3312.~興味に応える~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「頭上注意!」(11月20日)~

おはようございます。統括本部の臼井です。

語彙を増やすには、いかに日常で言葉に触れるかが大切であると実感する今日この頃です。

小学2年生の生徒さんと漢字を学習していると、

「頭」という字を指差し、「これって『ずじょう』だよね」と言い出しました。

「そうそう、頭の上、と書いて『頭上(ずじょう)』って読むよ。難しい言葉を知ってるね!」と答えると、

「難しくないよ。駅に『頭上注意』って書いてあるもん」とのこと。

普段から目にしているものなので、簡単に覚えてしまったようです。

また別の中学生の生徒さんは、英語に対する苦手意識が強く、単語をほとんど覚えていません。

まずは英語に親しもう、ということで、身近に存在する英語を一緒に探してみました。ノートには「notebook」、消しゴムには「eraser」、洋服のタグには「made in ~」……。また、好きな曲の歌詞を調べてみると、「season」「rainy days」「close your eyes」……など、中学英語で習う範囲の単語がたくさん使われていました。

それぞれ意味を教えると、「そういうことだったのか」と納得した様子。

歌詞の意味がわかり、曲を聴くのがより楽しくなったようです。

机に向かうことだけが勉強ではなく、むしろ日常の中でいかに見聞きし使うかということこそが、語彙を増やすコツなのだと思います。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

日常で使われている語への注目、そうですね、まずは言葉や文字に関心を持つことですね。幼児期に、目新しいものに触れると「これなに、これなに」と大変興味を示す時期があります。その一つひとつに丁寧に対応してあげることが、その後のもの(事物であれ、文字であれ、言葉であれ)への関心につながります。幼児、小学生は日常的に、中学生以上の生徒さんは今日のブログにあるように生きた英語へと促してあげられる英語との距離がグッと縮まりますね。

 

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