね。

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684.Elephas ブログ ~目標に向かって~

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「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

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◇ Elephas ブログより ◇

おはようございます。
発達支援教室 Elephas(エレファース)・国立教室の古清水です。

     東日本巨大地震、回復と再生を
・・・・・・・・・・Elephas ・・・・・・・・・・

Kくんは昨年国立教室で高校への受験勉強を頑張り、見事に希望校に合格しました。夏からは、高校の補修と大学受験を目指し、Elephas plus 秋津教室に移籍して学習に取り組んでいます。

高校合格でやり遂げた充実感と自信をつけたKくんは、今では自力で答えを出そうとする意欲が増してきているそうです。秋津教室から、うれしい報告をもらいました。

秋津教室には自習コーナーがあります。きっと、隣のコーナーで勉強しているお仲間からよい刺激をたくさん受け、「勉強するぞ!」という気持ちをさらに強めているのでしょう。

成長に合わせて環境を変えたことが、すぐにプラスとなって表れているKくんをこれからも国立教室から応援しています。

◇ ワンポイントメッセージ ◇

学習への意識を変えることに成功したケースです。目の前のことに追われて仕方なくする学習から、目標に向かって行う学習へと変わりました。昨年は捨象できることは捨象し、高校受験という大きな目標に絞って取り組むようにご指導しました。

その前提として、当初の生徒さんの生活状況や学習状況、趣味や興味や能力をできる限り把握し、生徒さんの力と可能性を感じながらの指導でした。

合格という結果が出て、「先生のおかげで人生が変わったよ」という彼からの言葉は、
担当した複数の講師にとって講師冥利に尽きるものだったことでしょう。

・・・さあ、すでに、新しい出発が始まっています。

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683.Elephas ブログ ~教室からご家庭へ~

683.Elephas ブログ ~教室からご家庭へ~
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◇ Elephas ブログより ◇

おはようございます。
発達支援教室 Elephas(エレファース)・国立教室の神原です。

Tくんは月初めの授業で、月のテーマの歌唱造形より選んだ絵柄のカレンダーを作ります。Tくんのお母さまに
「今月はぶどうの絵のカレンダーにしようと思います。Tくんはぶどうはお好きですか?今年はもう、食べられましたか?」とお聞きしたら、
「そういえば・・・今年はまだでしたね」とのお答え。

授業では、Tくんは深い紫色の画用紙に2色の○(ぶどうの粒)をゆっくりていねいに貼ってゆき・・・とても素敵なぶどうのカレンダーが出来上がりました。

授業後そのカレンダーをお見せしたら、
「授業の待ち時間に生協でぶどうを買ってきました」「!」

Tくんのお母さまはいつも教室で描いたもの、工作でつくったものの「実物」にTくんが触れられるように意識して下さっています。

今夜お家で、Tくんは『甲斐路(ぶどう)』をたべるのだな・・・Tくんの作ったぶどうのカレンダーをご家族で話題にしながら・・・

心があたたかくなりました。

◇ ワンポイントメッセージ ◇

教室で行っていることがご家庭に自然な形で浸透していくことは、とても理想的です。何かができたことをほめることと同じように、これもお子さんが行っていることを肯定し、評価していることとなります。

認められることは、お子さんに大きな安心感と自信を与えます。
また、異なる場での実体験は、テーマについての理解を深めます。
心と体で体験したことは、経験として深く残るでしょう。

楽しさとやさしさ、・・・ほんとうに心があたたかくなりますね。

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681.Elephas ブログ ~体得・感得~

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◇ Elephas ブログより ◇

おはようございます。
発達支援教室 Elephas(エレファース)・国立教室の御供です。

Rくんは今、文字の学習中です。
一文字ずつのマッチングをしています。
ひらがなの「○」が、自分の名前の一字であることがよく分かっています。
名前全体をかたまりで捉える学習もしています。

家族のお顔の写真の下に名前を書いて、
毎食前テーブルの席に置く学習をはじめました。
ひらがなの学習という目的に加え、Rくんの中では「これは自分のお仕事」という意識もわいてきたそうです。

