4079.~努力が自信に~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「相手に伝えるには」(5月10日)
おはようございます。越谷教室の田中です。
就業技術科にお通いのA君は、2年生に進級しました。
就労に向け、自分の話したいことを相手に分かりやすく伝える学習として、この一年間、
毎授業の始めの10分程、その週にあった「職業の授業」の内容を報告する時間をとってきました。
初めのうちは簡潔にまとめられずに、初めから最後までを話し続けていました。
そこでA君の話に適宜質問し、A君は自分のメモ帳を見たり紙に絵を書いたり、使った道具を検索して示したりと
相手に説明するとはどういうことなのか、試行錯誤しながら確認していきます。
「1年生の時は、3日間の“職場体験”だったのが2年生では2週間の“現場実習”になるんだよ」、
と少し誇らしげに話してくれたA君。
実習先でもきっと、この1年で伸ばした力を存分に生かせると思っています。
◇ワンポイント・メッセージ
A君、頑張っていますね。「自分の話したいことを相手に分かりやすく伝える」、就労に当たってとても大切なことですね。一年間、この取り組みを続けてきたとは、すばらしい!まさに、継続は力です。この実践から得られる自信が、A君を一層意欲的にしてくれているのでしょう。2週間の現場実習、楽しみですね。