3308.~まずは「使い方」から~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「憧れの算数道具」(11月15日)~

おはようございます。西国分寺教室の佐藤です。

小学生の算数では,授業で道具をよく使います。

長さを測ったり,線を引いたりする時に定規を使いますね。

使い方は簡単に見えますが,実際には線を引く時にはコツがあります。

定規が動いてしまわないように,しっかりと押さえることです。

まっすぐできれいな線が引けると,生徒さん方はとても嬉しそうにします。

コンパスもよく使います。

工作で,円を描いた生徒さんも多かったですね。

コンパスを使うにもコツがあり、中心となるところに針をしっかりと刺すことが大切です。

中心が途中でずれてしまうと、円がゆがんだり、二重三重になったりします。

少し練習が必要ですが、コンパスを自由に使えるようになり、くるりときれいな円が描けるようになると、

生徒さん方に自信が生まれるような気がします。

三角定規や分度器は、低学年の生徒さんたちにとっては憧れの的であり、

大人っぽくて,かっこいい道具に見えるようです。

算数は計算ばかりだと思わず,時には定規やコンパスを自由に使って図形を描いて楽しむのはいかがでしょうか。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

算数の道具は憧れの対象、そうですね、しかしうまく使えないと苦手意識の温床ともなってしまいます。学校で道具が導入される時はいきなり「使いましょう」という課題となり、その前に「使い方」を学ぶことは少ないようです。しかもそれらの道具は、いずれも大人が使うものと同じものです。小学校2年生の小さな手にとって、ものさしはどんなにか大きく感じられることでしょう、またcm,mmの目盛りは教科書の文字の大きさと比べてどんなにか小さく感じられることでしょう。道具への憧れが「使えた!」という達成感につながるように、まずは「使い方」の指導から。しかもスモールステップで。

 

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