一つのことに枝葉が付いてきて、花を咲かせてくれることを願っています。

◇ ワンポイントメッセージ ◇

家庭学習の習慣は、学習効果を上げる上でとても有効です。しかし、改まって机に向かう習慣がまだできていないケースでは、ご家庭に学習環境を整えてあげましょう。

学習のための場や、学習の道具を用意することも学習環境を整えることの一つですが、
文字や数、またその時の学習課題をご家庭で自然に触れられる環境を作ってあげることも
その一つです。

毎日毎食、家族の名前を目にする、そのことが自分の「仕事」となり「楽しみ」となることは、何よりの学習環境です。行動と感情の伴う知識は、理解がグンと深まり持続性もグンと増します。

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627.出来事をホットに伝える


627.出来事を伝える
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 きのうは、東京も氷点下になるほどの寒さでした。小川にも、氷が張っていました。
そんな中、センター入試は第2日目。

 ニュースでご存知の方もいらっしゃることでしょう、岐阜県ではセンター試験に向かう受験生3人を乗せたバスが飛騨から高山市への途上、雪でスリップしていた車に衝突。代行車輸送では間に合わないと判断したバス会社の社員が機転を利かせ、通りがかった男性に声をかけて受験生達を試験会場まで車で送ってもらい、無事に試験開始時刻に間に合ったとのこと。

 負傷者は出なかったものの事故とは大変なことでしたが、このニュース自体は寒さの中にもほっと心が温かくなるものでした。

 受験生はどんなにか慌てたことでしょう。でも機転を利かせたバス会社社員の気働きと行動、また事情をとっさに把握して機敏に行動してくれた通りがかりの男性、まさに以心伝心。受験生達の必死の思いが人から人へ電光のように伝わり、我がことのように具体的な行動となって無事に到着。受験生達は、受験勉強の最後に貴重な体験ができましたね。

 親御さんの気持ちに響く出来事があったら、ぜひお子さんにもお伝え下さい。心温まる出来事を共有しましょう。中には出来事における気持ちの動きにピンと来ないお子さんもいらっしゃることでしょう。

 そんな場合は、状況をゆっくり説明して気持ちの流れをお話してあげましょう。
「ふーん」で終わってしまうかもしれません。それでも、折に触れ、具体的な出来事をタイムリーにホットなうちに繰り返し伝えてあげましょう。

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623.春に向けて、軽やかに


623.春に向けて、軽やかに
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 みなさんは、食物のカロリーに関心がおありですか?

 私はこれまでほとんど関心がなく、なにが何カロリーだということについては見当もつきませんでした。生徒さんの中に、10cmというのがどれくらいの長さなのか見当のつかない段階があるのと同じように、私にとってカロリーの数値は無意味なものでした。

 しかし、いささか太目の知人が30kgも減量したという話。ダイエットの方法を伝え聞くと、「レコーディング・ダイエット」という方法を実践したとのことでした。

 これは、自分の食べたものを毎日記録していく方法です。私も興味を持って、ひと月ほど試みてみました。記録することによって、食物のカロリーがだんだん実感をもって分かってきます。

 カロリーを摂り過ぎたなとか、摂り過ぎたから低めの○○で調整しようとか、今日はちょうどいいなとか・・・。カロリーの数値が自分にとって、意味のある数値となってきます。そして、自分の中に食物摂取の基準が出来てくるのです。よく口にするものについては、無理に暗記しなくても大体の数値が記憶されるようにもなります。

 書店にはカラー写真でとても分かりやすいカロリーブックが置かれていますし、ネットで「食品のカロリー - グラムのわかる写真館」を検索すると一目瞭然といったようにリアルな写真つきでカロリーの数値を知ることが出来ます。

 「食べ物」に関心の強いお子さんにとっては、食べ物と数値を同時に学ぶことが出来て一石二鳥です。

 「レコーディング・ダイエット」(岡田斗司夫)はひとつの方法論ですから、関心のある方は本をご覧になって正しく行ってください。

 お子さんが快活に行動され、知的にも精神的もより成長されますように、親御さんとご一緒にバランスのとれた身体作りをなさることは、大いにお勧めです。春に向けて、いかがでしょうか。

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613.お正月の準備を


613.お正月の準備を
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 今年もあと2日。
 この期間にご家庭では皆さんお正月の準備をなさることでしょう。

