3327.~尊重する~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「何気ない会話から」(12月7日)~
おはようございます。武蔵境教室の小泉です。
少し前のことですが、授業準備をしていると、隣のブースからSくんと講師の会話が聞こえてきました。
「ママたちが妹にチアを習わせたいんだけど、妹は嫌がってるんだ」とSくん。
講師が「難しいね。Sくんはどう思うの?」と尋ねると
「かわいいからやったらいいと思う」との返事。
普段から妹さんをとてもかわいがっているSくんのかわいい発言に、温かい気持ちになりました。
この会話を反芻していた時、「かわいいから~」というSくんの発言は、講師の「Sくんはどう思うの」という問いかけがなかったら聞けなかったことに気づきました。
普段の自分の授業を振り返ってみると、同じ発言を聞いても、「どう思うの」と尋ねることはなかっただろうと思います。
こうした何気ない会話だけでなく、生徒さんの持っている力を引き出すことができるよう努力していきたいと思わされました。
◇ワンポイント・メッセージ◇
そうですね、生徒さんのふとした発言から、これまで見えていなかった生徒さんの部分が見えてきますね。Sくんは、小学2年生。自身の感じ方や意見をきちんともっています。たとえそれが幼児であっても、幼児は幼児としての感じ方や意見をもっています。相手をそのように見ることが、相手を尊重するということです。「どう思うの?」の問いかけ、心がけていきましょう。