 大掃除、新年の飾り付けやお買い物、
 なるべくお子さん方もその一助として参加できるようにお勧めします。

・幼児の場合
 なにかひとつでも意識的に参加させることによって、
年末のあわただしさ、新年を迎える清々しさや喜びを行動(形)や雰囲気、空気を通して感じさせてあげましょう。

 「いそがしい、いそがしい」「新しい年がくるから、きれいにしようね」という言葉がけをしながら、ガラス磨きを(ほんの一部分でも)手伝わせたり、買出しの荷物を(たったひとつでも)を持たせたり、お正月の花を(ガラス瓶にたった一輪でも、ぽんと)生けさせたり・・・。

・学齢児者の場合
 幼児よりもより意識的に、またお手伝いの範囲や難易度も高めて、参加できる場面を設定してあげましょう。

 幼児も学齢児者いずれも、「急がしいのだから、邪魔しないでね」とばかりに蚊帳の外に置くことのないようにしましょう。年末からお正月にかけては、日本の伝統や文化、しきたりを一年の中でもっとも身近にまたご家族皆さんと共に体験できる時です。
このチャンスを生かしましょう。生きた知識を学び得ることが出来ますし、気持を共有することも出来ます。
 
・社会人の場合
 学齢児者よりもより意識的に、また仕事の範囲や難易度も高めて、参加する場面を設定しましょう。ご家庭の中で、自分が役立つ存在であることを感得できるチャンスです。

 また社会人としての年末年始の振る舞いを学ばせることも大切です。いただいた年賀状にお返事を書くこともそのひとつです。親御さんが一緒に用意された年賀状をポストに投函するだけでも良いのです。それぞれの出来る形で礼を尽くすことは、新しい年の始めに恰好の行いです。

 清々しい気持ちで新年を迎えられるように、この2日間をどうぞ大切にお過ごしください。

 
 
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610.就学相談に向けて:3


610.就学相談に向けて:3
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 就学先の決定は、お子さんのかけがえのない人生にとっての大切な岐路です。慎重にまた冷静に取り組みましょう。

 その際、熱心になるがゆえに、ご家庭での議論が白熱化したり、ときに論争となることもあるかもしれませんが、それは禁物です。いつもお子さんがそばにいて話を聞いていること、その様子を見ていることを忘れないでください。話の中身はまだわからないお子さんでも、何かただならぬことだ、と事の異様さは感じ取ります。

 それが自分のこれから通う学校のことだとなると、学校というのは、何かただならぬこわい所、というような印象さえ持ちかねません。

 意見が合わないときの、相手への中傷や乱暴な物言いも控えましょう。それを聞いて育つと、お子さんも批判的になりかねません。

大切なお子さんの、大切な学校選び、
真剣に、しかし穏やかに話し合いを進めていきましょう。
 

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609.就学相談に向けて:2

609.就学相談に向けて:2
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 進路の選択において、お子さん自身が意見を持てるようなケースでは、お子さんの気持ちも尊重しましょう。

 「どっちの学校に行きたい?」とか「どっちの学校がいい?」と選択を迫るのではなく、 「こういう学校とこういう学校があるんだけど、○○はどう思う?」とやわらかく尋ねましょう。

 もし、「どう思う?」という問が漠然としていて把握しにくい様子でしたら、親御さんが迷っている点を分かりやすく説明して、具体的に尋ねましょう。

 「こちらはお勉強の他に調理や買い物や実習も多いんだけど、こちらは国語とか数学とか、英語、教科のお勉強が中心なの、お勉強がんばれるかな?小学校では、国語や社会は得意よね・・・」というように。

 誘導的な質問になったり、不安を与えるような質問にならないような配慮は必要です。

 またできたら、お子さんも学校参観に同行させてあげましょう。そこでは、お子さんがどんな様子で参観しているか、お子さんの表情にも気を配りましょう。

 将来を見通して、最終的にお決めになるのは親御さんですが、お子さんの意見や感覚、表情などの様子に注意を払うことは適切な学校選択のためのひとつの大きな手がかりとなります。

 就学先が決まるまで、ご家庭でご両親が議論されたり、学校側との話し合いについて触れたりすることが多くなると思われますが、お子さんに不安を与えないように穏やかに進められることはとても大切なことですので、ここに付記しておきます。

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